外壁塗装を考え出した時に、どの様な工程で進むのか、気になりますよね。ここでは外壁塗装の工程ややり方などを詳しく書いていければと思います。そのた注意点などもお伝えできればと思います。そして外壁塗装の工程をご説明しながら10年に1度の外壁塗装が“失敗”しないように一番多い手抜きポイントもご説明していきます。
最後まで読んで頂ければ外壁塗装の工程ややり方、注意点が分かります。途中にも飽きないようにYouTube動画なども差し込みながら説明していきますので、ぜひ最後まで読んで見てください。
※最後には、外壁塗装を相場より安く済ますポイントや火災保険で外壁塗装出来るのか?などお得情報を動画でお伝えします。
⑴外壁塗装のタイミング
ボンタイル
吹き付けタイル(ボンタイル)の特徴としてはボコボコした模様でありながら表面がツルツルなのが特徴です。仕上げも吹きっぱなし仕上げやさまざまな仕上げの仕方があります。年月が経つとひび割れなども起きてきます。
リシン
和風のお家によく見られます。理由としては、リシン特有のザラザラとした手触りと、ツヤを抑えた落ち着いた外観が和風のお家と、とても合うからだと思います。カビ・苔などが目立ってきたら塗り替えの合図かもしれません。
⑵要注意!外壁塗装でよくあるトラブル!
・最初の説明ではきちんと時間をかけ3回塗りすると言っていたけど、あっという間に終わってしまった。丁寧な施工をしないと、耐久年数が低下してしまう。
・「任せてください!全部直しておきます。」
と言われプロだからと思ったけど、目地の防水の割れや外壁の割れがあるのに、いきなり職人さんが外壁を塗装しはじめた…。塗装は下地処置でで8割が決まりと言われています。要注意です。
・仕上がってみたらサンプルイメージと全然色合いが違った…。
最初にすべての色を決めず、毎日職人と打ち合わせ(不在の場合が多いなら交換日記などで)をして、確認しながら進めていくのがよいかと思います。
・塗装専門の職人をかチームだとか言っていたけど…
結局、下請けが来て「言った・言ってない」などのトラブルになった。
発注する前に会社を訪問したり、実際の現場におじゃましたりして業者は決めましょう。万一、「言った言わない」が起こりそうな会社に発注したなら、毎回、打ち合わせ内容を書き留めたサインをもらう方法などが良いかと思います。
・信用できそうと頼んでみたけど、担当者と職人さんとのギャップがすごかった。
このトラブルが一番多いです。職人教育ができていない会社ですと、挨拶もしない、工事中の報告もないので、どこまで進んでいるかお客さまがわからない状況になり、本当にキチンとしているか、不安のままお任せ状態になってしまいます。
・何もかも一緒の色に塗られてしまった。
できあがりをイメージができるように、しっかりと色の打ち合わせが打ち合わせが必要。
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・最後はゴミだらけ…。
「これでいいのかな?」と不安を抱えている間に終わってしまった。お客さまの声や、過去の事例を見て本当に信用できる会社かどうかの判断が必要。
まだまだ書ききれないほどありますが、一番多いトラブルをセレクトして載せてみました。
これから外壁塗装をお考えの方が10年に1度の外壁塗装が失敗しないように全力で載せていきます。長いと思われるかもしれませんが、最後までお付き合いしてください。
まず、こんなトラブルに巻き込まれないようにするにはさまざまな方法があります。ですが、業者選びは、特に1番に大事ですから、この記事を全部読んだ後に外壁塗装業者の徹底比較検討をご覧ください。
その道のプロならお客さまに分からないように手抜きをするのは簡単ですが、知っておくのと知らないのとでは全然違いますので。外壁塗装の工程をご説明しながら手抜きポイントも一緒に説明していきます。
各工程でのポイントを見逃さないのがコツ
外壁塗装を成功させるためには、施工主さまとして各工程をあらかじめご理解していただく必要があります。下記の工程では当社では当たり前にやっていることですが、他社ではやっていないこともあります。各工程のポイントをしっかりと確認して、間違いのない外壁塗装を行いましょう。
⑶色の打ち合わせ
こちらのカラーシュミレーションでは実際のお家をモデルに作りました。
また色もカラーパレットに書いてある番号をお伝えいただければそのままの色で外壁塗装する事が可能ですので、一度触ってみてください。
上記のようなトラブルが内容に入念に打ち合わせをしていきます。サンプルで小さくて分からない時は、業者に
ポイント:『試し塗りを我が家にしていただけますか?』
とお願いして『これで間違いない』と確信してから着工をお願いしてください。業者によりますが、数千円のお金はかかるかも分かりません。
ですが、小さなサンプルでは、お客様の家の模様で影があったり光の加減や面積効果で、全体を塗っても明るく見えたり色々な環境で変わってしまうからです。最低限、A4サイズくらいの塗装した見本板を作ってもらいましょう。
そして色が決まりましたら、近隣への挨拶回り。作業の進めて行く工程を、説明を受けてください。ここでは、あえて工程表と言わないのは、雨の都合などや下地による塗膜の乾燥時間により大幅に変わる事があるかです。
逆に『きっちり工程どおりに工事をしてほしいので工程表を出してください!』と強くいうと「工程通り終わらせなくては!」と業者が勝手にプレッシャ-を感じ手抜きする場合があるからです。
以前、僕は下請けをしている時は、元請けの集金の都合で「早く終わらせろ!」と言われ電気をつけながら夜でも仕事をしていましたので・・迷惑千万ですよね。※誤解がないように今はしません。汗
話がズレましたが、そしていよいよ着工日です。外壁塗装は大体は最初に足場組立をいたします。※場合によっては、先に補修工事をする場合があります。
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⑷外部足場の組立です。
この工程で手抜きも何もありませんが、重いものを高いところで組み立てる作業なので、壊してしまう危険性もありますので慎重に進めていきます。あと、家の周りにあるあなたの大事な物も事前に移動しておくか業者さんに
ポイント:『これ、大事なので気をつけてください。』
と言っておく方がいいでしょうね。
その日に家にどうしても居られない用事がある時は事前に業者側に伝えておいてください。この足場の役目をご説明いたします。この外部足場には、2つの大事な役目があります。
1.水・塗料の飛散防止
これは、高圧洗浄の時にお隣さんなどに水・塗料が飛び散らないようにする他、塗りたての家にゴミが飛んで来ないようになど
お客様のお家をシートで囲います。
注:ここでの注意は台風など風の強い時は、まともにシートが風を受けてしまってお客様の家を壊しかねないので、風の強い日は、シートを畳むようにしなければなりません。
2.作業効率UP
⑸抗菌剤塗布・高圧洗浄
次に高圧洗浄ですね。高圧洗浄というのは、仕上がりの美観性は勿論ですが、今後の耐久性にも大きく影響する工程になりますので、しっかりとしましょう。
洗い流し・抗菌剤を塗布
苔や汚れが多い場合は、高圧洗浄をしてもきれいに取り切れないので、洗浄前に抗菌剤を塗布します。抗菌剤を塗布することにより見違えるように綺麗に汚れが取れます。
高圧洗浄では下記の写真の様に外壁だけでなく板金部分など塗る部分は全て綺麗に洗い流します。
高圧洗浄の基本は、
外壁:通常の高圧洗浄、バイオ洗浄 屋根:トルネード洗浄が基本となります。 |
通常、下請け業者の間では「水洗いは半日」という変な常識がありますが、リペイント匠では丸1日かけて丁寧に洗浄いたします。というか、普通に全て綺麗にしようと思ったら1日かかっちゃいます。また洗い終わったあとにお客様自身で見てみるのもいいですね。
また網戸や壊れやすい物は遠くから綺麗に洗浄します。この時にいい加減にすると、密着が悪くなるだけでなく次の工程“養生”のテープも引っ付きにくくなり、きちんと養生をできなくなります。
⑹下地調整・ケレン【必要に応じて】
⑺コーキング
工程は下記になります。
①既存コーキング撤去・養生 | ②プライマー塗布 |
③新しいコーキング打ち込み | ④ならし |
⑤養生撤去 | ⑥完成 |
コーキングを打ち込む際に、特に2液型と言って主剤と硬化剤を混ぜて使うタイプの物は空気が入りやすいので注意が必要です。空気がはいると、1年後位に破裂したようにコーキングが割れてきます。コーキングの寿命は10年程度だと言われていますので大抵、塗り替えの際にはセットになってきます。
コーキング工事で特に気をつけたい事は“ブリード”現象です。大半コーキングの上にブリードを防ぐものを塗ってから塗装いたしますので特に問題はないかと思いますが、確認した方がより安心です。
“ブリード”と聞きなれない言葉が出てきましたが難しい専門的な事なので、簡単に分かりやすく言うとコーキングにはゴムを柔らかくする材料が入っており、その材料が上塗りに染み込んできて黒ずんでくる事です。
コーキングを打ち込む前に専用プライマーを塗り、打ち込む際は空気が入らないように!リペイント匠では、ブリードの起きない高耐久コーキングを標準で使用していますが、普通のコーキングの上にはブリード現象を防ぐ専用塗料を塗りましょう。
せっかく、傷んできた我が家を綺麗にしようと外壁塗装を依頼しても、ブリードが起きると本当に見た目が悪くなりますので、大事な注意ポイントです。ですが、このコーキングというのは建物を雨漏りから防ぐ、
⑻養生
⑼外壁の下塗り
次の中塗り・上塗りをしっかりと密着させる大事な下塗りです。下塗り材には、無色透明と色つきがあります。
この下塗りで良くある手抜き工事は、
◆壁と軒天との間の角や窓まわりの刷毛でなければ入らない部分を手間が掛かりますので塗らない。ローラーで塗れる部分しか塗らない。
◆吸い込みが激しい様な、コンクリートの下地の壁の時に使う下塗りは水性が多いでのすが、薄めまくる。
◆塗らない。
上記が代表的な手抜き工事だと思います。酷い業者は「刷毛で塗る部分は大抵、影の部分が多いので、紫外線もないし大丈夫」とか分けの分からない事を言うので気をつけてください。
下塗りというのはエポキシ樹脂主剤がほとんどなのですが、エポキシ樹脂主剤の下塗り塗料を使うと、カラーベストは特になのですが、経年劣化の具合では、下塗り1回塗装しても「ん?下塗りしたの?」というほど吸い込みが激しく下塗りを2回、3回と塗装する場合があります。
実際に、カラーベストの塗装経験があり、下塗り後を見たお客様ですと、きっと不安に思った方も多いはずです。しかし職人に『下塗りしましたから大丈夫ですよ』と言われ納得されたかたもいると思いますが、
1回だろうが2回下塗りしようが、吸い込みをしている状態だと、次の工程の中塗りまで吸い込んでしまい、塗料メーカー推進の塗料の膜厚がつかず、数年で色あせたりする事が結構あります。
では、何故、下塗り塗料は、ほぼほぼエポキシ樹脂主剤なのか?
1、シリコン樹脂を配合すると、どうしても値段がすごくお高くなる。
そこまでして大量に作る需要があるのか?塗装店に買って貰えるのか?分からないから
2、技術的な問題
私にも本当のところは分かりませんが、上記のようなことから塗料メーカーも手を出しづらいのかも知れません。
ですので、リペイント匠では、プレミアムペイントのシリコン樹脂主剤、”ETERNITY ex2”を使っています。”ETERNITY ex2”だとシリコン樹脂主剤で配合率も高いため吸い込み防止以外にも、耐久性でも優れ、下塗りだけで10年の耐久年数があります。
※通常のエポキシ樹脂主剤の下塗りですと下塗りだけの耐久性は1週間程度です。
下塗りは基本的に仕様書通りの希釈(薄める)にし、しっかりと塗りこむ。
下地の色と上塗りの色を見て時には2回塗る。角々を注意して見てください。ここまでが、塗装自体の耐久性を80%決めると言っても過言ではありません。
ですので、下塗りまでの作業に時間をかけしっかりと下地が出来てから上塗り作業をします。ここまでで本当に大事な事は、技術も勿論大事です。しかし、それ以上に大事な事は「どれだけお客様の気持ちを考えているか?
自分の実家を塗る時と同じように手間をかけているか?」これが全ての答えといっても過言ではありません。やはりプロは、ばれないように誤魔化そうとすれば、いくらでも誤魔化す事は出来るからです。
お客様第一とかいう無味乾燥のものではダメです。お客様の気持ちが第一だということです。
軒天
⑽外壁の中塗り・上塗り
⑾養生解体
⑿付帯部塗装
⒀掃除・タッチアップ
サッシの溝などにもゴミが詰まりますので、しっかり掃除がしてあるか確認してください。
最後は、足場の解体です。ここまできたらせっかく仕上げた部分を傷つけないように慎重に足場解体をしていきます。
解体後も掃除をして、近隣の方々へ「工事が終わりましたので、ご協力ありがとうございました!」と元気よく挨拶して完了です。
お得情報!
ここから冒頭でお話ししたお得情報を動画でご紹介したいと思います。
1、外壁塗装を相場より安く抑えるコツやポイントなどご紹介します。
2、火災保険をつかって外壁塗装という広告などをみかけたりすると思いますが、本当に可能なのか?
この2つをご紹介します。
特に2つ目は、本当に台風などで被害が出たら報告しなくてはいけません。
しかし、保険会社に虚偽の報告などをして、保険金を請求するような事を促してくる業者さんもいます。
保険会社も調査にくる調査員は何百件と見てきているプロです。経年劣化か、本当の被害かは見分けがつきます。
万一もし何かあれば、大変だと思います。
ご注意ください。
⒁外壁塗装の工程・やり方のまとめ
外壁塗装の工程ややり方、また注意点について出来るだけ詳しく書かせて頂きました。外壁塗装で一番大事な事は塗料のスペックではなく、職人が大事だという事が分かって頂けたでしょうか?また分からない事や疑問、ご相談、見積もりは(0120-804-902)まで「ホームページみたよ」とお問合せしてください。