突然ですが、外壁塗装が出来ないサイディングがあるのをご存じでしょうか?
もしかしたら新築時に『この外壁はメンテナンスフリーですよ』と言われた方がいると思うのですが、もしかしたら
その外壁が難付着ボードと呼ばれる、外壁塗装が出来ない外壁材かんも知れません。
今、この難付着サイディングの外壁が外壁塗装の時期に差し掛かっていて、全国で様々なトラブルが発生しています。
この記事を最後まで見て頂ければ、そのようなトラブルに巻き込まれる心配はなくなりますので、長文になりますが、最後まで読んで頂ければ幸いです。
⑴外壁塗装が出来ないサイデイング
冒頭でも申し上げましたが、この外壁塗装が出来ないサイデイングというのは、2000年ほどから『メンテナンスフリー』といううたい文句に頻繁に新築のお家の外壁に使われるようになりました。
ですので、2020年の現在では、そのサイディングも汚れてきたりして、外壁塗装の時期に突入しています。
その経緯から今、全国的にこのサイディングに関するトラブルが多く、その様なトラブルに巻き込まれる方が少しでも減ればと思いこの記事を書こうと思いました。
厳密に言うと外壁塗装が出来ない訳ではありません。勿論、外壁塗装は出来るのですが、外壁材の表面に、光触媒や無機などのコーティングがされており、塗料との密着が良くないという意味です。
その様なサイディングは築10年ほどでも艶がまだあるケースが多いです。ですので、本来は1回目の外壁塗装の時期でもコーキング工事だけというパターンも珍しくはありません。
⑵外壁塗装出来ないサイディングに塗装するとどうなるのか?
外壁塗装が出来ないサイディングに対して、外壁塗装をすると、次の日に爪で引っ掻くだけでも塗膜が取れてしまったり、粘着の強いガムテープなどを貼って剥がすと塗膜が剥がれます。
・悪意のない外壁塗装
塗装会社さんもわざとその様な施工をする訳ではないと思うのですが、知識不足のため見分ける事が出来ずに塗装してしまう事でこの様なトラブルになります。実際の話は営業色が強い会社さんなどは、ほとんど見分け方をしらないと思います。
・見分けられない業者によるトラブル多発
では、具体的にどの様なトラブルが発生するのかというと、上に書いたように、『難付着サイディング』に築10年程度で普通の塗料で外壁塗装をすると簡単に塗膜が剥がれてきます。
そして、その剥がれた外壁を完全に元に戻すことは現実的ではありません。塗膜を剥がす剥離剤というものもあるのですが、その剥離剤を使うと外壁材そのものを溶かしてしまうので、現実的には外壁の張替えになってしまうというトラブルです。
よかれと思って外壁塗装をした結果、外壁塗装の数年後に更に3倍ほどかかるサイディングの張替えをしなければ
ならないという事になったら目も当てられません。
通常の2液下塗り塗料
専用下塗り材使用
⑶外壁塗装が出来ないサイディングの見分け方
ラッカーシンナーでの見分け方
普通のサイディング【強く擦れば溶ける】
難付着サイディング【強く擦っても溶けない】
⑷難付着サイディングに外壁塗装は必要か?
⑸難付着サイディングを塗装するときのポイント
日本ペイント専用下塗り塗料
エスケー化研専用下塗り塗料
⑹外壁塗装出来ないサイディングのまとめ
いかがでしたでしょうか?外壁塗装が出来ない難付着サイディングボードを塗装する場合は必ず専用の下塗り材を使いましょう。
そして、『見分け方』がすごく大事になります。この『見分け方』を知らないためにトラブルになるケースが2020年現在は本当に多いので、十分に気を付けながら外壁塗装をしましょう。
また何か疑問や、質問、ご相談などは【0120-804-902】まで『ホームページ見たよ』とお気軽にご相談してください。またラインなどでもお気軽にご相談を受けていますので、よろしくお願いします。では、長文でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!