築10年を超えたら要注意!外壁塗装の耐用年数と塗り替えのサイン~いなべ市の塗装業者が徹底解説

築10年を超えたら要注意!外壁塗装の耐用年数と塗り替えのサイン~いなべ市の塗装業者が徹底解説

築10年を超えたら要注意!外壁塗装の耐用年数と塗り替えのサイン~いなべ市の塗装業者が徹底解説

築年数が10年以上経過すると、そろそろ外壁のメンテナンス時期が気になる頃ではないでしょうか。

 

外壁は常に紫外線や風雨にさらされ、劣化が進行するため、定期的な塗装や修繕が必要です。しかし、外壁塗装のタイミングを逃すと、ひび割れや剥がれが進行し、家全体の防水性能や断熱性能が低下する可能性があります。

 

本記事では、外壁塗装の耐用年数や、築年数ごとに必要なメンテナンスのポイント、塗り替えのサインについて詳しく解説します。

 

適切なタイミングで外壁塗装を行うことで、住宅の寿命を延ばし、外観の美しさも保てます。ぜひ最後までお読みいただき、住宅のメンテナンスに役立ててください。

 

外壁塗装の耐用年数とは?

外壁塗装の耐用年数とは?

外壁塗装の耐用年数は、使用する塗料や外壁の材質によって異なります。塗装が耐用年数を超えると、外観の劣化だけでなく、建物全体の保護機能が低下し、雨漏りや断熱性の低下といった深刻な問題が発生する可能性があります。

 

耐用年数を把握しておくことで、劣化が進む前に適切な塗り替えを行うことができ、結果的にメンテナンスコストを抑えることができます。次の項では、外壁塗装に使用される主な塗料ごとに、具体的な耐用年数について解説していきます。

 

塗料の種類別耐用年数

外壁塗装の耐久性を大きく左右するのは、どの塗料を選ぶかという点です。塗料にはいくつかの種類があり、それぞれ耐用年数や特徴が異なります。ここでは、シリコン塗料、フッ素塗料、ラジカル制御型塗料、無機塗料の4つについて詳しく見ていきましょう。

 

まず、シリコン塗料はコストパフォーマンスに優れ、最も広く使われている塗料の一つです。この塗料は紫外線や風雨に強く、塗膜が剥がれにくいという特徴を持っています。住宅の外壁に適しており、8〜13年程度の耐用年数が一般的です。ただ、近年開発された塗料では10年以上の耐久性を持つものもあります。コストと耐久性のバランスが良いため、初めて外壁塗装を行う家庭にもおすすめです。

 

次に、フッ素塗料はさらに高い耐久性を持つ塗料です。主に商業施設や高層ビルで使われていますが、一般住宅でも長期間のメンテナンスを減らしたい場合に選ばれることがあります。フッ素塗料は、紫外線や雨風に非常に強く、10〜15年ほどの長寿命が期待できます。ただし、他の塗料に比べて価格が高いため、初期コストはやや高くなりますが、その分メンテナンス頻度を大幅に減らすことができます。

 

ラジカル制御型塗料は、近年注目されている新しいタイプの塗料です。紫外線による塗膜の劣化を抑える技術が採用されており、シリコン塗料とフッ素塗料の中間的な性能を持っています。耐久性が12〜16年程度とバランスが良く、価格も手頃なため、住宅用に非常に適しています。最近では、リフォームや新築の塗装にラジカル制御型塗料を選ぶ人が増えています。

 

最後に紹介するのは、無機塗料です。無機塗料は無機物を主成分としているため、非常に高い耐候性を持ち、塗膜がカビや苔に強いのが特徴です。そのため、外壁を長期間美しい状態に保ちたい場合に選ばれることが多いです。耐用年数は15〜25年以上と他の塗料に比べて圧倒的に長く、メンテナンスの手間を極力減らしたい方にとって理想的な選択肢です。ただし、価格は最も高価な部類に入るため、予算に余裕のある方におすすめです。

 

外壁塗装の耐用年数に影響する要因

外壁塗装の耐用年数は、単に塗料の種類だけで決まるわけではありません。さまざまな環境要因や施工の質が大きく影響を与えます。ここでは、外壁塗装の耐久性に影響を与える主な要因について詳しく見ていきます。

 

まず大きな要因となるのは気候条件です。特に、日当たりが強い場所の外壁や、雨が多く湿気が溜まりやすい地域では、劣化の進行が速くなり、定期的な塗装メンテナンスが重要です。また、沿岸部の家では塩害も影響を与えるため、劣化が早まる傾向にあります。

 

次に、外壁自体の材質も耐用年数に関係します。一般的に、モルタル外壁やサイディング外壁が多く使用されていますが、それぞれの材質によって塗料の密着性や劣化の仕方が異なります。モルタル外壁はひび割れが生じやすい反面、メンテナンスで補修しやすい一方で、サイディングは耐久性が高いものの、コーキング材(継ぎ目の部分)が劣化すると外壁全体の防水性能が低下する可能性があります。

 

また、施工の質も外壁塗装の寿命に大きく影響します。同じ塗料を使用していても、施工の仕方が適切でない場合、塗膜が十分に機能せずに早期に劣化してしまうことがあります。特に、下地処理が不十分な場合や、適切な乾燥時間を守らない施工は、塗装の効果を最大限に発揮できない原因となります。信頼できる業者に依頼することで、こうした問題を未然に防ぐことが重要です。

 

最後に、メンテナンス頻度も忘れてはなりません。定期的な点検や小さな修繕を怠ると、外壁の劣化が進行しやすくなり、結果として塗料の耐用年数を短くしてしまいます。ひび割れや塗膜の剥がれを早期に発見し、対処することで、塗装の持ちを長く保つことができます。

 

 

築年数と外壁塗装の塗り替え時期

外壁塗装の耐用年数とは?

外壁塗装の塗り替え時期は、築年数によってある程度目安が決まっています。

 

一般的に、築10年を過ぎると外壁の劣化が目立ち始めると言われていますが、気候条件や塗料の種類、施工の質によっても変わるため、一概に「〇年で塗り替えが必要」とは言えません。築年数が進むにつれて外壁の状態が悪化するのは自然なことですが、劣化の進行を放置してしまうと、住宅全体の耐久性が損なわれる可能性もあります。

 

ここでは、築年数に応じた外壁の劣化具合と、塗り替えのタイミングについて詳しく解説します。

 

築10年での外壁の状態と塗り替えのポイント

築10年を迎える頃には、多くの住宅で外壁に何らかの劣化が現れ始めます。

 

この時期に見られる典型的な症状として、外壁表面に触れると手に白い粉が付く「チョーキング現象」が挙げられます。これは塗膜が紫外線や雨風にさらされて劣化し、塗料の成分が表面に浮き出てきたことを示すサインです。チョーキングが起こると、外壁の防水性が低下し、内部に水が浸透しやすくなります。その結果、ひび割れやカビの発生を引き起こす可能性が高くなります。

 

また、築10年の住宅では、細かいひび割れや塗装の剥がれが現れ始めることもあります。これらの劣化は初期段階では目立たないことが多いですが、放置すると徐々に悪化し、建物全体の耐久性に影響を与えることもあるため、早めの対応が重要です。

 

築10年の段階で外壁の状態をチェックし、必要であれば塗り替えを検討することは、住宅の美観を保つだけでなく、建物の寿命を延ばすためにも効果的です。特に、ひび割れやチョーキングを発見した場合は、信頼できる業者に相談し、適切な時期に外壁塗装を行うことをおすすめします。築10年目でのメンテナンスは、後々の大規模修繕を防ぐための大切なステップです。

 

築15年での外壁メンテナンス

築15年を過ぎると、外壁の劣化がさらに進行し、より目に見える形で不具合が現れることが増えてきます。

 

特に目立つのが、外壁のひび割れや塗膜の剥がれです。小さなヘアクラック(髪の毛のような細いひび割れ)は、風雨や紫外線の影響で少しずつ大きくなり、やがて外壁の防水性を著しく低下させる原因となります。

 

また、塗膜の剥がれが広がると、外壁材が直接雨風にさらされるため、内部への水の浸透やカビの発生が一層進みやすくなります。

 

築15年の段階では、コーキング(目地材)の劣化も顕著に見られることが多いです。コーキングは、外壁材の継ぎ目部分に使われている防水材で、経年劣化によって硬化し、ひび割れや剥がれが発生します。

 

この状態を放置していると、継ぎ目から雨水が浸透し、建物内部にまで影響を及ぼす可能性があります。築15年を迎えた住宅では、コーキングの打ち直しや補修を行うことが重要なメンテナンス作業となります。

 

この時期に適切な外壁塗装を行うことで、劣化を食い止め、住宅の耐久性を大きく向上させることができます。築10年目にメンテナンスを行っていない場合、築15年での塗り替えは特に優先度が高いと言えるでしょう。塗り替え作業に加えて、コーキングの打ち直しや、ひび割れ部分の補修を行うことで、住宅の防水性能を取り戻し、外観の美しさも維持できます。

 

築20年以上の住宅に必要な外壁塗装の注意点

築20年を超えた住宅では、外壁の劣化がさらに進行し、外観だけでなく建物全体の耐久性にも深刻な影響を及ぼすことがあります。

 

この段階での外壁メンテナンスは、単なる塗り替え作業を超えて、大規模な修繕が必要になるケースもあります。特に注意が必要なのは、塗膜の劣化が進んで外壁材がむき出しになっている場合や、コーキング(目地材)の劣化が限界に達している場合です。

 

外壁材がむき出しになっている状態は、塗膜が完全に機能しなくなり、建物が紫外線や雨風に直接さらされていることを意味します。これにより、外壁材自体がダメージを受けやすくなり、ひび割れや剥がれが目立つようになります。こうした状況を放置すると、雨水が住宅内部に浸透し、構造部分にまで影響を及ぼす可能性が高くなります。最悪の場合、雨漏りや木部の腐食など、建物の安全性にかかわる問題が発生することもあります。

 

また、築20年を超えると、コーキングの劣化が著しく進んでいることが多く、目地材が硬化し、割れや剥がれが目立つようになります。これも防水性を大きく損なう要因の一つです。この時期のメンテナンスでは、外壁塗装と同時に、コーキングの打ち直しをしっかりと行う必要があります。

 

築20年を超える住宅では、定期的なメンテナンスを怠らず、外壁の状態をしっかりとチェックすることが大切です。劣化が進みすぎると、塗装だけでは不十分で、大規模な修繕や外壁材の張り替えが必要になることもあります。そのため、早めに専門家に相談し、適切な対策を講じることが建物を長持ちさせるポイントです。特に、耐用年数が長い無機塗料などを使用すれば、今後のメンテナンスコストも抑えることができるでしょう。

 

 

外壁塗装のサインを見逃さないために

外壁の劣化は徐々に進行するため、初期の段階で異常を発見し、早めに対処することが重要です。外壁塗装の劣化が進むと、防水性が低下し、家全体の耐久性に影響を与える可能性が高まります。しかし、塗り替えのサインを見逃してしまうと、結果的に大規模な修繕が必要になることもあります。

 

ここでは、外壁塗装の塗り替え時期を見極めるためのチェックポイントや、劣化のサインについて詳しく解説します。

 

チョーキング現象とは?

外壁塗装の耐用年数とは?

チョーキング現象とは、外壁の表面に白い粉が付着する現象のことを指します。これは、塗料が紫外線や風雨にさらされて劣化し、塗膜の成分が分解されて粉状になって現れるものです。外壁に触れて手に白い粉が付く場合、塗膜が劣化して防水性が低下しているサインである可能性が高いです。

 

この現象は特に築10年を超えた住宅で見られることが多く、外壁の劣化が進んでいることを示します。チョーキングが発生すると、外壁が本来持っている保護機能が低下し、雨水や湿気が外壁内部に侵入しやすくなります。その結果、外壁材自体が劣化するだけでなく、内部の腐食やカビの発生を引き起こすこともあります。

 

チョーキング現象が見られる場合、早めに塗り替えを検討することが大切です。放置すると、外壁の劣化が進行し、修繕費用が大きくなる可能性があります。塗り替え時期の目安として、このチョーキング現象を定期的にチェックする習慣を持つことをおすすめします。

 

外壁のひび割れとその修繕方法

外壁塗装の耐用年数とは?

外壁に発生するひび割れは、住宅の劣化を示す重要なサインです。ひび割れには「ヘアクラック」と呼ばれる細かいひび割れと、構造に影響を与える「構造クラック」の2種類があります。どちらも放置すると住宅の耐久性が低下する原因となるため、早期の発見と修繕が不可欠です。

 

ヘアクラックは、塗膜の表面に生じる細いひび割れで、幅が0.3mm以下のものを指します。これ自体はすぐに建物の構造に悪影響を及ぼすことはありませんが、放っておくと外壁内部に水が浸透しやすくなり、雨漏りや外壁材の腐食を引き起こす可能性があります。このため、見つけた際は、早めに補修を行い、外壁塗装をすることで防水性を保つことが重要です。

 

一方、構造クラックは、外壁材や建物の構造部分にまで影響を及ぼす幅の広いひび割れです。幅が0.3mmを超えるひび割れや、深くまで達しているものは、建物の耐震性や防水性に影響を与え、住宅全体の安全性に関わる重大な問題です。こうしたひび割れが見つかった場合は、ただの塗り替えではなく、専門業者による修繕が必要になります。必要に応じて、補強や外壁材の張り替えも検討すべきでしょう。

 

いずれのひび割れも、早期に発見して適切な修繕を行うことで、大規模な修繕やコストの増加を防ぐことができます。定期的に外壁の状態をチェックし、異常が見られた際には信頼できる専門業者に相談することを強くおすすめします。

 

カビや苔の発生を防ぐ方法

外壁塗装の耐用年数とは?

外壁にカビや苔が発生することは、見た目の問題だけでなく、外壁の劣化を進行させる原因にもなります。特に、湿気の多い地域や日当たりの悪い場所では、外壁に水分が溜まりやすく、カビや苔が繁殖しやすくなります。カビや苔が外壁に根を張ると、塗膜の防水性が損なわれ、外壁材そのものにまで影響を与えることがあります。

 

カビや苔の発生を防ぐためには、まず日常的なメンテナンスが重要です。雨風にさらされる外壁部分に定期的に水を流して掃除することで、カビや苔が根付く前に洗い流すことができます。特に、北側の外壁や樹木に近い場所など、湿気が溜まりやすい部分は注意が必要です。

 

また、外壁塗装を行う際に、防カビ・防苔効果のある塗料を選ぶことも効果的です。ラジカル制御型塗料やフッ素塗料、無機塗料など、耐候性の高い塗料はカビや苔の発生を抑える効果があります。これらの塗料は、表面に防水性の高い塗膜を作るため、湿気が外壁に留まるのを防ぎ、カビや苔が根付くことを防止します。

 

もし既にカビや苔が発生してしまった場合は、専用の洗浄剤を使って取り除くか、専門業者に依頼して外壁のクリーニングを行うのが良いでしょう。根深いカビや苔は、表面を取り除くだけでは不十分な場合があるため、状況によっては塗り替えを検討することも必要です。

 

カビや苔を放置すると、見た目だけでなく建物の防水性や耐久性にも影響を与えるため、早めの対策が重要です。定期的な清掃や塗料の選定によって、長期間にわたって外壁を美しく保つことができます。

 

 

まとめ~いなべ市の外壁塗装・屋根塗装なら

本記事では、外壁塗装の耐用年数や築年数ごとのメンテナンスのポイント、塗り替えのサインについて詳しく解説しました。

 

外壁は、常に風雨や紫外線にさらされているため、定期的なメンテナンスが必要です。特に築10年以上の住宅では、チョーキング現象やひび割れなどの劣化サインが現れ始めるため、早めに対応することが重要です。

 

もし外壁に劣化の兆候が見られた場合は、信頼できる専門業者に相談し、適切な塗り替え時期やメンテナンス方法を提案してもらうことが大切です。早めの対応が、住宅の寿命を延ばし、安心して住み続けるための第一歩となります。

 

疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00〜20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

 

いなべ市をはじめ、志摩市、津市、鈴鹿市・亀山市・名張市・鈴鹿市・伊勢市・松阪市・伊賀市・四日市市を中心に三重県全域が施工範囲です。

 

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この記事を書いたのは

代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

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