2015年8月31日 津市の塗装現場リポート(๑•̀ㅂ•́)و✧社長失格
皆さん、こんにちは!リペイント匠の久保です。
自画自賛で恐縮ですが、最近、番頭の鈴木とこんな話をします。
私『リペイント匠はいい会社やな~、理想の会社に近づいてきとるな~』
鈴木『本当!みんな楽しそうやし、お客様満足度もどこにも負けてないし』
他人から聞いたら眠たくなるようなこんな自慢話は聞きたくないと思いますが、最近、現場紹介的なブログが多くたまにはいいかな~と思い書かせて頂いています。
私は今までの人生を振り返って小さい時にヤンチャをして怒られたり、貧乏だったりはありますが、こんな事はよく聞く話で本当に自分の好きなように生きてきた人生です。私のプロフィールを見たお客様に『苦労したんだね~』とたまに言われますが、ただと生い立ちであって、その時は、小さいせいかその生活に疑問を持ったこともありませんでした。
両親や身近な方に『勉強せなあかんよ』『高校くらいはいかなあかんよ』とか多少言われた記憶がありますが、そんな事言ってられない環境だったというのもあると思いますが、今まで両親に“何かを押し付けられた記憶”もないです。
そのおかげで中卒ですが、学歴に後悔はありません。雑草は雑草らしく強くこれからも中卒人生まっとうします笑
そして自分のしたいようにしてきた結果、今こうした素晴らしい社員と共に毎日、どこよりも丁寧、どこよりも親切な塗り替えリフォームを通して地域の皆さんのお役に立てているので本当に毎日が楽しいです。
私にも2歳半になる息子がいますが、社会に出たら息子にも是非、自分のやりたい事を我慢して生きていくような人生でなく、自分のやりたい仕事、やりた事をやって生きていって欲しいと思いましたので、先日、私の母のところへ行き『色々迷惑もかけたと思うけど、おかんは、どんな事を心かけて、どんな気持ちで子供を育ててきたの?』と聞きました。
そうすると『最後まで自分の子を信じて、何があっても暖かく迎える気持ちで育ててた』と母は話していました。よく『転ばぬ先の杖』なんて言葉がありますが、自分の子供が将来苦労しないように親がいくら『〇〇しやなダメやぞ』『〇〇せな将来苦労するぞ』と言っても、その時点ではその子は苦労していないから理解できず、その時にやりたい事も我慢して『とりあえず言われたからやる』という感じになりそうです。そして社会に出るまでに杖はあまり使わず多少は転んでおかないと、社会に出て壁に当たった時にすぐに挫折すると思いますので、私も母の話を聞いて息子の子育ての参考にしようと思いました。
自分の人生で一つ後悔があるとすれば、以前下請け工事を専門として経営していた㈱久保組の時です。この頃の話は鈴木と今でもよく話をしますが、ひたすら安い金額の工事を件数で勝負していましたので、その当時の職人には朝5:30~日付が変わるまで働かせたりしていました。時には夜中に積み込みをしていると見つからないように材料の影で寝ている職人もいました。
そんな仕事を職人が長続きするはずもなく、離職する際は『今時の若いのは根性がない』とか訳の分からない根性論を言っていました。
その当時は今は下請け同士の競争が激しいから、売上を上げるためにギリギリまで安く見積もりを作り、出来るだけ多く仕事を頂き、あとは根性で乗り切るとか、そんな考えだったと思います。安い工事を多く受注し重労働をさせる、そんな負のループでした。それでは人も定着しませんし、会社もよくなるはずがありません。
今振り返り考えると、本当にその時の職人に申し訳ないという気持ちと、そんな職人を犠牲にしないと経営できなかった当時の私は“社長失格”だと思います。㈱久保組の職人とは今でも電話したりリペイント匠の事務所に遊びにきた際に話をしますが、当時は毎日、手探りで経営しみんなに迷惑をかけたと反省しています。
そして、『もう安い金額で件数をこなす下請け仕事より、売上にこだわらず件数は少なくてもキチンと工事に必要な金額を頂ける一般のお客様専門の店を作ろう』と話して鈴木と創立したリペイント匠は、『どうしたらもっとお客様に喜んで頂けるか?』を技術面、サービス面で毎日みんなで考え、現在では20名近くになり離職率も極めてゼロ、若気の至りで離職してもみんな数ヵ月したら帰ってきます。
これからもお客様も最高に満足していただき、社員も最高に働きやすい環境で居心地がよく、会社も発展する。そんな会社をこれからも目指して頑張りたいと思います。
上記は月に一回行われるスポーツ大会でフットサルをしたときの写真です。終わったあとなのでみんな顔が疲れていますが、楽しかったです。