外壁塗装の汚れが付着しにくい塗料について鈴鹿市のプロが解説!
外壁塗装を検討されているご家庭の中には、汚れの目立たない色、汚れの付きにくい塗料にしたいというご要望をお聞きすることが数多くあります。
外壁に活用される色の中には、汚れが目立たない色がありますが、逆に言えば、汚れが付着すると目立ってしまう色もあります。
特に汚れが目立ってしまう色に付着してしまうと、悪目立ちしてしまうことになりますので、そもそも付着しにくい塗料を選ぶと良いでしょう。
また、汚れが付きにくい塗料には、いろいろな特徴がありますので、それらの違いについても把握しておく必要があります。
そこでここでは、外壁塗装の汚れについて、汚れが目立たない色や付着しにくい塗料、汚れが付着してしまう原因なども踏まえながら、三重県津市、亀山市、鈴鹿市、四日市市、松阪市、伊勢市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
外壁塗装の汚れを目立たなくしたい!
外壁塗装に取り組む方の中から、外壁の汚れについてご相談をいただくことが多くあります。
どうせ外壁塗装するなら、汚れが付着しないようにしたい、仕方なく付着するとしても汚れが目立たなくしたいと考えるのは当然のことでしょう。
結論から申しますと、汚れをそもそも付かないようにすること、汚れが付いても目立たなくすることは可能です。
外壁を汚れないようにするとはどのようなことなのか、詳しくご紹介していきましょう。
外壁を汚れないようにすることはできる?
外壁に汚れが付着してしまうと、悪目立ちしてしまいます。
外壁は住宅の最も外側にある建材であるため、汚れることは避けられないというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
確かに、風雨の影響や砂埃、排気ガスなど、外壁に付着して汚れとなってしまう原因にはさまざまなものがあります。
しかし、汚れを付着させないようにする塗料、汚れを目立たなくする塗料の色は存在します。
そもそも外壁に汚れが付着している、汚れが目立ってしまうということは、塗装している塗膜が劣化し、汚れをつきにくくする機能が衰えている可能性もあります。
そのようなことから、外壁の塗り換えを検討してみて、塗装業者に相談し、汚れが目立たないようにできる塗料についてアドバイスを受けるようにすると良いでしょう。
汚れの目立たない色、目立つ色とは?
外壁塗装にはいろいろな目的がありますが、やはり「外観を綺麗にしたい」「こだわりの外観にしたい」といった、外観イメージであるケースが多いです。
外壁に劣化や損傷が見られてきて、古びた印象になっているような場合であれば、外壁塗装によって劇的に印象が変わります。
また、こだわりの色やデザインを活用した場合には、重厚感や高級感を前面に出すことができるのも、大きな魅力だと言えます。
その際に、どのような色を採用するのかがとても大事になります。
というのも、汚れが付着してしまうと、どうしても目立ってしまう色は存在します。
例えば、皆さんの中にも衣類を購入する際に「汚れが目立たない色を」という理由であるケースもあるのではないでしょうか。
気に入った衣類であるにもかかわらず、どうしても汚れが目立ってしまい、困ってしまったという方も少なくはないでしょう。
そのようなことから、汚れの付着が気になるようであれば『汚れの目立たない色』を選択するようにすると良いでしょう。
汚れの付きにくい塗料とは?
また、塗料の持つ機能に着目して、汚れが付きにくい、付着した汚れが取れやすい機能を有している製品を選ぶことができます。
外壁塗装に活用されている塗料には、防汚性に優れている製品が多数存在します。
防汚性とは、塗膜を守るために汚れを付きにくくする機能で、近年では『親水性』と呼ばれる、汚れを落としてくれる機能を有する塗料が注目されています。
親水機能とは、塗膜に水を馴染ませることができる機能で、外壁に付着した汚れの間に水が入り込み、洗い流してくれるといった便利な機能です。
『セルフクリーニング機能』と呼ばれることもあり、雨が降るたびに外壁が綺麗になるため、多くの塗料に有する機能なのです。
また、そのほかにも『防カビ性』といった、カビが発生しにくい塗料など、汚れを付きにくくする塗料はたくさん存在します。
外壁が汚れる5つの原因
外壁が汚れる原因にはさまざまなものがあり、それらの原因を把握しておくことで、どのように対処すればいいのか理解できます。
そこでここでは5つの原因にまとめてみましたので、詳しくご紹介していきましょう。
埃(ほこり)
外壁が汚れてしまう原因にはさまざまなものがありますが、その中でもっとも多い原因として挙げられるものに埃があります。
埃が外壁に付着してどんどん蓄積してくると、黒やグレー茶色っぽく変色して目立つようになってきます。
風の強い地域や幹線道路沿いなど車の通行が多い場所である場合、風に舞う砂埃やチリが外壁に付着して、そのまま蓄積してしまうことになります。
また、雨が降ると雨に含まれている埃が外壁に付着し、そのまま外壁に蓄積してしまうこともあります。
排気ガスなど化学物質
排気ガスなどの化学物質が外壁に付着することによって、汚れとなって黒ずんでくることがあります。
排気ガスは外壁に付着して上積みされていくために、どんどん黒ずみが激しくなり、しかも油分を含んでいますので、砂埃も含んで汚れを悪化させてしまうのです。
特に、自宅に駐車している車であれば、直接排気ガスが当たる箇所はどんどん汚れが目立つようになってきますし、幹線道路沿いであれば通行する車からの影響を受け、汚れが広範囲に及ぶこともあります。
油汚れ
キッチンで換気扇を回しながら調理していると、外壁にある排気口から油を含んだ空気が排出されていき、そのまま油分が外壁に付着してしまうことがあります。
特に、調理において油分を使う頻度が多い場合には汚れもひどくなる傾向にあり、油分は粘着性があるため、砂埃やチリなども含んで黒ずんでしまいます。
気づいた時には、油分を含んだ汚れが塊となって、洗剤を用いても洗い落とせない状況になってしまうことも珍しくありません。
カビ・苔・藻の発生
外壁において日当たりの悪い箇所や湿気が多い箇所には、カビや苔、藻が発生することがあります。
特に、上記でご説明した、さまざまな原因での汚れが目立つようになってくると、その箇所にカビや苔、藻が発生しやすくなります。
これらが繁殖するようになると、汚れが目立って美観を損なうだけではなく、居住者に対する健康被害にまで及んでしまうことがあります。
塗料の劣化
汚れの原因には、上記の通り、さまざまなものがありますが、これらが発生する最大の要因は塗装している塗料の塗膜が劣化していることにあります。
塗料にはそもそも汚れが付きにくく、汚れが付いても雨水で流れ落としてしまう性質を持っていることから、新築時や塗装後はなかなか汚れが見られません。
しかし、5年が経過する頃には、少しずつ塗膜の劣化が始まり、汚れが目立つようになってくるのです。
そのようなことから、汚れが目立ってきたのであれば、塗膜の劣化を意識して、塗り替えを検討することが大切です。
汚れが目立ちにくい外壁の色
外壁塗装を検討している方から、「汚れの目立ちにくい色ってありますか?」というご質問を頂戴します。
一般的に近隣の住宅で採用されている外壁色は、汚れの目立ちにくい色であるケースが多いです。
ではなぜ汚れが目立ちにくくなるのか、解説していきましょう。
グレー
グレーは、砂埃や排気ガスなど、さまざまな汚れが蓄積しても似たような同系色であることから、目立ちにくくなる傾向にあります。
グレーの外壁色はスタイリッシュで上品な外観イメージとなるため、戸建て住宅の外壁色の中でも人気が高くなっています。
ベージュ、アイボリー、クリーム系
ベージュやアイボリー、クリームといった淡い外壁色は、近隣でもよく見かける色ではないでしょうか。
汚れの中でも最も多い原因である埃や排気ガスは、暗い色と明るい色の中間的な色を持っていることから、これらの淡い外壁色を活用することによって、汚れを一体化させてしまうのです。
そのため、幹線道路沿いや風の強い地域などにはおすすめの外壁色になります。
ベージュ、アイボリー、クリーム系の外壁色は、落ち着いた色で温かみがあるため、高い人気のある色となっています。
ブラウン
ブラウンも砂埃や排気ガスによる汚れを目立ちにくくさせる色として注目されており、鉄分を多く含んでいる赤土の地域にはおすすめの外壁色です。
こだわりの外観イメージや重厚感・高級感を出したいケースにおいて活用されている外壁色で、自然とマッチする穏やかな雰囲気に仕上げることが可能です。
汚れが付着しにくい塗料とは
塗料には『防汚塗料』と呼ばれるものがあり、長い間、汚れが付着させずに綺麗な状態を保つことができる製品があります。
防汚塗料とはどのようなものなのか、そのメカニズムとともにご紹介していきましょう。
汚れが付きにくい『防汚塗料』とは
防汚塗料とは、塗膜表面に汚れが付着しにくい、あるいは汚れが付着しても雨水で洗い流してくれる作用を持っている製品を指しています。
なぜ、塗膜表面に汚れが付きにくいのかというと、塗料に活用している樹脂の機能によるもので、科学的な働きや汚れを付着させにくい性質を持っています。
また、汚れが付着しても雨水で洗い流してくれる作用を『親水機能』と呼びますが、雨水を塗膜に馴染ませて汚れを洗い流す作用があります。
防汚塗料の種類
防汚塗料にはいくつかの種類があります。
- 光触媒塗料
- ナノテク塗料
- フッ素塗料
- シリコン塗料
といったものが、防汚性に優れていると言われています。
『光触媒塗料』は、塗装した塗膜表面が二酸化チタンに覆われおり、紫外線が当たることによって活性酸素が発生し、汚れを付着させにくくなるという性質を持っています。
しかも、水に馴染みやすく、雨水で汚れを落とす親水機能にも優れているため、防汚性の高い塗料として注目されています。
『ナノテク塗料』は、樹脂がナノレベル(10億分の1)まで小さいため、塗膜に汚れが入り込みにくいと言われています。
この樹脂は『微粒子シリカ』と呼ばれているもので、静電気も帯びにくいことから、汚れを引き寄せない性質も持っているのです。
『フッ素塗料』は、フッソ樹脂が配合されている塗料で、フッ素と炭素が強固に結合することによって、汚れを弾いてしまうという性質があります。
いずれも、一般的に活用されるシーンの多いシリコン塗料よりもコストは高めになりますが、耐久性が高く、耐用年数が長いためにコストパフォーマンスの良い製品だと言えます。
『シリコン塗料』は、一般的な外壁塗装においてもっとも採用されるシーンの多い塗料で、低汚染性に優れている製品があります。
低汚染性とは、汚れを付着させない防汚性能とともに、汚れを洗い流す親水性にも優れている性能のことです。
シリコン塗料は、比較的価格も低めであることから、一時的なコストを抑える効果にも優れていると言えます。
まとめ~鈴鹿市の外壁塗装・屋根塗装のことなら
外壁塗装の汚れについて、汚れが目立たない色や付着しにくい塗料、汚れが付着してしまう原因なども踏まえながら、詳しくご紹介しました。
外壁の汚れは、埃や排気ガス、油汚れ、カビなどが原因で黒ずみなどを生じさせ、美観を損なう原因になってしまいます。
ただ、汚れの原因は塗膜の劣化が進んでいる証拠でもありますので、外壁塗装を検討し、その際に汚れの目立たない、付着しにくい塗料を選択すると良いでしょう。
汚れの目立たない色にはグレーやベージュ、アイボリー、ブラウンなどがあり、砂埃や排気ガスなどと同系色になることから、一体化させてしまう性質を持っています。
また、塗料には汚れを付着させない防汚性に優れている製品もあることから、うまく活用すれば良いでしょう。
外壁の汚れについて気になる方については、経験やスキルの豊富な塗装業者に相談するようにしましょう。
外壁塗装や屋根塗装を検討しているのであれば、地元で経験豊富な塗装業者に相談すれば、適切なアドバイスを受けることができます。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。
関連記事