梅雨時期の外壁塗装はできる?伊勢市の塗装業者が徹底解説
「外壁塗装しようと考えてるけど、そろそろ梅雨時期だから…」
雨が降ると、外壁塗装には適していないと言われますから、梅雨時期は敬遠すべきイメージがあるかも知れません。
しかし、結論から申しますと、梅雨時期でも外壁塗装は可能で、もちろん塗装によってしっかりと強固な塗膜に仕上げることが可能です。
とは言え、梅雨に突入すると、数日間は雨が続くようなことがありますので、作業が長期間出来ないことや、途中で中断せざるを得ないような状況が考えられるのではないでしょうか。
確かに、雨が降ると外壁塗装はできませんが、梅雨時期だからこそのメリットもあるのです。
そこでここでは、梅雨時期の外壁塗装について、三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
梅雨時期の外壁塗装はできる?不具合は?
冒頭にもお伝えした通り、外壁塗装は梅雨時期でも可能で、塗装業者に塗装の相談をしたら6月ごろを勧められるようなこともあるかも知れません。
一般的に梅雨時期は梅雨前線の影響によって雨が降りやすく、また雨が降り続きやすい時期であると言えます。
梅雨時期の雨には地域差はありますが、「外壁塗装しても大丈夫なのだろうか…」と不安になることは当然のことでしょう。
それでも梅雨時期でも外壁塗装が可能だと言い切れるのは、さまざまな点に注意して塗装作業を進めることになるからです。
梅雨時期の外壁塗装は本当にできる?不具合は?
梅雨時期でも外壁塗装が可能な理由についてご説明していきましょう。
まず、外壁塗装に活用される塗料ですが、塗料メーカーは塗装する基準を掲げており、
- 湿度:85%未満
- 気温:5℃以上
- 天候:晴れまたは曇り
の条件を満たしていれば、塗装には問題ないとしています。
つまり、雨が降らずに、また冬場で凍てつくような寒い日でなければ、外壁塗装はまったく問題ないと言えます。
もちろん、塗装業者は雨の日を避け工事を進めていきますので、雨の中、外壁に雨水が流れている中で塗装作業を行うといった状況はありません。
梅雨時期といえども、陽ざしが良い日も多いので、塗料をしっかりと外壁に定着させ、強固な塗膜をつくり出すことは十分可能なのです。
また、工事途中や工事終了後に雨が降ってきたとしても、直接、雨にさらされることがないように、カバーを施しています。
梅雨時期の雨の状況
「やっぱり、梅雨時期は雨が多いから、外壁塗装は無理なのでは…」とお考えになるかもしれません。
そこで、2021年(令和3年)の梅雨時期の状況を調べてみました。
近畿から東海にかけての梅雨入りと梅雨明けは、6月12日から7月17日となっており、実際に6月に雨が降った日を調べてみると、『12日間』だったことが分かりました。
つまり、18日間は外壁塗装が可能だったということになります。
天気予報などを参考にして、雨の予報の日を外すようにすれば、問題なく塗装作業を進めることができるのです。
ちなみに、梅雨時期とそれ以外の雨の日の差を調べてみたのですが…
- 6月の雨の日の割合:40%(12日/30日)
- 日本全国の雨の日数の平均値:34%(124日/365日)
6月には雨の日が多いことが分かりますが、実は一年間の平均値と比較すると、それほど大きな差がないことがお分かりになるのではないでしょうか。
そのため、イメージよりも陽ざしの良い天気の日は多く、梅雨時期だからといって、それほど心配することはないと言えるのです。
H3 雨の日にできる工程も多い
梅雨時期でも外壁塗装は可能だといえども、雨の日が続いてしまうと、どうしても塗装作業を行うことはできません。
仮に塗装作業している途中でも、雨が降り出してきたとしたら、中止せざるを得ないこともあります。
ただし、外壁塗装のすべての工程ができなくなる訳ではなく、雨の日でも問題なく可能な工程もありますから、雨が降ったからと言って工程がストップしてしまう訳ではないのです。
- 足場の設置
- 養生の設置や除去
- 外壁の高圧洗浄
- その他掃除・整頓など雑務
これらの工程については、雨天でも可能です。
足場設置については、雨が降れば危ないイメージがあるかもしれませんが、労働安全衛生規則に定められている通り、強風や大雨など悪天候でなければ可能となっています。
もちろん、雨の日は晴れの日と同じように作業はできませんし、すべりやすくもなりますから注意しながら作業を進めていくことになります。
また、建物の外周が土の場合には、土の泥で住宅を汚さないように配慮しながら作業を行っています。
雨の日に塗装したらどうなる?
冒頭からお伝えしている通り、雨が降れば外壁塗装は延期や中止になりますが、もし雨が降っている中で塗装作業を行ったとしたらどうなるのでしょうか。
- 塗料が雨で流されてしまう
- 塗膜が強固にならず剥離やひび割れが生じやすくなる
- 仕上がりがまだらになったり、光沢が低下したりしてしまう
といった、トラブルが生じる可能性があります。
そのため、もちろん雨が降っている日に塗装作業を進めることはありませんが、塗装途中で雨が降ってこないように、天気予報を確認しながら日程を調整することになります。
また、梅雨時期に限らず、塗装作業終了後に雨が降ってくるようなこともあるでしょう。
塗膜に問題が生じていないか不安になるかと思いますので、そのような場合には塗装業者に塗膜を確認してもらうと良いでしょう。
梅雨時期に外壁塗装を依頼するメリット
梅雨時期は、雨が降って外壁塗装に向いていないというイメージがある一方で、メリットも存在します。
どのようなメリットがあるのかご紹介しましょう。
予約が取りやすい
一般的に外壁塗装は、春や秋、特に春の予約が多くなる傾向にあり、それらの時期と比較すると梅雨時期は予約が少なくなります。
そのため、梅雨時期であれば塗装業者への相談はスムーズで、予約も取りやすいために、ご家庭のご都合に合わせて予定を進めることができます。
真夏や冬場よりも作業がスムーズ
外壁塗装の作業は、真夏であれば炎天下の中、冬場であれば寒さの中で屋外作業しなければなりません。
真夏になると30℃を超える高温になる日が多くなり、また日陰のないような建物での作業の場合であれば、職人の体力も奪われることになります。
そのため、どうしても水分補給したり、休憩時間を挟んだりしながら、塗装作業を進めていくことになります。
また、冬場であれば、かなり気温が下がるような日もありますので、手がかじかんでしまい、手元が狂ってしまわないように注意しなければなりません。
身体を暖めるために休憩するのもトラックなどの車両になりますので、やはり体調面を考慮して作業を行う必要があるのです。
そのような状況を考えると、梅雨時期で晴れた日であれば心地よい日が多いので、塗装作業もスムーズに進ませることが可能なのです。
梅雨時期の施工だからと言って不具合が起きることはない
冒頭からお伝えしている通り、梅雨時期に限らず雨の日には塗装作業を行うようなことはありませんので、雨によって塗料が流れてしまうようなことはありません。
また、塗装後にはしっかりと乾燥させたうえで重ね塗りをしていくことになりますから、施工不良を起こすようなこともありません。
しっかりと強固な塗膜を作るために、常に天気予報をチェックし、実際の天気も確認しながら慎重に塗装作業を進めていきます。
割引やサービスなどのキャンペーンがある場合も
塗装業者によっては、梅雨時期の外壁塗装において、割引やサービスを行っているようなことがあります。
うまく活用すれば、お得に外壁塗装に取り組める可能性があります。
ただし、飛び込み営業などで、悪質な業者が割引を口実にして外壁塗装を勧めてくるようなケースがあります。
早く塗装作業を終らせるために、雨の日でも塗装作業を進めるような事例もあることから、安いからと言って安易に契約しないことが大切です。
梅雨時期に外壁塗装を依頼するデメリット
梅雨時期の外壁塗装は、上記でもお伝えした通り、それほど雨の日がほかの季節よりも著しく多くなるようなことはありませんので、大きなデメリットはありません。
ただし、梅雨時期特有の天気によるデメリットが考えられます。
工期が延びてしまう可能性が
梅雨シーズンは、梅雨前線の影響を受けることになりますから、いったん雨が降ると降り続いてしまうことがあります。
雨が降ってしまうと塗装作業はできなくなってしまうため、どうしても工期が延びてしまうことになります。
一般的に外壁塗装の日数は、7日から14日程度となってしまいますが、雨が降り続いてしまうことによって、3週間程度になってしまう可能性も考えられます。
そのため、できる限り速やかに工事を終わらせたいということであれば、梅雨時期を選ぶのはデメリットになってしまいます。
工期が延びてしまうと、住宅の周りに設置する足場が、設置したままの期間が長くなってしまいます。
景観が損なわれるのはもちろん、窓が開けにくいことや、室外機の養生によってエアコンがつけられないといったことが生じる可能性も考えられます。
そのため、梅雨時期を選んで外壁塗装に取り組むのであれば、余裕を持ったスケジュールにしておき、雨が続くような場合には養生を外すなど、柔軟に対応してもらうようにするといいでしょう。
梅雨時期に外壁塗装を行う注意点
梅雨時期に外壁塗装を行う場合には、いくつか注意しておくポイントがあります。
悪質業者に注意
梅雨時期になると、どうしても繁忙期と比較すると受注量が少なくなることから、悪質業者は大幅な値引きをしてでも受注を得ようとします。
また、できる限りスムーズに工事を終わらせるために、多少の雨が降ったとしても、作業を進めてしまうようなケースがあります。
「このくらいならシートがあるので大丈夫」
「雨に強い塗料を活用している」
などと胡麻化して作業を行おうとします。
しかし、優良業者は雨の日は塗装作業を行うことはありません。
外壁はどうしても雨水で塗れている状態になりますから、塗膜の質が低下するのが避けられないからです。
また、足場も濡れて滑ってしまう可能性もあり、職人が転落や落下してしまう危険性も高くなりますので、事故防止の観点からも進めることができないのです。
梅雨時期の外壁塗装は業者選びが超重要
外壁塗装は塗料の知識、塗装のスキルが必要になることから、業者選びはとても重要です。
しかし、どのくらいの知識があるのか、スキルを有しているのか知ることはできませんから、経験や実績と共に、担当者の対応・説明なども踏まえて選ぶようにしましょう。
- 地元で十分な経験や実績があるか
- 梅雨時期の外壁塗装で納得できる説明があるか
- 説明は丁寧にされているか
- 見積り内容は細かい内容まで記載されているか
- 塗装後もアフターフォローしてもらえるか
などの項目で、業者を選ぶと良いでしょう。
特に、地元に密着して営業活動している塗装業者を選ぶ場合には、経験や実績に注目しましょう。
地元業者がいい加減な営業活動をしていると、地域に根付くことができないからです。
特に梅雨時期であれば、地元での状況などを踏まえて提案してもらうことができますから、安心してお任せすることができます。
まとめ
梅雨時期の外壁塗装の特徴やメリット・デメリットなどについて、塗料の性質や梅雨時期の天気の特徴などの観点から詳しくお伝えしました。
一般的には外壁塗装は雨が降ると塗装作業ができませんので、梅雨時期は向いていないイメージがあります。
しかし、実際には梅雨シーズンとは言え、それほど雨の日が多い訳ではなく、晴れた日はむしろ塗装に向いている日が多いのです。
メリットは多いものの、梅雨前線の影響によって雨の日が続いてしまうようなことがありますので、余裕を持って計画することが大切です。
そのため、外壁塗装を検討しているのであれば、経験豊富な塗装業者に相談し、適切な時期を選ぶようにしましょう。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
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