外壁塗装のリフォームをご検討の方へ!費用や注意点をご紹介します!
これからマイホームの外壁塗装をお考えの方で、どれくらいの費用がかかるのか不安な方やそもそも外壁塗装ってどのようなメリットがあるのかまだご存じない方がいらっしゃるでしょう。
今回はそのような方のために費用の相場やメリットやデメリット、さらには注意点も解説いたします。
事前に外壁塗装について知っておくだけで、実際に工事をしてもらう時に必ず役立ちます。
中には塗装会社の業者の方に流されるがまま、必要のない工事までしてしまい高額な料金になってしまうこともあります。
ご自身で取捨選択できるよう、ぜひ当記事で外壁塗装のことを知ってください。
目次
□外壁塗装の費用の相場はどれくらいなのか?
劣化した外壁や屋根を塗装する外壁塗装は安いものではありません。
もちろん工事の内容にもよりますが、基本的にはそれなりの価格設定になっています。
外壁塗装で最も多い価格設定は、90〜120万円です。
そして、工事のほとんどが150万円以内に収まっており、これくらいが目安になりますね。
価格帯によって、工事の内容や質も変わってきます。
例えば、30〜90万円の間の場合であれば、シンプル塗装のみの工事です。
もちろん、これだけでも劣化した外壁には十分ですね。
90〜150万円代になると、塗装に加えて様々な要素が加わります。
例えば、耐久性と防水性をよりアップし、そこに太陽光を反射して室内温度の上昇を抑える効果のある遮熱塗装が施されたり、石目調の外壁塗装にすることで外観をアップさせたりした工事例もあります。
これ以上の価格帯になってくるともっと広い面積の塗装や、よりこだわりの強い塗装工事になってくるの、で金銭的に余裕がある方はご検討してみても良いでしょう。
□外壁塗装の種類と耐用年数は?
外壁塗装に使われる塗料にはいくつか種類があり、それぞれ耐用年数がかわってきます。
目安として、10年サイクルで塗装をするのが一般的だと言われています。
ここでは、一般的に使用される具体的な塗料の種類と耐用年数について解説していきます。
1、「アクリル系塗料」
で耐用年数は6〜7年ほどです。
この塗料はコスト自体が低くて金銭的には良いかもしれませんが、他の塗料に比べると耐久性能が低いため外壁塗装に使用される機会が減ってきています。
しかし、仕上がりの色は良いので、耐久性能は低くても塗り替えられれば良いという方にはおすすめです。
2、「ウレタン系塗料」
で耐用年数は8〜10年とアクリル系よりも年数が伸びていますね。
もちろん耐久性能もアップしているのですが、価格もそこまで高いわけではなくバランスの良いものです。
紫外線に弱いというデメリットがありますが、ひび割れに強いというメリットを持ち合わせているので、あまり日差しの当たらない場所に住んでいる方におすすめです。
3、「シリコン系塗料」です。
耐用年数は12~15年です。
耐久性能は上記のものよりも強く、加えてカビや汚れなどにも強いという特徴があり、最近よく使われている塗料です。
もちろんアクリル系やウレタン系よりも高価ですが、その分性能が良く長持ちするのでコスパ良く使える塗料です。
4、「フッ素系塗料」です。
主にビルなどに使われる塗料で、耐久性能が非常に良く汚れに対する耐性も強いです。
そのため、基本的に家に使われることは少ないのですが、高価でも塗装を長くきれいに保ちたい場合であれば、この塗料をお考えになられても良いでしょう。
□外壁塗装の最適な時期とタイミングはいつ?
外壁塗装をする理由の多くはその家に住んでいる方が、壁や屋根の汚れや破損が気になってくるからでしょう。
しかし、「すぐにしなくても問題はなさそう」だとお考えで、先延ばしにしている方もいらっしゃるはずです。
もしくは、「これくらいの汚れや破損で外壁塗装しても良いのか」、「まだ数年しかたってないのに外壁塗装は早いのではないか」と思われている方もいらっしゃるでしょう。
そこで外壁塗装を行うのに最適な時期やタイミングについて解説いたしますので、少しでもご検討中の方は参考にしてみてください。
まず、外壁塗装の目安は10年です。
日本の家屋は季節の影響や高温多湿の影響で、住宅に使われる材料が傷みやすくなっています。
しかも、日本の住宅に使われている材料ですが、数年で防水性能が落ちてしまいます。
高温多湿で梅雨の時期もある日本では、防水性能が無いと困りますよね。
以上の理由から、定期的に修復作業をしてメンテナンスをする必要があります。
これによって、家の外観を良く保てるメリットあるのです。
防水・耐久性能の落ちた外壁を放置していると、紫外線や雨風の影響で外壁の色あせや汚れや破損が進みます。
これを定期的な外壁塗装で修復することで、外観維持に繋がります。
また、防水性能が完全に切れてしまうと、建物の構造自体も変わってしまう可能性があります。
具体的には外壁やその中に直接雨・風や紫外線が当たってしまい、壁だけでなく内部にも浸食が進んだり、雨漏りが起こったりもします。
劣化した外壁を放置しすぎると、最悪の場合、外壁塗装だけでなく、より費用のかかる取り換え作業が必要になる場合があるので、定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。
では、外壁にどのような症状が現れたら、塗装を考えるべきなのでしょうか。
まずは、外壁が色あせしてくれば劣化の初期症状です。
すぐに塗装する必要はありませんが、検討し始めるタイミングの1つだと言えるでしょう。
次に、チョーキング現象が起こっていないかのチェックです。
壁を触ったときに白い粉がつくと、表面が劣化している証拠なので、こちらもメンテンナンスが必要になってくる現象です。
紫外線や太陽光、雨・風の影響で外壁が劣化してくることが原因です。
そして外壁の表面が剥がれてきたら、かなり劣化が進んでいる証拠なので早めに修復しましょう。
これを放置すると、この剥がれた部分から雨が入りひび割れを起こします。
そのような場合、修復のみでは対処しきれず、取り換えが必要になることもあるので注意しましょう。
□外壁塗装のメリットとデメリットは?
外壁に関連する工事のメリットデメリットは様々です。
塗装や取り換えもあるので、それぞれ解説していきます。
先ほども述べたように、外壁や屋根の取り換え作業になってしまうと、かなりの時間と金額がかかってしまいます。
しかし、外壁塗装のメリットに関して言うと工事費用は比較的安く済みます。
最初にも紹介しましたが、価格帯によって工事内容と質が変わってきますし、必要な部分だけの工事も可能です。
対して、デメリットはその部分が修復不可能な場合、塗装ではなく取り換えになってしまうことです。
先延ばしにせず、早めの外壁塗装をおすすめします。
取り換えに関しては、メリットは外壁や屋根を一気に取り換えでき、材料も新しいものなので新品同様きれいで耐久性ももとに戻る点です。
対して、デメリットはやはり価格と時間です。
どうしても外壁塗装に比べて価格が高くなってしまいますが、予算に余裕がある方は数年から十数年で劣化が始まる塗装ではなく、一気に取り換えを行うのも良いですね。
さらに、ここで注意してほしい点は、取り換えできる外壁とできない外壁があることです。
モルタル外壁という外壁は塗り壁であるため、他のものの様にパネル型ではないので取り換えができません。
しかし、このモルタル外壁の上から再度重ね塗りを施す「外壁カバー工法」を行えるため、劣化がみられた場合は、こちらを行えば大丈夫です。
□外壁塗装の注意点は?
外壁塗装をする際にもいくつかの注意点があります。
まずは、最初にも述べた塗料の種類です。
それぞれに特徴があり、低コスト低品質のものから高コスト高品質のものまであるので、性質とご自身の用途に合わせて塗料を選んでいきましょう。
次に、悪徳業者に注意する必要があります。
数々ある塗装業者の中から優良な塗装業者を探し出すのは難しいかもしれませんが、きちんとホームページを見たり、塗装業者の方と話をしてみたり、そこで工事を経験した方の感想を見てみたりして、その塗装業者が信頼できるかどうかを確かめましょう。
悪徳業者は「〇〇代金無料」と謳って、実は他の料金が異常に高かったり、他と比べても異様に安い値段で工事をするが、質があまりにも低くすぐに劣化し結局また再工事する羽目になってしまったりと、その被害は数多く存在します。
悪徳業者に引っかからないポイントとしては、塗装業者を決める際に値段で決めないことです。
安いだけで決めてしまうと後悔するかもしれないので、きちんと内容にも着目することをおすすめします。
再工事になってしまえば結局想定よりもはるかに超えたお金がかかってしまいます。
そうならないために事前の下調べを欠かさず行いましょう。
そして、最後に注意するポイントは雨です。
外壁塗装の際に、塗った塗料を乾燥させる工程を3回ほど繰り返すのですが、もしここで雨が降ってしまうと、工事が延期になってしまう可能性があります。
乾燥させる工程で雨が混じってしまうと、仕上がりがきれいにならず劣化の原因にもなるからです。
しかも、雨で塗料が流れてしまうと再度塗り直しになります。
そのため、梅雨の時期や台風が近い時期に外壁塗装を行うのはおすすめできません。
□外壁塗装でしてはいけないこととは?
ここでは特に予算が無いという理由でしてはいけないことに焦点をあてて紹介いたします。
予算を節約したいからという理由で、行う必要のある工事の工程を省くのは非常に危険です。
予算は抑えられても、劣化のスピードが速まってしまいます。
例えば、高圧洗浄を行わずに塗装を行った場合、汚れが落ちていない状態で塗装されてしまうので仕上がりの際に汚く見えてしまいます。
足場代を抑えるためにはしごで作業させるのも、はしごでは細かいところまで塗装が及ばなかったり時間がかかってしまったりする恐れがあります。
また、塗装業者の安全問題にも関わってくるので、できるだけ避けましょう。
2回必要な上塗りの工程を、1回しか行わないのも良くないですね。
色あせするのが早くなってしまいます。
基本的には、塗装業者の方にお任せして、疑問点があれば質問して変更したいところがあれば依頼する形の方が良いでしょう。
予算を抑えるために、最初からどれかの工程をキャンセルするのは得策とは言えません。
□まとめ
外壁塗装はあまり価格にこだわらず、中身や質にこだわって行う方が後の満足にかかわってきます。
失敗しないためにも、注意するべきところはしっかりとしていきましょう。
名張市、亀山市周辺で外壁塗装やリフォームなどをお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひとも当社までご相談ください。