雨漏り工事の流れを松阪市の塗装業者が徹底解説
「雨漏りが突然してきた!」
家の中で生活をしていて突然雨漏りがしてきたらビックリしますよね。
「早く何とかしなければ!」
と思われる気持ちも分かりますが、一度、冷静になって頂き落ち着いて業者探しをしましょう。
リペイント匠に雨漏りでお問合せ頂くお客様で、
「何回直しても雨漏りが直らないの…お宅で3社目です。」
と何回か、業者にお願いして、お金は払ったけど、直らないor再発してもアフター工事をしてくれない。
という様なお話を私が営業をしている時でも何十回と聞きました。
そんな時に「業者は直せないなら工事するなよ!」と心の中で思います。
雨漏りというのは、「見つけやすい、見つけにくい」はありますが、
直せない工事ではありません。
そして、直らない理由は、屋根材や外壁材、建物の寿命以外は、ただ一つです。
「建物の構造、雨漏りの原因が分かっていない」
これだけです。
という事は一番大事な事は、
「業者選びという事が一番大事」
になります。
雨漏りの原因や種類、漏水や結露、金額にかんしてなど出来るだけ詳しく書いていきますので、長文になりますが、あやふやな雨漏りに関して、詳しくなりますので、最後まで読んで頂ければ幸いです。
この記事を全部読み終えるのにかかる時間は約8分です。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
『気づいていない個所で雨漏りしているみたいなのですぐに見に来てください』
と慌ててお問合せを頂くことが極稀にあります。
・そんな場合は、大抵、悪徳訪問販売の営業マンに不安を煽られただけで、見てみると
・サイディングの目地のコーキングが経年劣化で大き目の亀裂が入っている ・屋根の板金の釘が浮いている |
などこんな程度のことが多く、そんなに焦るような事でもない事が多いです。
そんな時は
「確かにこのまま放っておくと雨漏りになる可能性はありますが、今日、明日何とかしないと、という話でも有りませんので、安心してください」
とお伝えします。
この記事を見ている方でもし、訪問営業に不安を煽られたりしている方がいたら、一度、冷静になって判断しましょう。
間違っても検査もしないで見積もりを出してくる、契約を焦らす、こんな業者には引っかからないように気を付けてください。
⑵雨漏りが起きてきたらまずは専門店に相談
雨漏りが起きて来た、あるいは雨漏りの可能性がある場合には、まず、しっかりとした専門店にお願いしましょう。
会社の基準としては、小さすぎず、大きすぎない、しっかりと実績があり、経験豊富、アフターフォローもしっかりしている会社にお願いするようにしましょう。
中でもアフターフォローは大事です。
雨漏りというのは、可能性は低いですが、再発する可能性も考えておかなければいけない工事ですので、アフターフォローをキチンとして万一、再発した時には無償でキチンと直してくれる会社という事が大事です。
⑶雨漏り検査、調査値段、原因、雨漏り箇所を見つける
この記事を書く前に雨漏りのパターンを考えていましたが、雨漏りのパターンというと本当に多すぎて書ききれないほどあります。
その中から雨漏り検査、原因の特定、修復工事をしていく訳ですが
・雨漏りの原因を探すのは本当に難しいです。
雨漏り工事というのはそんな簡単に出来るものではありません。
雨漏りだと思っていたら、漏水や結露が原因だったという事もあります。
また最近の建物で断熱材に吹付の発砲ウレタンが使用されている場合は、アリの巣の様になっているので、雨漏りの入り口と出口がバラバラで、また雨漏りの入り口が1でも出口が2つあるという事もあり、予測しにくいのが特徴です。
・結露
結露というのは暖かいものに冷たい物が重なった時に発生します。
結露による雨漏りというのは例でいいますと、サッシ周りや屋根の板金部分や前回の屋根塗装などの施工不良により発生する事が多いです。
・漏水
漏水かな?と思った時は水道を全て止めてメーターが回り続けていたり、いつもより水道代が高い。
と感じられたら浴室やエアコンなどの排水管が壊れてて漏水している可能性があいります。
・検査をする際は雨漏りする。
雨漏り検査とは、一度、雨漏りを再現して、原因を突き止める工事になりますので、雨漏り検査をする際はブルーシートや養生テープを使い養生をしますが、雨漏りを起こすということをご理解頂ければ幸いです。
逆に雨の日に見に行ったり、
「なんとなく経験でここら辺かな?」
と
”感”
を頼りに工事をする業者にお願いしても雨漏りはほとんどの場合、直らずに無駄なお金がいるだけという、真実も知っておいて頂きたいと思います。
・見つけにくい雨漏り
雨漏り検査とはほとんど1日で完了するものですが、雨漏りの中には本当に見つけにくい雨漏りもあり、1日で検査が終わらない場合もごく稀にあります。
例えば、外壁材と内装壁の間にある、断熱材が「発泡ウレタンで吹き付け」がしてある場合です。
特に屋根裏にも吹き付けがしてあり、屋根からの雨漏りの場合は本当に大変です。
⑷よくある雨漏りパターン
それでは雨漏りで良くあるパターンをいくつか、一部になりますが、ご紹介していきたいと思います。
・外壁の目地
外壁の目地のコーキング部分です。
その中でも窓のサッシの上のコーキングが目地の雨漏りの中では結構あるパターンです。
あと前回のサッシ周りのコーキング工事で中途半端な撤去をした上からコーキングを充填しているところで、前回のコーキングカットの際にカッターの刃を伸ばしすぎで下の防水シートを切ってしまっている場合です。
その場合は中途半端な増し打ちコーキングが割れてきて、中の防水シートも切れているので、中に雨水が侵入する例です。
・外壁の帯
あと外壁の外壁と外壁の継ぎ目にある中間水切りから雨漏りが起きているパターンもあります。
・屋根
屋根材の割れや瓦のズレから雨漏りが起きているというパターンもまだまだあります。
・ベランダ
ベランダで雨漏りするのは、「立ち上がり」か「ドレン周り」から雨漏りする事が多いです。
稀にベランダ防水の平場で雨漏りが起きるのは、防水層の下地、コンパネの不陸調整ミスなどで平場にひび割れなどが発生してそこから雨漏りがするパターンもあります。
・天窓から雨漏り
昔と比べて天窓からの雨漏りはかなりすくなった感じはいたしますが、天窓からの雨漏りはまだまだありますが、かなり減りました。
⑸よくある雨漏り箇所をセルフチェック
雨漏りをしてきたけど、「いきなり業者を呼ぶのは何か敷居が高い」という方に向けてここでは、自分で雨漏りチェックをご紹介したいと思います。
・コーキングは剥がれたり、破れたりしていませんか?
外壁を見回りしていると、コーキング部分が切れていたり、なくなっていることはありませんか?
外壁塗装などでも、同じですが、「事前対応という事が大事なので、きをつけてください」
・屋根の板金の釘は浮いていませんか?
屋根の板金部分の釘は浮いていませんか?釘が浮いてきているという事は板金の下地にある木材が結露などにより腐っている恐れがあります。
・屋根材にひび割れやズレなどはありませんか?
瓦のズレ、屋根材にひび割れ、破損等ありませんか?
アスベスト入りの屋根材が生産中止になり、ノンアスベストの屋根に切り替わって、屋根塗装をした際に、全国で様々なトラブルが起きています。
ノンアスベストの屋根材の一部は経年劣化で脆くなりやすく、屋根塗装が困難なコロニアル屋根材が私の知っている限りでも10種類ほどあります。
ひび割れやズレ、破損などあった場合はお気軽にご連絡ください。
・屋根材や外壁材に無闇にコーキングなどで補修していませんか?
これは一般のお客様ではなく、業者が闇雲にコーキングを打つことが多いのですが、
具体的な例としては、屋根から雨漏りがしているからといって、雨漏り個所を断定せず、隙間という隙間全てにコーキングをしてしまっている場合や「多分この辺りが原因だろう」という感覚仕事をする人です。
この様な工事をすると結露による雨漏りが起きやすく、木材なども傷みやすくなり、葺き替え工事になりやすいので、気を付けてください。
・経年劣化している箇所はないですか?
経年劣化により脆くなっている部分がないか?
外壁や見れるなら屋根も見ておく事をおすすめします。
専門的な事が分からなかったとしても
「これは少しおかしいなぁ」
と思うような個所が数カ所あるならお気軽にご連絡ください。
⑹修復工事別に種類と金額を説明
雨漏りの修理工事と言っても工事内容は様々です。
「雨漏りをしている場合、どんな工事になる可能性があるか?」
も気になる所だと思いますので、代表的な工事を大まかに書いていきたいと思います。
ちなみに価格帯としては3万円~30万円位までの工事が多いです。
ちなみに弊社での検査は無料です。
・コーキング工事
簡易的な補修から、コーキングだけで十分という工事まで幅広くあるのですが、住宅の雨漏りでコーキング工事する場合の
価格帯は1万円~15万円です。
15万円というのは住宅の目地コーキングを仮に全て打ち換えた金額になりますので極稀です。
・板金工事
板金工事もチョットした1万円の補修程度のものから、谷板金を全て交換など様々ですので、価格帯は伝えにくいですが、
弊社では、10万円以下の工事が多いです。
・屋根修理
屋根材の一部を差し替えたり、ひび割れ補修、ズレ補修などの工事になります。
価格帯は5千円〜3万円
・屋根葺き替え・カバー工法
屋根の葺き替えや既存の屋根の上から新品の屋根材を貼るカバー工法です。
この工事を提案する時は下地の木材が腐っている場合、将来、屋根の心配をしたくない方に多いです。
価格帯は70万円~になります。
※面積や下屋根、屋根の形状、周りの状況などによって価格は変わります。
・防水工事
屋上やベランダの防水工事です。防水工事と一言でいっても、FRP防水、通気防水、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水など様々な防水工法があります。
また面積などにもよりますので、価格帯を知りたい方は、無料で診断しますので、お気軽にご連絡ください。
⑺必ずアフターフォローをしてくれる会社にお願いする
雨漏り工事をする時は必ず工事完了後にアフターメンテナンスを無償でしっかりとしてくれる会社にお願いする事を強くおすすめします。
雨漏り工事をしてもらって、
一年後、大きな台風がきて再発したけど、見に来てもくれないし、また工事料金がかかる、とかでは困ってしまいますので、しっかりとアフターフォローしてくれる会社にお願いしましょう。
⑻外壁塗装などと一緒にお願いする方がお得
またお願いする時は、「外壁塗装などもそろそろしようかな」と考えられていたら、絶対に同時にお願いした方がお得になります。弊社で言いますと、「雨漏り検査が無償、小さな工事ですと無償」でさせて頂いています。数万円~10万円までがお得になりますdので、ぜひ外壁塗装なども一緒にご検討されてみてはいかがでしょうか?
⑼こんな業者にはお願いしない方がいい
こんな業者には絶対にお願いしない方がいい。という例をいくつか書いていきたいと思います。
雨漏りなど緊急性のある工事は特に付け込まれやすいので、お気を付けください。
・その場で契約を勧める・契約を急がせる・不安を煽る
その場で契約を勧める・契約を急がせる・不安を煽る、この様な業者は絶対に辞めた方がいいです。
「奥さん!屋根の瓦が割れているorズレているので雨漏りになるかもしれないので、点検だけしましょうか?」
「このままでは雨漏りを大変になりますよ」
「今日だけの特別価格なんです」
「宣伝になるので、特別値引をします」
などこんなセールストークには注意してください。
・現場を確認しないまま見積もりを出してくる
雨漏りしている調査もせずに目視だけで見積もりを作成する様な業者はやめておきましょう。
雨漏りというのは目視だけでは、判断が付きにくい場合が圧倒的に多く、しっかりと検査をした上で、修復方法を提案するものですので。
・具体的な説明が出来ない
「雨漏りを直し次第、とりあえずその時にあった工事をしますね。
これで雨漏りは直ると思いますので、安心してください。」とこれは例ですが、この様に雨漏りに関する具体的な説明もなくあやふやな説明しかしない場合は、その場の空気に流されず「結構です」としっかりと断り、キチンとした会社にお願いする事をおすすめします。
・見積もり金額などが曖昧
次に見積金額が曖昧な会社は追加工事でドンドン高額な工事になる可能性がありますので、おすすめしません。
雨漏りを検査して、その結果次第で工事内容が変更される可能性があったとしても、ある程度の価格帯をしっかりと説明してもらい、そこで検討して、依頼するという流れがいいのではないかと思います。
・地域や期間でお得感を演出する
「地域限定で…」
「今だけモニター価格で…」
「角地で良く目立つので…」
「近所の他の方には内緒で…」
「足場代が無料で…」
「今日なら200万円が120万円に…」
この様なお得感を演出する様なセールストークにもお気を付けください。
2021年3月に一冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。
インターネットを検索すれば正しい知識、逆に正しくない知識など様々な情報が色々なところで発信されています。大変便利ではあるのですが、
その一方で情報量が多すぎるため、情報を整理しきれず、大切な家の外壁塗装で迷われて、業者選びで失敗する方も見えます。
そんな方のために外壁塗装の全てを一冊にまとめました。
各書店は勿論、Amazonでもお気軽にご購入頂けます。サイズは手に取りやすい新書で価格は800円です。
まとめ
雨漏りに関して出来るだけ細かく説明させて頂きましたがいかがでしたか?
雨漏りというのは緊急性の高い工事です。ですので、その分、悪徳業者もそこに付け込んで来るので、契約を焦ってしたりせず、冷静に判断する事が大事ではないかと思います。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。