和風住宅の外壁塗装を名張市の塗装業者が徹底解説!
和風住宅の外壁塗装をお考えの方はいませんか?今回の外壁塗装の知恵袋では、「和風住宅の外壁塗装」について詳しく書いていきたいと思います。
和風住宅の特徴や注意点、おすすめの色合い、塗料に関して詳しく書いていきたいと思いますので、長文になりますが、和風住宅にお住まいで外壁塗装をお考えの方にはお役に立てると思いますので、最後まで読んでいただければ幸いです。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
和風住宅と一言で言っても、外壁材、屋根材など色々な形や材質がありますので、全てを伝え切るのは難しいと思いますが、和風住宅の外壁塗装をするときの注意点や特徴についてお話しをしていきたいと思います。
・和風住宅を外壁塗装する時の特徴
・木部が多い
真っ先に私が思いつくことは「とにかく木部が多い」ということです。
木部には通常、普段使う様な塗料は使用しません。
全て専用の防腐剤効果のある塗料を塗装していきます。木部の作業工程としては、
まず木部のシミやアクが多く出ていて木材自体が黒ずんでいる場合は専用の薬品で、この黒ずみを綺麗な木材に戻します。
その後から木部専用の塗料で色付け塗装をしていきます。
そして好みの色になるまで何回か塗り重ねるというような工程になります。
この時の注意点は、何回も塗り重ね過ぎると、木の木目が塗料で見えにくくなりますので、2、3回までがベストだと思います。
また木材の経年劣化によるアクやシミ(黒ずみ)を綺麗にする際に、専用の薬品を使うと言いましたが、この薬品を使用する場合は、周りに大事な庭木などがないかを確認する事が大事になります。
本来この薬品は何十倍に薄め使うもので、この薬品を木に塗装して浮いてきた黒ずみを水で洗い流して、綺麗な木の状態に戻していくのですが、この薄めた薬品を洗い流し地面にその水が染み込むと周りの草木を枯らせてしまう恐れがあるからです。
・現在、普通の塗料で塗装してあるor普通の塗料で塗装したい
現在、木部に通常の塗装がしてある場合やしっかりと通常の塗料で塗装したいという事であれば、吸い込み防止と密着をよくするために専用の下塗りをしなくてはいけません。
その下塗りをしても塗膜が剥がれてくるリスクはありますので、木部専用塗料で塗装することをおすすめしていて、通常の塗料での塗装はおすすめしませんが、どうしてもという場合は、専用下塗りを先に塗装しておくことをおすすめします。
「木部に通常の塗料を塗ってはいけないのか?」
ということですが、通常の塗装をしてしまうと、湿気や水分を含みやすい木が、湿気などの逃げ場がなくなり、塗膜が早期に剥がれてしまうからです。
そして、塗膜が剥がれるだけでなく、木材自体を腐らせてしまいます。
職業柄、その様なお家には何百件とお会いしていますが、そんな場合の工事方法は破風などであれば板金を上から貼ってしまうという工事になる事がほとんどです。その板金を貼る際に釘がきちんと打てない場合は破風自体を交換する事になります。
このあたりは現地を見ないと、どうとも言いようがありませんので、気になる方は一度お気軽にご相談してください。
私個人的には木部には木部専用の塗料で塗装する事で長持ちしますので、和風住宅で初めての外壁塗装をされるときは、木部は専用の塗料でお願いすることをおすすめします。
・洋風と比べて付帯部の塗装にかなり手間がかかる
物件によって違うのですが、ほんとの和風作りですと和風住宅は洋風住宅と比べて外壁塗装する際の付帯部の手間はかなりかかります。そして、付帯部の量も洋風住宅に比べて和風住宅の方が遥かに多いです。
例えば面格子でも洋風であればアルミサッシでできている事がほとんどなのですが、和風住宅の場合面格子も木で出来ているお家も多いです。その場合は外からも塗装させて頂き室内からも塗装させていただく場合があります。
また屋根裏の軒天と呼ばれる部分も垂木が入っている場合などは塗っていい部分と塗ってはいけない部分が分かれている時があり、洋風住宅に比べて手間がかなりかかります。
和風住宅は私も大好きでかっこいいのですが、一つ一つをしっかりと作ってありますので、外壁塗装期間は長くなり、価格も少しお高くなります。
・トタン、リシン、かき落とし、サイディングなどお家によって様々な外壁材が使われている
和風住宅でも鉄でできたトタン壁や吹き付けで仕上げてあるリシン壁、左官仕上げのかき落とし、養生系のサイディングなどお家や立てた工務店などによって全然違います。
外壁材によって外壁塗装の下塗り、上塗りの塗料や下地処理の仕方が変わってきますので、気になる方はお気軽にご相談してください
⑵和風住宅の外壁塗装②おすすめの色合い
①ブラウン系
和風住宅におすすめする色合いはブラウン系です。和風住宅のどの様な形でも大抵は合う色ですし、ブラウンの色の濃さでイメージがだいぶ代わり、色の濃さだけで色々と楽しめるからです。
また和風住宅の付帯部はチョコ色とブラウンでも黒に近い色で塗装する事が多く、付帯部の色とも相性がいいのもブラウン系をおすすめの色に持ってきたポイントです。
②ベージュ系
新築時の和風住宅にベージュ系の外壁の色が多いと思いますが、これもやはり、「失敗が少ない色」という事が理由の一つだと思います。こちらも色の濃さで色々と見え方も変わって見えますし、付帯部の色との相性も◎です。
⑶和風住宅の外壁塗装③塗料について
これは予算とかを全く考えず私個人的な意見ですが、機能性塗料「ガイナ」がおすすめになります。
何がおすすめかというと、一番は「塗膜の高級感のある質感」です。遮熱性や遮音性などの機能性も勿論、素晴らしく、体感していただけるほどの効果ですが、個人的には、外壁のガイナの独特な艶消しの質感と付帯部の艶ありのメリハリが、かっこいいので、
私が「何を塗りたいか?」と聞かれれば、ガイナと答えます。
しかし、予算の関係などもあると思いますので、色々な塗料で比較検討されるのがいいかと思います。他の塗料でも艶感の落ち着いた塗料を選ぶことをおすすめします。
⑷和風住宅の外壁塗装④価格について
「和風住宅も洋風住宅も大きさが一緒なら外壁塗装の価格も同じくらいの金額でしょ?」
とたまに言われる事があるのですが、洋風とは違い、付帯部がかなり手間がかかりますので、洋風に比べると和風住宅のほうが外壁塗装の総額は高くなる事があります。
付帯部分は和風の方が多いのですが、コーキング工事は洋風住宅のほうが遥かに多いので、なんとも言えないところではあるのですが、付帯部がさほど多くない和風住宅であれば、洋風住宅とあまり変わりはありませんし、付帯部が多いのであれば、和風住宅の方が高くなります。
気になる方はラインで写真を送っていただければある程度はお答えできると思いますので、お気軽にライン相談してください。また外壁塗装の価格については、以下のページやYouTubeでも撮影していますので、ぜひ見てください。
⑸和風住宅の外壁塗装⑤屋根について
和風住宅の屋根は基本瓦が多いので、屋根塗装の心配はありません。その代わりに漆喰工事をしなくてはいけないケースが多いです。
漆喰というと水上にある三日月や鬼瓦の飾り、水下の雀口など経験劣化でボロボロと剥がれてくるので、メンテナンスの必要があります。漆喰でも古い漆喰の上から施工する「増し打ち」と全て綺麗に剥がしてから施工する「打ち替え」があります。
金額的には打ち替えのほうが旧漆喰の撤去費用が少し高めになりますが、長期的に見ると「打ち替え」をおすすめします。また雀口と呼ばれる雨樋の中の部分ですが、家の外からでも平家であれば横樋の奥を覗けば見れる箇所です。
ここは、昔の建物の場合は漆喰で施工してある事が多いですが、いまは板金で釘打ちしたほうが、施工費も安いですし、後々のメンテナンスを考えるとこちらのほうがいいので、雀口はほとんど板金で工事しています。
・屋根の漆喰でよく聞かれる質問
屋根の漆喰の工事だけご注文を受けた際によく「足場なくてもいけるんじゃないですか?」と聞かれますが、いる場合といらない場合がございます。家の四角の鬼瓦の飾りとかを漆喰する場合は足場を必ずお願いしています。
本来、漆喰工事は左官屋さんの仕事ですが、リペイント匠では、創業当時から塗装専門の職人の雇用している職人で、外壁塗装~コーキング、防水工事、漆喰、雨樋交換、板金工事、外壁張り替え、など行っていますので、和風住宅の外壁塗装であればお任せください。
・屋根のカバー工法について
ここも最近よく聞かれる質問なのですが、「和風の瓦屋根でカバー工法できますか?」というご質問です。
結論的には、瓦にはカバー工法というのは難しく、瓦屋根の場合は、「葺き替え工事」になります。
リペイント匠では、外壁塗装以外にも屋根工事も行っておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。またYouTubeでも屋根の葺き替えやカバー工法についての情報もUPしていますので、合わせて意味ていただければ幸いです。
和風住宅の外壁塗装⑥まとめ
いかがだったでしょうか?今回は和風住宅の外壁塗装について詳しく書いてみました。まだまだ書きたい事はありましたが、全て書き出すとキリがないのでこの他に、疑問や質問などございましたら、
お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
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