外壁塗装のチェックポイントを伊勢市の塗装業者が徹底解説!
10年に一度の外壁塗装を満足のいく工事にするために、外壁塗装を行う際にチェックしておいた良いポイントをいくつかご紹介したいと思います。塗装前、塗装中、塗装後に分けて出来るだけ詳しく書いていきますので、
長文になると思いますが、最後まで見て頂ければ、外壁塗装のチェックポイントが分かるようになりますので最後まで読んで頂ければ幸いです。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
⑴外壁塗装前のチェックポイント
外壁塗装前のチェックポイントとしては、まずは契約が済み、色の打ち合わせからチェックしておいた方が良いと思いますので、色の打ち合わせから書いていきたいと思います。
・外壁塗装前のチェックポイント(色)
他の記事でも多く書いていますが、外壁塗装前にする色の打ち合わせでは、3つの事に特に注意してください。
1つ目は、出来るだけ屋外でメーカーカタログなどを見ながら決めていく事が望ましいと思います。理由としては、『電球の色で見え方が変わってしまう』という理由からです。
また2つ目は、屋外で見る場合でも出来るだけ塗り面積の大きい見本で色決めをしましょう。その理由は、『面積効果と言い小さいものは濃く見えてしまうから』という様な理由からになります。
最後の3つ目は、休みの日などを利用して色々な家をみたり、インターネットの施工事例で多くの配色などを見ておいて、参考にしましょう。という事です。
色というのは人の内外に長期的に影響しますので、よほど、センスがない限りは、グレーやブラウン、ベージュといった安全な色以外は、自分のお家と同じような具体的な塗装例があり、気に入った際にした方が無難だと思います。
あと色はお家全体を見て3色、4色以内で配色するのがベストです。(サッシの色も含む)こだわった色にしたいという気持ちは分かります。私自身もおしゃれに外壁塗装をするのは好きですが、シンプルにおしゃれに仕上げるのが一番いいのかと思います。
・外壁塗装前のチェックポイント(支払い日の確認)
契約が済んだ後の話ですので、大丈夫かと思いますが、一応書いていきます。まず『先に全てのお支払い』という所と万一契約されていた場合は注意が必要です。ないとは思いますが、聞く話では工事前に全ての支払いをして逃げていく業者もいると聞いたことがありますので。
ほとんどの場合、先に半額、最後に半額というパターンか、全ての工事完了後に全額お支払いというケースが多いです。私の会社リペイント匠では、工事完了後に1週間以内に全額お支払いという形を取らせて頂いています。
・外壁塗装前のチェックポイント(音)
外壁塗装前に気を付けておくべきことは、特に夜勤などのお仕事をされている方に注意してほしいのですが、『工事の際に出る音』です。
外壁塗装工事というと「音には全く関係ないんじゃないのか?」と思われるかも知れませんが、塗装工事の初日にする『足場工事』2日目にする『高圧洗浄』最終日にする『足場解体工事』は大きい音がします。
足場の組み立てや足場の解体などは、今は丸太やパイプでは組立する所が少なく、ハンマーで打ち込んで組立する一側足場というのが、主流になっています。
この一側足場というのは組立や解体の際に大きな『カンッカンッ』という金属音がします。また高圧洗浄をする2日目もエンジン音がとてもうるさいと感じてしまうお客様も多いです。
・外壁塗装前のチェックポイント(窓の開閉)
外壁塗装の際に『養生』というもので窓など塗料が飛んではいけない所にビニールでふさいでしまうのですが、事前に「ここの窓を開け閉めできるようにしておいてください」と言っておくと開け閉め出来るように養生をしてくれます。職人さんが休みの日などに空気の入れ替えをしたいときはおすすめです。夏場などは特にお願いされる事が多いです。
・外壁塗装前のチェックポイント(水道、駐車場)
外壁塗装前のチェックポイントとして、駐車場や水道などの事も注意したいところです。
外壁塗装工事が始まりますと、塗装職人が乗ってくる車(軽である事が多いです)外壁塗装工事の初めと最後に来る、足場の大きなトラック、この駐車場を確保しないと工事が進まない為あらかじめ、業者と相談しておきましょう。
そして水道ですが、2日目の高圧洗浄の際に、お家の水道をお借りしてお家全体の水洗いをします。この月の水道料金が約1000円~2000円ほど高くなるかもしれません。
・外壁塗装前のチェックポイント(近隣さんへの挨拶回り)
近隣さんへの挨拶回りも外壁塗装の前の大事なチェックポイントの一つです。中には『挨拶回りは施主さんのほうでお願いします』という業者もいるかもしれません。
ですので、どちらが挨拶回りをするのか?業者さんが挨拶回りをするなら、いつするのか?など詳しく聞いておくことが大切です。私の会社でも、気になる方は、『一緒に行きたいので挨拶回りの日を教えてください』と付いてきてくださるお客様もいます。
我々としては挨拶回りがしやすく有難い事です。
・外壁塗装前のチェックポイント(土日は仕事か?)
土日でも職人さんは工事に来る時があります。私の会社でも、土曜日は基本的に仕事で、雨が続くときなどは、雨の平日に休み、日曜日に出勤する日もあります。『日曜日はやめてほしい』などありましたら事前に伝えておきましょう。日曜日が確実に休みのお仕事をされている方ですと、驚かれる方も見えますので。
⑵外壁塗装中のチェックポイント
外壁塗装中のチェックポイントとしては、主に施工に関するチェック項目になりますので、施主様が『そんな事私たちがチェックしなければならないの?』と思われると思います。
ですので、あくまで気になる方だけで大丈夫かと思いますし、信用できる会社さんなら任せておいて大丈夫かと思います。
・中間挨拶
結構見落としがちな大切なチェックポイントです。外壁塗装前、外壁塗装後に挨拶回りされる業者は多いのですが、工事が始まってから困っているご近所さんも見えるかもしれません。外壁塗装工事の中間あたりで、業者さんからご近所さんに挨拶回りして頂くと安心と言えます。
・足場工事
足場工事は外壁塗装を普段目に見えない狭い所や高い所など塗り残しの内容にキレイに外壁塗装をするためのものになります。注意点としましては、庭などに大切なお花など育ているものがある場合は、『ここには気を付けてください』など言っておくことが大切です。
・高圧洗浄
高圧洗浄には、3つほど私たちは使い分けます。
まず1つ目は通常の外壁を洗う際に使う「高圧洗浄」
2つ目が屋根の頑固な汚れを取る「トルネード洗浄」
3つ目はカビやコケなどを体に影響のない薬品で綺麗にする「バイオ洗浄」
カビやコケなどの生物系の汚れが多い場合は、3つ目のバイオ洗浄をする事により現状の汚れ具合によって変わりますが、かなり綺麗になりますので、おすすめです。
・コーキング
シール、シーリングとも言いますが、同じ意味です。コーキングは建物の防水性の保護という意味でとても大事な工事になります。
今はコーキングでも耐久30年の材料などございますので、どんな種類があるかを聞いてみるのもいいかも知れません。コーキング工事にも「打ち替え」と「増し打ち」と2種類のやり方があり、大丈夫かと思いますが、サイディングの場合は打ち替えが基本になります。
増し打ちが悪くて、打ち替え正しいという事はなく、出来る所は打ち替えが望ましいと覚えて頂ければ大丈夫です。サッシなどでツバが出ているタイプは完全に既存のコーキングを撤去するという事が困難ですので、この場合は厚みを付け三角シールというやり方でコーキングをします。
※打ち替えというのは、残りカスまで100%完全に撤去出来てこそ「打ち替え」といいます。
・軒天塗装、外壁塗装
軒天の塗装や外壁塗装をしていきます。外壁塗装は基本3回塗りですが、塗料や止まりにくい色、下地によって塗る回数が増える事があります。
皆さんハイスペックな塗料にばかり目が行きがちですが、適当な下塗り、誤った下塗り塗料の選定などした上から、どんな高級な塗料を塗装しても全く意味がありません。
逆に下塗りでキッチリと仕上げ塗りのつもりで塗装すると、普通の塗料でも良い艶が出て、長持ちするものです。
【例】今多い『難付着サイディング』というものがあります。これは表面に長持ちする特殊なコーティングがされていて、文字通り塗膜が付着しにくいという外壁材になります。
この壁に専用の下塗りでなく、通常の下塗りを塗り、高級塗料を塗装しても、全然ダメです。よくもって3年と思います。酷いと1週間で爪で擦ると剥がれてきます。
塗装には一級技能士や有機溶剤など色々な免許があり,当社でも職人は取得していますが、長持ちするかしないかは、免許とかでなく、また塗料でもありません。『職人の丁寧に手間暇をかけて、お客様に喜んで頂きたいという気持ち』なのです。
・付帯部塗装
付帯部というとあまり聞きなれない言葉ですが、外壁や屋根以外の雨樋、雨戸など色々と細かい部位の総称の事を指しています。
外壁塗装をシリコン塗料で塗装して、付帯部をウレタン塗料とかもあるみたいですが、基本的には外壁よりも付帯部の方が痛みや色あせは早いです。ですので、外壁に塗る塗料よりも、付帯部に塗る塗料の方が良いものを使う事が基本になります。最低でも外壁塗装する塗料と同等品を使いましょう。
塗る回数は当社では基本的に2回~3回です。
⑶外壁塗装後のチェックリスト
外壁塗装後のチェックは、塗装直後見るだけで後はあまり注意してみないと思います。
・外壁塗装後のチェックポイント(近隣挨拶)
外壁塗装工事が終わったらご近所の方にあいさつ回りをしましょう。1週間~2週間程度、ご近所の方に作業車や音などでご迷惑をかけているので
ここはしっかりとしないといけないと思います。ここも業者側でやるのか、施主様がやるのか?を事前に確認が必要です。
・外壁塗装後のチェックポイント(掃除)
大丈夫だとは思いますが、私どもがお客様に呼ばれて『10年前に塗装してもらったけど、もう時期だからお願いします』とお家を見ているとサッシに塗料がはみ出ていたり、コンクリート部分に塗料が飛び散っていたりという状況になっている場合がございます。今
は業者の意識も高いのであまりないとは思いますが、ゴミや塗料の飛び散りなど見ておくことが大事かと思います。
・外壁塗装後のチェックポイント(コーキング部の塗膜の割れ)
よくあるのが、コーキング部の塗膜の割れです。コーキングというのは基本的に柔らかければ追従性もありいいのですが、そうするとどうしても塗膜のひび割れが出てしまう可能性があります。
出来るだけその様な事がないようなコーキング材を選ばせて頂いていますが、塗膜の割れが出る時があります。
この場合はすぐに言って頂ければ対処させて頂くのですが、大事な事は、起きてしまった事に対してすぐに対処する姿勢だと私は思います。
外壁塗装後のチェックリストのまとめ
外壁塗装のチェックポイントについて現場目線、お客様目線で書かせて頂きましたが、どうだったでしょうか?もし分かりにくい点などございましたら、いつでもご連絡くださいませ。
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