
後悔しない外壁塗装!耐用年数と塗料の種類を伊勢市の塗装業者が徹底比較!
外壁塗装は、家を美しく保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る大切な役割を果たします。しかし、「どの塗料を選べばいいのか?」「耐用年数はどれくらいなのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
塗料の種類によって、耐久性・価格・メンテナンス頻度が大きく異なります。間違った選択をすると、数年で劣化が進み、再塗装が必要になることも。逆に、適切な塗料を選べば、長期間にわたり家を守ることができ、コストパフォーマンスも向上します。
本記事では、外壁塗装の塗料ごとの耐用年数や特徴を詳しく解説し、後悔しないためのポイントをお伝えします。
※外壁塗装の耐用年数全般について、詳しく知りたい場合には『外壁塗装の耐用年数は何年?塗料別の寿命と劣化サインを徹底解説!【伊勢市】』をぜひご覧ください!
目次
外壁塗装の耐用年数と塗料の関係
外壁塗装の耐用年数は、使用する塗料の種類によって大きく異なります。安価な塗料は耐久性が低く、頻繁な塗り替えが必要になる一方、高品質な塗料はコストがかかるものの長期間にわたって外壁を守ります。
また、耐用年数は塗料の種類だけでなく、気候・環境・施工方法・メンテナンスによっても変わるため、一概に「○年もつ」とは言い切れません。
ここでは、各塗料の種類ごとの耐久性の違いと、耐用年数を左右する要因について詳しく解説します。
塗料の種類ごとに異なる耐久性
外壁塗装に使用される塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ耐用年数や特性が異なります。塗料の選び方によって、メンテナンスの頻度やコストが大きく変わるため、自分の家に合ったものを選ぶことが重要です。
ただし、各塗料の耐用年数はメーカーが公表している「期待耐用年数」であり、実際の耐久性とは異なる可能性があります。実際には、気候・環境・施工技術・メンテナンス状況などによって寿命が左右されるため、あくまで目安として考えましょう。
以下に、代表的な塗料の種類と耐用年数の目安をまとめました。
①アクリル塗料
- 耐用年数:5~7年
- 特徴:価格が安いが耐久性が低い。現在はほとんど使われない。
②ウレタン塗料
- 耐用年数:8~10年
- 特徴:柔軟性があり密着性が高いが、シリコン塗料より耐久性が劣る。
③シリコン塗料
- 耐用年数:12~15年
- 特徴:価格と耐久性のバランスが良く、現在の主流。
④フッ素塗料
- 耐用年数:15~20年
- 特徴:耐久性が高く、汚れに強いが価格が高め。
⑤無機塗料
- 耐用年数:20~25年
- 特徴:最高レベルの耐久性を誇るが、高価で施工技術が必要。
⑥ラジカル制御型塗料
- 耐用年数:14~16年
- 特徴:紫外線による劣化を防ぐ最新技術。シリコンより耐久性が高い。
⑦ナノテクノロジー塗料
- 耐用年数:15~20年
- 特徴:分子レベルで汚れにくく、耐候性に優れる。
⑧ピュアアクリル塗料
- 耐用年数:20年以上
- 特徴:高い耐久性と伸縮性を持ち、ひび割れしにくい。
⑨光触媒塗料
- 耐用年数:15~20年
- 特徴:汚れを分解し、セルフクリーニング機能を持つが、施工技術が必要。
特に近年登場したピュアアクリル塗料、光触媒塗料、ナノテクノロジー塗料などは、まだ実際の耐久性が未知数な部分も多いため、導入を検討する際は実績のある塗装業者と相談することが重要です。
それぞれの塗料には価格・耐久性・施工のしやすさなどの違いがあるため、ライフプランや予算に合わせて選びましょう。
耐用年数を決める3つの要素
外壁塗装の耐用年数は、塗料の種類だけで決まるわけではありません。同じ塗料を使っても、気候や施工方法、メンテナンスの有無によって寿命が大きく変わります。ここでは、耐用年数を左右する3つの重要な要素を解説します。
①気候や環境の影響
外壁は日々の天候や環境によってダメージを受けています。特に以下の要因が耐久性に影響します。
- 紫外線(UV):強い日差しを受ける地域では、塗膜が劣化しやすい。
- 雨・湿度:多湿な環境ではカビやコケが発生し、塗装が傷みやすい。
- 海沿いの塩害:潮風の影響で塗膜が劣化しやすく、耐久性が低下する。
- 寒冷地の凍害:気温差による膨張・収縮でひび割れが発生しやすい。
家が建っている環境に合った塗料を選ぶことが、耐用年数を延ばすポイントになります。
②施工の質と下地処理
同じ塗料を使っても、施工の仕方によって寿命が変わるため、業者選びは非常に重要です。
- 下地処理の重要性:外壁に汚れや劣化があるまま塗装すると、塗膜がうまく密着せず、すぐに剥がれる原因に。
- 塗装の厚み:塗料を適切な厚さで塗らないと、耐久性が落ちる。
- 塗り重ねの回数:通常、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本。手抜き工事をすると、期待耐用年数より早く劣化する。
適切な下地処理と施工を行うことで、塗料本来の耐久性を最大限に引き出せます。
③メンテナンスの頻度と方法
外壁は塗ったら終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。
- 定期的な点検:外壁にひび割れやチョーキング現象(表面が粉っぽくなる)がないか確認する。
- 部分補修の実施:小さなひび割れや剥がれは、早めに補修することで全体の寿命を延ばせる。
- 外壁の洗浄:コケや汚れを放置すると塗膜の劣化が進むため、定期的な高圧洗浄を行う。
定期的なチェックと簡単な補修を行うことで、塗装の寿命を延ばし、次回の塗り替え時期を遅らせることができます。
外壁塗装の耐用年数を左右する要素
外壁塗装の耐用年数は、塗料の種類だけで決まるわけではありません。期待耐用年数が長い塗料を使ったとしても、環境や施工方法、メンテナンスの仕方によっては、本来の性能を発揮できずに早く劣化することもあります。
ここでは、塗装の耐久性に影響を与える「溶剤と水性の違い」「艶あり・艶なしの違い」「1液型・2液型の違い」について解説し、より長持ちさせるためのポイントをお伝えします。
溶剤塗料と水性塗料の違い
外壁塗装の塗料は、大きく分けて「溶剤塗料(油性塗料)」と「水性塗料」の2種類があります。それぞれ成分や特徴が異なり、耐久性や施工性に影響を与えます。**
①溶剤塗料(油性塗料)
溶剤塗料は、シンナーや有機溶剤を使用して塗料を薄めるタイプの塗料です。
■メリット
- 密着性が高く、耐久性に優れている
- 雨や湿気に強く、劣化しにくい
- 硬い塗膜を形成し、耐摩耗性に優れている
■デメリット
- シンナーの臭いが強く、施工時に換気が必要
- 価格が高めで、コストがかかる
- 取り扱いに注意が必要(消防法の規制対象になる場合も)
溶剤塗料は、特に密着性を重視する鉄部や、高い耐久性が求められる外壁に向いています。
②水性塗料
水性塗料は、水で薄めて使用するタイプの塗料で、最近では主流になりつつあります。
■メリット
- 臭いが少なく、環境に優しい
- 施工しやすく、一般住宅向けに適している
- 価格が比較的安く、コストを抑えられる
■デメリット
- 密着性が溶剤塗料に比べるとやや劣る
- 気温や湿度の影響を受けやすく、施工時期が限られる
- 金属部分には不向きな場合がある
最近では、水性塗料の品質が向上し、耐久性が高い製品も増えてきています。そのため、一般住宅の外壁には水性塗料が主流になっています。
艶ありと艶なしの違い
外壁塗装の塗料には、「艶あり」と「艶なし(マット)」の大きく2種類があります。
塗料の種類だけでなく、艶の有無によっても仕上がりの見た目や耐久性が変わるため、どちらを選ぶかは重要なポイントです。
①艶あり塗料の特徴
艶あり塗料は、光沢があり、ツルッとした仕上がりになります。
■メリット
- 撥水性が高く、汚れがつきにくい
- 耐久性が高く、塗装の劣化を抑えられる
- ツヤがあることで、新築のような美しい仕上がりになる
■デメリット
- 光の反射が強く、ギラついて見えることがある
- 艶が強すぎると、安っぽく見える場合もある
- 時間が経つとツヤが落ちてくる
■こんな人におすすめ!
- 外壁の汚れが気になる人
- 長持ちする塗装をしたい人
- 新築のような仕上がりを求める人
②艶なし(マット)塗料の特徴
艶なし塗料は、光の反射が少なく、落ち着いた仕上がりになります。
■メリット
- 落ち着いた雰囲気になり、高級感が出る
- 光の反射が少ないため、周囲の景観になじみやすい
- ツヤのある塗料よりも自然な仕上がりになる
■デメリット
- 汚れが付きやすく、雨で流れにくい
- 耐久性がやや低く、塗装の劣化が早い場合がある
- 選べる塗料の種類が限られる
■こんな人におすすめ!
- 落ち着いたデザインの外壁にしたい人
- 周囲の家や景観になじませたい人
- 汚れがつきやすくても定期的にメンテナンスできる人
1液型と2液型の違い
外壁塗装の塗料には、「1液型」と「2液型」の2種類があります。これは、塗料がどのように硬化するかによる分類で、耐久性や施工のしやすさに影響を与えます。
①1液型塗料の特徴
1液型塗料は、塗料缶を開けてそのまま使用できるタイプです。
■メリット
- 硬化剤を混ぜる必要がなく、施工が簡単
- 作業時間が短縮でき、コストが抑えられる
- 保存がしやすく、余った塗料を再利用できる
■デメリット
- 2液型に比べて耐久性が低い
- 強い塗膜が必要な場所には不向き
■こんな人におすすめ!
- コストを抑えたい人
- 一般住宅の外壁で、耐久性より施工性を重視したい人
②2液型塗料の特徴
2液型塗料は、塗料と硬化剤を混ぜて使用するタイプで、塗膜が化学反応によって硬化します。
■メリット
- 塗膜が強く、耐久性が高い
- 紫外線や雨風に強く、長期間メンテナンスが不要
- 密着力が高く、金属やコンクリートにも適応
■デメリット
- 塗料と硬化剤を混ぜる手間がかかる
- 一度混ぜると保存できず、余った塗料を再利用できない
- 施工費用が高くなりやすい
■こんな人におすすめ!
- 耐久性を重視し、長持ちする塗装をしたい人
- 雨風が強い地域や、劣化しやすい外壁材を使っている人
耐用年数を延ばすためのポイント
外壁塗装は、一度施工すれば終わりではありません。塗装の耐久性を最大限に活かすためには、適切なメンテナンスが欠かせません。
せっかく高耐久な塗料を選んでも、環境や外壁の状態によっては予想より早く劣化することもあります。逆に、適切なメンテナンスを行えば、塗装の寿命を延ばし、次の塗り替えまでの期間を長くすることが可能です。
ここでは、塗装を長持ちさせるために重要なポイントを解説します。
適切なメンテナンスを行う
外壁塗装の耐用年数を延ばすためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
塗装が劣化してから対処するのではなく、早めに手を打つことで、外壁を長持ちさせることができます。
①定期的な点検を実施する
外壁の劣化は、目に見えない部分から進行することもあるため、定期的な点検が重要です。
特に、以下のような症状が見られたら、早めに対応しましょう。
- チョーキング現象(外壁を触ると白い粉がつく)→塗膜の劣化のサイン
- ひび割れ(クラック)→放置すると雨水が浸入し、建物の耐久性が低下
- カビ・コケの発生→防水機能が低下している可能性がある
点検は最低でも1年に1回、できれば春や秋の気候が安定した時期に行うのがおすすめです。
②早めの補修で劣化を防ぐ
外壁に小さなヒビや塗装の剥がれを見つけた場合、早めに補修をすることで、塗装の寿命を延ばすことができます。
以下のような対応を行うと、塗膜の劣化を最小限に抑えられます。
- コーキング(シーリング)補修:ヒビ割れを防ぎ、防水性を維持
- 部分的な再塗装:劣化した箇所を補修し、塗膜の保護機能を維持
小さな劣化を放置すると、外壁の下地まで傷み、大規模な修繕が必要になることもあるため、早めの対応を心がけましょう。
信頼できる業者を選ぶ
外壁塗装の耐用年数を延ばすためには、信頼できる業者を選ぶことが最も重要です。
どんなに高品質な塗料を使っても、施工の質が低いと、本来の耐久性を発揮できず、数年で塗膜が剥がれることもあります。
では、優良な塗装業者を見極めるポイントを紹介します。
①見積もりの内容が明確かチェックする
信頼できる業者は、見積もりの内容を詳細に説明してくれます。
逆に、不透明な見積もりを提示する業者は、手抜き工事や不当な追加料金のリスクがあるため注意しましょう。
■見積もりに含まれるべき項目
- 使用する塗料の種類・メーカー・塗布回数が明記されているか
- 足場代・高圧洗浄費・養生費・下地処理費などの内訳が詳しく記載されているか
- 「一式」といった曖昧な表現がないか
見積もりを依頼する際は、必ず複数の業者から相見積もりを取ることで、適正価格かどうか判断できます。
②施工実績や口コミを確認する
過去の施工実績や口コミをチェックすることで、業者の技術力や対応の良さを判断できます。
■施工実績のチェックポイント
- 自社サイトやSNSで施工事例を公開しているか
- 実際の施工写真があるか(ビフォーアフターが確認できると◎)
- 自分の家と似た外壁材の施工経験があるか
■口コミ・評判のチェック方法
- Googleマップや口コミサイトの評価を確認する
- 「塗装剥がれた」「追加費用請求された」などの悪評がないか調べる
- 知人・近隣で施工した人に評判を聞く
口コミは施工後しばらく経ってからの評価も参考にすると、塗装の仕上がりや耐久性がより分かります。
③適切な施工方法を提案してくれるか
信頼できる業者は、家の状態や環境に合わせた適切な施工方法を提案してくれます。
■優良業者の特徴
- 外壁の劣化状況を丁寧にチェックしてくれる
- 塗装が不要な部分まで無理に塗装しようとしない
- 塗料の種類や耐久性について、詳しく説明してくれる
逆に、「今すぐ契約しないと損です!」「特別キャンペーンで今日だけ割引します!」と急かす業者は要注意!
信頼できる業者は、焦らせることなく、じっくり検討する時間を与えてくれます。
④アフターフォローや保証があるか
塗装工事が終わった後も、しっかりと保証やアフターサービスを提供しているかを確認しましょう。
■保証のチェックポイント
- 工事保証があるか(最低でも5年以上が望ましい)
- 保証の対象範囲が明確か(塗膜の剥がれ・ひび割れ・色あせなど)
- 施工後の定期点検があるか
信頼できる業者は、施工後も定期的に点検を行い、不具合があれば無償で対応してくれる場合が多いです。
まとめ~伊勢市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、外壁塗装の耐用年数と塗料の種類を徹底比較し、後悔しないためのポイントを解説しました。
外壁塗装は、家を守り、美観を保つために欠かせないメンテナンスです。しかし、塗料の種類や耐用年数を知らずに適当に選んでしまうと、数年で劣化し、余計な費用がかかることもあります。
もし、どの塗料を選べばよいか迷っているなら、まずは地元の塗装業者に相談し、比較することから始めてみてください。あなたの家に最適な塗装プランが見つかるはずです。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00〜20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
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