外壁塗装の助成金をもらう方法！申請のポイントと注意点を松阪市の塗装のプロが徹底解説
外壁塗装の助成金の申請方法
「外壁塗装の助成金制度」をご存じでしょうか？
外壁塗装は、住宅の美観を保つだけでなく、家を長持ちさせるためにも欠かせません。しかし、費用が高額になりがちなため、リフォームをためらう方も多いでしょう。そこで活用したいのが、自治体などが提供する助成金制度です。適用条件を満たせば、工事費の一部を補助してもらうことができ、大幅な費用削減につながります。
しかし、この助成金は「申請しないともらえない」仕組みになっており、申請のタイミングや手続きの不備によって受給できなくなるケースも少なくありません。せっかく使える制度があっても、知らずに損をしてしまう人が多いのが現状です。
本記事では、外壁塗装の助成金を確実に受け取るための「申請方法」と「注意点」について詳しく解説します。
※松阪市で使える外壁塗装の助成金・補助金について知りたい方は、『松阪市で使える外壁塗装の助成金・補助金とは？条件や注意点、活用方法などプロが解説』をご覧ください。
目次
外壁塗装の助成金をもらうには「申請」が重要！その理由とは？
外壁塗装の助成金をもらうには「申請」が重要！その理由とは？
外壁塗装の助成金は、申請をしなければ受け取ることができません。多くの人が「助成金があるなら、自動的に適用されるのでは？」「あとから報告すれば助成金がもらえる」などと考えがちですが、実際には事前に申請手続きを行わないと支給対象にはなりません。さらに、助成金には申請期限や条件があり、手続きの遅れや不備があると受給できないケースもあります。
ここでは、助成金を確実に受け取るために「申請」がなぜ重要なのか、その理由を詳しく解説します。
助成金を受け取るためには「申請」が必須
助成金は、国や自治体が住宅のメンテナンスや省エネ対策、空き家対策などを推進するために設けている制度ですが、対象者が自ら申請しない限り支給されません。「外壁塗装をしたら自動的に助成金がもらえる」という仕組みではないため、制度を利用したい場合は必ず手続きを行う必要があります。
また、多くの自治体では「工事前」に申請を行うことが条件となっています。もし工事が完了してから助成金の存在を知ったとしても、後から申請することはできません。そのため、外壁塗装を考え始めた段階で、助成金の有無を確認することが大切です。
申請をしないともらえない？助成金の仕組み
助成金には、自治体が設定する「予算枠」が存在します。つまり、申請の受付が開始されても、予算が上限に達した時点で終了してしまうのです。
特に、人気のある助成金制度では、受付開始から短期間で枠が埋まってしまうこともあります。そのため、「あとで申請しよう」と先延ばしにしていると、気づいたときには申請が締め切られていたというケースも珍しくありません。
また、自治体によっては先着順や抽選で助成金を支給するところもあります。確実に受け取るためには、制度の詳細を事前にチェックし、申請開始と同時に手続きを進めることが重要です。
申請の遅れが大きな損失につながる理由
申請が遅れることで、以下のようなデメリットがあります。
- 助成金の受付が締め切られる→今年度の助成金枠がなくなり、次年度まで待たなければならない
- 施工後に「申請できない」と判明する→せっかくの補助制度を活用できず、全額自己負担になる
- 追加の手続きが必要になる→申請期限ギリギリの場合、書類の準備に時間がかかり、審査が通らないことも
特に、外壁塗装の助成金は「工事前の申請」が必須のケースが多いため、早めの情報収集と計画的な手続きが不可欠です。
外壁塗装の助成金をもらうための条件とポイント
外壁塗装の助成金は、誰でも受け取れるわけではありません。自治体ごとに細かい条件が設定されており、これを満たさなければ申請が通らないため、事前にしっかり確認することが重要です。
ここでは、助成金を受け取るための「工事に関する条件」「申請者の条件」「支給される金額の目安」について解説します。
助成金の申請対象になる外壁塗装工事の条件
助成金の対象となる工事には、以下のような条件があることが一般的です。
- 外壁の劣化が一定以上進んでいること（ひび割れ・剥がれなど）
- 省エネ・断熱性能を向上させる塗料を使用すること（遮熱・断熱塗料が条件の自治体も）
- 住宅の築年数が一定以上であること（例：築10年以上など）
- 工事を行う施工業者が自治体の指定業者であること
助成金を利用したい場合は、使用する塗料の種類や施工内容が条件に合っているかを事前にチェックしておきましょう。
助成金を申請できる人の条件
助成金を受け取れるのは、以下のような条件を満たしている人に限られることがほとんどです。
- 地域に居住して一定年数が経過している（例：3年以上など）
- 世帯が市外から転入していること（例：空き家対策など）
- 三世代同居・近居の状態がすでに一定年数継続していること（例：三世代同居助成金など）
- 一定の所得制限がある場合も（例：年収○○万円以下の世帯）
- 過去に同じ助成金を利用していないこと
また、「自治体に納める税金を滞納していないこと」が条件になっているケースも多いです。助成金の申請前に、税金の未納がないか確認しておくことも大切です。
助成金が受けられる金額の目安
助成金の支給額は自治体によって異なりますが、一般的には以下のような金額が目安になります。
- 工事費用の10〜30％を補助（上限10万円〜50万円程度）
- 1㎡あたり○○円を補助（例：1㎡あたり1,000円補助）
- 定額支給（例：一律10万円補助）
具体的な金額は自治体によって異なるため、お住まいの地域の助成金制度を事前に確認することが重要です。
また、申請する助成金が「予算の上限に達すると受付終了」となるケースもあるため、年度が変わって公開されたら、早めに申し込むことで、受け取れる確率が高まるでしょう。
外壁塗装の助成金の申請方法と手続きの流れ
外壁塗装の助成金を受け取るためには、正しい手順で申請を進める必要があります。申請方法を誤ると、せっかく条件を満たしていても助成金を受け取れないことがあるため、慎重に進めましょう。
ここでは、申請の具体的なステップと必要書類、申請時の注意点について解説します。
助成金申請の手順
助成金の申請は、多くの自治体で以下のような流れになっています。
①自治体の助成金制度を確認する
まずは、お住まいの自治体が実施している助成金制度を確認しましょう。確認方法としては、以下の方法があります。
- 自治体の公式サイトで調べる（「〇〇市外壁塗装助成金」で検索）
- 市役所や役場に問い合わせる（窓口で直接聞くと詳細が分かる）
- 施工業者に相談する（業者によっては申請のサポートをしてくれる場合も）
助成金の申請期間や受付状況を事前に確認することが重要です。
②見積もりを取得＆工事計画を立てる
助成金を申請する前に、外壁塗装の見積もりを取得し、工事計画を立てます。
- 助成金の対象となる塗料や工法を選ぶ（省エネ塗料が条件になっている場合も）
- 見積書を施工業者からもらう（助成金申請時に提出が必要）
- 自治体が指定する施工業者であるか確認する
助成金の対象となる工事内容を満たしているか、施工業者と相談しながら進めましょう。
③必要書類を準備して申請する
助成金の申請には、以下のような書類が必要になります。
- 助成金申請書（自治体の指定フォーマット）
- 工事見積書（施工業者から取得）
- 住宅の登記簿謄本（所有者であることを証明）
- 施工業者の契約書または同意書
その他、自治体が指定する書類（住民票や所得証明書が必要な場合も）
これらの書類を揃えたら、自治体の窓口や郵送で申請を行います。自治体によってはオンライン申請が可能な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
④審査＆助成金の受給
申請後、自治体の審査が行われます。審査期間は自治体によって異なりますが、1〜2ヶ月程度かかることが一般的です。
審査が通れば「助成金交付決定通知」が届きます。これを受け取ってから工事を開始し、工事完了後に報告書を提出すると助成金が支給される流れになります。
申請期限とタイミングの注意点
- 工事前の申請が必須（ほとんどの自治体では、工事開始後の申請は不可）
- 予算が上限に達すると受付終了（人気のある助成金は早期締切の可能性も）
- 年度ごとに助成金の内容が変更される（最新の情報を確認することが重要）
申請のタイミングを逃さないよう、早めに準備を進めることが大切です。
助成金申請時の注意点とよくある失敗例
外壁塗装の助成金は、条件を満たしていても申請ミスや手続きの遅れによって受け取れなくなるケースがあります。特に、申請に関するルールを理解していないと、せっかくの助成金が無駄になってしまうことも。
ここでは、助成金申請で気をつけるべきポイントと、よくある失敗例について解説します。
申請が通らないケースとは？
助成金の申請が通らない主な理由には、以下のようなものがあります。
①施工前に申請しなかった
多くの自治体では、工事が始まる前に申請を行うことが必須とされています。すでに工事を開始または完了してしまった場合、申請を受け付けてもらえない可能性が高いです。
対策：必ず工事前に助成金の制度を確認し、申請手続きを完了させてから着工する。
②自治体の指定する施工業者を利用しなかった
自治体によっては、「指定業者のみ助成金対象」となることがあります。もし非対応の業者で工事を進めてしまうと、申請が却下されることも。
対策：施工業者に「助成金の対象業者かどうか」を事前に確認する。
③申請書類に不備があった
助成金の申請書類は細かい点までチェックされるため、不備があると差し戻され、再提出が必要になります。提出が遅れると、申請期限を過ぎてしまうリスクも。
対策：提出前に自治体の窓口で書類の確認をしてもらうか、施工業者にサポートを依頼する。
助成金の支給が遅れる理由と対策
助成金の支給が遅れる原因には、以下のようなものがあります。
①書類の不備による再審査
申請書類に誤りや不足があると、審査が長引いてしまいます。特に「見積書の内容が不明瞭」「住宅の所有者情報が確認できない」といったケースが多いです。
対策：必要書類をしっかり準備し、申請時に窓口で確認してもらう。
②申請者が多く、自治体の対応が遅れる
人気の助成金制度では、申請が殺到して審査に時間がかかることも。支給まで数ヶ月かかるケースもあるため、計画的に進めることが大切です。
対策：申請受付が開始されたら、できるだけ早く申し込む。
助成金を活用するためのおすすめの進め方
助成金を確実に受け取るためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
①早めに自治体の助成金情報をチェックする
- 自治体の公式サイトや窓口で、対象となる助成金を確認する。
- 申請期限や条件を把握し、事前準備を進める。
②施工業者と相談しながら計画を立てる
- 助成金の条件に合った塗料や工法を選ぶ。
- 施工業者に助成金申請の経験があるか確認し、サポートを受ける。
③申請書類を完璧に準備する
- 必要な書類を事前にチェックし、漏れがないように揃える。
- 提出前に自治体の窓口で書類の確認をしてもらう。
④申請期限に間に合うように余裕を持って行動する
- 申請期間を確認し、締め切り前に余裕をもって提出する。
- 人気の助成金制度は早めに埋まるため、受付開始と同時に申し込む。
まとめ～松阪市で外壁塗装を検討しているなら
本記事では、外壁塗装の助成金を確実に受け取るための申請方法と注意点について詳しく解説しました。
外壁塗装の助成金は、適用条件を満たせば工事費の一部を補助してもらえるお得な制度ですが、申請をしなければ受け取ることができません。また、多くの自治体では「工事前に申請が必須」となっているため、外壁塗装を検討しているなら、早めに自治体の助成金制度を確認することが重要です。
助成金を上手に活用することで、外壁塗装の費用を大幅に抑えられる可能性があります。お住まいの自治体の制度をしっかり調べ、計画的に申請を進めましょう！
松阪市で外壁塗装を検討されている方は、今回紹介したポイントを参考にしながら、賢い選択を行ってください。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902（8:00〜20:00）まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
松阪市をはじめ、津市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・伊勢市・伊賀市・名張市を中心に三重県全域が施工範囲です。
詳しくは、松阪市のショールームの情報をご覧ください。
https://www.mietosou.com/matsusaka-city/
この記事を書いたのは
株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ】
◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。
15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。
三重県全域（津市・松阪市・伊勢市・志摩市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・いなべ市・名張市・伊賀市）での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。
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