【四日市市】屋根カバー工法のすべて!耐久性・価格・屋根材・施工方法について【解説動画あり】
こんにちは!リペイント匠の久保です。
今回は「屋根カバー工法」について、それに関する様々なことを踏まえてお伝えできればと思います。
屋根のメンテナンスは住宅の寿命を延ばすために非常に重要ですが、選択肢としてよく挙げられるのが塗装とカバー工法です。この二つの方法には、それぞれの特徴やメリット・デメリットがあります。
特に屋根カバー工法は、屋根塗装よりも耐久性が高く、見た目も長期間にわたり美しさを保てるため、多くの方に選ばれています。また、色あせや劣化といった問題を軽減できる点でも大きな魅力があります。しかし、初期費用や施工内容が複雑なため、迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、屋根カバー工法について、具体的な施工の流れや使用する材料、塗装との比較、さらに選択する際の注意点まで、分かりやすく解説していきます。この情報を参考に、ご自宅に最適な屋根メンテナンス方法を見つけていただければ幸いです。
目次
屋根カバー工法とは?
屋根カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる施工方法です。リペイント匠でも屋根塗装は行っていますが、塗装よりも耐久性が長く、見た目を長期間綺麗に保てる点が大きな特徴です。
屋根カバー工法の基本概要
屋根カバー工法というのは、屋根塗装よりも耐久性が高く、見た目も綺麗に保てる方法です。塗装だと色あせが発生しやすいですが、この方法ならその心配が少ないです。塗装品では経年劣化で色あせや見た目の劣化が避けられませんが、カバー工法ではそのような課題を解決できます。
例えば、築20年以上経過した屋根では、塗装をしても塗料が吸い込まれてしまう場合があります。このような屋根にはカバー工法が適しています。さらに、屋根自体の耐久性を高めながら、美観を保つことが可能です。
屋根カバー工法が選ばれる理由
カバー工法を選ぶ理由の一つは、その耐久性です。メーカーの保証期間は30年ですが、実際には50年ほど持つことも多いです。一度施工すれば、屋根の心配をほとんどしなくても済みます。塗装だと10年ごとに塗り替えが必要ですが、カバー工法ならその手間がありません。
さらに、室内の快適性も向上します。この工法では、新しい屋根材が断熱性や通気性を高めるため、室温の変化を抑える効果が期待できます。私たちが施工したお客様からも、「室内が以前より快適になった」という声をよくいただきます。
また、見た目の美しさもポイントです。屋根全体を新しくするイメージなので、経年劣化による見た目の古さを感じさせません。これは、特に家全体の外観を重視する方に喜ばれています。
屋根カバー工法に重要な施工方法
屋根カバー工法の施工において最も大切なことは、『洗浄』と『下地処理』です。屋根業者によって、これらの施工プロセスに問題があるケースも珍しくありません。
洗浄と下地処理の重要性
屋根カバー工法で最も大切なのは、下地をしっかり整えることです。その中でも、まず初めに行う「洗浄」が重要です。一般的な屋根業者では、ホームセンターで購入できる簡易的な洗浄機を使用することが多いですが、それでは屋根の汚れが十分に落ちない場合があります。
私たちは、専用の高圧洗浄機を使って施工前の汚れやほこりを徹底的に取り除きます。この工程を丁寧に行うことで、次の工程で使用する材料の密着性が格段に向上します。密着性が不十分な場合、施工後に屋根材が浮いたり剥がれたりするリスクがあるため、洗浄は省略できない重要なステップです。
例えば、劣化した屋根では表面に付着した汚れやコケ、油分が残っていることが多く、それらを取り除くことで下地の状態を整えます。
劣化した下地の補修方法
洗浄の次に重要なのが「下地の確認と補修」です。下地が劣化している場合、そのままカバー工法を行うと、施工の耐久性に問題が生じる可能性があります。例えば、屋根の一部がふわふわしている箇所や、木材が腐っている部分がある場合、補修を行わずに施工することは推奨されません。
築20年以上経過した屋根では、下地が一部傷んでいるケースが非常に多いです。そのような場合、傷んでいる部分だけを取り替えることで、全体の強度を保つことが可能です。また、既存の屋根材の状態によっては、部分的に交換することで施工後の仕上がりをより良くすることができます。
例えば、下地の重なり部分が大きく開いていることや、接着が不十分な箇所がある場合、補修なしでは長持ちしないことがあります。これらの点をしっかりと確認し、必要な補修を行うことで、屋根カバー工法のメリットを最大限に引き出せるのです。
屋根塗装とカバー工法の比較
屋根塗装とカバー工法の違いを比較すると、耐久性とメンテナンス性がポイントになります。私たちリペイント匠では、どちらもご提案したうえで、メリット・デメリットをお伝えしています。
耐久性とメンテナンス性の違い
屋根塗装とカバー工法の大きな違いは、耐久性とメンテナンス性にあります。屋根塗装は定期的なメンテナンスが必要で、10年ごとに再塗装を行うのが一般的です。一方、カバー工法はメーカー保証が30年で、実際には50年近くの耐久性が期待できます。一度施工すれば、屋根の手入れをほとんど気にする必要がなくなるのが大きな利点です。
例えば、築20年を超えた屋根の場合、塗装を行っても塗料が吸い込まれてしまい、十分な効果が得られないことがあります。このような場合、カバー工法を選択すれば、塗装ではカバーしきれない屋根の耐久性を確保できます。また、塗装では避けられない色あせや劣化も、カバー工法なら長期間防げるのが特徴です。
費用対効果を考える
費用面では、屋根塗装の方が初期費用は安価ですが、長期的に見るとコストパフォーマンスはカバー工法の方が優れています。屋根塗装を10年ごとに3回行った場合、最終的な費用はカバー工法を一度行う場合とほぼ同じ、もしくはそれ以上になることがあります。
カバー工法では、屋根自体が新品のような状態になるため、美観や耐久性を保つための追加費用がかかりません。また、断熱性や通気性が向上することで、室内環境の改善にもつながり、エアコンの使用頻度を減らすことで光熱費の削減も期待できます。
ただし、初期費用が高めである点はデメリットとして挙げられます。そのため、私たちリペイント匠では、お客様の予算や住宅の状態に応じて、塗装とカバー工法の両方を提案し、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明しています。
カバー工法に使用される屋根材
弊社が自信を持っておすすめする『DECRA(デクラ)』の屋根材は、15年ほど経過していても色褪せもなく、美観が保たれると同時に、断熱性や防水性も向上するので安心できます。
DECRA(デクラ)の特徴
私たちリペイント匠がおすすめしているのが、ニュージーランド生まれの石粒付き金属屋根材「DECRA(デクラ)」です。この材料は、耐久性と美観の両方で非常に優れた性能を発揮します。DECRA(デクラ)はメーカー保証が30年、実際には50年近くの耐久性が期待できる材料で、塗装のような定期的なメンテナンスが必要ありません。
DECRA(デクラ)は石粒が付着しているため、色あせがほとんどなく、美観を長期間維持できます。たとえば、15年以上経過したサンプルを見ても、わずかな色の変化しかなく、表面のコーティングが取れた程度の変化にとどまっています。このような性能が認められ、世界中で信頼されている屋根材です。
さらに、断熱性や防水性にも優れており、室内の快適性を高める効果があります。日本の住宅だけでなく、地震の多いニュージーランドでも高い耐震性が評価されています。
ガルテクトや横暖ルーフとの比較
屋根カバー工法でよく使用される他の材料としては、「ガルテクト」(アイジー工業)や「横暖ルーフ」(山本瓦工業)があります。これらの材料も非常に高い耐久性を持ち、以下の特徴があります。
- ガルテクト:超高耐久ガルバリウム鋼板を使用しており、さびに強いのが特徴です。軽量で住宅への負担が少なく、耐食性に優れています。
- 横暖ルーフ:GLめっき鋼板を使用し、耐久性や断熱性が高い材料です。特に錆びにくい点が評価されています。
これらの材料も屋根カバー工法に適しており、住宅の耐久性を高めるために選ばれることが多いです。ただし、これらは塗装品であるため、時間が経つと再塗装が必要になります。一方、DECRA(デクラ)は塗装が不要であるため、長期的なメンテナンスの手間を大幅に削減できます。
模倣品に注意
屋根材を選ぶ際には、模倣品に注意が必要です。特に石粒付き金属屋根材では、模倣品が市場に出回っていることがあります。これらの模倣品では、石粒が剥がれることや、耐久性が大幅に劣るケースが見られます。暴風や台風時に屋根材が外れてしまう危険性もあり、非常にリスクが高いです。
DECRA(デクラ)は、信頼性の高いメーカーが提供する正規品であり、その耐久性と実績が証明されています。私たちも実際に施工した住宅で、高い満足度を得ています。
屋根カバー工法の注意点
DECRA(デクラ)の屋根材は大変優れているのですが、いくつかの注意点があります。
瓦屋根にもできる?
屋根カバー工法は多くの住宅で効果的な方法ですが、一部の屋根には適用できない場合があります。その代表例が瓦屋根です。瓦屋根は構造上、既存の屋根材に新しい材料を被せるカバー工法が難しいため、別の施工方法を検討する必要があります。
瓦屋根の補修やメンテナンスについては、屋根全体を張り替える工法や部分的な修理を提案することが多いです。屋根の種類によって適切な方法が異なるため、専門業者に相談し、自宅に合った施工方法を選ぶことが重要です。
模倣品のリスク
前章でも触れたように、カバー工法で使用される屋根材には模倣品が出回っている場合があります。特に、石粒付き金属屋根材では見た目が正規品と似ている模倣品が流通しており、選び方を間違えると次のような問題が生じる可能性があります:
- 石粒の剥がれ:施工後に石粒が剥がれてしまい、見た目が悪くなるだけでなく、屋根材そのものの耐久性も損なわれます。
- 耐久性の低下:模倣品では耐久性が正規品に比べて大幅に劣るため、長期間の使用に耐えられません。
- 台風や強風時のリスク:模倣品は固定力が弱い場合があり、暴風時に屋根材が外れてしまうリスクがあります。
私たちが提供しているDECRA(デクラ)は、ニュージーランドの正規メーカーから供給されるもので、耐久性・安全性が確立されています。模倣品に惑わされず、信頼できる業者から購入することを強くお勧めします。
下地の確認と適切な補修
屋根カバー工法を行う際、下地の状態を確認することが非常に重要です。特に築20年以上の住宅では、下地が劣化している場合が多く、そのままカバー工法を行うと施工の耐久性に問題が生じることがあります。
下地が傷んでいる場合には、部分的に補修や交換を行う必要があります。これにより、施工後の屋根の耐久性や美観を最大限に高めることが可能です。適切な施工を行うためには、経験豊富な業者に依頼することがポイントです。
まとめ~四日市市の屋根メンテナンスのことなら
本記事では、屋根カバー工法について詳しくお伝えしました。屋根塗装と比較した際の耐久性やコストパフォーマンス、施工プロセス、使用される材料の特徴、さらには注意すべきポイントや選び方までを解説しました。
屋根カバー工法は、特に築年数が経過し、劣化が目立つ屋根に最適な施工方法です。一度の施工で30年以上の耐久性が期待でき、見た目や機能性の向上も図れます。また、正規品の使用や信頼できる業者選びが、施工の成功を左右する重要なポイントです。
ご自宅の屋根メンテナンスに不安を感じている方や、長く安心できる施工方法を検討中の方は、ぜひ一度専門業者に相談してみてください。リペイント匠では、お客様のご要望や予算に合わせた最適なご提案をさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。
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