外壁塗装・塗替え時期を自分で判断するセルフチェック方法を鈴鹿市の塗装業者が徹底解説【解説動画あり】
こんにちは!リペイント匠の久保です。
今回は「外壁の塗り替え時期、これが分からない」という方が多いので、簡単にセルフチェックができる方法をお話ししようと思います。
外壁は家を守る大事な部分ですが、気が付かないうちに劣化が進んでいることもあります。特に、築10年程度のお家では塗り替えを検討する時期と言われています。しかし、場所や環境によって劣化の進み具合は異なり、適切な塗り替え時期も変わってきます。
そこで今回は、「そろそろかな?」と悩んでいる方に向けて、今回は誰でも簡単にできるセルフチェックのポイントを鈴鹿市の塗装業者がご紹介します。
この記事を読めば、塗り替えが必要かどうかの目安が分かりやすくなります。専門業者に相談する前に、まずはご自宅でチェックしてみましょう。それでは始めます!
目次
外壁の塗り替え時期を判断するセルフチェック方法
外壁の塗り替え時期は、環境や家の立地条件によって変わりますが、一般的には築10年が目安とされています。とはいえ、目安だけで判断するのは難しいですよね。
そこで、今回は「チョーキング現象」や「汚れ」、「ひび割れ」など、誰でも簡単に確認できるポイントを詳しくお伝えします。これらをセルフチェックすることで、お家の外壁が塗り替えのタイミングかどうかを把握できます。
以下では、それぞれのチェックポイントについて詳しく見ていきましょう。
チョーキング現象の確認
まず最初のチェックポイントは「チョーキング現象」です。
これは、壁を触ったときに手に白い粉がつく現象のことです。この白い粉は塗膜が劣化しているサインで、塗料の保護性能が落ちていることを示しています。チョーキングが見られる場合、塗り替えを検討するタイミングと考えてください。
○セルフチェックの方法
- 晴れた日に外壁の表面を手で軽くこすってみましょう。
- 手に白い粉がついていたら、塗膜が劣化している証拠です。
これを確認することで、外壁の保護性能がどの程度保たれているかを簡単に判断できます。
汚れやコケの確認
次に「汚れ」の確認です。
カビやコケ、特に道路沿いや排気ガスが多い環境では、汚れが目立ちやすくなります。これらの汚れは見た目だけでなく、塗膜の劣化を早める原因にもなります。また、壁の表面に残った汚れは塗装の際に障害となるため、早めの対応が必要です。
○セルフチェックの方法
- 壁全体を目視で確認し、緑色や黒っぽい汚れが目立つ部分を探します。
- 特に日陰や湿気がたまりやすい場所を重点的にチェックしましょう。
これらの汚れは、塗り替えを検討するサインになるので見逃さないようにしてください。
外壁や屋根の劣化サインを見逃さない
外壁や屋根は、家全体を守る重要な役割を果たしています。しかし、長年の使用によって少しずつ劣化が進み、見た目や機能に影響を与えることがあります。
ここでは、壁や屋根の劣化を見逃さないためのチェックポイントを詳しく解説します。
ひび割れ(クラック)の確認
壁に現れる「ひび割れ(クラック)」は、劣化を示す重要なサインです。ひび割れには、小さな表面的なもの(ヘアクラック)から、構造に影響を与える深刻なもの(構造クラック)までがあります。
①ヘアクラック
表面上に細かく発生するひび割れで、塗装の劣化が原因。すぐに建物自体に影響は出ませんが、放置すると水分が侵入し、さらに悪化する可能性があります。
②構造クラック
0.3mm以上の幅のひび割れで、建物の構造そのものに影響を及ぼす可能性があります。こうした大きなひび割れは、早急な対応が必要です。
○セルフチェックの方法
- 外壁全体を目視で確認し、ひび割れが見られる場所を探します。
- クラックの幅が大きい場合、または数が多い場合は、専門業者に相談してください。
ひび割れは、建物の耐久性を低下させる要因になるため、早期発見と対策が重要です。
金属部分のサビの確認
折半屋根や瓦棒といった金属部分の劣化も見逃せないポイントです。特にサビが発生している場合、放置すると腐食が進み、建物全体に影響を及ぼす可能性があります。
錆びついた部分から雨漏りが発生することがあります。塗装が剥がれ、錆びが目立つ場合は、塗り替えのサインです。
○セルフチェックの方法
- 屋根や金属部分を目視で確認し、錆びている部分を探します。
- サビが広がっている場合や、目視で劣化が明らかな場合は、早めに業者に相談しましょう。
金属部分は、塗り替えだけでなく補修が必要になることもあるため、早めの対応が重要です。
外壁の美観や機能を保つためのポイント
外壁の塗り替えは、美観を保つだけでなく、建物の機能を維持するためにも重要です。この章では、塗り替え時期を判断するためのさらなるポイントとして、「色あせ」、「外壁の反り・浮き」、「コーキングの劣化」の3つについて詳しく解説します。
色あせの確認
外壁の「色あせ」は、見た目に影響を与えるだけでなく、塗膜の劣化を示すサインでもあります。特に濃い色や原色系の壁色の場合、色あせが目立ちやすく、築年数が経つにつれて顕著になります。
白や淡い色は色あせが目立ちにくいですが、鮮やかなブルーや赤などは色の変化が明らかになります。外壁の色が均一でない場合、美観を損なうだけでなく、塗膜の機能が失われている可能性もあります。
○セルフチェックの方法
- 家全体を目視で確認し、色のムラや薄れを探します。
- 色あせが気になる場合は、塗り替えを検討するタイミングです。
外観の印象は家の価値にも影響を与えるため、美観を保つことは非常に重要です。
サイディング外壁の反り・浮きのチェック
サイディング外壁の「反り」や「浮き」は、塗膜や壁材の劣化によって発生します。特に目地部分から水分が浸透することで起こることが多く、塗り替えだけでは対応できない場合もあります。
壁全体が波打ったように見えることや、壁材の継ぎ目がずれている、または隙間が目立つようになります。
○セルフチェックの方法
- 外壁を正面からだけでなく、斜めから確認して異常がないか探します。
- 目地の隙間や浮きが気になる場合は、早めに専門業者に相談しましょう。
反りや浮きが放置されると雨漏りの原因にもなり、補修費用が高額になるケースもあるため注意が必要です。
コーキングの劣化
コーキング(シーリング)の劣化も、塗り替えを検討する重要なポイントです。コーキング部分がひび割れたり剥がれたりすると、水分が内部に浸透しやすくなり、建物全体の耐久性を低下させます。
例えば、窓枠や目地のゴム部分がひび割れていることや、コーキング材が硬化して剥がれている箇所があるような場合です。
○セルフチェックの方法
- コーキング部分を目視で確認し、ひび割れや剥がれがないかチェックします。
- 劣化が見られる場合は、塗り替え時期と考え、適切な補修を行いましょう。
コーキングの状態は、外壁全体の寿命にも大きく影響を与えるため、こまめにチェックすることをおすすめします。
まとめ~鈴鹿市の外壁塗装・屋根塗装のことなら
本記事では、外壁塗装の塗り替え時期をセルフチェックするためのポイントについて詳しくお伝えしました。
築10年を目安に、チョーキング現象や汚れ、ひび割れ、サビ、色あせ、サイディングの反りや浮き、コーキングの劣化といった劣化サインを確認することで、塗り替えのタイミングを判断できます。これらのセルフチェックを行うことで、お家の状態を把握し、早めに対策を取ることが可能になります。
外壁の劣化を放置すると、補修費用が高額になるだけでなく、建物全体の耐久性にも影響を及ぼします。気になる点がある場合は、ぜひ専門業者に相談してください。外壁の状態を把握し、適切にメンテナンスを行うことで、お家の美観と機能を長持ちさせることができます。
三重県鈴鹿市をはじめ、津市、志摩市、四日市、鈴鹿市、亀山市、伊勢市、四日市市、松阪市、伊賀市、いなべ市、名張市を中心に三重県全域が施工範囲です。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。
詳しくは、鈴鹿市のショールームの情報をご覧ください。