軒天塗装の基礎知識!木目プリントの軒天を長持ちさせるコツについて亀山市の塗装業者が解説します!
リペイント匠の久保です。
今日は「軒天の塗装と修理」について、特に木目プリントの軒天に焦点を当ててお話しします。
外壁塗装を検討する際、つい見落としがちな軒天(のきてん)や小庇(こひさし)も、実は住宅の美観や耐久性において重要な部分です。特に木目のプリント柄が施された軒天は、経年劣化で表面がささくれたり、剥がれたりすることが多く、その対処方法について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
このような劣化が進んだ場合、「どうすれば見た目を整えられるの?」「どのように補修すれば良いの?」といった疑問が浮かぶでしょう。
リペイント匠では、ケイカル板を使用して上から塗装する方法を取り入れており、手軽な対策として提案しています。また、木目調をそのまま活かす方法や、人気の艶消しの白といった仕上げの選択肢もあります。
軒天の塗装をどのように進めるべきか迷っている方に、今回は木目プリントの軒天塗装の対処法を分かりやすく解説していきます。
目次
木目プリントの軒天とは?
軒天(のきてん)は、住宅の外壁の一部として重要な役割を果たしています。特に木目プリントが施された軒天は、見た目の美しさや家全体の雰囲気を引き立てるため、人気の高いデザインです。
しかし、長年の使用によって劣化が進み、表面が剥がれたりささくれができたりすることがあります。外壁塗装を検討する際に、軒天の状態を見直すことは、住宅の美観と耐久性を保つためにも重要なポイントです。
ここでは、木目プリントの軒天について、その特性とよくある問題点を解説します。
木目プリントの特性と劣化の原因
木目プリントの軒天とは、木目柄がプリントされた天井部分のことで、外壁の一部として使われることが多いです。木の温かみや自然な風合いを加えるために取り入れられていますが、実際にはプリントのため、天然木と異なる特性があります。
このプリント柄の軒天は、長期間にわたる日光や雨風の影響を受けることで、次第に表面が劣化していきます。具体的には、経年劣化によってプリント層が剥がれたり、ささくれが発生したりすることがよくあります。
このようなダメージは見た目にも影響が大きく、補修が必要になるケースが多いです。
よくある問題点~剥がれやささくれ
木目プリントの軒天における最も一般的な問題は、表面が剥がれたり、ささくれが発生したりすることです。リペイント匠でも多くのご相談をいただきますが、プリント柄の表面が傷み、薄い層がめくれてしまうことがあります。
特に、プリント層がめくれて垂れ落ちてしまうと、美観を損なうばかりか、そのまま塗装を行っても綺麗に仕上がりません。こうした場合、どうすればきれいに補修できるのかについて、多くの方が疑問を抱かれます。
木目プリント軒天の補修方法
木目プリントの軒天が経年劣化で傷んでしまった場合、どのように補修すれば美観を回復できるのでしょうか?リペイント匠では、劣化した軒天を美しく仕上げるための補修方法として、ケイカル板の貼り付けを活用しています。この方法は、見た目の改善だけでなく、耐久性の向上にも効果的です。
以下では、木目プリントの軒天を補修するための具体的な手順や仕上げ方法について詳しく説明します。
剥がれた部分の対処法~ケイカル板の貼り付け
木目プリントの軒天が剥がれてしまった場合、まずはその劣化した部分をすべて取り除くことが重要です。リペイント匠では、この段階で表面のささくれや剥がれをすべて削り落とし、5ミリ程度のケイカル板を貼り付ける方法を採用しています。
ケイカル板を軒天の表面に取り付け、その上から塗装することで、見た目が美しく整うだけでなく、耐久性も向上します。また、この方法は費用も比較的リーズナブルで、見た目の改善とコストパフォーマンスを両立させる点でも優れた対策です。
ケイカル板の木目調仕上げ
木目プリントの雰囲気を残したい場合でも、ケイカル板を使用することで対応が可能です。リペイント匠では、木目調のケイカル板や木目柄の塗装によって、木目の美しさを再現することができます。
また、木目柄の塗装も選択できるため、プリントの剥がれを補修した後でも、木目の風合いを維持しながら美観を取り戻すことができます。お客様が希望するデザインに合わせて、雰囲気を変えつつ美しい仕上がりを提供できるのが、この方法の特徴です。
艶消しの白やその他のカラーの選択肢
近年では、木目調のデザインにこだわらず、艶消しの白などシンプルなカラーを選ばれる方も増えています。ケイカル板は、さまざまなカラーで塗装することができるため、木目調からの変更も簡単です。
特に艶消しの白は、落ち着いた印象を与えるため、モダンな住宅にもよく馴染みます。また、その他のカラーを選択することで、住宅全体のデザインに統一感を持たせることも可能です。こうした色の選択肢が豊富にあることで、お客様のご希望に応じたカスタマイズができます。
軒天と外壁のつなぎ目の補修と塗装
軒天と外壁のつなぎ目は、建物の外観にとって重要なポイントであるだけでなく、雨や紫外線にさらされやすいため、劣化しやすい部分でもあります。軒天や小庇といった天井部分を補修する際には、このつなぎ目部分の処理も欠かせません。
ここでは、軒天と外壁のつなぎ目に対する適切な補修方法や、防腐対策について解説します。
外壁と軒天のつなぎ目の処理
軒天や小庇と外壁のつなぎ目は、異なる素材が接触する場所であるため、劣化が生じやすい箇所です。リペイント匠では、このつなぎ目部分に対して、補修の際にケイカル板を貼り付けてから『キシラデコール』の塗装を採用しています。
ケイカル板を使用することで、劣化しやすい部分をしっかりと保護し、耐久性を高めることができます。この処理によって、つなぎ目が目立たず、住宅全体が美しく見える仕上がりを実現します。
防腐剤『キシラデコール』の使用方法
軒天のつなぎ目部分の木材には、防腐処理が欠かせません。リペイント匠では、『キシラデコール』という木材専用の防腐剤を使用しています。この『キシラデコール』は、木材に浸透するタイプの防腐剤で、木材を日光や雨、害虫、カビなどの外敵から保護する効果があります。
『キシラデコール』は、数多くの文化財や公共施設でも採用されている実績があり、長期的に木材を守るための信頼性の高い選択肢です。軒天の木材部分に防腐剤を塗布することで、木の自然な風合いを保ちつつ、長期間にわたって美しさと耐久性を維持します。
木材を長持ちさせるための塗装のポイント
軒天や小庇などの木材部分が劣化するのを防ぐためには、適切な防腐処理と塗装が欠かせません。『キシラデコール』のような防腐剤を使用することで、木材の内部まで浸透し、表面的な塗装だけでは防ぎきれない害虫や湿気からも守ることができます。
さらに、防腐剤を塗布した後に、適切な塗装を施すことで、耐久性が向上し、外観も美しく保たれます。このような処理を行うことで、軒天や小庇といった木材部分が劣化しにくくなり、長持ちする家づくりが可能になります。
まとめ~亀山市の外壁塗装・屋根塗装なら
木目プリントの軒天の補修には、適切な手順と材料を用いることが重要です。リペイント匠では、劣化した木目プリントの軒天に対し、ケイカル板の貼り付けや防腐剤の塗布など、住宅の美観と耐久性を両立させるための方法を採用しています。
特に、経年劣化によるプリント層の剥がれやささくれに悩まれている場合には、ケイカル板を使用してから塗装することで、新品のような仕上がりが期待できます。また、木目の風合いを保つだけでなく、艶消しの白など、好みに応じたカスタマイズも可能です。
軒天と外壁のつなぎ目には防腐処理が欠かせず、リペイント匠では信頼性の高い『キシラデコール』を使用しています。この防腐剤は、木材の内部にまで浸透して長期にわたり木材を保護するため、外敵から大切な木材を守り、住宅の寿命を延ばすことができます。軒天や小庇といった細部にもしっかりと配慮することで、住宅全体の美しさと耐久性が向上し、安心して長く住み続けることができるでしょう。
外壁塗装を検討する際は、軒天の状態にも目を向け、適切な対策を行うことをおすすめします。リペイント匠では、お客様のご要望に応じた施工を提供していますので、気になる点やご質問があれば、ぜひご相談ください。
三重県亀山市をはじめ、四日市、鈴鹿市、志摩市、津市、伊勢市、名張市、四日市市、松阪市、伊賀市、いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
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