外壁塗装の色選びで失敗しない汚れにくい色の選び方について津市の塗装業者が解説【▶解説動画あり】
こんにちは!
リペイント匠の久保です!
今日は「外壁塗装の色選び」、特に「目立たない色」について詳しくお話していきたいと思います。
昔、私が経営者として会社を立ち上げたばかりの頃、外壁の色を黒とグレーにしたんですが、やはり汚れが目立ちやすいことが分かりました。せっかく高いお金を払って塗装するので、長持ちさせたいですよね。
そこで、今回は汚れにくい色選びのポイントについて、三重県津市をはじめ、志摩市、鈴鹿市、亀山市、名張市、四日市市、伊勢市、松阪市、伊賀市を営業エリアにしている外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきます。
この記事を最後までご覧いただければ、汚れにくい色の基準や、どの色が長くきれいに保てるかがわかると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
外壁塗装の色選びで失敗しない汚れにくい色の選び方
外壁塗装を行う際、見た目のデザインはもちろん大切ですが、同時に長期間美しさを保つために「汚れにくい色」を選ぶことも重要です。
外壁は常に雨風にさらされ、排気ガスや埃、苔などによって汚れやすくなります。せっかく塗装をするなら、なるべく手入れの負担を減らし、きれいな状態を維持したいと考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは、汚れが目立ちにくい色を選ぶためのポイントや、汚れやすい色について具体的に説明していきます。
汚れの原因とは
外壁が汚れる原因は、主に環境要因と素材の特性にあります。外壁がどのように汚れるかを理解することで、適切な色や素材を選ぶ参考になります。
①排気ガス
特に都市部では、交通量の多い道路に近い住宅ほど排気ガスの影響を受けやすくなります。車やバス、トラックから排出される微粒子は空気中に舞い上がり、風とともに外壁に付着します。この排気ガスの粒子は、特に白や明るい色の外壁では黒っぽい汚れとして目立ちやすく、蓄積すると洗浄が困難になります。特に、外壁に凹凸が多いデザインでは、こうした汚れがたまりやすくなる傾向があります。
②埃と砂
埃や砂は風で運ばれてきて外壁に付着します。これらの汚れは目に見えないレベルなので、風が強い地域や砂利道の多い地域では大量に付着しやすいです。特に、乾燥した季節や工事現場に近いエリアでは、このような埃や砂の影響が顕著に現れます。こうした汚れは、細かい粒子のため、塗料の表面にしっかりと吸着し、雨では簡単に洗い流されないことが多いです。
③水垢
雨水が外壁を伝う際に、水に含まれるミネラル分が外壁に残り、水垢として蓄積されることがあります。特に、雨が降った後に水が乾燥する過程で、石灰分やカルシウムなどが外壁に白く残るのが特徴です。これらの水垢は特に白や明るい色の外壁では目立ちにくいですが、黒や暗い色の外壁では白い斑点として非常に目立ちます。また、軒先などに雨水が溜まりやすい箇所や、屋根と外壁の接合部分では水垢が集中して残りやすくなります。
④苔やカビ
湿気の多い地域や、日当たりの悪い場所では、苔やカビが外壁に発生しやすくなります。特に北側の壁や風通しが悪い場所は、苔やカビの温床となりやすく、放置すると外壁の美観を損ねるだけでなく、外壁の素材にも悪影響を与えることがあります。苔やカビが成長することで、塗膜の劣化が進みやすくなるため、これらの汚れは定期的な清掃やメンテナンスが必要です。色の選び方や塗料の種類によって、こうした汚れを防ぐ対策も重要になります。
汚れが目立ちにくい色は?
外壁塗装をする際、汚れが目立たない色を選ぶことは非常に重要です。特に、外壁は常に外部環境にさらされ、排気ガスや埃、雨水、苔などの汚れが付着しやすい場所です。そのため、少しでも汚れが目立ちにくい色を選ぶことで、見た目の美しさを長期間保つことができます。
①グレー
最も汚れが目立ちにくい色としてよく挙げられるのが「グレー」です。中間色であるため、埃や排気ガス、苔などが付着しても、汚れが目立ちにくいという特徴があります。特に、外壁の凹凸があるデザインにおいても、汚れが自然と馴染むため、清掃の頻度を減らすことができます。また、多様な建築デザインや景観に調和しやすいため、見た目の面でも汚れに強い色です。
②ベージュ
グレーに次いで汚れが目立ちにくい色として「ベージュ」もよく選ばれます。自然な色合いであり、周囲の環境と馴染みやすい色です。埃や小さな汚れが付着しても、自然に溶け込むため、汚れが目立ちにくくなります。また、暖かい印象を与えやすい色でもあり、住宅の外観に柔らかさを加えたい場合にも適しています。
③ライトブラウン
「ライトブラウン」も汚れが目立ちにくい色の一つです。特に、茶系の色は土埃や砂の汚れが目立ちにくいため、住宅の外観に適しています。明るすぎず暗すぎない色であるため、埃や泥が付着してもあまり目立ちません。さらに、自然な雰囲気を醸し出し、景観に溶け込むことが多いため、ナチュラルな外観を好む方に人気です。
④オリーブグリーン
「オリーブグリーン」も、汚れが目立ちにくい色として注目されています。グリーン系の色は、自然界の色と調和しやすく、苔や草、植物からの汚れが目立ちにくいという利点があります。特に、庭木や植栽が豊富な住宅では、周囲の景観に溶け込み、汚れがほとんど気にならなくなります。また、落ち着いた印象を与えるため、外観のデザイン性を保ちながら汚れも目立ちにくいです。
⑤アイボリー
「アイボリー」は、白に近い色合いではありますが、真っ白よりも汚れが目立ちにくい特徴があります。真っ白な外壁は、少しの汚れでも目立ってしまいますが、アイボリーはそのやや暖かみのあるトーンが汚れを吸収し、目立ちにくくします。また、明るい色でありながら、落ち着いた雰囲気を持っているため、モダンな住宅デザインや伝統的な建物にも適しています。
汚れが目立ちやすい色
外壁の色を選ぶ際、見た目の美しさやデザイン性も重要ですが、汚れが目立ちやすい色を選んでしまうと、定期的なメンテナンスや清掃が必要となり、長期間美しい状態を保つのが難しくなることがあります。
汚れが目立ちやすい色としては、黒や白、赤、緑などの原色系があります。車を所有している方なら、黒や白の車は特に汚れが目立つということをご存じだと思います。車のボンネットが色あせている赤色の車もよく見かけますよね。
そういった例を参考にすると、色選びが分かりやすいと思います。
①黒
「黒」は、外壁色として人気がありますが、最も汚れが目立ちやすい色の一つです。黒い外壁は高級感があり、モダンなデザインに適していますが、埃や砂、雨の跡など、どんな種類の汚れもはっきりと目に見えるようになります。特に、排気ガスや鳥のフン、苔などの白っぽい汚れは黒い外壁では非常に目立ち、頻繁な清掃が必要です。また、太陽光を吸収しやすい色でもあるため、日光による色褪せが起きやすい点にも注意が必要です。
②白
「白」は清潔感があり、明るい印象を与える色ですが、非常に汚れが目立ちやすい色でもあります。特に、埃や排気ガス、苔、水垢など、暗い色の汚れが白い外壁に付着すると、一目で汚れが目立ってしまいます。頻繁に手入れをしないと、見た目の美しさを保つのが難しいです。特に、車の通りが多い場所や工業地帯にある建物では、汚れが付着しやすく、定期的な洗浄や再塗装が必要になります。
③赤
「赤」は外壁のアクセントカラーとして使われることがありますが、汚れが目立ちやすい色の一つです。特に、日光にさらされると赤い外壁は色褪せやすく、さらに苔や埃、水垢などの汚れが浮き上がるように目立ちます。赤はもともと鮮やかな色ですが、その鮮やかさが失われると、すぐに外観が古びた印象になりがちです。車の赤いボンネットが色褪せて汚れが目立つのと同様に、赤い外壁もメンテナンスの頻度が高くなります。
④緑(深いグリーン)
「緑」、特に深いグリーンも汚れが目立ちやすい色の一つです。グリーンは自然に溶け込む色として人気がありますが、雨や埃、苔などが付着すると、その汚れが白っぽく見えることが多く、外壁の印象が悪くなります。特に、湿気の多い地域では苔やカビがグリーンの外壁に付着しやすく、その緑の濃淡が不自然に見えることがあります。清掃や塗装のメンテナンスを怠ると、非常に汚れが目立つ色になりやすいです。
⑤青(鮮やかなブルー)
「青」は、特に鮮やかなブルー系の外壁色も汚れが目立ちやすい色の一つです。鮮やかな青は、空や海をイメージさせ、モダンな外観を演出することができますが、外壁に埃や砂、雨の跡が付くと、その鮮やかさが失われ、汚れが強調されやすいです。また、日光によって色褪せが進みやすく、退色するとさらに汚れが目立つようになります。青い外壁を選ぶ場合は、定期的なメンテナンスや再塗装を前提とした計画が必要です。
外壁塗装で失敗しない色選びのポイント
汚れが目立ちにくい色を選ぶ際は、単に色合いだけでなく、外壁のデザインや周囲の景観、そして塗料の性能も考慮することが大切です。
特に、グレーやベージュなどの中間色は、どのような素材やデザインにも比較的合いやすく、汚れも目立ちにくい傾向があります。
汚れが目立ちやすい色を選ぶ場合、見た目がすぐに劣化してしまうことを避けるために、定期的な清掃や再塗装が必要になることを覚悟する必要があります。
また、セルフクリーニング機能を持った塗料や、親水性の高い塗料を選ぶことで、多少の汚れは自然に洗い流される効果が期待できるため、色選びと同時に塗料の性能にも注目することが大切です。
汚れが目立ちやすい色は、外観に強いインパクトを与える一方で、メンテナンスの手間も多くなりがちです。そのため、外壁の色選びでは、デザイン性とメンテナンスのしやすさのバランスをしっかりと考慮することが重要です。
外壁塗装で失敗しない塗料の選び方
色選びで汚れにくい色を選ぶことも大切ですが、もう一つ重要なのが「塗料の選び方」です。
セルフクリーニング機能を持った塗料、例えば雨が降ると汚れが自然に洗い流されるような塗料もあります。これは、塗料に親水性(表面に水を馴染ませる性質)があるため、雨が降ると汚れが自然に流れ落ちる仕組みになっています。
セルフクリーニング塗料は、汚れがつきやすい場所や風通しが悪い場所に適しており、外壁を清潔に保つ効果があります。特に、排気ガスや埃が多い都市部の住宅では、このタイプの塗料を使うことで、日常のメンテナンスの手間を大幅に軽減できます。
外壁塗装は長期間にわたって風雨や紫外線にさらされるため、耐久性や耐候性、防カビ・防藻機能の高い塗料を選ぶことで、再塗装の頻度を減らし、結果的にコスト削減につながります。一般的に、塗料のグレードが高くなるほど機能性が向上し、外壁の美しさも長持ちします。
まとめ~津市の外壁塗装・屋根塗装なら
今回は、外壁塗装の「色選び」と「汚れにくい色」、そして「機能性塗料」についてお話しました。
外壁の色はデザイン面だけでなく、汚れの目立ちやすさや、日常のメンテナンスに大きく影響を与えます。グレーやベージュ、ライトブラウンなどの中間色は汚れが目立ちにくく、一方で黒や白、赤などの鮮やかな色は汚れが目立ちやすいことが分かりました。
また、塗料選びも外壁の美観を保つために重要な要素であり、セルフクリーニング機能や耐候性、防カビ・防藻機能を持つ塗料を選ぶことで、汚れや劣化を防ぐことができます。車の例を参考にしつつ、色と塗料を選ぶと、後悔しない選択ができると思います。
一番大切なのは、信頼できる業者に依頼することです。美しい外観を保つために、今回の内容を参考に、後悔しない塗装選びをしていただければと思います。
外壁塗装や屋根塗装に関する疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00〜20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
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