【いなべ市】外壁塗装で使える助成金！コストを削減するため方法についてプロの塗装業者が徹底解説
外壁塗装は、家の美観を保つだけでなく、家を長く守るために欠かせないメンテナンスです。しかし、外壁塗装にはまとまった費用がかかるため、実施をためらう方も少なくありません。そこで注目したいのが、助成金制度の活用です。
国や自治体では、住宅の維持や環境に配慮したリフォームに対して助成金を提供しています。この制度をうまく活用すれば、外壁塗装にかかる費用を大幅に抑えることが可能です。特に、いなべ市では「結婚新生活支援事業補助金」が利用でき、新婚家庭にとって新生活の負担を軽減しながら、家の外壁塗装やリフォームができる可能性があります。
本記事では、外壁塗装に利用できる助成金の概要から、いなべ市の補助金制度を活用してコストを削減する方法まで、具体的な手順を詳しく解説していきます。助成金の賢い活用法を知り、安心して外壁塗装を進めましょう。
目次
外壁塗装で利用できる助成金の概要
外壁塗装を行う際、国や自治体ではさまざまな助成金制度を設けており、住宅の耐久性アップや省エネ、移住促進などに貢献するリフォームに対して金銭的な支援が受けられます。
これらの助成金を活用すれば、通常であれば負担が大きくなる塗装費用を抑えながら、家の美観や耐久性を向上させることが可能です。塗料や施工内容によっては、特定の助成金が適用される場合もあるため、事前に助成金制度の詳細を確認し、計画的に活用することが重要です。
ここでは、外壁塗装に適用できる助成金の概要を具体的に見ていきます。
外壁塗装で利用できる助成金の概要
外壁塗装に対して支援を受けられる助成金は、国や自治体によってさまざまな形で提供されています。これらの助成金は、住宅の維持や環境保護、さらには移住促進や二世帯住宅の推進を目的とした支援策としても活用されています。外壁塗装に対して適用される主な助成金には、次のようなものがあります。
①自治体の住宅リフォーム助成金
多くの自治体では、外壁塗装を含む住宅リフォームに対して助成金を提供しています。これは、建物の耐久性や断熱性を向上させるための支援であり、特に省エネや防災対策を重視しています。外壁塗装がリフォームの一環として助成対象となるため、住宅の保護だけでなく、コスト削減を図ることが可能です。
②移住・定住促進のための助成金
地方自治体の中には、移住者や二世帯住宅を支援するための助成金を提供しているところもあります。新しく移住した世帯や、二世帯住宅を建設・リフォームする家庭に対して、住宅改修費の一部を助成する制度です。こうした制度の中には、外壁塗装が助成対象となることもあります。特に、地方への移住を促進するため、条件を満たせば外壁塗装やその他のリフォーム費用を負担軽減できるケースがあります。
③省エネルギー促進助成金
環境に優しい住宅改修を促進するため、省エネルギー効果の高い外壁塗装に対して助成金が提供されます。遮熱塗料や断熱性を高める塗料を使用した場合、助成対象となることがあります。これは、特にエコリフォームを推進している自治体で広く行われており、費用負担を大幅に軽減するチャンスです。
④二世帯住宅支援助成金
二世帯住宅のリフォームを支援する助成金も、外壁塗装に適用される場合があります。特に、高齢者と同居するための住宅改修や耐久性の向上を目的としたリフォームが対象となることが多く、家族の生活の質を高めながらコスト負担を抑えることができます。
助成金が適用される外壁塗装の条件
外壁塗装の助成金を受けるには、特定の条件を満たす必要があります。これらの条件は、国や自治体によって異なりますが、一般的に次のような要件が含まれます。
①対象となる住宅の年数
助成金が適用される住宅には、築年数に関する条件が設けられていることが多いです。多くの場合、築10年以上の住宅が対象となることが一般的です。新築の住宅は対象外になるケースが多いため、塗装の時期や住宅の年数を事前に確認することが重要です。
②塗装に使用される塗料の種類
助成金が適用される塗料にも制限がある場合があります。省エネルギー対策や環境保護を目的とした助成金では、遮熱性や断熱性の高いエコ塗料の使用が条件とされることが多いです。これらの塗料は、一般的な塗料よりも高価ですが、助成金を利用することで、長期的な省エネ効果とコスト削減を両立することが可能です。
③施工箇所の条件
助成金は、住宅の外壁や屋根といった特定の施工箇所に適用されます。例えば、外壁塗装に加えて屋根の塗装や防水工事が必要な場合、それらの部分にも助成金が適用されることがあります。ただし、すべての箇所が対象になるわけではないため、施工業者との事前の相談が必要です。
④施工業者の要件
助成金を利用する場合、施工を行う業者にも条件が課されることがあります。自治体が認定した業者でなければ助成金が適用されないケースが多いため、認定業者リストを確認し、適切な業者を選ぶことが大切です。また、助成金申請に精通している業者は、申請手続きのサポートもしてくれるため、スムーズな進行が期待できます。
⑤申請期限と申請枠の確保
助成金の申請は、一定の期間内に行う必要があります。予算に限りがあるため、申請枠が埋まると受付が終了してしまうこともあります。特に人気の高い助成金制度では、早期申請が必要となるため、早めに申請準備を進めましょう。
助成金活用の際のデメリットや注意点
助成金を活用することで、外壁塗装の費用を削減できる大きなメリットがありますが、いくつかのデメリットや注意点も存在します。これらのポイントを理解し、事前に対策を講じておくことが大切です。
①申請手続きの複雑さ
助成金の申請には、細かい書類の準備が必要です。申請書の記入、施工業者からの見積書や工事完了報告書、住宅の図面や写真など、多くの書類を揃える必要があります。特に、書類に不備があると申請が受理されないこともあるため、慎重に対応する必要があります。申請手続きをサポートしてくれる業者を選ぶことで、この負担を軽減できる場合もあります。
②助成金が適用されないリスク
助成金申請は、必ずしも通るとは限りません。予算が限られている場合、申請数が多ければ早い者勝ちになることもあります。また、自治体によっては助成金が不適用となるケースもあり、条件に合致しなかった場合は申請が却下されるリスクも考慮しなければなりません。
③一時的な自己負担の可能性
助成金は施工完了後に支払われる場合が多く、工事開始時点での費用は一時的に全額自己負担となることがあります。このため、手元の資金が少ない場合は資金計画をしっかり立てる必要があります。申請が通らなかった場合に備えて、別途の資金確保も検討しておくと安心です。
助成金は外壁塗装費用を軽減する有効な手段ですが、これらのデメリットや注意点を踏まえて事前にしっかり準備することで、スムーズに活用できるようにしましょう。
令和6年度の「いなべ市結婚新生活支援事業補助金」も活用可能？
いなべ市では、結婚新生活を支援するために「結婚新生活支援事業補助金」という制度が設けられています。
この補助金は、新婚世帯が新生活を始める際にかかる住居費やリフォーム費用をサポートするものです。新居の外壁塗装やリフォームを検討している新婚世帯にとって、この制度を活用することで、住宅に関するコスト負担を軽減することが可能です。
ここでは、この補助金の概要や申請方法、具体的な利用条件について詳しく見ていきましょう。
結婚新生活支援事業補助金の概要
この補助金は、新婚夫婦が新生活を始める際にかかる「住居費」「リフォーム費用」「引越し費用」を補助する制度です。1世帯あたり最大30万円までの補助を受けることができます。
■対象となる経費
この補助金は、令和6年4月1日から令和7年3月31日の間に支払われた以下の費用が対象です。
①住居費
新しく家を購入したり、賃貸物件を借りたりする際に発生する費用の一部が補助対象です。具体的には、以下のような費用が対象になります。
- 家賃
- 礼金や敷金（または保証金など、それに類似する費用）
- 共益費
- 仲介手数料（ただし、雇用主から住宅手当を受けている場合や、他の公的制度で家賃補助を受けている場合は、その分は補助対象外となります。）
②リフォーム費用
新生活のために既存の家屋をリフォームした際の費用が対象です。具体的には、家の内装や外壁の補修などが含まれますが、以下のような費用は対象外となります。
- 倉庫や車庫に関する工事費
- 門やフェンス、庭の植栽などの外構工事
- 家電の購入費用
③引越し費用
新しい住まいに引っ越すためにかかった費用が対象です。引越し業者や運送業者に支払った費用が対象となりますが、家族や知人に手伝ってもらい、謝礼を支払った場合はその費用は補助の対象外です。
この補助金制度は、新生活を始めるにあたって大きな助けとなる制度ですので、申請時期や対象経費をしっかり確認し、有効に活用しましょう。
補助金の申請方法
この補助金を受け取るためには、令和7年3月31日（月）までに申請を完了させる必要があります。すべての書類を揃えて、期日までに必着で提出しなければなりません。
■申請時の注意点
期限内に申請をしても、予算が限られているため、予算額に達した時点で受付が終了します。早めに準備し、申請することが大切です。すべての必要書類が揃わない場合、申請は受け付けられません。申請の際は、書類に不備がないか確認し、余裕を持って提出することをおすすめします。
■申請や問い合わせ先
いなべ市 健康こども部 こども政策課
電話番号: 0594-86-7821
補助金申請の準備を始める際には、早めに問い合わせを行い、必要な情報や書類を確認しておくとスムーズに手続きが進みます。
補助金を活用する注意点
補助金を申請する際には、対象となる夫婦の条件をしっかり確認し、自分たちが条件に合っているかを確認することが重要です。この補助金は、すべての条件を満たした夫婦が対象となります。
■対象となる夫婦の条件
①婚姻届の提出期間
令和6年1月1日から令和7年3月31日までの間に婚姻届を提出し、役所で受理されていることが必要です。
②夫婦の所得
夫婦の所得を合算した金額が、令和5年の年間所得で500万円未満であることが条件です。もし、令和5年中の所得が確認できない場合は、令和4年の所得で判断されます。さらに、奨学金の返済がある場合は、その額を所得から差し引いて計算します。
③年齢制限
夫婦の年齢については、婚姻届を提出した日（婚姻日）において、夫婦共に40歳未満であることが条件です。
④住居に関する条件
結婚を機に、いなべ市内にある住居を新たに購入または賃借し、その住居が夫婦の住民票上の住所となっている必要があります。この新しい住居が、夫婦の住民票に反映されていることが重要です。
⑤他の補助金の受給について
過去に、今回の補助金と同じ趣旨の補助金や、この補助金をすでに受けたことがないことが条件です。他の自治体で同様の補助を受けた場合も対象外となるため、注意が必要です。
⑥滞納がないこと
いなべ市が徴収している市税、国民健康保険税、水道料金などの支払いに滞納がないことが条件です。滞納がある場合、補助金を受け取ることができません。
これらの条件を全て満たしている場合に限り、補助金の申請が可能です。申請前に、これらの条件をしっかり確認して、要件に合致しているかを確認しましょう。
補助金を活用するメリット
いなべ市の結婚新生活支援事業補助金を活用することで、新婚夫婦にとって多くのメリットがあります。新しい生活をスタートさせる際に、住居費やリフォーム、引越しにかかる費用を軽減できるため、経済的な負担を大幅に減らすことが可能です。
①経済的負担の軽減
新居の購入費用や賃貸物件の契約にかかる初期費用、さらには引越し費用まで補助金が適用されます。最大30万円まで補助されるため、新生活を始めるにあたっての費用負担を大きく減らすことができます。特に、結婚後すぐにかかる住居費用のサポートは新婚世帯にとって非常に助かります。
②条件に合致すれば早期に申請可能
対象条件に合致している場合、すぐに申請を行うことができ、早い段階で支援を受けられるのもメリットです。住居費や引越し費用など、急を要する費用についても、補助金を活用すれば早期に支援が受けられるため、安心して新生活をスタートできます。
③地域活性化への貢献
いなべ市内で住居を構えることで、市の活性化にもつながります。この補助金は、地域に新婚世帯を呼び込むための支援策でもあるため、新生活を始めることで地域の一員としての貢献が期待されます。
まとめ～いなべ市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、外壁塗装に利用できる助成金や、令和6年度のいなべ市結婚新生活支援事業補助金について詳しくお伝えしました。
外壁塗装の助成金を活用することで、住宅の維持費用を抑えながら、長期的なコスト削減が可能です。また、新婚世帯にとっては、結婚新生活支援事業補助金を利用することで、住居費やリフォーム、引越し費用の負担を大幅に軽減できます。
特に、いなべ市の結婚新生活支援事業補助金は、最大30万円の補助を受けられるため、新生活をスタートさせる際の大きな助けとなります。補助金の申請条件をしっかり確認し、早めに手続きを進めることで、安心して新しい生活を始めることができます。
助成金や補助金をうまく活用して、経済的な負担を軽減し、快適な住環境を整えましょう。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902（8:00〜20:00）まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
いなべ市をはじめ、志摩市、津市、鈴鹿市・亀山市・名張市・鈴鹿市・伊勢市・松阪市・伊賀市・四日市市を中心に三重県全域が施工範囲です。
詳しくは、いなべ市のショールームの情報をご覧ください。
https://www.mietosou.com/inabe-store/
この記事を書いたのは
株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ】
◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。
15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。
三重県全域（津市・松阪市・伊勢市・志摩市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・いなべ市・名張市・伊賀市）での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。
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