外壁塗装の費用を津市の塗装業者が徹底解説！費用を抑えながら高品質な仕上がりを実現する方法
外壁塗装は家の外観を美しく保つだけでなく、建物の寿命を延ばすためにも欠かせない作業です。しかし、外壁塗装の費用はどのように決まるのか、その内訳や具体的な金額については多くの方が疑問を持っていることでしょう。
この記事では、費用の構成要素や無駄な費用をかけないためのポイント、そして費用をできるだけ安く抑える方法について、三重県津市をはじめ、鈴鹿市、亀山市、名張市、四日市市、伊勢市、松阪市、伊賀市を営業エリアにしている外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきます。塗料の種類や選び方にも触れ、コストパフォーマンスの良い塗料を選ぶための情報も提供します。
外壁塗装の費用に関する知識を深め、納得のいく選択ができるように、ぜひ最後までじっくりとお読みください。
目次
外壁塗装の費用について
外壁塗装の費用は、さまざまな要因によって決まります。
ここでは、外壁塗装の費用について、どのような要因で決まるのか、具体的な費用の構成要素について詳しく解説します。
外壁塗装の費用はどうやって決まる？
外壁塗装の費用は、さまざまな要因が絡み合って決まっています。
まず、最も基本的な要因は塗装する面積です。面積が大きければ、その分塗料の量が必要になり、作業の手間も増えるため、費用が高くなります。そのため塗装面積が増えることで、塗料代・材料費、工事代・人件費、足場費用、その他の費用すべてに影響が出ます。
次に、建物の形状や階数も費用に大きな影響を与えます。建物がシンプルな形状であれば作業も比較的容易ですが、複雑な形状の場合は塗装面積が増え、手間も増します。例えば、同じ床面積でもL字型の建物は正方形の建物と比べて約1.3倍の壁面積になることがあります。さらに、階数が増えると、足場を組むための費用がさらに高くなる傾向にあります。
塗料の選び方も重要な要因です。塗料にはさまざまなグレードや種類があり、それぞれ価格が異なります。一般的には、耐久性が高く、機能性に優れた塗料は価格が高くなります。例えば、フッ素塗料や無機塗料など、高級な塗料を選ぶと、その分費用も高くなりますが、長期的に見ればメンテナンスの頻度が減り、コストパフォーマンスが良い場合もあります。
外壁塗装の費用を構成する4つの要素
外壁塗装の費用は、いくつかの要素によって構成されます。これらの要素は塗装の総費用に影響し、業者ごとに若干の違いがありますが、一般的な内訳は次の通りです。
まず、「塗料・材料費」についてです。これは塗装に使用する塗料やその他の材料の費用を指します。塗料の種類やグレードによって価格が変わりますが、一般的に総費用の約20％を占めます。フッ素塗料や無機塗料など、高級な塗料を選ぶと、耐用年数が長くなる反面、費用も高くなります。
次に「工事代・人件費」です。これは塗装作業に必要な職人の人件費や作業にかかる費用を含みます。作業の複雑さや塗装面積によって費用は変動しますが、一般的には総費用の約30％を占めます。信頼できる経験豊富な業者を選ぶことで、施工の質が向上し、結果的に満足度が高くなることが期待できます。
「足場費用」も重要な要素の一つです。外壁塗装を行う際には、作業の安全性を確保するために足場を組む必要があります。この足場費用は総費用の約20％を占めます。塗装面積が大きいほど足場を組む範囲も広がり、費用が高くなる傾向にあります。
最後に「その他費用」です。これは廃材処理費用や交通費、養生費用など、上記3つの費用に含まれないものを指します。これらは総費用の約30％を占めることが多いです。
「足場代無料」に注意！
外壁塗装の費用を考える際、特に注意が必要なのは「足場代無料」という宣伝です。足場代は、外壁塗装の総費用の約20％を占めることが多く、そのため本来は無料になることはほとんどありません。しかし、いくつかの業者が「足場代無料」とキャンペーンしているのを目にすることがあります。こういうものには注意が必要です。
例えば、ある業者が「本来ならば今回の外壁塗装の費用は200万円ですが、足場代を無料にして170万円にします」といったオファーを出すことがあります。これは一見お得に感じるかもしれませんが、実際には他の費用に上乗せされている可能性があります。つまり、足場代が無料になった分、他の項目で補填されていることがあるのです。
そのため、実際の外壁塗装にかかる平均的な費用を知っておくことが重要です。例えば、20坪の住宅の外壁塗装の平均費用は約60万円から100万円、30坪なら約80万円から120万円、40坪では約100万円から150万円、そして50坪では約120万円から180万円となっています。これらの相場を知っていることで、不当な価格設定に気づきやすくなります。
外壁塗装の塗料の費用と選び方について
外壁塗装において、塗料の選び方は非常に重要です。塗料の種類やグレードによって費用が大きく異なるだけでなく、耐久性や機能性にも影響を与えます。適切な塗料を選ぶことで、長期的なメンテナンス費用を抑えることができるため、コストパフォーマンスの良い選択が求められます。
ここでは、一般的に使用される塗料の種類とその費用について詳しく解説します。
塗料に費用は種類やグレードによって異なる
外壁塗装に使用される塗料には、さまざまな種類とグレードがあります。それぞれの塗料には特有の特性と価格帯があり、選び方次第で費用と耐久性に大きな差が出ます。
まず、最も多く採用されるのがシリコン塗料です。シリコン塗料はコストパフォーマンスが高く、比較的安価でありながら耐久性も優れています。価格帯は1平方メートルあたり1,600円から3,600円程度で、耐用年数は8年から13年です。多くの家庭で採用される理由は、そのバランスの良さにあります。
次に、ラジカル塗料です。この塗料は、紫外線による劣化を防ぐ性能が高く、耐用年数も12年から15年と長めです。価格は1平方メートルあたり2,200円から3,400円程度で、シリコン塗料よりもやや高価ですが、長期間の保護効果を考えると、その価値があります。
フッ素塗料はさらに高級な選択肢です。耐用年数が10年から15年と長く、非常に優れた耐久性を持っています。価格は1平方メートルあたり2,900円から5,000円程度で、高価ですが、頻繁なメンテナンスを避けたい場合には理想的です。
最後に、無機塗料です。これは最も高価な塗料の一つで、1平方メートルあたり4,300円から5,400円程度します。しかし、その耐用年数は15年から25年、もしくはそれ以上と非常に長く、一度塗装すれば長期間にわたり建物を保護することができます。特にメンテナンスの手間を極力減らしたい場合に適しています。
塗料を選ぶ際には、単に価格だけでなく、耐用年数や必要なメンテナンスの頻度も考慮することが重要です。例えば、シリコン塗料はコストパフォーマンスが高い選択肢となります。しかし、長期的な視点で見た場合、初期費用が高くてもフッ素塗料や無機塗料を選ぶことで、トータルのメンテナンス費用を抑えることができるかもしれません。
塗料選びにおいては、自分の家や予算に最適なものを選ぶことが大切です。
塗料は機能性にも着目すること
外壁塗装を選ぶ際には、塗料の費用だけでなく、その機能性にも注目することが重要です。機能性塗料は、特定の性能を持つことで、住宅の保護効果を高め、長持ちさせることができます。
まず、「耐候性」です。耐候性の高い塗料は、紫外線や雨風による劣化を防ぎ、塗膜の寿命を延ばす効果があります。これにより、塗装の頻度を減らすことができ、長期的なコスト削減にもつながります。
次に「低汚染性」です。低汚染性塗料は、表面に汚れが付きにくく、付着した汚れも雨水で簡単に流れ落ちるため、外壁を常に美しく保つことができます。特に交通量の多い場所や工業地帯に建つ住宅には、この機能が非常に有効です。
「断熱性」や「遮熱性」を持つ塗料もあります。これらの塗料は、外壁の表面温度を抑え、室内の温度変化を少なくする効果があります。夏は涼しく、冬は暖かい環境を維持することで、冷暖房費を節約でき、快適な住環境を実現します。
また、「透湿性」を持つ塗料は、外壁内部の湿気を逃がしつつ、外部からの水の侵入を防ぎます。これにより、結露やカビの発生を抑え、建物の健康を保つことができます。
「防水性・耐水性」を備えた塗料は、雨水の侵入を防ぎ、外壁の劣化を防ぐ効果があります。これにより、建物の構造をしっかりと守り、長期間にわたって安全性を確保します。
最後に、「防カビ・防藻性」です。この機能を持つ塗料は、カビや藻の発生を防ぎ、外壁を清潔に保つことができます。湿気の多い地域や日当たりの悪い場所に建つ住宅には、この機能が特に有効です。
機能性塗料を選ぶ際には、価格と機能のバランスが取れた塗料を選ぶことが大切です。高機能な塗料は初期費用が高くなることが多いですが、長期的に見ればメンテナンス費用が減り、結果的にコストパフォーマンスが良くなることもあります。自分の住宅に最適な塗料を選ぶためには、各機能の特徴を理解し、必要な機能を持つ塗料を選ぶことが重要です。
外壁塗装の満足度を高めて費用を安くするには
外壁塗装を成功させるためには、費用を抑えるだけでなく、施工の満足度を高めることが重要です。塗装業者の選び方や見積もりの取り方、施工時期の工夫など、いくつかのポイントを押さえることで、費用対効果を最大限に引き出すことができます。
ここでは、満足度を高めつつ費用を安く抑えるための具体的な方法について詳しく解説します。
塗装業者選びがもっとも重要である
外壁塗装の成功は、信頼できる塗装業者を選ぶことにかかっています。業者選びが最も重要な理由は、施工の質やアフターケア、そして総費用に大きく影響するからです。施工前の打ち合わせから施工後のフォローまで丁寧に対応してくれますので安心です。
具体的な選び方としては、まず口コミや評判を確認しましょう。インターネットのレビューサイトや地域の評判を調べることで、その業者がどれだけ信頼されているかを把握できます。
次に、過去の施工事例を見せてもらうと良いでしょう。実際の施工例を見ることで、業者の技術力や仕上がりの品質を確認できます。また、資格や許可証の有無もチェックポイントです。適切な資格を持っている業者は、信頼性が高いと言えます。
相見積もりでは安さだけで選ばないこと
相見積もり（複数の業者から見積もりを取ること）は、費用を抑えるために有効な方法ですが、安さだけで選ぶのは避けましょう。安い見積もりには、必要な工程が省かれていることや、低品質な塗料が使われている可能性があります。
見積もりを比較する際には、価格だけでなく、使用する塗料の種類や品質、施工内容を詳細に確認することが重要です。また、安価な見積もりを出す業者が信頼性や技術力に欠けている場合、後々のトラブルにつながることがあります。
見積もりを依頼する際には、各業者に施工内容を細かく説明してもらい、納得のいくまで質問することを心掛けましょう。さらに、見積もりに含まれる保証内容もチェックポイントです。保証期間や保証内容が充実している業者は、塗装専門の職人の施工に自信を持っている証拠です。
業者に予算を伝え、塗料の種類やグレードを提案してもらう
外壁塗装の費用を抑えるためには、あらかじめ業者に予算を伝えることが有効です。予算に合わせて、業者が最適な塗料の種類やグレードを提案してくれるでしょう。例えば、できるだけ予算を抑えたい場合には、コストパフォーマンスが高いシリコン塗料が良いかもしれません。あるいは予算に余裕がある場合には、フッ素塗料や無機塗料などの高品質な塗料を選ぶことで、長期間にわたり外壁を保護することができます。
業者としっかりコミュニケーションを取り、自分のニーズに合った提案を受けることが大切です。塗料の選択は、費用だけでなく、耐用年数やメンテナンスの頻度にも影響するため、慎重に行いましょう。
外壁と屋根塗装は同時に行うようにする
外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことは、費用面でも効率面でも非常にメリットがあります。足場設置を一度にすることで、足場設置費用を削減することができます。外壁塗装と屋根塗装を別々に行うと、足場を二度設置する必要があり、その分費用がかさんでしまいます。
また、同時に塗装を行うことで、施工期間も短縮できるため、施工中の生活への影響も少なくて済みます。さらに、外壁と屋根はどちらも建物の外観を大きく左右する重要な部分です。同時に塗装することで、色やデザインの統一感を出すことができ、建物全体が美しく見えます。特に、色のトーンを合わせることで、全体の見栄えが良くなるため、完成後の満足度も高まります。
同時施工のもう一つの利点は、長期的なメンテナンス計画が立てやすくなることです。外壁と屋根を同じタイミングで塗装することで、次回の塗装時期も合わせやすくなり、メンテナンスのタイミングを見失うことがありません。
補助金・助成金を申請する
外壁塗装や屋根塗装を行う際には、補助金や助成金を利用することで、費用を抑えることができます。自治体や政府が提供するこれらの支援制度であり、エコリフォームや耐震補強など、特定の条件を満たす工事に対して適用されることが多いです。
津市には「空き家有効活用推進事業補助金」が用意されており、空き家の利活用を促進するためのリノベーションに補助金を活用することができます。
補助金や助成金を利用するためには、まず自分の地域でどのような制度があるかを調べることが重要です。自治体のホームページや、役所の窓口で情報を得ることができます。また、工事を依頼する業者に相談することで、適用可能な補助金や助成金の情報を提供してもらえることもあります。
申請には、事前に必要な書類を揃え、申請期間内に提出することが求められます。例えば、工事の詳細や見積もり、工事を行う業者の情報などを提出する必要があります。これらの手続きをしっかりと行うことで、補助金や助成金を受け取ることができます。
まとめ～津市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、外壁塗装の費用について詳しくお伝えしました。
外壁塗装の費用は、塗装する面積、建物の形状や階数、塗料の種類やグレード、施工業者の選び方など、多くの要因によって決まります。塗料の選び方についても、シリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料などの特性や費用、耐用年数を理解することで、コストパフォーマンスの良い選択が可能です。
外壁塗装の成功には、信頼できる業者選びや相見積もりの比較、予算に応じた塗料選びが重要です。これらのポイントを押さえて、満足度の高い外壁塗装を実現しましょう。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902（8:00〜20:00）まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市をはじめ、鈴鹿市・亀山市・名張市・鈴鹿市・伊勢市・松阪市・伊賀市・四日市市を中心に三重県全域が施工範囲です。
詳しくは、津市のショールームの情報をご覧ください。
この記事を書いたのは
株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ】
◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。
15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。
三重県全域（津市・松阪市・伊勢市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・名張市）での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。
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