【津市】外壁塗装の相場は？相場が決まる要因や安く依頼するコツを徹底解説！

外壁塗装を検討している多くの方にとって、一番気になるのは「相場」ではないでしょうか。

自分の家の外壁塗装にどれくらいの費用がかかるのか、相場がどのように決まるのか、そして少しでもお得に依頼する方法があるのか、知りたい方は少なくないはずです。

これらの疑問を解消するために、この記事では外壁塗装の相場について、三重県津市をはじめ、鈴鹿市、亀山市、名張市、四日市市、伊勢市、松阪市、伊賀市を営業エリアにしている外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきます。

家の大きさや使用する塗料、塗装する範囲など、相場が決まる要因や、相場を抑えるためのコツについてもお伝えしています。

この記事を読めば、外壁塗装の相場に対する理解が深まり、納得のいく塗装工事を依頼できるようになりますので、ぜひ最後までじっくりとお読みください。

【津市】外壁塗装の相場は？

外壁塗装を考えるとき、地域の相場を把握することはとても大切です。また、具体的な相場がどのような構成になっているのか、内訳になっているのかも理解しておくと、適正な価格で質の高い塗装工事を依頼するための知識を身につけることができるでしょう。

そこでここでは、津市における外壁塗装の相場について詳しく解説します。

H3　20坪～50坪の相場

外壁塗装の費用は、住宅の大きさによって大きく変わります。津市で外壁塗装を検討している方にとっても、これは重要なポイントです。

例えば、20坪（約66平方メートル）の住宅では、外壁塗装の相場は約60万円から100万円となります。これは、小さな住宅に適した塗料の量や作業時間が比較的少ないためです。しかし、家が大きくなり、塗装面積が広くなってくると、塗料の量も増え、職人の作業時間も長くなります。そのため、費用も増加することになります。

さらに、塗料の種類やグレード、あるいは屋根塗装・付帯部塗装など施工範囲が増えることによっても費用は大きく変わってきます。

ただ、高品質の塗料を使用すると、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。例えば、耐久性の高いフッ素塗料や無機塗料を選ぶと、初期費用は高くなりますが、長持ちするためのトータルコストではお得になることもあります。

また、屋根塗装・付帯部塗装などを同時に施工することで、足場の設置が1回で済むことになりますので、負担や手間を軽減できます。さらには、住宅全体で美観を向上させることができますので、大きな満足感にも繋がるでしょう。

そのようなことから、相場だけに着目するのではなく、コストパフォーマンスの観点からも検討することが大切です。

相場の構成内容

外壁塗装の費用は、いくつかの主要な要素で構成されています。これらの要素が合わさって、最終的な塗装費用が決定されます。

まず、「塗料代」についてです。外壁塗装で使用する塗料の種類や品質によって、費用は大きく変わります。そのため一般的には、総費用の20％程度となっています。例えば、シリコン塗料は比較的安価で、耐久性も高いため、一般的には活用シーンの多い塗料となっています。一方、フッ素塗料や無機塗料は初期費用が高めですが、耐久性が高いため、長持ちします。したがって、長い目で見るとコストパフォーマンスが良い場合があります。

次に、「工事・人件費」です。これは職人さんの作業時間や技術に対する費用で、総費用の30％程度となっています。外壁塗装は専門的な技術を要する作業であり、経験豊富な職人さんに依頼することで、仕上がりが美しくなります。また、施工の品質も高くなるため、長持ちする塗装が期待できます。

「足場代」も必要になります。塗装作業を安全に行うためには、足場の設置が必要です。この相場は、総費用の20％程度が一般的です。足場の設置は、作業の安全性を確保するだけでなく、仕上がりの精度にも影響します。しっかりとした足場があることで、職人さんが細かい部分まで丁寧に作業できるのです。

最後に、「その他費用」です。これは養生（ようじょう：塗料が不要な部分に付かないように保護する作業）や廃材処理費用、交通費、事務手数料などを含み、総費用の30％程度が相場です。

相場の内訳

外壁塗装の相場には上記の表のようにさまざまな要素が含まれています。これらの要素が合わさって、最終的な費用が決定されます。

①足場の設置

足場を組むことで、高い場所でも安全に作業ができます。また、足場があることで、細かい部分まで丁寧に塗装できるので、仕上がりも美しくなります。足場の設置は住宅の大きさにもよりますが、10万円から20万円程度かかります。

②飛散防止ネット

塗料が周囲に飛び散らないようにするためのものです。飛散防止ネットを使うことで、ご近所に迷惑をかけずに作業を進めることができます。

③高圧洗浄

外壁の汚れやカビ、コケを高圧の水で洗い流します。これをしっかり行うことで、塗料が外壁にしっかりと密着し、長持ちする塗装が可能になります。

④下地処理（クラック処理・ケレンなど）

外壁にひび割れ（クラック）がある場合は、クラック処理を行います。また、古い塗料が剥がれている部分を削り取るケレン作業も必要です。これらの下地処理を丁寧に行うことで、塗装の持ちが良くなります。

⑤シーリング（コーキング）

外壁の継ぎ目や窓枠などに防水材を充填する作業です。シーリングを行うことで、雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を高めます。

⑥下塗り

下塗りは、塗料が外壁にしっかりと密着するための重要な工程です。下塗りがしっかりしていないと、塗料が剥がれやすくなってしまいます。

⑦中塗り、上塗り

中塗りと上塗りをしっかりと行うことで、塗装の厚みが増し、耐久性が高まります。

⑧付帯部の塗装（洋風）

外壁以外にも、付帯部（窓枠や雨樋、シャッターボックスなど）も塗装します。これらの部分をしっかりと塗装することで、家全体の美観が向上します。特に洋風の家では、付帯部のデザインが重要なポイントとなります。

⑨雑費（廃棄物処理など）

最後に、廃棄物処理などの雑費も発生します。塗装作業で出るゴミや古い塗料の廃棄を適切に行うための費用です。これらの費用も全体の相場に含まれます。

外壁塗装の相場が決定する3つの要因

外壁塗装を考える際、相場を左右する要因を知ることで、適正な価格で質の高い塗装工事を依頼するための判断材料になります。

ここでは、外壁塗装の相場が決定する3つの主要な要因について詳しく解説します。

建物の大きさ

外壁塗装の相場を左右する大きな要因の一つが「建物の大きさ」です。建物が大きいほど、外壁の面積が広くなるため、必要な塗料の量や作業時間が増えます。そのため、費用も比例して高くなります。

例えば、20坪の小さな家と50坪の大きな家では、外壁の面積に大きな差があります。20坪の家では、外壁塗装の相場は約60万円から100万円ですが、50坪の家になると120万円から180万円が目安となります。このように、建物の大きさによって費用が変わることを理解しておくことは、予算を立てる上で非常に重要です。

また、建物の高さも考慮する必要があります。2階建てや3階建ての家は、1階建ての家よりも足場の設置面積が広くなり、塗装面積も大きくなります。これも費用が増加する要因の一つです。

塗料の種類・グレード

塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や価格が異なります。どの塗料を選ぶかによって、塗装の仕上がりや耐久性、そしてコストが大きく変わってきます。

まず、最も一般的に使われるのがシリコン塗料です。シリコン塗料は、10年程度の耐久性を持つことが一般的です。また、汚れにくく、外壁の美観を長く保つことができます。そのため、初期費用は低めで済みますので、コストパフォーマンスに優れています。

次に紹介するのが、ラジカル制御塗料です。これは、最近注目されている塗料で、紫外線などによる塗膜の劣化を抑える効果があります。ラジカルとは、塗膜の劣化を引き起こす原因となる物質のことで、この塗料はその制御を行います。シリコン塗料とフッ素塗料の中間に位置する価格帯でありながら、耐久性も高く、コストパフォーマンスに優れています。

さらに高品質な塗料として、フッ素塗料があります。非常に耐久性が高く、15年以上の寿命を持つことが期待されます。また、耐候性（天候に対する耐久性）にも優れており、特に厳しい気候条件でもその性能を発揮します。初期費用がかなり高めですが、メンテナンス頻度を減らせるため、長期的にはお得になることもあります。

最後に、無機塗料は、無機物を主成分とするため、非常に耐久性が高く、20年以上持つことが期待できます。この塗料は、耐火性や防カビ性にも優れているため、特に長期的な保護を求める場合に選ばれます。もちろん、初期費用は最も高額になりますが、その分の価値は十分にあります。

塗装の範囲（屋根・付帯部・外構など）・その他

外壁塗装の相場を考える際には、塗装の範囲も重要な要因となります。外壁だけでなく、屋根や付帯部、外構なども塗装する場合、その分費用が追加されます。

①屋根塗装

屋根は特に日差しや雨風にさらされるため、劣化が進みやすい場所です。使用する塗料や屋根の形状、状態によって費用が変わるため、事前にしっかりと見積もりを取ることが大切です。

②付帯部塗装

付帯部とは、雨どいや窓枠、シャッターボックスなど、外壁以外の部分を指します。雨どいが錆びたり、劣化したりすると、雨水の排水に支障をきたすため、定期的なメンテナンスが必要です。

③外構塗装

外構部分も見逃せません。門扉やフェンスなどの塗装も、住宅の美観を保つために必要です。

④ベランダ防水

ベランダは、雨水が溜まりやすい場所ですので、防水処理が欠かせません。防水処理を行うことで、建物内部への水漏れを防ぎ、長持ちさせることができます。

⑤雨どい修理

雨どいが破損している場合、修理も必要になります。雨どいの修理を怠ると、外壁や基礎部分に雨水が浸入し、建物全体の劣化を早める原因となります。

⑥雨漏り修理

雨漏りが発生している場合、その修理も重要です。早期に修理を行うことで、建物のダメージを最小限に抑えることができます。

外壁塗装の相場を抑える方法

外壁塗装を考える際、費用が大きな心配の種となることは少なくありません。そこでここでは、外壁塗装の相場を抑えるための具体的な方法を紹介します。

外壁と屋根塗装を同時にやる

外壁塗装を検討する際、費用を抑えるための一つの有効な方法は、外壁と屋根の塗装を同時に行うことです。

まず、足場の設置費用を節約できます。外壁や屋根の塗装作業を別々に行う場合、それぞれに足場を設置する必要があります。しかし、外壁と屋根を同時に塗装することで、一度の足場設置で済むため、その分の費用を大幅に削減できます。具体的には、足場の設置には10万円から20万円程度かかることが一般的ですので、これを一度で済ませることで大きな節約が可能です。

また、工期の短縮も期待できます。外壁と屋根を同時に塗装することで、作業が一度に完了し、工期が短くなります。これにより、生活への影響を最小限に抑えることができるのです。塗装作業中は、どうしても騒音や足場の設置による不便さがありますが、それを一度に済ませることで、ストレスも軽減されます。

さらに、業者にとっても効率的であるため、全体的な作業費用が抑えられる可能性があります。一度に大きな仕事を依頼することで、業者も効率よく作業を進めることができ、その分のコストダウンが見込まれます。

もう一つのポイントは、塗装の仕上がりが一貫することです。外壁と屋根を同時に塗装することで、色や質感の統一感が出やすくなり、家全体の美観が向上します。異なるタイミングで塗装を行うと、微妙に色が違って見えることがありますが、一度に行うことでそのような心配もなくなります。

地元の塗装業者に依頼する

外壁塗装の費用を抑えたいと考える方には、地元の塗装業者に依頼する方法がおすすめです。

まず、地元の塗装業者に依頼することで、低コストでサービスを受けることができます。大手の塗装会社に依頼する場合、中間マージン（中間業者に支払う手数料）が発生することが多いですが、地元の業者はほとんどの場合、塗装専門の職人施工（塗装専門の職人で直接施工を行うこと）を行っています。これにより、中間マージンが不要となり、その分費用を抑えることができます。

また、地元の業者は地域の状況に詳しいため、最適な塗料や施工方法を提案してくれることが多いです。地域に根付いた業者は、長年の経験からその地域特有の環境に適した塗料を知っています。例えば、環境に適した色やデザインを提供するなど、細かい配慮が行き届くのです。

さらに、地元の業者に依頼することで、高品質な仕上がりが期待できます。地元での評判が重要なため、業者は丁寧な仕事を心掛けています。また、施工後のアフターフォローも迅速に対応してくれるため、安心して依頼することができます。何か問題が発生した際にも、すぐに駆けつけて対応してくれるため、長期的に見てもメリットがあります。

相見積もりを取る

外壁塗装の費用を抑えるために、相見積もりを取ることは非常に効果的です。相見積もりを取ることで、各業者の価格設定を比較することができます。

塗装業者によって、使用する塗料や施工方法、提供するサービスが異なるため、価格にも差があります。複数の見積もりを比較することで、相場を把握し、適正価格を知ることができます。例えば、ある業者が他の業者よりも極端に高い場合、その理由を確認することができますし、逆に安すぎる場合には、その業者の信頼性を見極める手がかりになります。

また、業者間の競争を促すことができます。業者は他社との競争を意識し、より良い条件でサービスを提供しようと努力します。これにより、品質を落とさずに価格を抑えることができる可能性が高まります。業者間の競争が顧客にとって有利な条件を引き出す原動力となるのです。

さらに、各業者の提案内容を比較することができます。例えば、ある業者は高品質の塗料を使用する一方で、別の業者はアフターサービスが充実しているかもしれません。見積もりを比較することで、自分のニーズに最も合った業者を選ぶことができます。塗装工事は一度行うと長期間にわたって影響が続くため、価格だけでなく、提供されるサービスの質も重要な判断材料となります。

相見積もりを取る際のポイントとして、見積もり依頼をする前に、自分の希望や条件を明確にしておくことが大切です。例えば、使用したい塗料の種類や予算、工期などを具体的に伝えることで、業者からの提案も的確なものとなります。また、見積もりを取る際には、できるだけ多くの業者から見積もりを取り、その内容を丁寧に比較することが重要です。

まとめ～津市の外壁塗装・屋根塗装なら

本記事では、津市の外壁塗装相場について詳しくお伝えしました。

外壁塗装は住宅の美観と耐久性を保つために非常に重要です。今回ご紹介したポイントを参考に、信頼できる業者と相談しながら、自分の家に最適なプランを見つけてください。

疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902（8:00〜20:00）まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

津市をはじめ、鈴鹿市・亀山市・名張市・鈴鹿市・伊勢市・松阪市・伊賀市・四日市市を中心に三重県全域が施工範囲です。

詳しくは、津市のショールームの情報をご覧ください。

https://www.mietosou.com

この記事を書いたのは

株式会社リペイント匠　代表取締役　久保信也　1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ】

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

三重県全域（津市・松阪市・伊勢市・志摩市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・いなべ市・名張市・伊賀市）での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。

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