四日市市の外壁塗装の費用！工程や塗料、費用を抑える方法について塗装業者が徹底解説
外壁塗装は、私たちの生活空間を美しく保ち、建物を長持ちさせるために非常に重要な役割を担っています。
しかし、外壁塗装を実施する際に最も気になるポイントの一つに「費用」があるのではないでしょうか。
外壁塗装の費用は、塗装を行う業者によって異なり、さらには建物の大きさや形状、使用する塗料のグレードや種類、外壁の状態などによって、大きく異なることになります。
多くの家庭では、質の高いサービスをリーズナブルな価格で受けたいと考えていますが、情報が不足していると、結局はコストパフォーマンスの低い選択をしてしまう恐れがあります。
そこで本記事では、外壁塗装の費用に関する疑問を解消し、費用の構成から塗料の選び方、さらには費用を抑えるための実践的なアドバイスまで、三重県四日市市をはじめ、津市、亀山市、鈴鹿市、伊勢市、松阪市、名張市、伊賀市を営業エリアにしている外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきます。
目次
外壁塗装の費用について
外壁塗装の費用は、選ぶ塗装業者、建物の大きさや形状、使用する塗料の種類、さらには外壁の現状によって大きく変わります。
このため、外壁塗装を行う際には、これらの要素がどのように費用に影響するのか理解しておくことが重要です。
この記事では、外壁塗装の費用がどのように決まるのか、そして、費用を適正に抑えつつも、品質の高い塗装を実現するためのポイントを、専門家の目線でわかりやすく解説していきます。
塗装費用は塗装業者によって異なる
外壁塗装の費用を決定する際、最も影響力のある要素の一つが「どの塗装業者に依頼するか」です。
塗装業者選びは、単に価格だけで決めるべきではありません。
大手塗装会社から地元の個人経営の業者まで、選択肢は多岐にわたりますが、それぞれが提供するサービスの質、使用する塗料の種類、施工技術のレベルに大きな差があります。
大手業者は、ブランド力や広範なアフターサービスを前面に出していることが多く、その分費用が高めに設定されている場合があります。
一方、地元の業者は、地域密着型であることを生かし、個別のニーズに合わせた柔軟なサービスを提供してくれることが多いですが、技術やサービスの質にばらつきがあるかもしれません。
したがって、費用だけを見て業者を選ぶのではなく、事前の口コミや実績、提案内容の詳細、見積もりの透明性などを総合的に考慮することが重要です。
また、複数の業者から見積もりを取ることで、相場感を掴み、適正価格で質の高いサービスを選ぶことができます。
建物の大きさと形状によって異なる
外壁塗装の費用を左右するもう一つの大きな要因は、建物の大きさと形状です。
建物の大きさについては、平方メートル数で計算されることが多く、塗装面積が広ければ広いほど塗装費用は高くなる傾向にあります。
また、建物の形状が複雑で塗装が難しい場合（例えば、高い位置にある外壁や細かい装飾が多い建物など）は、それだけ多くの材料と時間が必要となり、費用が高くなる可能性があります。
このため、見積もりを取る際には、業者に建物の詳細な調査を依頼し、費用がどのように計算されるのか、どのような作業が必要になるのかを明確にしてもらうことが大切です。
塗料のグレードや種類によって異なる
外壁塗装の費用は、選択する塗料のグレードや種類によって大きく変わります。
塗料にはさまざまな種類があり、耐久性、耐候性、機能性などの特性に応じて価格が設定されています。
一般的に、シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料などがあり、グレードが上がるほど価格は高くなりますが、その分長持ちし、色あせに強いなどのメリットがあります。
塗料を選ぶ際は、初期費用だけでなく、メンテナンスの頻度や長期的なコストも考慮する必要があります。
耐久性の高い塗料は、初期費用は高くても、塗り替えの頻度が少ないため、長い目で見ると経済的になることがあります。
外壁の劣化や損傷の程度によって異なる
外壁塗装の費用には、外壁の現在の状態も大きく影響します。
外壁の劣化や損傷が激しい場合、塗装前の下地処理が必要になることがあり、これが追加費用につながります。
ひび割れが多い、塗膜が剥がれている、カビや藻が生えているなどの状態は、単に塗り替えるだけでは対処できず、下地処理や特殊な洗浄作業が必要になります。
外壁そのものに大きな損傷が見られる場合には、外壁のカバー工法など大きな修繕が必要になるケースもあります。
大手塗装会社と地元の塗装業者によって異なる
大手塗装会社と地元の塗装業者とでは、提供するサービスの範囲や価格設定に違いがあります。
一般的に、大手塗装会社はブランド力や全国規模のサポート体制を背景に、高い信頼性や安心感を提供しますが、それに伴う費用が上乗せされる傾向にあります。
また、大手は広告費や経営コストも反映されるため、価格が高めに設定されることが多いです。
一方、地元の塗装業者は、地域に根ざしたサービスを提供することが多く、口コミや地域密着型のサービスで信頼を得ています。
大手に比べて経営コストが低いため、よりリーズナブルな価格でサービスを提供することが可能です。
しかし、業者によっては技術力にばらつきがあるため、選定には注意が必要です。
そのため、塗装業者を選ぶ際は、価格だけでなく、提供されるサービスの内容、アフターサービスの充実度、過去の実績なども総合的に評価することが大切です。
外壁塗装の費用の構成内容
外壁塗装の工事を進める上で、多くの家庭が最終的な費用に何が含まれているのか、どのように費用が構成されているのかについて深く知りたいのではないでしょうか。
外壁塗装の費用は、単に塗料の価格だけではなく、工事の各工程や必要とされる資材、作業の難易度によって大きく異なります。
また、「足場代無料」といった営業活動をしている塗装業者を見かけることがありますが、その裏には見落としがちなコストが隠れていることも少なくありません。
ここでは、外壁塗装の費用構成を明確にし、費用の目安と、注意すべきポイントについて詳しく解説していきます。
外壁塗装の工程
外壁塗装の工事は複数の工程に分かれ、それぞれの費用に反映されます。
主な工程としては、足場の設置、高圧洗浄、下地処理、下塗り、中塗り、上塗り、そして最終的な仕上げがあります。
①足場設置・飛散防止シートの設置
安全な作業環境を確保するために必須であり、建物の高さや周囲の状況によって費用が変動します。
②高圧洗浄
外壁の汚れや古い塗膜を除去し、塗装の密着を良くするために行います。この作業には特別な機材が必要です。
③下地処理
ひび割れの補修やサビ止めの施工を行い、塗装の下地を整えます。外壁の状態によって必要な作業が異なり、費用も変わります。
④塗装（下塗り・中塗り・上塗り）
各塗装工程で使用する塗料の種類や量によって費用が異なります。特に、高品質な塗料を使用すると、それだけ費用が上昇します。
「足場代無料」に注意
塗装業者の中には、「足場代無料」というキャンペーンを行うところもありますが、これには十分注意が必要です。
足場設置は外壁塗装工事における重要な工程の一つであり、その費用は全体の約2割を占めることが一般的です。
足場代を無料とする業者の中には、その他の工程でコストを上乗せしている場合があります。
また品質が劣る材料を使用し、作業を急ぎ足で行うことでコストを削減し、結果として仕上がりの質を下げてしまう恐れもあります。
そのようなことから、「足場代無料」に対しては、提供されるサービスの全体的な質や、他の工程で不当な高額請求がなされていないかを慎重に検討することが大切です。
安さだけでなく、塗装工事全体の品質や信頼性、透明性を重視して業者を選ぶべきです。
外壁塗料のグレードと費用について
外壁塗装を考えたとき、最適な塗料を選択することは、仕上がりの美しさや耐久性、さらには長期的な経済性に大きく影響します。
塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特性と価格帯が存在します。
塗料の選択は、単に直接的な費用だけでなく、建物の保護、メンテナンスの容易さ、光熱費の削減といった機能性やトータルコストも考慮に入れる必要があります。
ここでは、塗料のグレードごとの費用の違い、賢い塗料の選び方、そして費用だけではないコストパフォーマンスの観点から、塗料選びのポイントを解説していきます。
塗料のグレード・種類による費用の違い
塗料のグレードや種類によって費用は大きく異なります。一般的な価格帯を平方メートルあたりで見ると、以下のようになります。
- シリコン塗料: 2,000〜3,000円／㎡：耐久性とコストパフォーマンスに優れ、一般的な住宅塗装に広く使用されています。
- フッ素塗料: 3,500〜5,000円／㎡：高い耐候性と汚れにくさが特徴で、メンテナンスの手間を減らしたい場合に選ばれます。
- ラジカル塗料: 3,100〜3,800円／㎡：紫外線による劣化を抑える技術が用いられており、長期間の美観保持に貢献します。
- 無機塗料: 4,800〜6,000円／㎡：最も耐久性が高く、長期間にわたり色褪せや劣化が少ないとされていますが、費用も高価です。
選択する際は、初期投資を優先するのか、長期的なメンテナンスコストを優先するのかによって、よりご家庭にあった選択をすることが重要です。
塗料の選び方
塗料を選ぶ際は、以下のポイントを考慮することが重要です。
- 費用で選ぶ: 予算に合わせた塗料選びは基本ですが、できるだけ長い目で見たコストパフォーマンスを考えるべきです。
- 機能性を含めて考える: 塗料の耐久性や機能性を考慮し、光熱費の削減やメンテナンスの手間を軽減できるかも検討します。
- トータルコストで選ぶ: 初期費用だけでなく、塗り替えの頻度やメンテナンスコストも含めた総費用で選択します。
費用だけではなくコストパフォーマンスで
塗料を選ぶ最も賢い方法は、直接的な費用だけでなく、その塗料が提供する価値を総合的に評価することです。
耐久性が高く、長期にわたって建物を保護し、美観を保つことができる塗料は、初期費用が高くてもトータルで見ると経済的になる場合が多いです。
また、環境に優しい塗料を選ぶことで、光熱費の削減にも貢献し、長期的なコスト削減につながります。
塗料選びは、単に価格の問題ではなく、住む人の快適性や建物の持続可能性を左右する重要な決定です。
大手塗装会社と地元の塗装業者の費用の違い
外壁塗装を依頼する際には、大手塗装会社と地元の塗装業者とでどちらを選ぶかが大きな選択肢となります。
それぞれにはメリット・デメリットが存在し、その違いは費用だけにとどまらず、サービスの質や対応の速さ、地域性への理解度にも関わってきます。
ここでは、両者の特徴と、それに伴う費用の違いについて解説します。
大手塗装会社のメリット・デメリット
■メリット
- 大手企業はブランドと実績があり、信頼性が高い。完成後のアフターサービスも充実していることが多い。
- 最新の塗料や技術を導入している場合が多く、高品質な施工が期待できる。
- 広範囲にサービスネットワークを持つため、どこでも一定のサービスを受けられる。
■デメリット
- ブランド力や広告費、管理費、下請けへの中間マージンなどの経営コストが反映され、地元の塗装業者に比べて費用が高くなることがある。
- 大規模な運営体制のため、地元業者に比べて細やかなニーズへの対応が難しい場合がある。
- 塗装専門の職人施工ではなく地元の塗装業者が施工するケースも多い。
地元塗装業者のメリット・デメリット
■メリット
- 広告費や経営コストが少ないため、同等のサービスをより低価格で提供できることが多い。
- 地元の地域性や環境を熟知しているため、その地域に最適な提案が期待できる。
- 小規模な運営体制のため、顧客の細かな要望に応えやすい。
■デメリット
- 業者によって技術力に差があり、事前に実績や評判をよく調べる必要がある。
- 大手に比べてアフターサービス体制が整っていない場合がある。特に、個人経営の場合はそのリスクが高まる。
外壁塗装の費用を抑える方法
外壁塗装は家の美観を維持し、建物を長持ちさせるために必要な投資ですが、その費用は決して安いものではありません。
多くの家庭では、できるだけ費用を抑えつつ、質の高い塗装を施したいと考えています。
しかし、費用を抑えるために品質を犠牲にしてしまうと、結局のところ長期的にはさらなるコストがかかることになりかねません。
ここでは、外壁塗装の費用を抑えるための具体的なアプローチをいくつか紹介します。
地元の塗装業者がおすすめ
地元の塗装業者を選ぶことは、費用を抑える上で有効な方法の一つです。
地元の業者は、地域に密着しており、広告費や運営コストが比較的低く抑えられるため、その分費用を低価格に設定できることが多いです。
また、地元の気候や環境に精通しているため、その地域に適した塗料選びや施工方法を提案してくれる可能性が高く、結果的に長期的なコストパフォーマンスを高めることにつながります。
しかし、地元業者を選ぶ際は、その技術力や信頼性をしっかりと確認することが重要です。
口コミや近隣での施工実績をチェックすることで、品質を担保しつつ費用を抑える業者を見つけることができます。
複数の見積もりを取ることの重要性
外壁塗装の費用を抑えるもう一つの重要な手法は、複数の業者から見積もりを取ることです。
複数の見積もりを比較することで、相場を把握しやすくなるだけでなく、各業者の提案内容や価格設定の違いを明確に理解できます。
これにより、不必要なオプションサービスを省くことができ、同じサービスをより低価格で提供してくれる業者を見つけることが可能になります。
見積もりを取る際は、ただ安さを追求するのではなく、提案される塗装の品質、使用される塗料のグレード、保証内容など、コストパフォーマンスを総合的に判断することが重要です。
また、見積もりの段階で、業者としっかりとコミュニケーションを取り、自分たちのニーズや予算を明確に伝えることで、より適切な提案を引き出すことができます。
定期的な塗り替えがコストを抑える
外壁塗装の費用を長期的に見て抑えるための効果的な方法の一つが、定期的な塗り替えです。
外壁塗装は、時間とともに色あせや劣化が進むため、一定期間ごとのメンテナンスが必要になります。
放置しておくと、塗装の劣化だけでなく、外壁自体の損傷が進み、最終的には大規模な修繕が必要になる場合があります。
こうなると、単に塗り替えるよりもはるかに高額な費用がかかってしまいます。
一般的に、外壁塗装の寿命は塗料の種類にもよりますが、約10年から15年程度と言われています。
この期間を目安に定期的な点検を行い、必要に応じて塗り替えを行うことで、外壁を常に最良の状態に保つことができます。
これにより、外壁自体の寿命を延ばし、大規模修繕にかかるコストを抑えることが可能です。
補助金や助成金の活用方法
外壁塗装にかかる費用を抑えるもう一つの方法が、補助金や助成金の活用です。
地方自治体や国が提供する補助金・助成金プログラムによっては、住宅の外壁塗装に関する一部の費用が補助される場合があります。
これらの制度は、エコロジー対策や景観向上、住宅の耐久性向上など、さまざまな目的で設けられています。
補助金や助成金の申請には、対象となる塗料の種類や施工業者、工事の規模など、各種条件が設定されていることが多いです。
そのため、塗装工事を計画する際には、事前に自分の住む地域でどのような制度が利用可能かを調査し、申請方法や必要書類、申請期限などを確認することが重要です。
まとめ～四日市市の外壁塗装・屋根塗装なら
この記事では、外壁塗装の費用に影響するさまざまな要因から、賢く費用を抑える方法までを解説しました。
まず、塗装費用は塗装業者、建物の大きさや形状、塗料の種類によって大きく変わること、そして、外壁の状態や選ぶ業者によっても差が出ることを理解することが大切です。
外壁塗装を検討する際には、単に費用を抑えることだけに注目するのではなく、塗装の品質や耐久性、メンテナンスのしやすさ、そして長期的なコスト効率を総合的に評価することが重要です。
適切な塗装業者の選択、質の高い塗料の使用、そして定期的なメンテナンスによって、美しく健康な家を長く保つことができます。
四日市市で外壁塗装を検討されている方は、今回紹介したポイントを参考にしながら、賢い選択を行ってください。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902（8:00〜20:00）まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
四日市市をはじめ、津市・亀山市・鈴鹿市・伊勢市・松阪市・伊賀市・名張市を中心に三重県全域が施工範囲です。
詳しくは、四日市市のショールームの情報をご覧ください。
https://www.mietosou.com/2023/09/12/yokkaichi-city-page/
この記事を書いたのは
株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ】
◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。
15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。
三重県全域（津市・松阪市・伊勢市・志摩市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・いなべ市・名張市・伊賀市）での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。
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