築20年以内の方へ|外壁塗装で不具合が起きるサイディングと屋根材
日本の住宅の外壁材は80%がこの「サイディングボード」と言われています。
サイディングと一言で言っても様々なサイディングボードがあり、今回注目するのは
「築20年以内に非常に多い難付着サイディングボードの外壁塗装」
について細かく書いていきたいと思います。
ここでは、
「新築の時の図面と照らし合わせが出来る様に難付着サイディングボードの種類を画像付きで紹介」
「特に注意が必要なクリヤー塗装」
「屋根材にも塗装できない屋根がある」
「価格や費用」
なども含めて、色々な事を書いていきたいと思います。
皆さんのお家が難付着サイディングがどうかを見極められ、どう外壁塗装するべきか?などを細かく書きますので、長文になると思いますが、最後まで読んで頂ければ、現在、全国的に裁判などにもなっている様なトラブルに巻き込まれる事がなくなりますので、最後まで読んで頂ければ幸いです。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
難付着サイディングというのは、外壁材に無機や光触媒など高耐久にするためにコーティングがされているサイディングボードの事を指します。
この難付着サイディングは色々と記事を見ているとマイナスなイメージがありますが、実際には「凄く良い商品」なのです。
ただ新築時などに「この外壁材を付けたら将来、外壁塗装などのメンテナンスの必要はありませんよ」とか言われていたなら、それは「嘘」です。
嘘とは言い過ぎで「新築業者も知らなかった」というのが正解かもしれませんが、ただ外壁塗装は必要です。
しかし、物が良いのは確かで、通常のサイディングに比べて、耐久性が高いので、1回目の外壁塗装が通常のサイディングの場合は築10年位なのに対して、難付着サイディングは築15年ほどで1回目の外壁塗装をする事になります。
・難付着という言葉の意味は?
難付着という言葉のはどこからきたのかというと「付着しにくい外壁材」という意味で難付着サイディングと呼ばれる様になりました。
ですので、通常のサイディングに外壁塗装をするようなやり方で施工すると「取り返しのつかない不具合」が起きる事になります。
・通常の外壁塗装をするとどうなるのか??
では、「取り返しのつかない不具合」とは一体なんなのか?を説明していきたいと思います。
難付着サイディングというののは見た目やデザインでは中々見分けがつきにくい外壁材です。
難付着サイディングを見分けられず、通常のサイディング用の塗料で外壁塗装をすると、外壁塗装が終わって爪で擦ると塗料が剥がれてきますし、ガムテープなど粘着の強いテープを外壁に貼って剥がすと塗料まで一緒に剥がれてきます。
仮に不具合があると気づかず、そのまま放っておいたとしても1年や2年で塗装が剥がれてきます。
この「剥がれてからが大変なのです」金属系のサイディングなら塗装が剥がれてきたら、足場を組み直し、剥離材や様々な道具を使い綺麗な下地にしてからもう一度外壁塗装という流れになるのですが、窯業系サイディングと呼ばれるセメントと繊維で出来ている外壁材の場合は、
「下地の外壁材まで溶かしてしまうので、剥離材は使えません」
そういう場合はどうするのでしょう?
かなりの確率で
「外壁のカバー工法or外壁の張り替え」
になる可能性が高いです。
必ずそうなるとは断言できませんが、そうなってしまうと外壁塗装でお金を使った後にもっと高額なお金が必要になってしまいます。
築20年以内の住宅にお住まいの方は、難付着サイディングが外壁に使われている可能性が高いので、ご注意ください。
また下にも難付着サイディングをメーカー、商品名と共に全てでは無いですが、代表的なものを掲載しますので、新築時の図面などありましたら、一度、ご確認する事をおすすめします。
キチンと塗装した場合
間違った方法で塗装した場合
⑵下地処理・下塗り材の選定がポイント
難付着サイディングを外壁塗装する時に大切な事は、通常の外壁塗装でも同じ様なことが言えますが、「下地作り」が大切になります。
まずは、下地を塗装できる状態にしてから、専用の下塗り材を塗装して外壁塗装をする事で問題なく塗料の本来の力を発揮します。
逆に言うと、どれだけ良い塗料を使っても下地をいい加減にしていると全く意味のないものになるということです。
このホームページの至る所で言っていますが、「塗料選びよりも業者選びに注力」すると問題は少なくなるかと思います。
⑶クリヤーなどは特に注意が必要
窯業系のサイディングボードは、おしゃれで意匠性の高いデザインが多いです。
最近は厚み21mmのサイディングなども出て、重厚感をイメージしている外壁材が多いです。
この意匠性をそのまま保つために皆様が選ばれるのは「クリヤー塗装」です。
クリヤー塗装する事で、経年劣化したサイディングのコーティングをもう一度復活させ、新築時の様に元通りにする訳です。
しかし、難付着サイディングにクリヤー塗装出来る塗料は数少ないです。
その理由としては、クリヤー塗装とは元々下塗りを入れず、中塗り、上塗りの2回塗りの使用が多いためです。
通常の外壁塗装であれば、下塗り、中塗り、上塗りと3回塗りで、初めの下塗りでしっかりと中塗り出来るベースを作る訳ですが、クリヤーの場合は下塗りが無い分、
「中塗りで難付着にしっかりと密着させるという難題をクリアしないといけない」
からです。
・光触媒にも対応するおすすめのクリヤー塗料
・キクスイ
ロイヤルセラクリヤー
このロイヤルセラクリヤーは大部部分の難付着サイディングに対応しており、とてもおすすめです。
特にこのクリヤーの塗料をおすすめする理由としては、「光触媒のコーティングにも対応している」と言う事が一番のおすすめ理由となります。
そもそも難付着に対応しているクリヤー塗料自体が少ないのですが、対応していても無機コーティングの難付着サイディングには対応しているけど、光触媒コーティングの難付着には対応できていないという塗料ばかりだからです。
そしてこのクリヤーの艶も2種類あり、「艶ありと3部艶」があります。
ピカピカに仕上げたい方は艶ありを選んでいただいて、新築の様な艶感をイメージされている場合は3部艶を選んで頂く事をおすすめします。
※一部の光触媒コーティングには密着しません。施工する際は密着試験が必要になります。
・4回塗りなど塗り重ねに注意
このクリヤーも2回塗り仕様です。
2回塗り仕様のところ「3回塗りや4回塗り」はやめましょう。
何回も塗れば長持ちすると勘違いする業者さんもいますが、メーカーの仕様をキチンと守る事をおすすめします。
セロハンテープを皆さん見たことがあると思いますが、新品の時に黄ばんだ色に見えませんか?
しかし、一枚剥がすと透明ですよね?
これと同じ現象が起きてしまうからです。何回も塗り重ねる事で、
「透明の塗料が透明で無くなったり」
フッ素や無機など硬い塗料のクリヤー塗装だと塗り重ねすぎると
「塗膜のひび割れ」
が起きてしまいます。
そんな理由から、塗り重ねる事はおすすめしません。メーカー仕様を守る事をおすすめします。
⑷難付着サイディングの見分け方
では次にご自宅が通常のサイディングか?難付着サイディングなのか?を見分ける方法をご紹介していきたいと思います。
・築10年〜15年でチョーキングがなければ要注意
まずは、築10年以上立っており、チョーキングや色褪せなどが無い場合には8割は、難付着サイディングなので、注意しましょう。
通常のサイディングですと築10年も経てば、色褪せ、チョーキングが出てきます。その場合は、通常の外壁塗装を行えます。
・図面の確認
築10年以上が経ち、チョーキングも色褪せも無い場合は、新築時の図面を見て、ご自宅に使われている外壁材を確認しましょう。
そして外壁材のメーカーや商品名などが分かったら、下に紹介している難付着の商品と一致しないか?
を確認して見てください。
もし下の一覧表に無い商品の場合はメーカーに「これは無機とか光触媒のコーティングがされている外壁材ですか?」と尋ねてみましょう。
・強溶剤で剥離テスト
新築時の図面が無い場合は、確実性を取るために、私どもの様な専門業者に確認してもらいましょう。
勿論、私どもでも無料で見極めしますので、お気軽に弊社にお問い合わせ頂ければ、無料で強溶剤による剥離テストをお行いしっかりと判断させて頂きます。
⑸難付着サイディングの一覧表
では、難付着サイディングと呼ばれる外壁材をご紹介していきます。分かりやすい様にハウスメーカー・商品名でも分けてご紹介していきます。
※新しい外壁材もどんどん出てきますので、ここに記載が無い場合がありますので、御了承ください。
積水ハウス
・ダインコンクリート(PC板)
・厚み:60mm
・仕様
①アクリルシリコン塗装
②光触媒クリヤー塗装
・特徴
高耐久、高強度の不燃材コンクリート。厚みが60mmもあるため断熱性、遮音性に優れた外壁材になります。また厚みがある分、「外壁材の反り」というものがほとんどありません。②の仕様の場合は難付着サイディングです。
・エコルディック(PC板)
・厚み:28mm~33mm
・仕様
光触媒クリヤー塗装
・特徴
ダインコンクリート同様、厚みがあるため、外壁材の反りも少なく、断熱性、遮音性に優れ、耐熱性、耐水性にも優れた外壁材になります。
・セラブリッド(窯業系サイディング)
・仕様
光触媒クリヤー塗装
・特徴
鉄板を裏打ちし、衝撃に強いハイブリット外壁材になります。鉄板を裏打ちしてありますので、外壁の反りとしては通常のサイディングよりリスクが軽減されます。
・シャーウッドベルバーン(陶板外壁)
・特徴
無機素材であるため経年劣化というものはなく、陶板外壁のため塗装は不要な外壁材になります。
大和ハウス
・DSウォール(窯業系サイディング)
・厚み:25mm
・仕様
無機塗装(XEコートM)
・特徴
大和ハウスの特徴である「重厚感」を25mm圧の外壁材で立体感、高級感を出せる外壁材です。25mmという厚みから外壁材は反りにくいです。
・DCウォール
厚み:16mm
・仕様
無機塗装(XEコートM)
・特徴
DSウォールの下位互換と考えていただければと思います。厚み以外は同じ仕様の外壁材です
ケイミュー
・レジュール(窯業系サイディング)
厚み:21mm
・仕様
光セラ+防藻(無機塗装)
耐久性:15000時間(30年相当)
・特徴
エアーイン製法の独自技術で重厚感がある見た目と軽量化を併せ持つ外壁材です。
コーキングはケミューの純正品のスーパーKMEWシールというものが使われている事でメーカー15年保証になります。
このコーキングの耐久性は30年以上の耐候性試験にも合格済み。※クリヤー塗装する場合は、キクスイのロイヤルセラクリヤーで密着テストを行ってからする事をおすすめします。
・ネオロック(窯業系サイディング)
厚み:16.8mm
・仕様
①光セラ+QF塗装(無機塗装+光触媒コート)
色保証10年、耐久性は30年相当の耐候性試験に合格済。
②親水パワーコート
高耐候性アクリルシリコンクリヤー
③親水コート(QF塗装)
アクリルクリヤー
④親水コート(MF塗装)
アクリルクリヤー(艶消し)
⑤親水セラ
セラミックコート
・特徴
サイディング内を中空構造にして軽量化してある外壁材。ノンアスベストですが、高断熱な外壁材です。コーキングはケミューの純正品のスーパーKMEWシールというものが使われている事でメーカー15年保証になります。このコーキングの耐久性は30年以上の耐候性試験にも合格済み。①と⑤の仕様の場合は難付着サイディングです。他は一般的な窯業系サイディング仕様。
・セラディール(窯業系サイディング)
・厚み:14,16,18mmの3種類
・仕様
①光セラ+QF塗装(無機塗装+光触媒コート)
色保証10年、耐久性は30年相当の耐候性試験に合格済。
②親水パワーコート
高耐候性アクリルシリコンクリヤー
③親水コート(QF塗装)
アクリルクリヤー
④親水コート(MF塗装)
アクリルクリヤー(艶消し)
⑤親水セラ
セラミックコート
・特徴
サイディング内を中空構造にして軽量化してある外壁材。ノンアスベストですが、高断熱な外壁材です。コーキングはケミューの純正品のスーパーKMEWシールというものが使われている事でメーカー15年保証になります。
このコーキングの耐久性は30年以上の耐候性試験にも合格済み。①と⑤の仕様の場合は難付着サイディングです。他は一般的な窯業系サイディング仕様。
・エクセレージ(窯業系サイディング)
・厚み:14,15,16mmの3種類
・仕様
①光セラ+QF塗装(無機塗装+光触媒コート)
色保証10年、耐久性は30年相当の耐候性試験に合格済。
②親水パワーコート
高耐候性アクリルシリコンクリヤー
③親水コート(QF塗装)
アクリルクリヤー
④親水コート(MF塗装)
アクリルクリヤー(艶消し)
⑤親水セラ
セラミックコート
・特徴
ノンアスベストタイプの外壁材です。割れや反りが多い外壁材のため、水分による外壁材の反りや割れが多い場合は交換して貰えるそうです。①と⑤の仕様の場合は難付着サイディングです。他は一般的な窯業系サイディング仕様。
ニチハ
・プレミアムシリーズ(窯業系サイディング)
・厚み:16~18mm
・仕様
無機系塗装(プラチナコート+マイクロガード)
・特徴
高耐久塗料「プラチナコート」を塗装してある耐久性の高い外壁材です。
・Fuge(窯業系サイディング)
・厚み:16mm
・仕様
無機系塗装(プラチナコート+マイクロガード)
・特徴
外壁材の目地が目立たない様に工夫してある外壁材です。表面はプレミアムシリーズと同じ仕様で表面をコーティング塗装しています。
・モエンエクセラード(窯業系サイディング)
・厚み:14mm~18mm
・仕様
①マイクロガード
②ハイパーコート+マイクロガード
③プラチナコート+マイクロガード
・特徴
四方合いじゃくり仕様の外壁材です。③の仕様の場合は難付着サイディングです。
旭トステム
・ガーディナル(窯業系サイディング)
・厚み:18mm
・仕様
フッ素塗装(セルフッ素コート・EXE30)
AGCのルミフロンをベースにした塗装
・特徴
長期的なの変色保証がついている外壁材になります。
・ガーディナルSMART(窯業系サイディング)
・厚み:15mm
・仕様
フッ素塗装(セルフッ素コート・EXE30)
AGCのルミフロンをベースにした塗装
・特徴
シーリングレスの外壁材で15年の変色保証がついている外壁材になります。
・AT-WALL EXE
・AT-WALL EXE PLUS(窯業系サイディング)
・厚み:15mm
・仕様
フッ素塗装(セルフッ素コート・EXE30)
AGCのルミフロンをベースにした塗装
・特徴
15年の変色保証の付いた外壁材になります。
パナソニック ホームズ(旧パナホーム)
・ハイセラコートウォール(窯業系サイディング)
・仕様
無機塗装
・特徴
窯業系のサイディングに無機塗装されている外壁材になります。
・NTC外壁(窯業系サイディング)
・仕様
無機塗装
・特徴
セメントに特殊繊維を混ぜて作られて、オートクレープ養生をした外壁材です。強溶剤での剥離テストをする事で判断する事をおすすめします。
トヨタホーム
・PALC(ALC)
・厚み:80mm
・仕様
テクニカルコートS
・特徴
耐久性・耐火性・耐震性に優れた外壁材です。
・クラスティング(窯業系サイディング)
画像無し
特徴
ケミューやニチハの外壁材と同じ物が使用されていると思います。光沢がある場合は難付着サイディングです。
旭化成建材
・ヘーベルパワーボード(ALC)
画像無し
・厚み:75mm
・仕様
光触媒
・特徴
超高耐久の外壁材になります。
・ヘーベルライト(ALC)
・厚み:50mm
・特徴
現場で仕上げるためまだよく分かっていませんが、光沢がある場合は難付着サイディングと疑った方がいいかも知れません。ヘーベルパワーボードと一緒で高耐久な外壁材になります。
いかがだったでしょうか?
当てはまる物があれば、外壁塗装をする前に剥離テストなど知識のある業者にお願いしましょう。特にクリヤー塗装をする場合には注意してください。
⑹経年劣化で脆くなる屋根材の一覧表
次にアスベストの入っていない、経年劣化で脆くなる屋根材というものをご紹介していきたいと思います。当てはまる方は屋根塗装以外にも屋根カバー工法もご検討されてみてはいかがでしょうか?
「パミール」1996年〜2008年まで販売
層間剥離という現象で屋根材の表面が剥がれてきますので、屋根塗装をしても意味はありません。
「かわらU」1990年〜2007年まで販売
層間剥離やひび割れ、割れなど経年劣化により脆くなってきます。1990年までの材料にはアスベストが入っています。
「レサス」1999年〜2006年9月まで販売
経年劣化により、ひび割れ、破片の落下などが多い屋根材になります。
「アーバニーグラッサ」2001年〜2005年まで販売
経年劣化によりひび割れた破片の落下が多く、縁切りが出来ないため屋根塗装した後に雨漏りのトラブルの多い屋根材です。
「ザルフグラッサ」2001年〜2005年まで販売
経年劣化により横のひび割れが多いのが特徴的な屋根材です。
「ザルフ」2001年〜2006年まで販売
経年劣化でクラックが起きやすい屋根材です。
「コロニアルNEO」2001年〜現在も販売中
経年劣化によりひび割れ、破片の落下が非常に多い屋根材になります。屋根塗装はおすすめしていません。
「グリシェイドNEO」2001年〜販売中
こちらもコロニアルNEOとよく似た症状のでる屋根材になります。
「シルバス」2001年〜2003年まで販売
アーバニーと同じ様に経年劣化でひび割れや破片が落下したりする屋根材になります。
いかがだったでしょうか?
新築時の図面を見て当てはまるものがあれば屋根塗装をする際には屋根材の事もしっかりと理解している専門業者に無料診断してもらいましょう。
図面に記載が無い場合などで、気になるときはお気軽にお問い合わせください。
⑺屋根カバー工法という屋根塗装以外の選択
上記の屋根材が新築時の図面に記載されているなら専門業者と話して、屋根塗装も考えてもいいかも知れません。
しかし、屋根カバー工法というのは
「塗装工事と少し違うところがあります」
塗装工事は塗料よりも職人依存の仕事と言っても過言ではありません。
どれだけいい塗料を使っても、いい加減な職人が仕事をすれば1年以内に剥がれてしまう事もあります。
逆に屋根カバー工法はもう少し製品よりな工事でありますので、商品選びが凄く大事になります。
屋根カバー工法と一言で言っても
「アスファルトシングル」
「横ダンルーフ」
「ガルテクト」
「デクラ」
など様々な屋根材があります。
数多い屋根材の中でカバー工法にしても屋根葺き替えにしてもおすすめしているのは「デクラ屋根」です。
美観保証10年、耐久保証30年というメーカー保証がついている屋根材になります。
「風速70mにも耐えられる」
「類似品の様に石の剥がれが無い」
「遮熱効果も期待できる」
「形、色がどんなお家にも合いおしゃれ」
「塗装品では無いため再塗装の必要無し」
「耐久性も抜群」
こんな理由から弊社では「デクラ」をおすすめしています。
・価格や費用について
デクラで屋根工事をした場合の工事金額も気になるところだと思いますので、価格や値段についてもご紹介します。
屋根カバー工法
㎡/12,000円(細かい工事も全て込み) 屋根葺き替え工事 ㎡/15,000円(細かい工事も全て込み) |
下屋根などや屋根の形でも変わりますが、上の金額が参考金額になります。
・デクラ屋根の苔について
YouTubeのコメントなどでも「苔は生えてきますよね?」大丈夫なんですか?
という質問を頂きましたので、ここでもお答えしていきたいと思います。
確かに環境により、苔が屋根に付く事もあります。その場合は専用の強力なクリーナーがあります。
「Decor」デコールという匂いのない強力な洗浄剤になります。
これで洗浄すると綺麗になりますので、苔が生えてきた場合でも心配ないかと思います。
苔が生えてきて洗浄するタイミングとしては、外壁塗装をしなければいけない外壁でしたら、外壁塗装をするついでに洗浄をする事をおすすめします。
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⑻いずれにしても大切な事は「業者選び」です
今回は外壁塗装の時にトラブルにならない様に難付着サイディングに関して外壁材や外壁塗装する際の注意点・ポイントなどを詳しくご紹介しました。
また屋根材でも経年劣化で脆くなる材料、対処法などもご紹介しました。
どちらの工事もしっかりと知識や技術、お客様の目線をもった業者に無料診断をして頂き、工事をお願いする事がポイントになります。
・難付着や今回紹介した屋根材に対して実績の多い会社
地元でしっかりと多くの実績があり、クチコミやSNSなど色々と見て良い会社を探す事をおすすめします。
「優良企業を何社か無料で紹介します」
みたいな所でなら楽に業者を紹介してもらえますが、「うまい話には裏がある」という言葉もございます。
業者選びとは一番大切な所なので、手間はかかりますが、逆に楽しんで自分で探す事をおすすめします。
県外でも構いません。
もし業者選びで困っているという方がいれば、全国の同業者で信頼できる仲のいい会社を知っていますのでご紹介いたします。
私個人的には、出来るだけこの様なトラブルに巻き込まれる方が減ればと思いますので、勿論、質問だけでも会社にお問い合わせ頂ければしっかりと私がお答えいたします。お気軽にご相談してください。
まとめ
外壁塗装をする時に難付着サイディングだった場合の対処方法、難付着サイディングの外壁材の一覧表、屋根塗装が難しくなる可能性がある屋根材の一覧表、様々なポイントや注意点をご紹介しました。
本質的なポイントで言いますとやはりどこまでいっても「業者選び」が大切になります。
外壁材や屋根材を見極めが出来ない業者、見極められてもどうしていいかが分からない業者も多く存在します。
地元で、実績が多く、信頼できる会社にお願いする様にしましょう。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。
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