外壁塗装で注目の塗料メーカー『日本ペイント』おすすめする外壁塗料の特徴を徹底解説
今回ご紹介するのは、「日本ペイント」という塗料メーカーです。
日本ペイントは、国内では3大塗料メーカーの筆頭として知られています。また、アジア全体でもトップレベルの売上を誇り、世界的に見ても上位に位置している、世界的な塗料メーカーです。
世界でも幅広く親しまれている理由として、日本ペイントの塗料の品質の優れている点が挙げられます。
特に注目すべき塗料として、「パーフェクトトップ」と「サーモアイ」があります。
外壁塗装は、単に塗料を塗るだけではなく、天候や住環境、建築材料に合わせた塗料を選ぶことが非常に重要です。
適切な塗料を選ばないと、せっかくの塗装が早期に劣化し、追加のコストが発生する可能性があります。
日本ペイントの塗料は、耐久性や機能性に優れているため、美しい外観を保つだけでなく、建物そのものを長期間にわたって守ることが可能です。
日本ペイントのラジカル制御型塗料「パーフェクトトップ」の特徴
パーフェクトトップは、2012年に日本ペイントから発売された塗料であり、ラジカル制御型塗料の先駆けとして高い評価を受けています。
「1液水性ラジカルハイブリッド高耐候性塗料」と呼ばれている塗料で、一液型の水性塗料でありながら、顕著な耐候性を持つことで注目を浴びました。
パーフェクトトップはアクリル樹脂塗料の一種ですが、その中でもシリコン樹脂塗料に匹敵するほどの優れた耐候性を有していることが特筆されます。
さらに、「ポリマーハイブリッド技術」によって、塗装のしやすさや雨による塗面の傷みを抑える能力にも優れており、施工の容易さを大幅に向上させています。
また、この技術によって塗料の飛散を最小限に抑えることができ、手間やコストの削減にもつながります。これにより、作業効率を大幅に向上させることができます。
ラジカル制御型塗料の特徴
ラジカル制御型塗料の『ラジカル』とは、紫外線などによって生成される化学物質であり、塗料の劣化を引き起こす要因とされています。
パーフェクトトップなどのラジカル制御型塗料は、塗料の経年劣化の一因となるラジカルを制御することに主眼を置いて開発されました。
具体的には、ラジカル発生成分である酸化チタンを制御できる高耐候酸化チタンと、ラジカルの発散を抑制できる光安定剤を塗料中に配合しています。
これにより、ラジカルの生成を抑制し、また発生した場合でも効果的に抑制することができ、塗装面の劣化を最小限に抑えることが可能となります。
ラジカルの制御により、塗装面の耐久性が大幅に向上し、紫外線による塗料の劣化に起因する外壁の色褪せ、亀裂、剥がれなどが著しく減少します。
その結果、外壁塗装後の美観が長期間維持されるだけでなく、塗り替えの周期も延びるため、塗装にかかる総コストを抑制することも可能です。
日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイ」の特徴
「サーモアイ」は、日本ペイントが提供する遮熱塗料で、独自の技術を駆使して開発、外界からの熱を効果的に遮断し、室内の快適な温度を維持する能力を持っています。
特に太陽光(特に近赤外線)を効果的に反射することができ、塗膜表面の温度上昇を抑制することで、室内への熱の侵入を防止します。
この赤外線の反射により、夏の暑い日でも室内に熱が入り込むのを防ぎ、エアコンの効率を向上させることで、省エネ効果や電気料金の節約につながります。
特筆すべきは、サーモアイが上塗り塗料だけでなく、下塗り塗料においても遮熱効果を発揮する点です。このため、ダブル反射効果によりさらに効果的な遮熱性能を得ることができるのです。
日本ペイントが実施している環境技術実証事業では、高い効果が実証されており、屋根の表面温度を最大23℃削減し、室内温度を最大約2.5℃削減、電気代を最大約27%削減することに成功しています。
以上のように、日本ペイントでは優れた外壁塗料「パーフェクトトップ」と「サーモアイ」を提供していますが、その性能を最大限に引き出すためには、専門的な塗装技術が必要となります。
そのため、塗装業者選びは非常に重要です。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。