外壁塗装のプロがYahoo!知恵袋の質問に答えてみた!
外壁塗装は、それほど頻繁に行うものではありませんので、外壁塗装の必要性、費用相場、色の選び方、臭い対策、そして業者選びの方法など、さまざまな疑問をお持ちなのではないでしょうか。
単に塗装すれば良いと言うものではなく、さまざまな工程を経て施工されるもので、知識や技術が必要となる工事です。
そのため、塗装を行うことで得られるメリットや、適切な業者の選び方など、知っておくべき情報はたくさんあるのです。
そこでこの記事では、『Yahoo!知恵袋』で実際に質問されている外壁塗装に関する疑問を5つピックアップし、それぞれについて私たち塗装業者の視点から詳しく解説していきます。
外壁塗装を考えている方、これから塗装を行う方、または塗装について興味がある方は、外壁塗装に対する理解を深めるためにも、三重県津市、亀山市、鈴鹿市、四日市市、松阪市、伊勢市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
外壁塗装って意味ある?必要性は?
家を建てたばかりの頃は、外壁も新品で美しいものです。だからこそ「外壁塗装ってする必要はあるの?」という疑問も湧いてくるのでしょう。
外壁は、時間が経つにつれて風雨や紫外線にさらされ、徐々に劣化していきます。その結果、見た目が悪くなるだけでなく、家全体の機能性にも影響を及ぼすことがあります。
ここでは、そんな疑問にお答えすべく、外壁塗装の主な目的、塗装がもたらすメリット、そして塗装を行う適切なタイミングについて、一つ一つ詳しく解説していきます。
外壁塗装の主な目的
外壁塗装の主な目的は二つあります。
一つ目は、家の美観を保つこと。
日々の風雨や紫外線によって外壁は劣化し、色あせたり、汚れたりします。定期的に塗装を行うことで、家の外観を美しく保つことができます。
二つ目は、外壁を保護することです。
外壁は家を風雨から守る大切な防壁です。しかし、長期間風雨にさらされると、外壁自体が劣化し、その機能を果たせなくなることがあります。塗装は外壁に新たな防護膜を与え、家を風雨から守る役割を果たします。
さらに、外壁塗装は、見た目の美しさを保つだけでなく、以下のような多くのメリットをもたらします。
■建物の寿命を延ばす
新たな防護膜が、外壁の劣化を防ぎ、建物全体の寿命を延ばします。
■結露やカビの防止
適切な塗装は、外壁の防水性を高め、結露やカビの発生を防ぎます。
■省エネ効果
近年の塗料には、熱を反射して室内の温度上昇を抑える機能(遮熱性)があり、冷暖房費の節約につながります。
外壁塗装を行う適切なタイミング
外壁塗装の適切なタイミングは、使用する塗料や住環境、建物の状態によりますが、一般的には外壁が新築時から10年〜15年が目安とされています。
しかし、塗装が必要なサインとして、色あせ、チョーキング(白い粉が付く現象)、クラック(ひび割れ)などが見られたら、それが塗装の適切なタイミングと言えます。
また、塗装工事は天候に左右されますので、雨の少ない季節に行うのが理想的です。具体的には、春から初夏、または初秋が適しています。
以上が、外壁塗装の主な目的、メリット、そして適切なタイミングについての解説です。これらを理解し、適切なメンテナンスを行うことで、家は長持ちし、快適な生活空間を提供してくれるのです。
外壁塗装の費用相場を教えてください
家のメンテナンスとして必要な外壁塗装ですが、その費用はどのくらいになるのか、気になる方は多くいらっしゃいます。
外壁塗装の費用は、一概には言えません。なぜなら、費用は塗装する面積、使用する塗料の種類、塗装の難易度、業者の技術力など、さまざまな要素によって変動するからです。
そこでここでは、外壁塗装の費用相場と、その費用を左右する要素、費用を抑えるためのポイントについても詳しく解説します。
一般的な外壁塗装の費用相場
外壁塗装の費用相場は、塗料の種類やグレードによりますが、一般的な目安として以下のようになります。
- 20坪の家:約60万円~100万円
- 30坪の家:約75万円~120万円
- 40坪の家:約80万円~150万円
これらは人気のシリコン塗料やフッ素塗料などを活用したあくまで一般的な相場であり、使用する塗料や業者、工事の内容によります。
具体的な費用は見積もりを取ることで確認してください。
外壁塗装の費用を左右する要素
外壁塗装の費用は、以下のような要素によって大きく左右されます。
①建物の大きさ
塗装する面積が大きいほど、当然ながら費用も増えます。一般的には建物の「坪数」で計算されます。
②塗料の種類
塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ価格が異なります。例えば、耐久性に優れたフッ素塗料は、一般的なアクリル塗料よりも高価です。
③工事の内容
外壁だけでなく、屋根やベランダ、雨どいなども一緒に塗装する場合は費用が増えます。また、外壁の補修が必要な場合も費用が上がります。
④業者の料金体系
業者によって料金体系は異なります。一部の業者では、見積もり時には安価に見せかけておきながら、後から追加料金を請求することがあります。
そのため、見積もりを取る際は、最終的な費用が明確になるようにしましょう。
費用を抑えるためのポイント
外壁塗装の費用を抑えるためには、以下のようなポイントを心掛けると良いでしょう。
①複数の業者から見積もりを取る
業者によって価格は大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取り、比較することが重要です。
②余計な工事をしない
外壁塗装と一緒に、必要ない工事を追加する業者もいます。必要な工事だけを行うようにしましょう。
③適切なタイミングで塗装する
外壁の劣化が進行すると、補修が必要になり費用が増えます。適切なタイミングで塗装を行うことで、長期的なメンテナンス費用を抑えることができます。
外壁塗装の色選びで迷っています
外壁塗装をする際、一つの大きな決断が色選びです。色の選択肢は無数にあり、どの色を選べば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。
また、選んだ色が実際に塗装した後の家の外観とイメージ通りになるか不安に思う方もいるかもしれません。
色は家の第一印象を決定づけ、住む人の個性や好みを反映します。また、色によっては家の見た目だけでなく、熱の吸収や反射など、住環境にも影響を与えることがあります。
そこでここでは、外壁塗装の色選びの基本的な考え方、色による印象の違い、そして人気の色とその理由について詳しく解説していきます。
色選びの基本的な考え方
外壁塗装の色選びには、以下のような基本的な考え方があります。
■建物のスタイルと調和
建物のスタイルや形状、屋根の色などと調和する色を選ぶことが大切です。例えば、和風の家には落ち着いた色調、モダンな家にはシックな色などが合います。
■環境との調和
周囲の環境や風景、近隣の家の色とも調和を考えると良いでしょう。自然環境が豊かな場所では、自然の色を取り入れると溶け込みやすいです。
■汚れが目立たない色
白や淡い色は美しいですが、汚れが目立ちやすいです。そのため、都市部など汚れが気になる場所では、汚れが目立ちにくい色を選ぶと良いでしょう。
色による印象の違い
色によって、建物の印象は大きく変わります。一部の色とそれがもたらす印象をご紹介しましょう。
■ホワイト・クリーム
清潔感や明るさを感じさせます。しかし、汚れが目立ちやすいのが難点です。
■ブラウン
落ち着きや高級感を感じさせます。ただし、暗すぎると重たい印象になることもあります。
■グリーン
自然と調和し、落ち着いた印象を与えます。緑豊かな環境には特に合います。
■オレンジなど暖色系:活力や暖かさを感じさせます。しかし、あまりに鮮やかすぎると目立ちすぎることもあります。
人気の色とその理由
外壁塗装の色で人気なのは、落ち着いた色調の中でも特に「グレー」や「ベージュ」です。
これらの色は、どんな建物のスタイルや環境にも合わせやすく、汚れも目立ちにくいため、多くの人に選ばれています。
また、これらの色は時代の流行に左右されにくいため、長く美しい外観を保つことができます。
外壁塗装の臭い対策はどうすればいい?
外壁塗装を行うとき、気になるのが塗料の臭いです。
特に、塗装工事が長期間にわたる場合や、小さなお子さんやペットがいる家庭では、その臭いが生活に影響を与えないか心配になることでしょう。
しかし、近年では、水性塗料や弱溶剤塗料といった低臭性の塗料も多く開発されており、また適切な対策を行うことで、塗料の臭いを最小限に抑えることが可能です。
そこでここでは、外壁塗装の臭いについての基本的な知識、臭いを抑えるための対策、そして低臭性塗料の選び方について詳しく解説していきます。
外壁塗装の臭いの原因
外壁塗装の臭いの主な原因は、塗料に含まれる溶剤から発生するものです。
塗料は塗るために適切な粘度にするために溶剤が使用されますが、この溶剤が揮発する際に特有の臭いを発生します。
特に、油性塗料は揮発性の有機化合物(VOC)を多く含むため、強い臭いがします。
臭い対策の具体的な方法
外壁塗装の臭い対策には以下のような方法があります。
①低臭性の塗料を選ぶ
最近では、水性塗料や弱溶剤塗料といった低臭性の塗料も多く開発されています。これらの塗料は、溶剤の揮発を抑えることで臭いを低減します。
②換気を行う
塗装工事中や乾燥中は、定期的に窓を開けて換気を行うことで、室内の臭いを軽減することができます。
③工事のスケジュールを調整する
塗装工事は、家族が外出している間や、風向きを考慮した日に行うなど、工事のスケジュールを調整することも有効です。
臭いを抑える塗料の選び方
臭いを抑えるための塗料選びには、以下のポイントがあります。
①水性塗料を選ぶ
水性塗料は、油性塗料に比べてVOC(揮発性有機化合物)の含有量が少なく、臭いが少ないです。また、乾燥時間も短いため、臭いが発生する時間も短縮できます。
②低VOC塗料を選ぶ
VOCの含有量が少ない塗料を選ぶことで、臭いを抑えることができます。「低VOC」や「ゼロVOC」の表示がある塗料を選びましょう。
外壁塗装の業者選びの方法を教えてください
外壁塗装を行う業者選びは非常に重要です。
家の美観を保つだけでなく、建物を風雨や紫外線から守る重要な役割を果たすための工事で、費用も高額で、しかも悪質な塗装業者による事例も知恵袋に報告があるからです。
そこで、このセクションでは、外壁塗装の業者選びのポイントについて、どの業者を選べば良いのか、どのような基準で選べば良いのか、詳しく解説します。
良い業者の選び方のポイント
外壁塗装は塗装業者の技術や知識が品質に大きく現れる工事で、その結果として家の見た目や耐久性に大きく影響します。
良い業者を選ぶためのポイントはいくつかあります。
まず、業者が丁寧に点検を行い、依頼内容をしっかりと理解した上で見積もりを出してくれるかどうかを確認しましょう。
また、業者が具体的な知識を持っていて、質問に対して具体的に対応できるかも重要です。
さらに、業者が長期保証を提供しているかも確認しましょう。これらのポイントを押さえることで、信頼できる業者を選ぶことができます。
業者選びで失敗しないための注意点
業者選びで失敗しないためには、悪徳業者の手口を知ることが重要です。
例えば、手抜き工事を行う業者や、キャンペーン中だからと契約を急ぐ業者には注意が必要です。
また、見積もりが異常に安い業者や、契約後に追加費用を請求する業者も存在します。
これらの業者は避け、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
業者選びの際に確認すべき事項
業者選びの際には、以下の事項を確認することがおすすめです。
- 業者の施工実績と信頼性
- 見積もりの詳細とわかりやすさ
- アフターサービスの内容と保証期間
- 口コミや評判
- 担当者の人柄の良さ
これらの事項を確認することで、安心して業者を選ぶことができます。
まとめ
この記事では、『Yahoo!知恵袋』で質問されている外壁塗装に関する質問に対して、塗装業者が答えていく形で、外壁塗装の必要性、費用相場、色選び、臭い対策、業者選びの方法について詳しく解説しました。
外壁塗装は、家の美観を保つだけでなく、建物を風雨や紫外線から守る重要な役割を果たします。しかし、その工事は一般的に10年に一度という大きな投資であり、その結果が家の寿命に大きく影響します。
費用相場については、塗装面積や使用する塗料の種類、業者の技術力などにより変動しますが、一般的な相場をご紹介しました。
色選びについては、建物の周囲の環境や好み、流行などを考慮することが大切です。臭い対策については、使用する塗料の選び方や施工時の対策などをご紹介しました。
そして最後に、業者選びの方法について、良い業者の選び方のポイント、業者選びで失敗しないための注意点、業者選びの際に確認すべき事項を詳しく解説しました。
これらのポイントを押さえることで、信頼できる業者を選び、安心して外壁塗装を行うことができます。
外壁塗装は大きな投資ですが、適切な業者を選び、適切な方法で行うことで、その価値は大きく上昇します。
外壁や屋根塗装を検討しているのであれば、地元で経験豊富な塗装業者に相談すれば、適切なアドバイスを受けることができ、安心して取り組むことができます。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00〜20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・松阪市・伊勢市・伊賀市・名張市を中心に三重県全域が施工範囲です。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。
関連動画
関連記事