4月26日 昨日の出張での学び「経営者の考え方は人それぞれ」
こんにちは!リペイント匠の久保です。
昨日は同業者の経営者が集まる、場所に招待して頂きましたので出張にいってきました。そんな場所に行くのは10年ぶりくらいで、自分としては仲のいい経営者がそこに行くので、その方に会うつもりで参加してきました。
参加すると色々な経営者の方のお話が聞けて学びになりました。
その中のグループでディスカッションする時間があったので、何かヒントがあればと思い自分の課題を話しました。
「自分は営業マンばかりの営業会社にはしたくなくて、うちは工事店なんで工事店として職人の新卒採用と教育についてです。」と
その中で一番記憶に刷り込まれたのが
「なんで職人を教育する事にこだわるんですか?」
と聞かれました。
「えっ?お客様満足度です」
と答えましたが、
「ん~」と
そんな効率悪い事していないで、仕事は下請けに任せて、仕事を取る事が全てだと言おうとしている事は、その”ん~”で読み取れました。
その方にとっては、仕事を頂いてから
「お客様満足度をもっと上げる」
「そのために良い職人を教育する」
などは、
「もうどっか遠い別世界の話なんだろうなぁ」
と感じました。
勿論、仕事を頂く事は大切ですが、そこから育成した職人を現場に入れてお客様に喜んで頂く。
色々な考え方があって当たり前だと思いますので、否定はしませんが、これは全て一連の流れなのが当たり前と思ってますし、自分の様な考え方が効率が悪く、少数派なのはわかっていましたが、その様に社員を教育してきた自分には意外と衝撃的で経営者にとって色々な考え方があるんだなぁと改めて気づかされました。
職人になろうとする若者は決して多いとは言えませんし、これから団塊の世代の職人がドンドン引退します。
職人の採用や育成は他の業種に比べても極めて難しい部類だと思います。
ですので、そんな事をしてるより、バンバン仕事を取れる人間を採用して、仕事が受注できたら安い下請けに仕事を受けてもらい、ガンガン売り上げを上げようと考える気持ちも分からなくはないですし、売上ばかり追う「売上至上主義」というのもビジネスマン的な経営者の考え方なので、否定はしません。
しかし、自分は今の様に、しっかりお客様に満足頂ける仕事がしたくて、この会社を作ったので、やはり、これからも営業会社ではなく、本当の工事店として、職人採用や育成を頑張りたいですし、ご注文頂いたお客様には誠心誠意お答えし必ず喜んで頂けるような経営をコツコツと頑張ろうと再認識しました。
なんか昨日帰宅してから、色々と考えていて今日走り書きしましたが、塗装屋さんの独り言だと思ってください汗