倉庫・シャッターの塗装はDIYできる?松阪市のプロが徹底解説
ご自宅にある倉庫や雨戸・ガレージなどのシャッターなど、色褪せや塗膜の剥がれ、錆びがひどく、洗浄やDIYで何とかしようとお考えの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、塗膜に剥がれや浮きなどが見られる場合には錆びが発生する可能性があり、すでに錆びついているような場合には、さらに進行して穴が開いてしまう可能性があります。
損傷が見られていると、美観を損なうのはもちろんのこと、損傷個所から雨水が浸入することや、開閉がしにくくなってしまうこともあります。
そのような場合には、錆びついて腐食している個所に対して修繕が必要となり、さらには錆び止めを施して、塗装して防水性を高めなければなりません。
ただ、DIYでメンテナンスするのは難しい箇所でもあるため、プロの塗装業者に相談することをおすすめします。
しかし、本当にDIYでメンテナンスはできないものなのでしょうか。
そこでここでは、倉庫やシャッターの塗装について、塗装の方法や劣化のサインなど、三重県津市、亀山市、鈴鹿市、四日市市、松阪市、伊勢市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
倉庫・シャッターの塗装はDIYできる?塗装方法や劣化症状について
倉庫や車庫などのシャッターに塗装されている塗膜が損傷し、錆び付いているような場合、DIYでメンテナンスを考えている方も多いでしょう。
ただ、安易にDIYで済まそうとすると、失敗してしまうことやさらに錆びが進行してしまうようなこともありますから注意が必要です。
そこでここでは、倉庫や車庫などのシャッターの塗装について、DIYは可能なのか、注意点や劣化症状などについて詳しくご紹介していきましょう。
倉庫・シャッターの塗装はDIYできる?
倉庫や車庫のシャッターに錆びが生じていて、塗装業者に依頼するのも費用も手間も掛かるからDIYしてみようという方は多いでしょう。
ホームセンターに行くと専用の塗料や道具が販売されており、しかもどれも安価で購入できることから、それで済ませておこうという気持ちになるのはよく分かります。
ただ、冒頭にもお伝えした通り、シャッターの塗装はただ塗料を塗れば良いというものではなく、しっかりと修繕して錆びを落とし、適切な塗料を塗装しなければなりません。
例えば、ホームセンターで適当にもとの色に近い塗料のスプレーを購入し、それを吹き付けたとしたら、一時的には綺麗になるかもしれません。
ただ、もとの色とのムラが出来てしまうことや、シャッターの動きが悪くなって開閉しにくくなってしまうこと、塗装した内部で錆びが進行して穴が開いてしまうなど、悪化させてしまうケースも多いのです。
そのようなことから、安易にDIYで塗装しようとせず、塗装業者に相談するようにしましょう。
倉庫・シャッターの塗装は難しい
倉庫やシャッターの塗装は、外壁や屋根に対する塗装と同様に、塗装する下地にあった塗料を選び、塗料が密着するように下地を整えたうえで丁寧に塗装しなければなりません。
下地処理としてサンドペーパーやブラシなど専用の道具を用いて、錆びはもちろん、古い塗膜も落とし、さらにはホコリやカビなどもしっかりと洗浄していきます。
錆びを落とすことによって錆び予防になりますし、汚れなども落とすことによって塗装する塗料がしっかりと密着するようになるからです。
塗料は単に塗装すれば完了というものではなく、丁寧に3回重ね塗りして、美観を取り戻すと同時に、強固な塗膜を形成して防水性を高めているのです。
さらに錆びが生じているシャッターの場合には、今後は錆びが生じないように防止するためにも錆び止め効果のある塗料を選択することになります。
このように、倉庫やシャッターの塗装にはいくつかの工程があり、それらを経て塗装することによって、錆びを防止し、美観を取り戻すことができるようになるのです。
倉庫・シャッターの塗膜の劣化症状
- 色褪せ・チョーキング現象
- 塗膜の剥がれ・浮き・膨れ
- 錆びの発生
倉庫や車庫のシャッターに見られる塗膜の劣化症状について、3つのポイントに分けてみました。
塗膜が劣化するといきなり錆びが生じるというものではなく、段階を経て錆びの発生に至ることから、早い段階で劣化に気づきメンテナンスしておくことが重要です。
早めにメンテナンスしておけば、修繕の手間も少なくなり、コストが抑えられる可能性が大きくなるからです。
塗装されている塗膜が劣化を始めると、色褪せや汚れが目立つようになり、さらにはチョーキング現象と呼ばれる劣化症状が見られるようになります。
チョーキング現象とは、シャッターの表面に手を触れると白い粉が付着する症状のことで、塗料の劣化の初期症状であると考えられています。
この症状は、塗膜に紫外線や風雨などの影響を受けることによって塗料の成分が分離し、白色の成分だけが浮き上がってしまっている状態なのです。
そのようなことからチョーキング現象が見られたら、塗料の機能が失われていると捉え、そろそろ塗り換え時期が来たと判断できます。
塗膜に剥がれや浮き、膨れなどの症状が見られるのは、塗料の密着性が失われてしまっているからで、機能がかなり衰えていることが分かります。
症状が見られている箇所から雨水が侵入する可能性があり、今後錆びが発生する可能性が高い状況であることから、速やかにメンテナンスしておかねばなりません。
そのような状況がさらに進行すると、錆びが発生してしまうことになります。
錆びはどんどん進行し広がって、シャッターの内部まで腐食させてしまうことから、そのまま放置していると穴が開いてしまうこともあります。
そのようなことにならないよう、シャッターの劣化具合については日頃から確認しておくようにし、劣化症状に応じたメンテナンスに取り組むようにしましょう。
倉庫・シャッターの塗装方法
上記において、DIYでは倉庫や車庫などのシャッターの塗装はかなり難しいとお伝えしましたが、それはいくつかの工程を経て美観を取り戻すことができるためです。
その工程を経ることによって、塗料がしっかりと密着し、シャッターの防水性を高めることができ、錆びを防止することができるのです。
そこでここでは、プロの塗装業者がどのような工程で塗装するのかご紹介しましょう。
ケレン作業
ケレン作業とは、サンドペーパーやワイヤーブラシなど、専用の道具を活用して、シャッターに付着している錆び、古い塗膜を落としていく工程です。
錆びや古い塗膜が付着しているまま塗装してしまうと、下地に塗料がしっかりと密着せず、すぐに剥がれるなど施工不良が生じてしまいます。
また、金属のシャッターに対して、そのまま塗料を塗装するとどうしても塗料が密着せずに剥がれやすいため、微細な傷を付けて密着度を高めます。
このように、ケレン作業によって丁寧に下地処理して、塗装できる状態に整えておく必要があるのです。
洗浄
ケレン作業によって錆びや古い塗膜を落とし終わったら、シャッターに付着しているホコリやカビ、苔などの汚れとともに、しっかりと洗い流していきます。
洗浄は、専用の高圧洗浄機を用い、汚れを隅々まで除去していきます。
先ほどもお伝えした通り、汚れが付着したままでは次に行う塗装作業において丁寧に塗装したとしても、すぐに剥がれてしまう原因となってしまうのです。
また、洗浄後はしっかりと乾燥させたうえでないと、塗装を施工することはできません。
養生
洗浄が完了し乾燥すれば塗装作業を行うことになりますが、塗料が飛散して周りを汚してしまわないように、養生していきます。
シャッターの周りや床面、また必要に応じて周りのモノに対しても養生して保護します。
下塗り
養生が完了すれば塗装作業に入ることになりますが、塗装は基本的に3回塗りされることになり、『下塗り』『中塗り』『上塗り』の順番に行います。
下塗りにおいては、下塗り専用の塗料を活用することになり、塗装するシャッターの素材に適した塗料を選択します。
また、シャッターが再び錆びつかないように、錆び止め入りの塗料を選択し、ローラーや刷毛などを活用して塗装されることになります。
中塗り・上塗り
下塗りが完了して、完全に乾燥したのであれば、次に『中塗り』『上塗り』が施工されることになります。
中塗り・上塗りについては同じ上塗り塗料を重ね塗りされるため、『上塗り2回』と表現されることがあります。
シャッターに対する塗装は、上記でもご説明した通り、塗膜の厚みがとても重要になり、厚すぎてしまうと開閉できなくなってしまうため、注意を払いながら塗装されていきます。
中塗りが完全に乾燥すれば上塗りが塗装されることになり、上塗りが塗装され、しっかりと乾燥すれば塗装作業は完了となります。
最後にシャッターが問題なく開閉するかなど確認します。
シャッターの塗装は外壁や屋根と同時がおすすめ
倉庫や駐車場のシャッターだけではなく、住宅の窓付きシャッターやシャッターボックスの塗装も検討している方も多いのではないでしょうか。
そのような場合であれば、外壁や屋根塗装も同時に取り組んでおくことをおすすめしますが、その理由について詳しくご紹介していきましょう。
外壁や屋根塗装と同時に取り組めばコストカットも可能
塗装業者に倉庫やシャッターへの塗装を依頼する際には、外壁や屋根塗装も同時に検討するようにしましょう。
例えば、雨戸のシャッターやシャッターボックスの塗装である場合、2階や3階など高所での作業が必要となるケースも多く、その場合には足場の設置が必要となります。
住宅の規模にもよりますが、足場を設置すると数万円から10万円程度の費用が必要となり、外壁・屋根・シャッターを別々に塗装すると、それぞれに足場費用を負担しなければなりません。
そのため、負担を考えた場合、外壁と屋根も同時に取り組んでおけば、コストパフォーマンスが良いのではないでしょうか。
シャッターと外壁・屋根塗装でこだわりのデザインを
近年の外壁や屋根塗装の傾向として、1色で統一するだけではなく、2色もしくは3色を用いてデザイン性の高い塗装に取り組まれるケースが増えています。
例えば、外壁と屋根の色を別々にすることや、外壁と扉・ベランダ・窓・シャッターなどの色を分けるようなデザインはよく採用されています。
ベースとなる外壁を濃いブラウン系にしておけば重厚感のある仕上がりになりますし、ベランダやシャッターなどを別の色で統一しておけば、デザイン性が高まります。
このように、住宅を丸ごと塗装によるメンテナンスに取り組んでおくと、こだわりのイメージに仕上げることができます。
外壁や屋根の塗膜にも劣化や損傷が見られているのであれば、この機会にメンテナンスし、オシャレな外観をつくり出してみてはいかがでしょうか。
まとめ~松阪市の外壁塗装・屋根塗装のことなら
倉庫やシャッターの塗装について、DIYができるのかどうかや塗装の方法、劣化のサインなどを踏まえ、詳しくご紹介しました。
倉庫や車庫、窓のシャッターなど、色褪せや汚れがひどく、また塗膜が剥がれていることや錆びが生じているような状況もあるかもしれません。
そのまま放置していると、どんどん錆びが進行して広がってしまい、さらには穴が開いてしまって雨水が入ってしまうようになる可能性もあります。
そのようなことから、DIYでメンテナンスしようと考えている方は多いですが、シャッターの塗装はさまざまな工程が必要となり、とても難しい作業になります。
そのため、塗装業者に相談しておき、また必要に応じて外壁や屋根塗装の検討をすると良いのではないでしょうか。
外壁塗装や屋根塗装を検討しているのであれば、地元で経験豊富な塗装業者に相談すれば、適切なアドバイスを受けることができます。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00〜20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。
関連動画
関連記事