赤ちゃんがいる家での外壁塗装を鈴鹿市の塗装業者が徹底解説
「赤ちゃんがいても外壁塗装は大丈夫ですか?」
「妊婦には塗料の影響はないのでしょうか?」
外壁塗装に取り組まれるご家庭から、このようなご相談を頂戴することがあります。
塗料の臭いや成分が、赤ちゃんや妊婦さんに影響がないのか、不安や心配になってしまうのは当然のことでしょう。
結論から申し上げますと、塗料は人体に対して害を生じさせないような濃度で作られていますが、目やのどに刺激が感じるなど、影響を及ぼすようなことがあります。
ただ、いくつかの対策がありますので、ここでは外壁塗装による赤ちゃんや妊婦さんへの影響について、注意点や対策なども踏まえて、三重県津市、亀山市、鈴鹿市、四日市市、松阪市、伊勢市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
赤ちゃんや妊婦さんがいる家庭での外壁塗装で注意すべきポイント
外壁塗装では、塗料を外壁に塗装していくことから、赤ちゃんや妊婦さんに何かしら影響を及ぼすのではないかと不安に感じる方は多いでしょう。
現在、塗料メーカーから提供されている塗料は、人体や環境に大きな影響を及ぼさないように設計していますが、それでも臭いに対して何らかの症状が現れるケースもあります。
また、作業時の音や作業員の出入りなど、普段の生活とは違う雰囲気になるため、どうしてもストレスになってしまう可能性があります。
まずは、外壁塗装において赤ちゃんや妊婦さんが注意すべき点をお伝えし、どのような影響が考えられるのか、どのような対策が考えられるのかご紹介しましょう。
赤ちゃんや妊婦さんに対する注意点
- 塗料の臭い
- 作業時の音
- 作業員の出入り
自宅を外壁塗装することになり、赤ちゃんや妊婦さんがおられるご家庭であれば、心配や不安な気持ちがあるのではないでしょうか。
そのため、まずはどのような点に注意しておくべきか把握しておき、必要に応じて対処するようにしておきましょう。
ポイントとしては上記の3つで、いずれも状況によっては心身へのストレスになってしまう可能性が考えられます。
妊婦さんにとっては、臭いや音、人の出入りで落ち着かない環境になることによって体調が不安定になってしまうことが考えられ、赤ちゃんであっても同様です。
ただ、塗装工事の期間中に、3つのポイントすべてがストレスに感じるわけではなく、作業工程の中で部分的に発生します。
さらには、塗装業者からはそれぞれに対処法も提案できることから、まず赤ちゃん・妊婦さんがいらっしゃることを塗装業者に相談することがとても大切です。
塗料の健康に対する影響は?
上記において、『臭い』『音』『人の出入り』というストレスの要因についてご紹介しましたが、塗料はそもそも健康に対する影響はないのかと心配されている方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装に活用される塗料の中で『油性塗料』においては、有機溶剤と呼ばれるシンナーが含まれているため、特有の臭いがします。
女性であれば、マニュキュアの除光液の臭いと言えばお分かりになるでしょう。
この臭いを長時間吸い続けていると人体に影響を及ぼす可能性があり、次のような症状が報告されています。
- 頭痛
- 目の障害
- 喉の痛み
- 皮膚などへの刺激
- 吐き気、嘔吐
- 呼吸器障害
といったものが稀に見られています。
個人によって症状には差が生じますが、赤ちゃんや妊婦さんには十分注意が必要で、吸い続けることのないよう対策を講じておかねばなりません。
外壁塗装に取り組む場合の対策は?
赤ちゃんや妊婦さんがご家庭におられる状況で、あるいはご近所におられる状況で外壁塗装に取り組む場合においては、『臭い』『音』『人の出入り』に対する対策が必要になります。
まず『臭い』については、油性塗料の中にも臭いの少ない『弱溶剤塗料』や、溶剤の代わりに水を活用する『水性塗料』が提供されていますので、うまく活用すると良いでしょう。
油性塗料は塗料としての品質には優れているものの、人体や環境への影響を考えて、特に近年では弱溶剤塗料、水性塗料が活用されるシーンが増えています。
音については、主に足場を設置する金属音、外壁を洗浄するための高圧洗浄機の機械音、塗装工事完了後に足場を撤去するための金属音などになります。
音が気になるのは、一部の工程になることから事前に工程を把握しておけば、その期間や時間に外出するなどの対策が取れるでしょう。
また、工事期間中においては、作業員が出入りすることになりますので、どうしても気になって落ち着いて過ごせなくなってしまうかもしれません。
ただ、事前に赤ちゃんや妊婦さんがおられることを把握しておけば、できる限り、足音に気を付けて移動することや打合せなども小声で行うような対策は可能です。
詳しくは次の章で対策についてご紹介しますが、塗装業者とともに工事期間をうまく乗り切れるように対策を取っていくことが大事です。
赤ちゃんや妊婦さんがいる場合の外壁塗装で検討すべき対策
冒頭から、赤ちゃんや妊婦さんがいらっしゃる場合の外壁塗装の注意点についてお伝えしましたが、ここでは対策についてご紹介していきます。
対策をすればかなり軽減されることになりますので、塗装工事中についても穏やかな生活に繋げることができます。
うまく対策して、塗装工事の期間を乗り越えられるように取り組んでみてください。
まずは塗装業者に赤ちゃんや妊婦さんがいることを伝える
外壁塗装において個人が臭いや音への対策をすることは不可能ではありますが、マスクや耳栓を付けるなど、どうしても限界があります。
そのため、外壁塗装の契約までに赤ちゃんや妊婦さんがいるということを必ず担当者に伝えておき、どのような対策ができるのか一緒に考えることが大切です。
塗装業者の中には、豊富な工事経験の中で赤ちゃんや妊婦さんだけではなく、高齢者の方、ご病気の方、ペットを飼われているご家庭などでの作業もあります。
それぞれに状況をお聞かせいただいた上で、そのご家庭にあった対策をその都度考え、取り組んでいるようにしています。
塗料の健康に対する不安や心配なども事前に説明を受けられますので、我慢するようなことはせずに、気になることは相談してみてください。
作業工程や作業日程を掴んでおくこと
外壁塗装において、赤ちゃんや妊婦さんに影響を受ける作業については、作業工程や作業日程を掴むことによって、外出するなどの対策を講じることができます。
例えば、塗料の臭いが気になる場合、塗装する下塗り・中塗り・上塗り作業時での在宅を避けることによって、ストレスを回避することができます。
また、音が気になる場合には、足場の設置や撤去、高圧洗浄機による外壁の洗浄を行う日程を避けるといいでしょう。
外壁塗装の作業工程はおおむね決定しており、雨などで作業ができないようなことがない限りは日程も分かります。
どうしても在宅してストレスになるようであれば、作業の日程に合わせて外出するようにすればいいでしょう。
塗料の臭いへの対策
塗料の臭いによるストレスや人体への影響については、上記でもご説明した通り、油性塗料に含まれている溶剤(シンナー)が原因となりますので、弱溶剤塗料や水性塗料を活用することをおすすめします。
そもそも塗料は、原液をそのまま塗装するのではなく、シンナーや水で薄めて活用しています。
弱溶剤塗料とは、ラッカーシンナーやエポキシシンナーのように強いシンナーで薄めているものではなく、塗料用の弱いシンナーを活用している塗料です。
臭いはとてもマイルドであるものの、溶剤塗料のような優れた品質を兼ね備えているため、採用されるシーンが増えています。
また、水性塗料とは、原液を薄める際に水を使用している塗料のことで、無臭ではないものの特有の臭いは抑えられ、人体に対する影響も最小限に抑えられるため、かなり利用シーンが増えています。
かつて水性塗料は、油性塗料と比較して品質に劣ると言われていましたが、近年の研究開発によって、ほとんど遜色のない塗料が提供されるようになりました。
そのようなことから、ご家庭に赤ちゃんや妊婦さんがいらっしゃる場合の外壁塗装においては、水性塗料が選択されるケースが多いです。
さらに、塗装業者に相談して、換気がうまくできる体制を取っておくことをおすすめします。
外壁塗装の作業が始まると、塗料が飛散して周りに付着しないように養生してしまうことになり、窓を開けることができなくなります。
そのため換気をすることができなくなってしまい、水性塗料の臭いが比較的抑えられているとしても、室内に立ち込めてしまう可能性があります。
塗装業者に対して事前に相談しておけば、作業以外の箇所においては、窓を開けられるように対応できるかもしれません。
作業時の音への対策
外壁塗装において、作業時の音がストレスになってしまうということが多いですが、この対策として、どの工程で音が生じるのか把握しておくことをおすすめします。
外壁塗装が始まると同時に、住宅の周りに足場を設置し、住宅の高所においても安全に、高い品質の作業ができるようにしています。
ただ、この足場は金属でできており、足場を組み立てて設置していく際に、どうしても金属と金属が当たる音がしてしまうのです。
しかし、この音が気になるのは足場を設置する際と、撤去するだけの間で、日程的には初日と最終日になることがほとんどです。
また、足場の設置が終了すると、つぎに外壁を高圧洗浄機によって洗浄する作業を行いますが、その際には洗浄機の機械音が気になる可能性があります。
大きな音として気になるのはこの3日間で、どうしても赤ちゃんのお昼寝ができなかったり、妊婦さんが過敏になってストレスに感じたりするような場合には、一時的に外出するのもひとつの方法です。
そのため、足場の設置と撤去、高圧洗浄の日程を把握しておくことをおすすめします。
作業員の出入りへの対策
外壁塗装の作業が始まると、作業員が設置された足場を移動して、さまざまな工程を施工していきます。
普段人影を感じることがない、2階や3階の窓からも人の気配を感じるようになることから、気になってしまって落ち着かないかもしれません。
また、作業する職人同士で打合せを行うこともあり、この声が気になってしまうということも考えられます。
もちろん作業員が家の中を覗くようなことはありませんが、気になるようであれば塗装作業期間中においてはカーテンを閉めて過ごすことも一つの対策です。
さらに、外壁塗装の契約時において赤ちゃんや妊婦さんがいることを事前に伝えておき、物音や声の大きさに配慮してもらうようにしておくといいでしょう。
全く物音を立てないのは難しいですが、作業員が気にかけておくだけでも、かなりの対策になります。
塗装業者選びが重要
さまざまな対策についてお伝えしてきましたが、どのような対策ができるのかどうか親身になって考えてくれる塗装業者を選ぶことが最も重要であると言えるでしょう。
例えば、安さだけで塗装業者を選んでしまった場合、そのような状況を無視し、効率を重視して進めていくような可能性があります。
また、経験の少ない塗装業者を選んでしまった場合には、赤ちゃんや妊婦さんに影響の少ない塗料に対する知識に乏しく、提供できないかも知れません。
そのようなことから、地元に根付いて営業活動をしている、経験豊富な塗装業者を選ぶようにしましょう。
まとめ~鈴鹿市の外壁塗装・屋根塗装のことなら
赤ちゃんや妊婦さんがいらっしゃるご家庭での外壁塗装について、注意点や心身への影響、対策などを踏まえながら、詳しくご紹介しました。
外壁塗装で活用している塗料の中には強い刺激臭がするものもあり、吸い続けていると頭痛や吐き気などの影響を及ぼしますので注意が必要です。
また、作業時の音や作業員の出入りなどがストレスになることも考えられます。
そのようなことから塗料メーカーでは、環境や人体への影響を抑えるため、弱溶剤塗料や水性塗料の開発が活発化しています。
優良な塗装業者では、影響の少ない塗料の活用をおすすめし、音や作業員の出入りにもできる限り配慮して作業日程をご提案しています。
これから外壁や屋根塗装を検討しているという方であれば、気になることは塗装業者に事前に相談しておき、信頼できる塗装業者を選ぶようにしましょう。
外壁塗装や屋根塗装を検討しているのであれば、地元で経験豊富な塗装業者に相談すれば、適切なアドバイスを受けることができます。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
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