外壁塗装の現地調査とは?鈴鹿市の塗装業者が徹底解説
外壁塗装や屋根塗装においては、それぞれの建物によって状態が異なることから、まず最初に建物の面積や外壁・屋根の状況を調査した上で、見積もりを出すことになります。
そのような調査のことを『現地調査』と呼んでおり、工事内容や費用を決定するためのとても重要なものであると言えます。
ただ、初めて外壁塗装に取り組もうとしている方であれば、どのような調査によって工事内容が決定するのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、外壁塗装の現地調査について、その概要や方法、時間などを踏まえて、三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
外壁塗装の現地調査とは?概要や必要性などについて
外壁塗装の現地調査は、建物の状態を把握した上で、ご希望されている内容を確認して見積書を作成するために、とても重要な作業となります。
見積書をご依頼されている方にとっては、建物の劣化や損傷の状況などを把握する上でも大切なものとなりますので、必ず現地調査が必要になります。
ここでは外壁塗装の現地調査とはどのようなものなのか、必要性や項目などについて詳しくご紹介していきましょう。
外壁塗装の現地調査とは
外壁塗装を検討されているご家庭の中には、塗装業者を2~3社選び、見積もりを依頼されている方も多いのではないでしょうか。
見積書を作成するためには必ず現地調査が必要になります。
外壁塗装の見積書と言うと、塗装にかかる費用だけが記載されているようなイメージをお持ちの方も多いですが、工事内容や活用する製品、単価、総額などが記載されています。
例えば、塗装に活用する塗料だけ見ても、費用は活用する製品によって異なり、外壁の広さによって費用の総額も変わってきます。
また、外壁材そのものに損傷が生じていて、ひび割れや錆びなどが発生しているような場合には、きちんと下地処理をした上で塗装しなければ、しっかりした塗膜を作り出すことはできません。
さらに、こだわりの外観イメージがある場合、しっかりとそのイメージをお聞きした上で、シミュレーションをお見せするなどして、そのイメージにあった塗装工事が必要になります。
このように、外壁塗装を行うためには、さまざまな状況や状態を確認し、ご希望を把握した上で施工していくことになりますから、現地調査はとても重要なものになるのです。
外壁塗装の現地調査の必要性
外壁塗装のお見積をご依頼いただき、現地調査をせずに概算で見積書を作成して欲しいと言われるようなケースもあります。
ざっくりとした費用をお伝えすることは可能ではありますが、そのような状況で工事を進めてしまったとしたら、劣化症状がかなり進行している場合には多額の追加費用が発生してしまう可能性があります。
あるいは、ご希望いただいている内容と仕上がりに大きな差が生じてしまうようなことも考えられます。
建物の状況は、一軒一軒異なりますので、建物に合った塗装工事を行うためには、しっかりと事前に現地調査をしておかねばなりません。
そのようなことから、見積書をご依頼される場合には、時間と手間がかかるということを認識しておく必要があります。
外壁塗装の現地調査はかなり丁寧に行われる
「今なら外壁塗装がいくらでできます」といった塗装業者による訪問営業の事例が報告されていますが、基本的に現地調査なくして塗装費用をお伝えすることは絶対にできません。
というのも、次の章でも詳しくご紹介いたしますが、建物に合った塗装工事を行うためには、建物の劣化状況を確認し、塗装する箇所のサイズを測定し、建物の立地状況を確認し、塗装に対するご希望などをお聞きする必要があるからです。
調査なくして塗装費用が伝えられているとしたら、かなり手抜きをされ、必要な工程を省かれているなど、悪質な工事になってしまうことも考えられます。
そもそも丁寧に現地調査を行ったとしても、その時点だけでは正確にわからないこともあります。
ご希望をお聞きする中で、塗料やデザインが変更するようなこともありますから、丁寧に現地調査と打ち合わせを繰り返しながら満足してもらえる塗装工事に取り組むようにしているのです。
調査時間は、建物に対する調査においては30分から1時間程度、聞き取りや今後の打ち合わせなどで30分から1時間程度が必要になりますから、1時間から2時間程度の時間が必要になります。
塗装業者によって現地調査にかかる時間には違いがありますが、あまりにも短い時間であれば、きちんと調査されていない可能性がありますので注意が必要です。
外壁塗装の現地調査はどんなことが行われる?
上記において現地調査には1時間から2時間程度の調査時間が必要になるとお伝えしましたが、実際にどのようなことが行われるのでしょうか。
建物の状況は一件一件異なりますから、外壁や屋根の塗装はその建物に応じた工事が行われなければなりません。
そのようなことから、しっかりと調査した上で見積書をお渡しすることになるのです。
外壁や屋根の状況を確認する
外壁や屋根の塗膜が、どのような状況なのか確認していきます。
外壁に対しては実際に手を触れてみて、塗膜の劣化症状の中では初期症状であるチョーキング現象と呼ばれる、手に白い粉が付く劣化症状が現れているのか確認します。
チョーキング現象とは、塗膜の劣化症状の一つで、塗料の成分が分離することによって白色の成分が浮かび上がり、塗膜の表面に現れる症状のことを指しています。
その他にも、外壁材そのものも目視によって浮きや反り、割れなどが生じていないか、あるいは外壁材の目地に充填されているシーリングが劣化し、剥がれていることやひび割れが生じているようなことがないか、など確認します。
屋根の劣化状況については、梯子を使って確認することになります。
塗膜の劣化症状はもちろんのこと、屋根材であるスレートに反りやひび割れが見られないかなど、注意深く観察していきます。
塗装する面積や長さを確認する
塗装する外壁や屋根の面積や長さを、メジャー(スケール)やレーザー測定器、あるいは建物の図面から算出して測定していきます。
基本は、金属製のメジャー(スケール)を活用して丁寧に計測しますが、建物の高さを測るような場合には、レーザー測定器を用います。
レーザー測定器とは、小さな機器の先端からレーザー光が出る仕組みになっており、光が当たる長さによって計測できるようになっています。
また、状況によっては梯子を使って、屋根に上って計測するようなこともあります。
外壁塗装の見積書を作成するにあたっては、外壁や屋根の面積によって塗装費用が決定しますが、窓や扉などの面積は省いて塗装する面積だけを算出する必要があります。
窓枠などにおいては規格によってある程度決められており、さらには図面で面積を出せるケースもあるのですが、面積や長さは建物それぞれによって異なり誤差もありますので、きちんと計測して求めています。
建物の立地状況を確認する
外壁や屋根に塗装する場合には、建物の周囲に足場を設置しなければなりませんので、建物の立地状況がどのようになっているのかも確認することになります。
- 足場を設置するために隣地との幅は十分あるか
- トラックなど工事車両を駐車するスペースはあるか
- 足場が安全に設置できるように段差などの状況はどうか
- 建物に向かうまでの道は工事車両が通行できるか
などのポイントはとても重要です。
簡単な聞き取りや打ち合せ
現地調査においては前情報として、
- どのような外観イメージを想定されているのか
- 使いたい塗料は考えているのか
- どのくらいの予算で考えているのか
- 劣化や損傷によって困っていることはないか
- どのような暮らしを想定しているのか
- 塗装工事中の不安はないか
などといった内容を、依頼者から簡単な聞き取りを行います。
外壁や屋根の塗装は、イメージしている外観がしっかり共有できていないと、イメージ通りに仕上げることができなくなってしまいます。
そのため納得できる外観イメージに仕上げることができるように、簡単な聞き取りを行った上で、そこからさらに画像や色を共有するなどしてイメージをすり合わせていくのです。
また、こだわりの外観イメージがあるとしても、予算に見合わなければ工事に取り組むことが難しいケースもあります。
最終的な見積もりについては現地調査の完了後に見積書を提出することになりますが、大まかな予算をお聞きしておくことによって、どのような塗料を活用するのかなど、工事内容も決定することができます。
さらに、劣化や損傷によってトラブルが生じていることや生活において困っていることがある状況であれば、速やかに工事を進めていかねばならない可能性もあります。
トラブルの内容もお聞きしておいて、工事時期についても検討していかねばならないのです。
そのような簡単な聞き取りを行った上で、今後の打ち合わせも行います。
こだわりの外観イメージがあるケース、予算を決定されているケース、完成時期を考えているようなケース、各ご家庭によってさまざまですが、そのようなご希望に合わせた今後の流れについて説明することになります。
ただし、この時点での打ち合わせは簡単なもので、まずは正式な見積書をお渡しすることが重要になります。
見積書の内容を一緒に確認しながら、どのような工事を考えているのか、どのような塗料を活用するのか、どの時期で進めていくのか説明することになります。
そのようなことから、一度見積書を作成したからといってそれが完成形というわけではなく、説明しながら新たなご希望が生じた場合には、新たな見積書を作成することになります。
そのような聞き取りと打ち合わせの繰り返しの中で、満足できる塗装工事にしていくのが、プロの塗装業者の仕事なのです。
外壁塗装の現地調査の際の準備や心構え
外壁塗装の現地調査は、塗装工事を行う上でとても重要なものではありますが、塗装業者選びのためにとても重要なものであるとも言えます。
そこでここでは、事前に準備しておきたいものと共に、優良な塗装業者を選ぶためのポイントについてもご紹介していきましょう。
事前に準備しておきたいもの
- 家の図面や築年数がわかる資料(建物の売買契約書など)
- 前回の外壁塗装での見積書や契約書
現地調査において、このような建物の状況が分かる資料と共に、外壁塗装が初めて出なければ前回の見積書や契約書があれば、とてもスムーズに進めることができます。
担当者の人柄も見ておこう
外壁塗装は、施工業者の技術や知識はもちろん重要ではあるのですが、担当者が信用できるかどうかという点がとても大切になります。
例えば、担当者が横柄な態度であれば、どれだけ優れた技術を持ち合わせているとしても、気持ちよく外壁塗装に取り組むことはできません。
満足できる説明をしてくれるかどうか
外壁塗装は、塗料を塗装して終わりというものではなく、さまざまな工程を経て進めていくことになり、適切な工事を行い、適切な製品を活用することになります。
進めていく工程の中には施工業者だけが活用する専門用語もあり、見積書の中には想像もつかないような製品名も記載されています。
そのような専門用語や製品名をわかりやすく丁寧に説明してくれるかどうか、それも塗装業者選びで重要なポイントになります。
まとめ~鈴鹿市の外壁塗装・屋根塗装なら
外壁塗装の現地調査について、その概要や必要性、どのような方法でどのような内容が行われるのか、時間や準備なども踏まえて、詳しくご紹介しました。
外壁塗装や屋根塗装においては、それぞれの建物にあった工事をしなければならないことから、劣化症状や立地状況、ご希望などもお聞きしながら見積書を作成することになります。
費用については外壁や屋根の広さによって異なることになることから、丁寧にメジャーやレーザー測定器を用いながら、算出していくことになります。
そのようなことから現地調査だけでも1時間から2時間程度になることがあり、さらには見積書が出来上がってからも、聞き取りを重ねながら見積書を作り直すようなことも珍しくありません。
満足のいく外壁塗装や屋根塗装にするためには、しっかりと調査をした上で、丁寧に工事を進めていかねばならないのです。
外壁塗装や屋根塗装を検討しているのであれば、地元で経験豊富な塗装業者に相談すれば、適切なアドバイスを受けることができます。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。
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