下地処理 外壁塗装 リペイント匠

外壁塗装の『下地処理』とは?伊賀・名張市の塗装業者が徹底解説

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外壁塗装の見積書を確認してみると『下地処理』というキーワードが記載されていることがあります。

 

外壁に塗装するだけだと考えている方の中には「下地処理とは何?」「下地処理の必要性について知りたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

 

下地処理とは、塗料がしっかりと壁面に付着するように、下地面である外壁材の汚れなどをしっかりと落とし、整える作業のことを言います。

 

つまり、質の高い外壁塗装に取り組みたいのであれば、いかに下地処理が丁寧に行われるかということが大切なのです。

 

そこでここでは、外壁塗装で施行される下地処理について、その必要性や特徴、施工の方法や手順、費用について三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。

 

 

外壁塗装の下地処理とは?

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外壁塗装では、どうしても仕上がりの美観や外観イメージが気になるところではありますが、塗料の品質をしっかりと引き出すためには下地処理がとても重要です。

 

例えば、丁寧に下地処理をされている外壁材に塗装した場合と、いい加減な下地処理のまま塗装した場合を比べてみると、その品質に大きな差が生じることになります。

 

丁寧に下地処理をされている場合には、塗料の役割や耐久性をしっかりと引き出すことができ、耐用年数通りの働きや役割を期待することができます。

 

しかし、いい加減な下地処理のまま塗装された場合には、耐久性を引き出すことができず、外壁塗装が完了した数年後には劣化症状が見られるようなこともあります。

 

なぜこのような違いが現れるのでしょうか。

 

下地処理とはどのようなものか、その特徴や役割、施工方法、手順、下地処理をしていない場合に考えられるリスクなどについて詳しくお伝えしていきましょう。

 

外壁塗装の下地処理とは?その特徴や役割

外壁塗装の下地処理とは、『下地調整』と呼ばれることもあり、塗料を塗装する前に外壁材そのものを整えることによって、塗料の密着度を高める作業になります。

 

外壁塗装に取り組むのは、新築から、あるいは前回の外壁塗装から10年程度が経過しているタイミングが多く見られます。

 

硬くて丈夫な外壁であっても、10年程度が経過することによって、さまざまな劣化や症状が見られるようになるからです。

 

例えば、風雨などの汚れが蓄積していることや、排気ガスなどの化学物質の付着、カビやコケの発生、塗膜の色あせや浮き・剥がれ、外壁材のひび割れなどが生じることは、決して珍しくありません。

 

砂やホコリなどが外壁に蓄積している上に、そのまま塗料を塗装したとしても、外壁にしっかりと付着せずにすぐに剥がれてしまうことは、想像出来るのではないでしょうか。

 

あるいは、すでに塗装してある塗膜に劣化症状が生じていて、剥がれかけているような状況の上から塗装しても、やはり外壁にしっかりと付着させることはできないでしょう。

 

また、そのような異物はなかったとしても、外壁材にひび割れが生じていれば、そのまま塗装してしまえば、そのひび割れの中に塗料を吸収してしまうことが考えられます。

 

下地処理とは、そのようなさまざまな汚れや劣化症状を調整して、塗料を塗装した際にしっかりと吸着させるようにするための作業なのです。

 

塗装をしてしまえば目に見えない箇所ではありますが、手を抜いてしまえばすぐに不具合が出てしまうような作業であるため、外壁塗装の品質に大きな影響を与える重要な工程となっているのです。

 

外壁塗装の下地処理の方法や手順

そもそも外壁塗装は、足場の設置からいくつかの工程を経た後に、塗装作業に入ることになります。

 

その工程のひとつが下地処理ですが、その方法にもさまざまなものがあり、塗料を塗装する前には、高圧洗浄やシーリング補修、ケレン作業、クラック(ひび割れ)補修などが行われます。

 

それらの作業一つ一つが、外壁に蓄積された汚れを落とすものや、サビを落とす作業、ひび割れを埋めて補修する作業などにあたります。

 

例えば、足場を設置した後に足場の周囲にシートをかけ、専用の高圧洗浄機を用いて外壁を洗浄していきます。

 

専用の高圧洗浄機は、高い水圧で水を出すことができますので、外壁の汚れをしっかりと落とすことができます。

 

ただ、この作業だけで全ての汚れを落とすことはできませんので、手作業で洗い流すことや、専用の機材を用いて落としきれなかった古い塗膜やサビを落として行きます。

 

そして、しっかりと汚れが落とせたのであれば、外壁に見られるひび割れに対して、塗装した際に吸い込むことがないように、シーリングなどの材質を用いて埋めていくのです。

 

この作業内容については詳しく後述いたしますが、それぞれにおいてとても意味のある工程になりますので、特に丁寧に作業しておく必要があるのです。

 

外壁塗装の下地処理を施工していないとどうなる?

もし外壁塗装工事において下地処理をしっかりと行われていなければ、どのような不具合が起きてしまうことになるのでしょうか。

 

外壁に付着している汚れや古い塗膜、サビ、あるいはひび割れなどがそのままの状態で塗装されるわけですから、塗装後早い段階で劣化症状や損傷が見られるようになります。

 

まず、塗装面の塗膜が剥がれ落ちてしまうことが考えられます。

 

丁寧に高圧洗浄によって外壁の汚れを落としておかないと、砂埃や古い塗膜などが残っている状態で塗装してしまうことになり、しっかりと外壁に塗料が付着せずにすぐに剥離してしまうのです。

 

そのようなことから、高圧洗浄がいい加減であれば、早期に劣化症状が現れてしまうため、優良な塗装業者においてはとても丁寧に時間をかけて外壁の汚れを落としていきます。

 

また、塗膜にクラック(ひび割れ)が生じてしまうこともあります。

 

外壁材にすでにひび割れが生じているような場合、そのひび割れの上から塗装をしてしまうと、 塗膜がもとのひび割れに追随できずにひび割れを生じさせてしまうのです。

 

塗装後には綺麗に仕上がっているように見えているとしても、近くに大型トラックが通るようなことによって振動が外壁に伝わり、すぐにひび割れてしまうことになるのです。

 

そのような症状を引き起こさないためにも、丁寧な下地処理はとても重要であると考えておきましょう。

 

 

外壁塗装の下地処理の施工方法

外壁 劣化 塗装

上記でも少しお伝えしましたが、外壁塗装工事での下地処理と言っても、さまざまな工程があります。

 

どのような下地処理の方法があるのか、いくつかご紹介していきましょう。

 

高圧洗浄

高圧洗浄とは、専用の高圧洗浄機を活用して、外壁の表面に付着している古い塗膜や汚れ、カビ、コケ、藻などを取り除くために行われる下地処理の方法の一つです。

 

特に、外壁塗装に取り組むタイミングでは、新築もしくは前回の外壁塗装から10年程度が経過していることが多く、さまざまな汚れが外壁に蓄積しています。

 

また汚れだけではなく、塗膜が劣化してチョーキング現象を起こしていたり、塗膜が剥がれていたりすることもありますので、そのような劣化症状をも落としておかねばなりません。

 

よく見られる劣化症状としてチョーキング現象がありますが、これは塗膜が劣化することによって塗料の成分が分離して、白い粉が起き上がっている状態のことを指しています。

 

つまり、高圧洗浄せずに塗装を始めたとすれば、白い粉の上に塗装していることになりますので、外壁材にしっかりと付着しないのは明白です。

 

塗装業者が使用する高圧洗浄機は、家庭用のものよりもはるかに水圧が高く、こびりついた汚れもしっかりと落とすことが可能です。

 

クラック補修

クラックとは『ひび割れ』のことを指しており、塗装工事の前にクラックを塞いでおくことによって、ひび割れから塗料を吸い込んでしまわないように補修します。

 

クラックには大きくわけて『ヘアクラック』と『構造クラック』に分けることができます。

 

ヘアクラックとは、髪の毛ほどのとても細かなひび割れのことを指しており、具体的な大きさで言うと幅0.3mm以下、深さ4mm以下と定義されています。

 

とても細かなひび割れですが、そのまま放置しておくと少しずつ大きくなる可能性もありますので、外壁塗装の際には補修されることになります。

 

構造クラックとは、ヘアクラックよりも大きなひび割れのことで、幅0.3mm以上のひび割れに対してそのように呼ばれています。

 

構造クラックをそのまま放置してしまうと、そこから雨水が染み込んで、雨漏りを引き起こすことや外壁内部を腐食させてしまう可能性が高くなってしまいます。

 

そのため、ゴム状に硬化する素材であるシーリングを充填することや、クラックに沿ってU字に10 mm程度を掘削して、シーリングを充填する『Uカットシーリング工法』が採用されます。

 

ひび割れの上から塗装する場合には、きちんとクラックに対する処理を行なっていないと、塗装後に外壁のひび割れに塗料が追随できないために、再度ひび割れを生じさせてしまうことがあるためとても重要な工程となっています。

 

シーリング補修

シーリング補修とは、上記のひび割れに対して充填する素材として活用されているだけではなく、外壁材と外壁材のつなぎ目などにも用いられています。

 

一般的な戸建住宅によく活用されているサイディング外壁は、サイディングボードをつなぎ合わせて外壁が構成されています。

 

サイディングボードはとても硬くて丈夫な外壁材ですが、つなぎ合わせた際に隙間から雨水が浸入しないために、シーリングを充填して防水性を高めているのです。

 

ただ、シーリング材に含まれている可塑剤が紫外線の影響を受け続けると、どんどん劣化が進行し、柔軟性がなくなっていきます。

 

シーリング材に柔軟性がなくなると、充填している部分が痩せたりひび割れたりし、そこから雨水が浸入してしまう可能性が高まるのです。

 

そのため外壁塗装の際には、シーリング材の状態も確認し、劣化が見られている場合には打ち替えなどの下地処理が行われることになるのです。

 

ケレン作業

ケレン作業とは、高圧洗浄だけでは落としきれない錆びや古い塗膜などを除去する作業のことで、電動工具を用いることやサンドペーパー、研磨スポンジなどを活用して行います。

 

ディスクサンダーなど電動工具を活用するケースが多くなっており、歯の付け替えを行いながら、外壁にあった処理の方法で行なっていきます。

 

また細かな作業や小さな補修が必要な場合には、サンドペーパーやケレンハンマーなどを活用し、手作業で下地処理を進めていきます。

 

ケレンハンマーとは特殊な形状のハンマーのことを指しており、手作業によって細い汚れや古い塗膜、錆びを取り除くことに適しています。

 

 

まとめ~伊賀・名張市の外壁・屋根塗装なら

外壁塗装で施行される下地処理を中心に、その必要性や特徴、施工方法や手順などについて詳しくご紹介しました。

 

外壁塗装においては、高圧洗浄やクラック補修、シーリング補修、ケレン作業などといった下地処理を施工したうえで、塗装作業に取り掛かることになります。

 

これらの工程はすべて塗装するための下地を整える作業であり、塗料の密着度を高めて、機能をしっかりと引き出すために行われます。

 

また、外壁の防水性を高め、雨漏りを防ぐことや外壁内部に雨水が侵入して腐食させないようにするためのものでもあります。

 

外壁塗装はどうしても外観の仕上がりに着目しがちではありますが、丁寧に下地処理を行うことによって、外壁材を守り、建物そのものの構造を守るためでもあるのです。

 

そのようなことから、塗装業者の中では下地処理を丁寧にすればするほど、塗装工事の品質が高くなると考えられており、逆に言えば、手抜き工事によって品質を下げてしまい、早期に劣化症状を生じさせてしまう可能性もあるのです。

 

そのため、塗装業者から見積もりを取った場合には、見積書にどのような内容の下地処理が記載されているのか、しっかりと確認しておく必要があります。

 

そして何よりも、外壁塗装や屋根塗装を検討しているということでしたら、地元で経験豊富な塗装業者に相談し、適切なアドバイスを受けると良いでしょう。

 

疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

 

津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。

 

外壁塗装や屋根塗装、防水工事でお悩みの方はお気軽にお問合せしてください。

 

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代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

三重県全域(津市・松阪市・伊勢市・志摩市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・いなべ市・名張市・伊賀市)での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。

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