外壁塗装で塗り直しになる場合は?伊賀市・名張市のプロが解説
「外壁塗装したら思っているイメージと違うけどやり直し可能?」
「塗り残しを見つけたけど塗り直しはしてもらえるの?」
外壁塗装においては、やり直し・塗り直しになるケースがあります。
ただ、いかなる状況においても、やり直し・塗り直しをする訳ではありません。
とは言え、納得いかない塗装である場合には、どうしてもやり直ししてもらいたいのではないでしょうか。
そこでここでは、外壁塗装の完了後にやり直し・塗り直しになるケースについて、三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
外壁塗装でやり直し・塗り直しになるケースとは
そもそも、なぜ外壁塗装工事の完了後にやり直し・塗り直しが必要になるかと言うと、そのままの状態では不具合があるからです。
外壁塗装の目的は、見た目を綺麗にするのはもちろんのこと、外壁材や建物そのものを守ることや、暮らしを快適にするためであると言えます。
しかし、工事完了後にそれらを脅かすようなことがあるとしたら、やり直し・塗り直ししなければなりません。
ただ、入念な打ち合わせのあとに工事を行い、問題なく塗装工事が完了したあとであれば、その後の不具合など生じていないのであれば、仮に思い描いていたイメージと違っていたとしてもやり直し・塗り直しは難しいかもしれません。
では、どのようなケースでやり直し・塗り直しになるのか、また追加料金は必要になるのかご紹介しましょう。
塗り漏れや施工不良が生じている場合
基本的には、塗装業者に落ち度があって施工不良が生じているような場合には、やり直し・塗り直ししてもらうことができます。
優良な塗装業者であれば、そのようなケースであれば、無償で対応が可能になることがほとんどです。
施工不良の具体的な状態とは、
● 塗り残しや塗りムラ
● 違う色で塗装されている
● 塗装後すぐに塗膜の剥がれや膨れがみられた
● 塗料の不具合による施工不良
などといったものです。
塗り残しとは、本来なら塗装すべき箇所に塗られていない状態のことで、塗り忘れているような状態であれば、やり直しに該当します。
また、明らかに塗りムラが生じているような場合にも対象となるでしょう。
ただし、職人の手によって塗装されているために、極わずかなムラはどうしても生じるものですので、見る角度によってそのようにみえるケースでは対象にならない可能性があります。
明らかに依頼した色と別の色で塗装されている場合には、当然ながらやり直しの対象となります。
ただ、確かに選んだ塗料で間違いないものの、何となく思っていたのとイメージが異なるというケースがありますが、その理由でやり直しはできません。
塗装工事の完了後すぐに塗膜に剥がれや膨れがみられるような場合には、塗装業者による施工不良であると考えられるため、やり直しの対象になります。
そのまま放置していると、外壁材まで劣化させてしまうことになり、耐震性にまで影響を及ぼすようなこともありますから、速やかに塗り直しが必要になります。
ただ、すでに数年経過しているような状態であれば、塗装業者の保証内容によって、やり直しが行われるか判断されることになります。
また、外壁塗装は、塗料の不具合によって数年後にムラが出てくるようなことがあります。
どれだけ塗装工事を完璧にしていても、製品に不良があれば不具合が生じるもので、そのような場合にも塗り直しの対象となります。
ただし、いずれのケースにおいても、塗装業者の保証内容によって異なるものですから、まずは気になることがある場合には塗装業者に相談してみることをおすすめします。
外壁色のイメージが違う場合の塗り直しは?
外壁塗装の工事完了後に、「思っていたのとイメージが違う」ということがあります。
もちろん、工事の前には、色見本やコンピューターによるシミュレーション画像などで確認したうえで、塗装工事を行います。
ただ、小さな色見本を見ただけでは、実際に住宅の外壁すべてを塗装した場合には、どうしても考えていたイメージと相違が生じるものです。
また、コンピューターによるシミュレーションによって、塗装後にどのようなイメージになるかも確認できますが、こちらもあくまで画像上ですので、実際と差が起こるのです。
そのため、イメージと違うという理由だけで塗り直しをすることはできません。
どうしても塗り直しが必要であれば、追加費用を支払うことによって可能ではありますが、現実的なものではないでしょう。
できる限り、イメージ通りの外観イメージにするために、塗装業者においてもあらゆるアドバイスをいたしますが、角度や箇所、時間なども配慮して色を決定することが大切です。
例えば、色見本で決定する場合にも、小さなものと大きなものとでは色の見え方が異なりますから、できる限り大きな色見本を活用し、実際に外壁に当ててみることや、日当たりの良い場所、悪い場所などでも見比べることが大事です。
やり直し・塗り直しに追加料金は必要?
外壁塗装は、塗装工事が完了すればすぐに足場を撤去するというものではなく、外壁全体を点検したうえで問題ないことを確認してはじめて工事完了となり、足場を撤去していきます。
もし、気になる色ムラなどがある場合には、点検時に塗装業者に伝え、やり直しが可能かどうか確認するといいでしょう。
上記でもお伝えした通り、やり直し・塗り直しは、塗装業者の落ち度がある場合には、追加料金なく対応する塗装業者がほとんどでしょう。
また、保証内容によっては、数年程度が経過している状態で不具合がみられたとしても、やり直し・塗り直ししてもらえるケースがあります。
そのため、外壁塗装の契約前に、保証内容やアフターサービスについて確認しておくようにしてください。
外壁塗装でやり直し・塗り直しを依頼するには
上記では、外壁塗装でやり直し・塗り直しになるケースについてご紹介しましたが、塗装工事は職人が手作業で行うものですから、気になるケースというのは起きてしまう可能性があります。
しかし、気になっていることがあるとしても、「こんなことを言ってもいいのだろうか」と悩みを抱えてしまう方も少なくありません。
ただ、優良な塗装業者であれば、何らかの対応ができる可能性もありますし、また工事後である程度の期間が経過しているとしても施工保証によって対応も可能です。
そこでここでは、外壁塗装でやり直し・塗り直しを依頼する際のポイントについてご紹介していきましょう。
まずは塗装業者に相談を
塗装工事が始まって、もし「やり直してほしい」「別の色で塗り直しを」と考えるのであれば、早い段階で塗装業者に相談するのが大切です。
塗装工事は、足場の設置から始まり、高圧洗浄、養生シートの設置、下地処理などといった工程を経て、塗装工事に入っていきます。
最終的には足場の解体で完了となるのですが、この時点でやり直しと言っても、塗装業者によほどの落ち度がない限りは難しくなります。
ただ、早い段階で別の色を希望するような場合、すでに塗料を用意しており変更するのは難しい可能性もありますが、何かしら別の対応を考えてくれるかもしれません。
そのため、悩みが大きくなるばかりで先送りするくらいなら、担当者に相談してみるのも手段のひとつではないかと感じます。
塗装後から数か月~数年経過しているケース
塗装してから数か月から数年程度で劣化症状が見られている場合には、塗装業者の落ち度や塗料の不具合などが考えられます。
一般的なシリコン塗料の場合では、おおむね10年程度の耐久性がありますので、数か月や2~3年程度で劣化が生じるようなことはありません。
ただ、優良な塗装業者による塗装工事であるとしても、塗料の不具合で数か月から数年程度で劣化症状が現れるケースというのは実際に起きています。
そのようなケースにおいても、安心して外壁塗装に取り組めるように、優良な塗装業者ではアフターサービスと共に、施工保証をつけています。
アフターサービスには、施工不良が生じていないか、定期的な点検で対応しているようなケースが見られます。
また、施工保証については、塗装業者独自の工事に対する保証や、保証会社を利用した保証などがあります。
塗装工事完了後の一定期間において不具合が生じた場合に、塗り直しなどメンテナンスを行うなどといった内容になっています。
優良な塗装業者であれば、このような対応が可能ですので、契約前には保証内容を確認しておくことが大切です。
外壁塗装でのやり直し・塗り直しトラブルを防ぐには
外壁塗装は、やり直しや塗り直ししなければならないようなケースがあるものの、できることならそのようなことがないように取り組みたいのは当然でしょう。
また、どうしても必要なケースが生じたとしても、速やかに対応してもらえる塗装業者に依頼したいものです。
では、やり直しや塗り直しトラブルを防ぐには、どのようなポイントに注意すれば良いのか、いくつかにまとめてみましたのでご紹介しましょう。
優良な塗装業者を選ぶ
外壁塗装でさまざまなトラブルを防ぐには、優良な塗装業者を選ぶことがもっとも重要です。
優良な塗装業者を選ぶには、
● 地元に根付いて営業している
● 塗装経験が豊富
● 口コミや評判が良い
● 担当者の人柄が良い
といったポイントが挙げられます。
地元の塗装業者なら、近隣の評判も気になりますから、工事内容はもちろん、施工保証、アフターサービスなどもしっかり提供しているものです。
ホームページなども参照して、どのくらいの施工実績があるのか、どのような口コミや評判が届いているのかについても確認してみましょう。
また、担当者の人柄も、塗装業者選びでとても重要です。
アフターサービスや保証内容を確認する
上記でもお伝えしましたが、優良な塗装業者においては、塗装工事後のアフターサービス、施工保証を充実させているケースが多く見られます。
外壁塗装は、どうしても塗料を扱う工事であるために、塗料の製品不良によって塗膜の不具合が生じてしまう可能性がないとは言えません。
そのため、定期的な点検によって不具合を確認し、不具合を見つけた場合には、保証期間において無料でメンテナンスを行うといったサービスを提供しているのです。
まずは、塗装工事の契約前に、どのようなアフターサービスや施工保証が用意されているのか、またやり直し・塗り直しができないケースも含めて確認しておくといいでしょう。
塗装工事に立ち会うようにする
外壁塗装は1週間から2週間程度の期間が必要になります。
その間で余裕がある時間に塗装工事に立ち会ってみるのも、トラブルを避けることに繋がるでしょう。
立ち会いができなくても、工事後にムラがないか確認したり、土日の工事のない日に点検したりすることも有効です。
気になることがあれば、すぐに担当者に伝えるようにすれば、職人もなお一層、集中して工事に取り組めるはずです。
解決できないトラブルは第三者機関に相談を
どうしても解決できないトラブルが生じた場合には、頼りになる第三者機関に相談してみることをおすすめします。
外壁塗装に関する第三者機関として、国土交通大臣が指定している相談窓口である、
『住まいるダイヤル』
があります。
電話相談では、一級建築士の資格を持つ相談員が対応し、弁護士や建築士による対面相談も可能となっています。
外壁塗装の見積りのチェックも依頼できますので、契約前の不安を解決することができます。
まとめ
外壁塗装のやり直しや塗り直しを中心に、対応できるケースや依頼する際の注意点、トラブルを防ぐポイントなどについて、詳しくご紹介しました。
外壁塗装は、塗料を扱って職人が手作業で塗装する工事ですから、落ち度があるケースや塗料の不良によって不具合が生じることがないとは言えません。
そのため、優良な塗装業者においては、施工保証やアフターサービスを充実させ、塗装工事を安心して取り組めるように工夫しています。
もし、気になることがある場合には、速やかに担当者に相談してください。対応できることがあるかもしれません。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
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