外壁のひび割れは塗装が必要?伊勢市の塗装業者が徹底解説!
外壁にふと目をやり、ひび割れが生じているのを見つけてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁のひび割れは、塗膜や外壁材の劣化症状であることが多く、軽微なものからすぐに修繕が必要な緊急を要するものまでさまざまです。
ただ、どのひび割れが軽微なもので、すぐに修繕が必要なものなのか、見分けることは一般の方には難しいのではないでしょうか。
結論を申しますと、定期的に塗装業者から点検を受けることが重要で、必要に応じて速やかにメンテナンスしておくことが、大事な住まいを守る行動になるのです。
そこでこの記事では、外壁のひび割れを中心に、発生する原因や修繕の緊急度、費用などについて、三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
外壁のひび割れとは?
そもそも、なぜ外壁にひび割れが生じるのでしょうか。
もし、ひび割れを見つけてしまった場合、そのまま放置していても大丈夫なのか気になる方は多いのではないかと思います。
基本的にはひび割れは補修が必要にはなりますが、その状況によっては至急補修しなければならないようなものもあります。
まずは、外壁のひび割れとはどのようなものなのか、またひび割れを見つけてしまった場合にはどうすればいいのかご紹介しましょう。
外壁のひび割れとは?ひび割れの症状について
外壁に生じるひび割れは『クラック』と呼ばれるもので、『ヘアクラック』『構造クラック』の大きく2種類に分けることができます。
『ヘアクラック』とは、まさに髪の毛のように細いひび割れのことで、外壁の塗膜や外壁材の表面に生じるものです。
これは塗膜の劣化をはじめとして、さまざまな要因によって生じる症状であると言えますが、建物が崩れてしまうような心配はなく、ほとんどのケースで塗り替えによって修繕することができます。
『構造クラック』とは、ヘアクラックのように塗膜や外壁材の表面に生じているものではなく、建物の内部からひび割れが生じている症状を指しています。
原因については後述しますが、例えば強い地震によって生じることや、地盤沈下、基礎の劣化など、さまざまな要因によって発生します。
この構造クラックについては、構造上の症状であることから、ケースによっては建物の耐震性にまで影響が及んでいるケースがあるため、早急にメンテナンスが必要になるものもあります。
外壁のひび割れを見つけたら
ヘアクラック、構造クラックといっても、なかなか一般の方にはその違いが分かりづらく、また至急、メンテナンスが必要な状態なのかは判断つかないでしょう。
そのため、まずは経験豊富な塗装業者に相談することをおすすめします。
ヘアクラックのように、細かいひび割れの場合であれば、建物が崩れてしまうような心配はないものの、その箇所から少しずつ劣化し、ひび割れが大きくなる可能性があります。
また、見た目の美観にもよくありませんので、塗膜の劣化が見られているような状態であれば、塗り替えを検討すればいいでしょう。
塗膜だけに生じているひび割れであれば、そのまま塗料を塗り重ねていくだけでメンテナンスができますし、外壁材にもひび割れが生じているのであれば、下地補修したうえで塗装すれば問題ありません。
構造クラックは建物自体の歪みなどによって外壁にひび割れが生じている状態ですから、状況によっては塗装だけではメンテナンスできない可能性もあります。
そのまま塗料を塗り重ねても、ひび割れに塗料を吸い込んでしまうからです。
そのため、一般的にはひび割れの幅が一定よりも大きな場合には、シーリングによってひび割れを補修し、雨水が侵入しないようにしなければなりません。
そのまま放置していると、外壁内部に雨水が侵入し、内部が腐食してしまい、最悪の場合には耐震性にまで悪影響を及ぼすようなことも考えられます。
外壁のひび割れの原因
外壁のひび割れの原因はさまざまなものがあり、その一つが原因になっているのではなく、いくつかの要因が組み合わさって生じるケースが多くみられます。
ただ、ひび割れは必ず生じるというものではなく、原因を知って対処することによって防ぐことができ、建物自体を長持ちさせることが可能です。
そのため、なぜひび割れが生じるのか、原因を知ったうえで対策を講じることを強くおすすめします。
外壁の経年劣化
外壁は、住宅の中でも自然環境に大きな影響を受ける場所で、太陽光からの紫外線、熱、風雨によって少しずつ劣化が生じます。
外壁塗装で活用する塗料には、紫外線に強いものもたくさんあり、断熱性や遮熱性、防汚性、親水性などに優れていて、耐久性の高い塗料も提供されるようになりました。
また、外壁材そのものも、すぐに劣化してひび割れるようなことはなく、一般的な住宅によく活用されているサイディング外壁であれば20年から30年程度の耐用年数が知られています。
とは言え、塗膜で言えば10年が経過する頃には、色あせや汚れなどの劣化症状がみられるようになり、少しずつ塗料の持つ機能も失われます。
そのまま塗り替えをせずに放置していると、外壁材そのものにも劣化を生じさせてしまうことになり、住宅に大きな損傷を及ぼしてしまうのです。
外壁塗装の施工不良
上記でもお伝えした通り、外壁の塗り替えに取り組むと、おおむね10年程度は塗り替えの必要がありませんが、施工に不備や手抜きがあると早期に劣化症状がみられるケースがあります。
例えば、前回の塗り替えから、数か月から数年で塗膜にひび割れや剥がれなどが生じる場合には、施工不良の可能性が考えられます。
その程度で劣化が生じることは、基本的にはあり得ないからです。
外壁塗装は、三度塗りを基本としており、『下塗り』『中塗り』『上塗り』と塗り重ねていくことによって強固な塗膜をつくり出すことができます。
ただ、三度塗りの回数を減らすことや、十分に乾燥する前に塗り重ねてしまうなど、塗料に定められた施工方法を守らない場合には、早期に劣化させてしまうのです。
地震など自然災害
地震など建物の揺れによって、外壁にひび割れが生じることがあります。
特に近年には、各地で大きい地震が発生しており、その地震がきっかけで外壁の塗膜だけではなく、構造部にまで影響を及ぼすようなひび割れが生じるケースが珍しくありません。
そのため、もし地震が発生した後に外壁のひび割れを見つけた場合には、早めに塗装業者など専門業者に相談することをおすすめします。
幹線道路沿いや線路沿いなどでの振動によるもの
建物が揺れる原因は地震などの自然災害だけではなく、大型トラックや電車などの通貨によって生じることも少なくありません。
お住まいの地域によっては、自宅内で車や電車が通過した際に揺れを感じるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地面から振動が建物に伝わり、結果的に外壁にひび割れを生じさせてしまうのです。
頻繁に揺れを感じているのであれば、ひび割れが生じやすいと言えますので、外壁の状態に気を配っておくことが大切です。
構造上の問題
『構造上の問題』とは、木造住宅であれば木材の収縮などによる歪みや、地盤が弱く基礎が歪んで建物自体が歪んでいるような状態を指します。
ひび割れは、通常、建物の下方向に重力がかかるため縦方向に入るものですが、横方向に入っているのであれば、構造上の問題である可能性があります。
特に、地盤に原因がある場合は深刻で、基礎が歪んでいる場合には最悪の場合には建物が倒壊してしまう恐れがあります。
そのため、まずは建物の専門家に調査を依頼して、原因を特定したうえで、修繕方法を決定していかねばなりません。
外壁のひび割れの緊急度
冒頭からお伝えしている通り、外壁のひび割れは塗膜の劣化によるもので、そろそろ塗り替えが必要なサインとするものや、構造上のもので倒壊の危険性があるものまで、緊急性はさまざまです。
ここでは、ご家庭でチェックして判断する基準について、分かりやすく解説していきます。
幅0.3㎜未満のひび割れ
幅0.3㎜未満のひび割れのことを『ヘアクラック』と呼び、外壁や塗膜の劣化によるものであると言えます。
幅0.3㎜と言うと、とても細かなひび割れで、まさに髪の毛くらいの幅だと認識しておくといいでしょう。
塗膜だけのひび割れの場合、すぐに建物が損傷してしまうようなものではありません。
ただ、このひび割れが今後、大きくなる可能性もありますから、ひび割れの程度については定期的に観察しておくことが大切です。
また、見つけたらすぐに塗り替えをしておくことが一番安心です。
幅0.3㎜以上のひび割れ
ひび割れが幅0.3㎜以上になってくると、そこから雨水が侵入して、劣化の進行が早くなり、どんどん損傷してしまうことになります。
さらにひび割れが大きくなることや、外壁内部が雨水で腐食してしまい、雨漏りやシロアリ、カビなどの原因になることもあります。
損傷が大きくなると、建物そのものの耐久性まで影響を及ぼす可能性もありますので、早めに塗装業者に相談することをおすすめします。
外壁材そのもののひび割れ
外壁材そのものがひび割れを起こしている場合には、速やかに塗装業者に相談して、点検してもらうことをおすすめします。
ひび割れの程度が軽微である場合には、外壁塗装の下塗りに『微弾性フィラー』を活用して、上塗りに柔軟性の高い『弾性塗料』を使用すれば、伸縮に強い外壁に修繕することができます。
また、ひび割れの程度が大きく、内部にまで損傷が生じているような場合には、外壁材の張替えやカバー工法など、大がかりな補修工事になる可能性もあります。
外壁のひび割れの補修について
外壁にひび割れを見つけた場合、自身でDIYによって補修しようと考える方も多いのではないでしょうか。
ホームセンターで販売されている資材を活用して補修することは可能です。
ただ、自身で判断できない場合やご不安な場合には、プロの塗装業者に相談することをおすすめします。
DIYによる補修方法
上記でもお伝えした通り、ひび割れが大きくなるほど損傷の可能性が高いため、塗装業者など専門業者に相談しておくことをおすすめします。
ただ、幅0.3㎜以下の軽微なヘアクラックの場合では、応急処置として、DIYで補修しておけば、劣化の進行を遅らせることができますので安心でしょう。
もっとも手軽に補修する方法として、ホームセンターで販売している『セメントチョーク』を活用するといいでしょう。
『セメントチョーク』とは、学校の黒板で使うチョークのようなもので、ひび割れ箇所にチョークで書くように刷り込んでいけば、ひび割れの補修が可能です。
ホームセンターでは数百円から千円程度で販売されており、スプレー式のものも販売されています。
自身では判断つかないひび割れは専門業者に相談を
自身では判断できないひび割れや、ひび割れ箇所が気になるような場合には、プロの塗装業者に相談することが大切です。
「これくらい大丈夫だろう」と考えていても、そこから雨水が侵入していて、気づいたときにはかなり損傷しているようなケースも少なくありません。
プロの塗装業者は、ひび割れの状態を目視するだけではなく、外壁の状態をルーペで確認することや、打診棒によって音で確認して損傷具合を確認します。
早めに相談しておけば、それだけ軽微なメンテンナンスで済む可能性がありますので、まずはプロの塗装業者に相談するようにしましょう。
まとめ
外壁のひび割れを中心に、ひび割れの原因や種類、補修方法などについて、詳しくご紹介しました。
外壁は紫外線や風雨の影響を受けやすい箇所ですから、塗膜の劣化はもちろんのこと、外壁材そのものまで経年劣化が生じます。
そのため、ひび割れを見つけた場合には、外壁に劣化が生じていると認識することが大切です。
ただ、ひび割れと言っても、軽微なものから重篤な症状まであり、すぐに倒壊してしまうような危険な症状でないケースも多いです。
なかなか一般の方ではその判断が付かないことも多いと思いますので、ひび割れを発見した場合には、塗装業者に相談し点検したうえで補修方法を決定すればいいでしょう。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
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