防水 外壁塗装 リペイント匠

防水工事の耐用年数とは?防水工事をするタイミングについてもご紹介!

防水 外壁塗装 リペイント匠

「防水工事にはどのような種類があるのか知りたい」
「いつ防水工事を依頼したら良いのかわからない」
上記のようにお悩みの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ただし、今回の記事を読んでいただくことでそれらのお悩みは解消するでしょう。

今回は、防水工事の種類やタイミング、選ぶ基準についてご紹介します。
また、防水工事を以来する上での注意点も併せてご紹介しますので、防水工事をご検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

防水工事の確認ポイントや種類とは?

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防水工事の種類によって、耐用年数や耐久性はそれぞれ異なります。
また、防水の耐用年数はお住まいの土地や気候などの外的環境によっても左右される場合がありますので、単に「耐用年数内であるから大丈夫」と安易に判断しないようにしましょう。
防水を長持ちさせるためには、日常からの定期的な見回りや点検を行うことが重要です。
そこで、見回りや点検の際に以下のポイントに気をつけて行ってください。

・水捌けが悪いか
・雑草が生えてきているか
・防水シートが劣化しているか

以上のポイントを確認できましたら、業者に依頼して防水工事を行なってもらいましょう。
ここで紹介する防水工事の種類は主に4つです。

1.ウレタン防水

ウレタン防水とは、液状のウレタン樹脂を複数回塗って防水層を形成していく工事です。
この工事には、防水層を下地にしてその上からウレタン防水材を塗り重ねる「密着工法」と、通気緩衝シートを貼り付けてその上からウレタン防水材を塗る「通気緩衝工法」の2種類が存在します。
ウレタン防水は液状なので、複雑な形状にも施工できることが大きなメリットです。
また、耐用年数は10年から13年ほどです。

2.シート防水

シートの防水はゴムシートや塩化ビニルシートを下地に貼り付ける工事です。
シートの防水にも以下の通り2種類の工法が存在します。

・接着剤を用いて固定する接着工法
・鋼板やビスを用いて固定する機械的固定工法

この防水工事は、他のものと比較してもメンテナンスがほとんど不要ですので、長期的なコストを抑えられます。
耐用年数は約12年から15年です。

3.FRP防水

FRPとは繊維強化プラスチックのことで、FRPにポリエステル樹脂を混ぜ合わせて塗っていく工事です。
FRP防水は非常に軽い素材からできているので、建物への負担は軽減できます。

4.アスファルト防水

アスファルト防水とは、防水層の上からコンクリートを塗る工事です。
この工事にも、熱を利用して行う「熱工法」や「トーチ工法」、常温で行う「常温工法」も3種類があります。
他の3種類の防水工事よりも歴史が長いので、信頼のあつい防水工事と言えるでしょう。

防水工事を選ぶ基準とは?

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防水工事についてご紹介しましたが、どのように工事の種類を選べば良いのかわからないという方も多いでしょう。
ここでは、施工場所、劣化状況、工事の時期の3つの観点からご紹介します。

施工場所で判断する

ベランダや屋上など施工場所によって行うべき防水工事は異なります。
具体的にシート防水だと、広い面積で平らな場所が適していることから屋上での施工に用いられます。
一方で、FRP防水は、狭くて小さい面積のベランダやバルコニーの施工に適しています。

加えて、面積に限らず下地の形によっても防水工事の種類は変える必要があります。
下地が複雑で歪な場合は、工事内容をしっかりと考慮しましょう。

劣化状況で判断する

現に浸水してしまっている状態と、浸水を予防することを目的の場合では、適している工事の種類は異なります。
特に、下地の劣化状況によって工法が異なるシート防水はこれの典型的な例ですので、押さえておきましょう。
防水工事は、決して価格や施工時間の短さだけを考慮するのではなく、防水層の劣化状況を踏まえた判断がとても重要になります。

工事の時期で判断する

防水工事には、新築で行うタイプと、今後の修繕で行うタイプのものがあります。
例えば、アスファルト防水では火を使用するケースがあるので、修繕ではなく新築で行う工事です。
このように、工事の時期で判断することも大切です。

防水工事を行うタイミングいつ?

津市 防水工事 リペイント匠

ここでは、防水工事を行うタイミングの基準について紹介します。
以下の2つに当てはある場合は直ちに防水工事を依頼しましょう。

・耐用年数を超過したとき
・劣化症状が見られたとき

耐用年数を超過したとき

防水工事を行う最もおすすめなタイミングは、防水材の耐用年数を超過したときです。
防水工事の種類によって異なりますが、一般的に防水材の耐用年数は約10年から20年と言われています。
そのため、10年ごとの定期的なメンテナンスや点検をしておくと安心できるでしょう。
防水材の種類ごとに耐用年数は以下の通りです。

・ウレタン防水は10年から13年程度
・シート防水は12年から15年程度
・FRP防水は10年から15年程度
・アスファルト防水は12年から20年程度

これらの耐用年数は、実際の状況によって変化する場合がありますので、あくまで目安としてご覧ください。

劣化状況が見られたとき

劣化症状が見られた場合には直ちに、防水工事を依頼するようにしましょう。
ただし、劣化症状が出始めたケースだと工事の手遅れになることもあります。
そのため、可能な限り劣化状況で判断するのではなく、耐用年数が超過したときに工事を検討しましょう。

防水材の劣化症状とは?

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防水材の劣化症状には以下の5つがあります。

・ひび割れ
・浮きや膨れ
・水溜り
・雨漏り
・雑草が生える

これらの症状が見られた場合は、すぐに業者に工事を依頼するようにしましょう。
それぞれどのような症状なのか解説していきます。

1.ひび割れとは

ひび割れとは、その名の通り防水層やコンクリートにひびが入る劣化症状のことを言います。
ひび割れが起きる原因として、乾燥収縮や凍結融解、中性化などが挙げられます。
これらの原因は、防水層の種類によって異なるので、原因を見極めることが非常に重要です。
具体的に、ウレタン防水では紫外線や降水、シート防水では外的要因や膨張や収縮が原因ですので、この機会に押さえておきましょう。

2.浮きや膨れとは

この症状は、主にウレタン防水やアスファルト防水の継ぎ目によく見られます。
これらの原因は湿気によるもので、時間が経つごとに劣化が早まります。

3.水溜りとは

施工不良や屋上の床が歪んでいると、水溜りができます。
そして、この水溜まりを放置していると雨漏りや防水層を傷めてしまう原因になってしまいます。
そのため、可能な限り早めの対策が必要です。
主な対策としては、シートを重ねることで水溜まりを予防できます。

4.雨漏りとは

先ほどに少しご紹介しましたが、防水層の劣化を放っておくと雨漏りに発展してしまいます。
これまでご紹介した、ひび割れや浮き、膨れ、水溜まりは全て雨漏りを引き起こす原因になります。
また、雨漏りを改善しないままにしていると、建物自体が腐り、補修工事が難しくなるケースもありますので、注意しておきましょう。

5.雑草が生えてきた場合は

アスファルトの目地に、土が溜まってしまうと雑草が生えてくるケースがあります。
雑草が生えているのを認識して、安易に雑草を抜いてしまわないようにしましょう。
それは、雑草を引き抜く際に防水層を傷つけてしまう可能性があるためです。
そのため、業者に依頼することをおすすめします。

防水の耐用年数を伸ばすために注意するべきこととは?

鈴鹿市 防水工事 リペイント匠

ひび割れや浮きなどの劣化症状は早めに対処する

これらの劣化症状を放置していると症状が酷くなってしまう恐れがあるので、狭い範囲のうちに対処するようにしましょう。
早期発見のためには、日々のメンテナンスが必要不可欠です。
セルフチェックでも良いので、必ず周期的にメンテナンスを行うようにしましょう。

トップコートのメンテナンスをする

トップコートとはベランダや屋上の防水層の表面に塗ってある塗装を指します。
トップコートは防水層を保護する働きがあるので、防水の耐用年数を延ばすためにはトップコートのメンテナンスは大切です。
しかし、紫外線によって劣化しやすいため、3年から5年の間隔でメンテナンスをすると良いでしょう。

ドレンを清掃する

ドレンは水抜きのために設置されている装置のことです。
ドレンが正常に機能しなくなると、防水層に水が溜まってしまい、水漏れを引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、ドレンを定期的に清掃、点検することは防水の耐用年数の向上にもつながります。

防水工事は基本的には修繕費として計上できるとは?

外壁塗装 リペイント匠

防水工事は決して安価にできるものではありません。
そこで、会社のベランダやバルコニーの防水工事を修繕費、会社の経費として計上できるのかと気になる方もいらっしゃるでしょう。
結論から申しますと、経費として計上できるケースはあります。
以下の2つの条件のもとで可能です。

修繕費か資本的支出かどうか

修繕費とはあくまで原状回復の工事をするためにかかる費用で、資本的支出とは価値をプラスアルファで付ける工事にかかる費用です。
修理や修繕による工事では経費の一部としてみなされるので、修繕費として認められます。
一方で、資本的支出は資産の増加に該当するため、経費として計上できません。

固定資産の回復

現状回復による工事であれば、経費に算入できます。
ただし、老朽化を予防するために、約3000万円をかけて大規模リフォームを行った場合だと修繕費と認められないので、あくまで固定資産の回復目的で工事を依頼しましょう。

まとめ

今回は防水工事の概要や、タイミング、注意するべきポイントについてご紹介しました。
当社では、名張市、亀山市周辺で外壁塗装、屋根工事、防水工事、雨漏り、屋根リフォームなどを提供しています。
また、お客様に「頼んでよかった」と思っていただける工事を日々心がけております。
防水工事について少しお悩みがある方は、お気軽に当社までご連絡ください。

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この記事を書いたのは

代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月18日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

三重県全域(津市・松阪市・伊勢市・志摩市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・いなべ市・名張市・伊賀市)での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。

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