9月22日 ふるさと新聞さんに掲載して頂きました。
9月初旬に取材して頂いた事が9月22日(木)の新聞記事にのせて頂きました♪
内容としては、弊社は若い職人が結構集まっているので、
「高齢化が深刻な業界でなぜリペイント匠さんは若い職人が多いのですか?」
という内容に関してお答えした内容になります。
「今どきの若者は根性がない」
「今の子は…」
「俺たちの頃は…」
全てとは言いませんが、これが、大半のこの業界の人たちの口癖です。
自分がこの業界で働きだしたのが15歳でした。
今の建設業者55歳以上が33%以上。あと3年後には職人が90万人が不足すると言われているのです。
また安定しないなどの理由で転職する友達などもいます。
それでも現実を見ようとしないこの業界。
今も私が15歳から働きだした頃と何も変わりない雨や仕事が無い時は、休みの日給月給。
忙しい時はもちろん休みは一切無し。早出手当・残業代・有給・ボーナス、なんてないのが当たり前。
そこから今も全く労働環境が変わっていない現状。
それがある意味この業界の常識的。
そんな状態で
「お客様の事を考えろ??無理です」
生活が安定せず精神的にも体力的にも疲弊している、そんな状態で職人が良い仕事が出来るわけありません。
今は”令和”です。
放っておいても職人が増えた昭和とは違うのです。
こんな事ばかり言ってても何も変わらないし、私の理想は他業界と比べてもワンランク魅力的に見えるようにしたい。
そのためには、まず労働環境の環境整備が必要だと思い他業界の当たり前を取り入れるようになりました。
これからも理想に向けて一気に全て出来るわけではないですが、自分たちの出来る事から徐々に魅力的な業界に見えるようにしていきたいです。
高齢化が顕著な建設業界で若者が集まる環境創出 外壁塗装の職人直営店・リペイント匠
建設業界の高齢化は他業種と比べて顕著で、国土交通省がまとめた「建設業及び建設工事従事者の現状」によると2016年で建設業就業者は55歳以上33.9%、29歳以下11.4% 2025年には90万人が不足すると言われている。
そんな中で若手の採用に成功しているのが外壁塗装の職人直営店「㈱リペイント匠」=久保信也社長=。 2012年創業の同社は、塗装専門の職人で育てた塗装職人による高品質な仕事を適正価格で提供することを信条に掲げており、現在は津市一身田上津部田に本店を構え、鈴鹿市、松阪、名張、亀山に店舗を展開している。 社員数は32名で平均年齢は26歳と非常に若い。 最たる理由は、労働条件や環境が良くない事。雨などで工事が出来ないと給料がもらえない日給月給制が一般的で休日も少ない。年間の労働時間は2000時間オーバーと他業種よりも300時間以上長いという国土交通省の調査結果も出されている。 そこで同社では、人材を確保するため、他業種と遜色ない水準まで労働環境を整えることから始め、給与体系を月給制にし、完全週休2日制を導入。 入社した社員の育成では、合理性を重視。 ”職人”の世界の常識「技術は見て盗め」といった考え方は成長の妨げになると考え、作業工程から接客まで全てマニュアル化して全社員で共有。 効率よく技術を身につけられるので着実に成長できると言う。 4月に入社した藤本優輝さん(28)と井面護さん(31)は他業種から入っており、二人とも入社前は建設業に対して少しネガティブなイメージを持っていたようだが、入社後は一転した。 今は先輩社員の丁寧な指導も相まって毎日楽しく働いている。 藤本さんは「施工で綺麗に生まれ変わる家を見ると嬉しくなる」、井面さんは「早く一人前になって指導する側になりたい」と笑顔で語る。 久保社長は「若い社員を数多く育てることで、末永くお客様に良いサービスを提供し続けられる環境が整う。コツコツと技術を磨き、仕事に打ち込む職人の世界に魅力を感じてくれる若者もきっと多いはず。塗装専門の職人ででなく、業界一丸となって改善を続け、働きたいと思う若者が増える環境を整えていければ」と熱い思いをみなぎらせる。 |
https://youtu.be/VgaHQrvH698