外壁の塗り替えが必要な3つの理由は?松阪市の塗装業者が解説!
外壁の塗り替えなんて本当に必要なの?」
「多少汚れていたって大丈夫でしょ?」
外壁の塗り替えを提案すると、そのようなご質問を頂戴することがあります。
住宅内で生活していると、どうしても外壁の劣化症状を感じにくくなりますし、日常的に外壁を意識している訳でもないでしょう。
ただ、外壁の塗り替えは、単に外観を綺麗にする目的だけではなく、住宅そのものや暮らしの安全を守るためでもあるのです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、塗り替え時期に必要な対処を行わず、後々に大きな修繕が必要になったというケースも珍しいことではありません。
そこでここでは、外壁の塗り替えが必要な理由について、三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
外壁の塗り替えはなぜ必要?3つの理由
外壁の塗り替えには、いくつかの理由が存在します。
もし、塗り替えせずにそのまま放置し続けていれば、美観を損なうだけではなく、暮らしの快適性や安全まで奪われてしまう可能性があります。
「必要ない」というご意見をお持ちの方にはぜひご覧いただきたい内容です。
美観を維持するため
外壁の塗り替えの一番の目的は、新築時のような外観を取り戻す、あるいはこだわりの外観に仕上げるためであると言えます。
新築時はピカピカだった外観も、10年が経過する頃には輝きを失いはじめ、色あせや汚れなどが目立つようになってきます。
これは多くの外壁に活用されているシリコン塗料の耐用年数が10年前後であることが理由で、紫外線や風雨の影響を受けながら少しずつ劣化を生じさせるのです。
特に、艶ありの塗装に仕上げている場合には、まず最初に艶が落ちてきて、その後にさまざまな劣化症状が生じるようになります。
このような状態で塗り替えした場合には、艶はもちろんのこと、美観を新築時のように綺麗に仕上げることができるのです。
紫外線や風雨から外壁や建物を守るため
外壁に塗装するための塗料には、紫外線による影響を避け、風雨など自然環境から外壁や建物そのものを守るという大きな役割を担っています。
そもそも、外壁の塗膜は紫外線の影響を受けて、少しずつ劣化するために、塗り替えしなければならないという理由があります。
私たち人間も、外出する際にはほんの数十分の外出であるとしても、日焼け止めを施すようなことがありますよね。
それは、それだけ人体に悪影響を及ぼすほどに、紫外線の影響が強いためです。
外壁は常に紫外線に晒されている状態であるため、どれだけ優れた塗料を活用したとしても、いつしか劣化が生じてしまいます。
塗膜に劣化が生じてしまうと、風雨などから外壁を守れなくなってしまい、最悪の場合には建物そのものにまで悪影響を及ぼすこともあるのです。
快適で安全な暮らしの実現のため
外壁に塗装する塗料には、さまざまな機能が備わっており、それらによって快適で安全な暮らしが実現しています。
塗料に備わっている機能には、
- 防水機能
- 防カビや防藻、防苔機能
- 遮熱機能
- 断熱機能
- 低汚染性
- 親水性
などといったものがあります。
『防水機能』は塗料の基本的な機能であり、塗料を塗り重ね、強固な塗膜をつくり上げることによって、外壁内部への雨水の侵入を防ぐことができます。
『防カビや防藻、防苔機能』によって、湿気が生じやすい箇所でもカビや藻などの発生を抑え、見た目はもちろん、健康被害を防ぐことができます。
『遮熱機能』によって日射を吸収しないように反射させ、外壁から熱が伝わってくる前にシャットアウトさせることができ、また『断熱機能』によって、伝わる熱の量を減らすことが可能になります。
『低汚染性』によって外壁に汚れが付きにくく、劣化を生じさせにくくなり、『親水性』によって雨水によって外壁の汚れを洗い流してくれます。
塗料には、このような一般的にはあまり知られていない機能が備わっていますので、快適で安全な暮らしを維持するためには、劣化が生じる前に塗り替えが重要なのです。
塗り替えしないとどうなる?放置する5つのリスク
外壁の塗り替えに取り組まず、そのまま放置しているとどうなのでしょうか。
そのリスクについて5つのポイントにまとめてみましたのでご紹介しましょう。
色あせや汚れによって美観を損なう
上記でもお伝えした通り、外壁の塗装面は紫外線や風雨の影響を受け、少しずつ劣化が生じます。
劣化が生じると、新築時には綺麗だった外観も色あせが見られるようになり、汚れも目立つようになってきます。
色あせや汚れは、塗膜の劣化症状のひとつで、劣化の初期症状であると言えるでしょう。
色あせや紫外線の影響によって生じると言われますが、そもそも外壁に活用する塗料は紫外線の影響を受けにくく改良されているものも多いです。
しかし、それでも日常的に紫外線に晒され続けていると、どうしても劣化が生じ、色あせしてくるものなのです。
汚れについても同様であり、塗料には低汚染性や親水性といった機能によって、外壁に汚れが付着しにくい性質があります。
それでも汚れが目立ってくるということは、それだけ劣化症状が進んでいるという証拠でもある訳です。
そのため、さらに劣化が生じてしまい、外壁や住宅そのものにまで影響を及ぼすことになるのです。
外壁が損傷する
外壁の塗膜に色あせや汚れが生じるようになると、すでに塗料の機能が失われている状態で、紫外線や風雨の影響をまともに受けてしまうようになります。
上記でもご紹介した通り、塗料には遮熱性能や断熱性能、防汚性、親水性などといった機能によって、外壁内部を保護する役割を持っています。
しかし、すでに機能を失った塗膜は、外壁そのものに悪影響を及ぼし、外壁を損傷させてしまいます。
雨水を吸い込んでしまうと、外壁内部を腐食させてしまうことになり、最悪の場合には耐震性にまで悪影響を及ぼすようなこともあります。
紫外線を受け続けていると、外壁材が劣化し、ひび割れを生じさせてしまうようなこともあります。
そのまま放置していると、外壁の塗り替えだけでは済まず、外壁材の交換が必要になる可能性もあります。
雨漏りが生じる
外壁の塗膜の機能がなくなり、外壁材に紫外線や風雨の影響を及ぼすようになると、ひび割れするリスクが高まり、そのひび割れから雨水が侵入してしまうことになります。
侵入した雨水は、外壁内部にまで及ぶことになり、腐食を進めることになり、さらには住宅内部にまで雨水が侵入する雨漏りを生じさせる可能性もあるのです。
雨漏りが発生すると、腐食箇所がどんどん広がってしまうことになり、建物の構造にまで悪影響を生じさせてしまいます。
また、電化製品がショートを起こすようなことにも繋がり、最悪の場合には火災を起こしてしまうこともあります。
室内の環境が悪化する
外壁に施されている塗料は、断熱性や遮熱性といった、住宅内部に熱を伝えにくい機能を有しています。
そのため、塗膜に劣化が生じてしまうと、太陽による熱を外壁から吸収し、そのまま室内に伝えてしまうことになります。
特に、近年の夏は、30℃を超えるような猛暑になることも多いことから、エアコンも効きにくくなり、電気代の高騰にも繋がってしまいます。
またさらに、外壁材にひび割れが生じているような場合には、そこから外気が侵入することにもなり、真冬においては暖房をつけても温まりにくい状態になってしまいます。
外壁の塗り替えは、住宅の快適性にまで影響を与えるものなのです。
補修に多大な費用が必要になる
塗膜の機能が落ち、剥がれてしまうようなことになれば、外壁そのものに影響が及び、劣化を生じさせてしまうことになります。
外壁材に雨水が侵入し、内部を腐食させ、住宅の根幹である基礎部分にまで悪影響を与えることになるのです。
塗膜の機能が落ちた時点で塗り替えをしておけば、塗装代だけで済むことになりますが、外壁内部が腐食すれば外壁材の交換、基礎部分にまで及ぶとさらに大規模な補修が必要になる可能性があります。
いかに外壁の塗り替えが大事なのかご理解いただけたのではないでしょうか。
外壁の塗り替え時期はいつ?
外壁の塗り替えが必要な理由は理解できたものの、その時期が分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、その時期を適切に判断できるための情報をお伝えしましょう。
塗膜の劣化症状が現れた
外壁の塗膜の劣化症状には、次のようなものがよく見られます。
- 色あせ・汚れ
- チョーキング現象
- 塗膜の剥がれ・ひび割れ
- シーリングの痩せ・ひび割れ
- 外壁材のひび割れ
多くみられる症状は、色あせや汚れであり、塗膜の機能が失われているために、速やかに塗り替えを検討する必要があります。
また、『チョーキング現象』と呼ばれる、外壁に手を触れると白い粉が付く症状も、劣化症状として多く確認できます。
これは、塗料に含まれている成分が分離して粉状に付きあがってしまった状態で、もはや塗料の機能を果たしていない状況であると言えます。
塗膜にひび割れや剥がれが生じることもありますが、外壁材がむき出しになっている状態であるため、速やかに塗り替えを検討する必要があります。
また、外壁材の繋ぎ目に充填されているシーリングが痩せ・ひび割れしていることもありますが、雨水が侵入しやすい状態であるために補修が必要です。
さらに、外壁にひび割れが生じている場合には、塗膜の機能が失われ、外壁内部に雨水が侵入している可能性があるため、緊急性がある状態であると言えます。
塗装業者に依頼して定期的にチェックしてもらう
外壁の塗り替えはおおむね10年に一度と言いますが、塗装業者に状態をチェックしてもらい、判断することがもっとも適切であると言えるでしょう。
上記でご説明した塗膜の劣化症状も、日常的に意識している訳ではないでしょう。
また、外壁の隅々までチェックすることは難しいため、やはりプロである塗装業者に診断してもらうのが適切なのです。
ただ、相談する塗装業者は、飛び込み営業で訪問した業者は避けるようにしましょう。
『無料診断』と甘い言葉につられて診断を受けてしまうと、高額な契約を結ばされてしまい、さらには手抜き工事で本来の塗料の機能を発揮しないケースも多いのです。
塗装業者に相談して適切な塗料で塗装する
塗料にはさまざまな種類があり、中にはメーカーから耐用年数が20年以上と公表されている塗料も存在します。
塗料はグレードが高くなればなるほど、価格も高くなる傾向にありますが、高いグレードの塗料は耐用年数も長い特徴を持っています。
例えば、耐用年数が10年の塗料と15年の塗料を比較すると、30年というスパンで見た場合には、塗り替えの頻度は10年の塗料なら3回、15年の塗料なら2回になります。
そのため、一時的にコストが高くなっても、コストパフォーマンスで見た場合には、15年の塗料のほうが効率的な場合もあるのです。
小まめに塗り替えて常に美観を保っておきたい場合と、できる限り塗り替え頻度は少なくしたい場合とでは、選ぶ塗料も違ってきます。
そのようなことから、どのような塗料を選べばいいのかについては、塗装経験の豊富な塗装業者に相談しながら決定すると良いでしょう。
特に地元に根付いて営業活動を行っている塗装業者であれば、近隣の住宅での塗装事例も持っているために、適切に判断することができます。
地元業者であれば、安心して相談することができ、さらには塗装後も気軽に点検してもらうことができますから、長い付き合いが可能になります。
まとめ
外壁の塗り替えやメンテナンスの必要性について、リスクや劣化症状などもご紹介しながら、詳しく解説しました。
外壁塗装は、一般的には美観を取り戻すためといったイメージが強いですが、建物を守り、暮らしの快適性や安心を保つ役割も担っています。
塗料には紫外線や熱から守る機能に優れており、汚れがつきにくく、カビや藻、苔などが発生しにくい特徴も持っています。
しかし、劣化が生じてしまうと、それらの機能が発揮できず、いつしか外壁材や住宅内部にまで悪影響を及ぼしてしまうことになるのです。
一般的には塗り替え頻度は10年に一度程度と言われますが、塗料によって耐用年数は異なり、中には20年以上もの耐用年数を持つ塗料も存在します。
そのため、外壁の塗り替えを検討しているのであれば、経験豊富な塗装業者に相談することが大切です。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
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