外壁塗装の保証は超重要ポイント!鈴鹿市の塗装業者が徹底解説
「外壁塗装は、しっかりと保証してもらえるの?」
ネットで外壁塗装・屋根塗装のことを調べていると、『悪質業者に注意』といった内容をよく見かけます。
手抜き工事をされてしまうと、本来の塗料の機能を発揮できず、わずか数年でひび割れや剥がれなどが生じてしまうことがあります。
そのため、外壁塗装の保証はとても重要な意味を持つことになります。
そのようなことから、優良な塗装業者は独自に工事保証をサービスとして導入するなど、安心して外壁塗装に取り組んでもらえるように工夫しています。
ただ、外壁塗装の保証には注意点や知っておくべき事柄があります。
そこでここでは、外壁塗装の保証について、三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
外壁塗装の保証とは
家電製品を購入すると製品保証がついており、メーカーによる1年から数年の保証によって、期間内の初期不良などにおいては修理や交換などの対象となっています。
外壁塗装の場合には、このような製品に対する保証ではなく、塗装業者による『工事保証』が一般的となっています。
ただし、塗料メーカーによる『メーカー保証』が付与される塗料も存在し、業界組合や保険会社が行っている保証も存在します。
外壁塗装の保証の必要性をはじめとして、塗装業者による『工事保証』とはどのようなものなのか、その他の保証などについても詳しくお伝えしていきます。
外壁塗装の保証の必要性
外壁塗装は、おおむね10年程度に一度施工するもので、一回の工事は数十万円から100万円以上になることもあります。
そのような特性を持っていることから、外壁塗装の保証には大きな意味があります。
例えば、はじめて外壁塗装に取り組む場合、ネットや広告などで塗装業者を調べて、施工を依頼することも多いでしょう。
そのため、はじめて関わることになる塗装業者であることが少なくないのです。
また、「そろそろ外壁塗装を…」と考えていたような時期に、訪問営業による外壁塗装の案内を受けることがあります。
「現在、キャンペーン中で…」と言われ、知らない業者・担当者であるにもかかわらず、契約をしてしまうケースもあるかもしれません。
ただ、はじめての業者であるケースが多い中で、大きな費用・大きな工事になることから、施工してもらう工事についてどこまで保証してもらえるのか、しっかりと把握しておく必要があります。
場合によっては、手抜き工事するような悪質業者であれば、すぐに修繕しなければならないようなことになるかもしれないからです。
しかし、必要な修繕に対して保証外であることや、そもそも保証がないような塗装業者も存在します。
外壁塗装に見られる『工事保証』
外壁塗装においては、一般的な優良店であれば『工事保証』を付けており、塗装工事後には保証書のお渡しと共に、定期点検などのアフターサービスが付いています。
『工事保証』とは、施工した外壁塗装や屋根塗装工事に対する保証のことです。
保証内容は塗装業者によっても異なりますが、塗装に用いた塗料によって保証期間が異なっており、塗装箇所の状態に応じた保証内容が定められています。
一般的に使用されるケースが多い『シリコン塗料』であれば5年から7年、『フッ素塗料』であれば6年から8年、などといった内容がよく見られます。
また、優良な塗装業者の中には、加入している保険会社による保証や、加盟している団体や組合による保証が受けられることもあります。
例えば、保険会社の損害保険に加入しているケースであれば、塗料が飛び散って車両に付着してしまったり、誤って窓を破損させてしまったりしたような場合に、保証を受けることが可能です。
加盟している団体や組合の保証とは『第三者保証』と呼ばれるもので、保証期間内に不具合が生じた場合に責任を持って補修するというものになります。
『工事保証』『製品保証』『メーカー保証』の違い
外壁塗装には、上記でご紹介した『工事保証』だけではなく、『製品保証』『メーカー保証』も存在します。
『製品保証』とは、塗料メーカーが製造した塗料に対する保証のことを指しています。
塗料の不具合や初期不良が生じた場合に保証されるもので、工事そのものの保証を行うものではありません。
『メーカー保証』とは、塗料メーカーが製造した塗料に対する独自の『工事保証』を指します。
正しい塗装をしているにもかかわらず塗膜の剥がれや膨れなどが生じた場合に、無償で補修してくれる保証です。
例えば、日本ペイントのダイヤモンドコートには『塗膜保証システム』が付いており、もし期間内に不具合が生じた場合には塗装保証付き保険が適用され、補修されることになります。
ただし、関西ペイントやエスケー化研といったその他の大手塗料メーカーではメーカー保証が適用される塗料はなく、メーカー保証が受けられる塗料はそれほど多くありません。
また、すべての塗装業者に対してメーカー保証が受けられるというものではなく、メーカーから信頼を得た業者の工事だけが対象となっています。
外壁塗装の工事保証の注意点
外壁塗装において、塗装業者が行う『工事保証』には注意すべき点があります。
いざ保証によって補修してもらおうとしても、塗装業者の中には『保証対象外』として受け付けてくれないケースも起きています。
保証の対象は
外壁塗装に対して工事保証している塗装業者は多いものの、中には『保証の対象』を限定しており、内容によっては保証外になってしまうことも少なくありません。
一般的に保証の対象になるのは、外壁に対する塗装のみで、塗膜の剥がれや膨れが対象となっています。
そのため、外壁塗装と同時に、鉄部や木部などといった外壁ではない部分に対する塗装については、保証対象外になってしまうことがあります。
また、塗膜の剥がれや膨れは対象であっても、ひび割れに対しては保証とならない可能性があります。
例えば、地震のように自然災害によって塗膜にひび割れが生じたような場合には、塗装工事が問題でひび割れが発生したとは判断しづらいからです。
そのようなことから、外壁塗装時には塗装業者に対して、保証内容を確認しておくことをおすすめします。
メーカー保証の対象かどうか
上記でもお伝えしましたが、塗料メーカーの中にはメーカー保証を付けている塗料を提供しており、塗料メーカーによって工事保証が受けられるケースがあります。
ただし、塗料メーカーがメーカー保証を付ける塗装業者は限定しており、どの塗装業者が塗装しても、同じようにメーカー保証を受けられる訳ではありません。
それは、メーカーはわざわざ工事現場を確認する訳ではないので、すべての工事を保証するとなると、悪質業者による手抜き工事まで保証しなければならないからです。
逆に言えば、品質の高い工事ができる信頼のおける塗装業者のみ保証を付与しているものです。
そのため、『メーカー保証が受けられる塗装業者』というだけで、信頼の証にもなるのです。
地元に根付いて実績のある塗装業者を選ぶこと
冒頭から外壁塗装の保証についてお伝えしていますが、信頼のおける塗装業者であれば仮に保証がなくても、塗装専門の職人で施工した工事に対してしっかりと責任を果たそうとするのが当然の姿勢です。
「何かあればすぐに駆けつけてくれる」といった塗装業者であれば、安心して工事を任せることができるのではないでしょうか。
選ぶべき塗装業者は、
- 地元に根付いて営業活動を行っている
- 地元で数々の実績があり評判がいい
- 塗装専門の職人が塗装工事を行っている
といったポイントを参考にしておくといいでしょう。
外壁塗装でメーカーによる工事保証が難しい理由
上記において、メーカー保証が可能な塗料として日本ペイントのダイヤモンドコートをご紹介しましたが、メーカー保証はどの塗料メーカーでも採用している訳ではありません。
なぜ、メーカーが外壁塗装の工事保証が難しいのか、その理由についてご紹介しましょう。
施工や品質管理が難しいため
全国には数万社と言われる塗装業者が存在すると言われており、そのすべての塗装会社の現場での工事や塗料の適正な使用など管理することは難しい状況にあります。
そもそも塗料は、塗装されて強固な塗膜になってはじめて製品の機能を発揮するものです。
そのため塗料のことを『半製品』と呼ばれるようなことがあり、塗膜ができあがり、さまざまな機能によって住宅を守ることができて、完成と言えるのです。
家電製品のように完成しているものを販売していればメーカー保証を付けることも可能ですが、完成形を提供できない塗料の性質が保証の難しさを作っているのです。
完成形をつくるのは塗装業者
メーカーから提供される塗料を、外壁に塗装して完成形として提供するのは、あくまで塗装業者の技術によるものです。
塗料は『半製品』であるとお伝えしましたが、多くの塗料はそのまま外壁に塗装すればいいと言うものではありません。
2液型と呼ばれる塗料の場合には、塗料と硬化剤を一定の比率を守って撹拌させ、天気や湿度などを気にしながら塗装しなければ、強固な塗膜に仕上がりません。
さらに、塗装は三度塗りを基本としており、下塗り・中塗り・上塗りがそれぞれ外壁にしっかりと付着して、塗膜は強固になるものなのです。
そのようなことから外壁塗装は、職人の技量によって仕上がりが大きく異なる工事です。
そのため、塗料メーカーが工事保証を付けるのが難しい理由も、ご理解いただけるのではないでしょうか。
塗料の機能は工程の出来に大きく左右される
外壁塗装は三度塗りされると上記でお伝えしましたが、その他にも塗装業者が行う工程にはさまざまなものがあります。
塗装工事が始まると、足場を設置して『高圧洗浄』が行われます。
高圧洗浄は、専用の高圧洗浄機を活用して外壁の汚れを隅々まで落としていく作業で、この工程に手抜きが生じていれば、汚れの上から塗装してしまうことになります。
また、高圧洗浄後はしっかりと外壁を乾燥させてからでないと、塗装することができません。
そのような状態で塗装したとなれば、当然ながら早期に不具合を生じさせてしまう原因になってしまうのです。
場合によっては高圧洗浄機だけではなく、手作業によって汚れや錆びなどを落とす『ケレン』と呼ばれる、とても重要な工程もあります。
外壁そのものにひび割れが生じているような場合には、下地調整によってひび割れを防ぎ、塗料がひび割れに吸い込んでいかないように整えておく必要もあります。
そのような工程を経て、塗装しておくことになりますが、現場で管理しなければならないものには、その他にも沢山あります。
例えば、天気です。
塗装途中に雨が降ってくれば、塗料が雨に流れてしまうことになるために、品質を維持することができなくなってしまいます。
そのため、塗装する職人は、雨が降る可能性などにも配慮しながら、塗装作業を進めていくことになります。
また、塗料を重ね塗りするにあたって、塗料の乾燥時間が明確に定められています。
悪質な業者の中には、乾燥時間を守らずに重ね塗りするようなケースがありますが、このような工事だと、早期に不具合が生じる原因になってしまうのです。
このように、塗装業者が外壁塗装で行う工程には多数あるため、それらをメーカーが管理することは不可能であると考えられているのです。
まとめ
外壁塗装の工事保証について、保証の種類や内容、注意点、メーカー保証が難しい理由などについて詳しくご紹介しました。
優良な塗装業者では工事保証を付けており、塗装する塗料の種類によって保証内容を定め、安心して外壁塗装に取り組むことができるように配慮しています。
塗料メーカーが外壁塗装工事に対して保証するケースはそれほど多くなく、またメーカー保証が活用できる塗装業者も限られています。
その理由として、外壁塗装はあくまで塗装業者が完成させる工事であり、その工事を塗料メーカーが管理することが難しい状況にあるからです。
そのため、これから外壁塗装や屋根塗装に取り組みたいのであれば、経験豊富な塗装業者に相談することが大切です。
リペイント匠は、塗装専門の職人が工事を行っており、工事保証はもちろんのこと、保険会社による損害保険(請負業者賠償責任保険)にも加入し、塗料メーカーからメーカー保証を受けられる塗料による塗装工事も提供しています。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
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