外壁塗装を検討している方へ!塗装の際の色分けについて解説します!
「外壁塗装を検討している」
「色分けの際のポイントはあるのかな」
このような考えをお持ちの方は多いでしょう。
そこで今回は、外壁塗装を検討している方へ塗装の際の色分けについて解説します。
目次
外壁塗装の色分けの種類を紹介します!
上下の塗り分け
建物の上下、すなわち1階部分と2階部分で色の塗り分けをする方法です。
外壁塗装の色分けにおいて、最もスタンダードな方法です。
一般的には、1階部分を濃い目の色で塗装して、2階部分を明るい色で塗装することで、外観に重厚感を与えながら、住宅を大きく見せるという効果があります。
2階部分に暗めの色を持ってくると、落ち着いた印象に仕上がりやすいです。
また、採用する色によってイメージが変わることも覚えておくと良いでしょう。
明るい色を採用すると、さわやかなイメージを持たせられます。
茶色や黒系など、暗めの色を採用すると、シックなイメージを持たせられます。
左右の塗り分け
上下での塗り分けが一般的ですが、左右で塗り分ける方法もあります。
建物の左右で色を塗り分けることで線が縦に細くなるので、スタイリッシュな印象を与え、建物にメリハリがつきます。
上下の塗り分けと同様に、濃い目の色と明るめの色で色分けをするケースがほとんどです。
出っ張り部分のみの塗り分け
上下や左右で塗り分ける方法よりも、部分的に色分けを取り入れる方法もあります。
ベランダといった外壁から飛び出している部分だけ色を変えて塗装する方法です。
出っ張り部分だけを色分けして塗装することで、外壁がよりオシャレに見えるだけでなく、立体的に映ります。
ベランダ部分を塗り分けるだけでも、外観の印象は大きく変化します。
また、ベランダと建物の全面だけを同系色で塗装したり、塀や門の色とベランダの色を同じ色で塗装したりすることで、統一感が出ておしゃれに仕上がります。
大幅な変化をつけなくても、部分的に色分けをすることで、建物の印象は一気に変わります。
外壁塗装で色分けするときのポイントを紹介します!
外壁塗装で色分けをする際には、以下のポイントに気をつけると良いでしょう。
・色の比率
・同系色を組み合わせる
・セパレーションカラーで引き締める
・落ち着いた色合いを選ぶ
・付帯部分との相性も考える
外壁塗装で色分けをするときは、色の比率が大切です。
外壁を2色のツートンカラーで塗装する場合、6対4から7対3ぐらいの比率で塗装すると、最もバランスよく仕上がります。
3色で塗り分けをする場合も、色の比率を考えましょう。
「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」という色の考え方を使うと、3色で塗り分けても全体のバランスが良くなります。
ベースカラーとは、塗装面積が最も大きい部分の色です。
全体の60パーセントから70パーセントを占めるように塗装すると良いでしょう。
アソートカラーとは、ベースカラーの次に塗装面積が大きい色です。
ベランダやバルコニーなど出っ張った箇所を塗装する際に、アソートカラーを使用することが多いです。全体の20パーセントから30パーセントを目安に、ベースカラーを引き立てるような色を選ぶと良いでしょう。
アクセントカラーは、玄関のドアや窓枠など、塗装面積が小さい部分にアクセントとして入れる色のことです。全体の5パーセント程度を目安に、個性を演出するような色や、全体を引き締められるような色を採用しましょう。
色を組み合わせる際は、同系色でまとめると失敗しにくいです。例えば、2色で外壁を塗り分ける場合、白と黒、グレーと黒、クリーム色とブラウンなどの色の組み合わせを選ぶと良いでしょう。
2色で塗り分ける場合、同系色を選んでもうまくまとまらない場合があります。
そういったときは、2色の間に「セパレーションカラー」と呼ばれる色を差し込むと、全体が引き締まって見えます。
隣り合う2色とぶつからないような色を採用すると良いでしょう。
3色で塗り分ける場合、淡く落ち着いた色を選ぶと、全体のまとまりが良くなります。
個性的にしすぎたくないという方は、白やクリーム色、薄いグレーなどの落ち着いた色を少なくとも1色は採用すると良いでしょう。また、外壁どうしの色だけでなく、軒天井や雨どいなど、付帯部分と外壁との色の相性にも気をつけましょう。
セパレーションカラーを採用するのか、同系色で塗装するのか、よく検討しておきましょう。
色見本とカラーシミュレーションについて解説します!
外壁塗装の色分けで、どの色を使おうか悩んでいる方も多いと思います。
そういった方は、色見本を使って色選びを行うと、スムーズに決められることがあります。色選びをするときは、まず数十種類の色が掲載されている見本帳を見て、気に入った色がないか探します。たくさんある色の中から候補をリストアップしておくと良いでしょう。
気になる色をリストアップしたら、A4サイズくらいの大きさの色見本を使って、屋外に出て色味を確認してみましょう。
色は当たる光によって大きく見え方が異なります。
太陽光の下で見る色と、蛍光灯の下で見る色では、若干色味が違い、塗装後にイメージと違ったというトラブルが起こってしまうこともあります。また、時間帯によっても、見え方が変わってくることもあるので、朝、昼、夜すべての時間帯で確認するようにしましょう。
塗装する色を決めて色見本で実際の色味を確認できても、全体のイメージをつかめずに悩んでいるという方もいらっしゃるでしょう。
そのような方には、カラーシミュレーションが効果的です。
カラーシミュレーションは、実際の家の画像をパソコンに取り込み、外壁に色を重ねることで、実際の仕上がりや色の組み合わせを確認します。
それぞれの色の相性や付帯部分とのバランス、配色バランスなどを、色を組み替えながら確認できる点が優れています。
外壁の色分けをする前の注意したい点をご紹介します!
正確な色味を確認することは難しい
塗装前に、完成後の色味を完璧に確認することは難しいことを理解しておきましょう。
例えば、カラーシミュレーションする際には、パソコンのモニターや印刷した紙で確認するため、どうしても屋外で光が当たったときの色味とは違って見えてしまいます。
同じ色を選んだ場合でも、使用するモニターやプリンターによって見え方が変わってしまうこともあります。
そのため、あくまでも全体のイメージを確認するためのものだという認識でいることが大切です。
色の面積効果を理解する
外壁塗装の際には、「色の面積効果」と呼ばれる効果を理解しておくことが大切です。
理解しないまま外壁塗装の色選びをしてしまい、色見本で選んだ色で塗装したはずなのに、完成後の色味が違って見えたという失敗例もあります。
色の面積効果とは、面積が大きくなるほど、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えるというものです。
また、面積が大きいほど、色がより鮮やかに見える、色が強調されて見えるという効果もあります。
外壁の面積はとても大きいので、色見本を確認する際には、より大きいサイズの色見本を使うことが大切です。
大きい色見本を用意した後は、必ず屋外で色味を確認しておきましょう。
理由は、蛍光灯の下で見た場合と、太陽の下で見た色は見え方が異なるからです。
屋外に色見本を持っていき、実際の外壁に当てて確認してみると、より完了後の仕上がりに近い状態で色のチェックを行えます。
外壁をおしゃれにするためのポイントを紹介します!
外壁をおしゃれにするためのポイントは、以下の3つが挙げられます。
・テーマを決める
・色数を抑える
・アクセントを加える
まずは、外観のテーマを決めましょう。
どのような外観の雰囲気を目指したいかを明確にしておくことで、どのような色を使えばよいのか明確にできます。
おしゃれな外壁にするために使用する色で悩んでしまっている方は、まず外観のテーマを決めることで、次のステップに進みやすくなるでしょう。
例えば、都会的でスタイリッシュな外観を目指したいという方は、白や黒、ネイビーなどのモノトーンカラーの採用が候補に挙げられます。
おしゃれにしようとしすぎて、外壁をたくさんの色で塗装しようとしてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、外壁にたくさんの色を使いすぎてしまうと、全体の雰囲気がまとまりにくくなってしまいます。
そのため、色数を抑えることが大切です。
多くても3色以内に抑えることで、配色のバランスも良く、かつおしゃれな外壁に仕上がります。
アクセントカラーを積極的に取り入れると良いでしょう。
基本となるベースカラーと、サポートしてくれるアソートカラーまで決めて、どのような配色にしようかと考えている方もいらっしゃるでしょう。
2色だけでなく、これらの色を引き立たせるためのアクセントカラーを採用することで、外観が一気におしゃれになりやすいです。
また、色でアクセントをつけるだけでなく、素材でアクセントをつける方法もあります。
例えば、木目調の外壁に、部分的にレンガの外壁を採用すると、よりその部分を引き立てられます。
採用する素材によっては、外壁を補強してくれる役割も持っています。
デザイン面だけでなく機能面も考慮しながら、外観をおしゃれに仕上げるための色や素材を検討しましょう。
まとめ
今回は、外壁塗装を検討している方へ塗装の際の色分けについて解説しました。
外壁塗装の際の塗り分けの種類やポイントについて、理解を深めていただけましたか。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
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