外壁塗装をおしゃれにするには?ポイントと注意点を紹介します!
「外壁塗装を検討している」
「おしゃれな外壁にしたいけど、何かコツはあるのかな」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、外壁塗装をおしゃれにするためのポイントと注意点をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
外壁塗装をおしゃれにするためのコツとは?
おしゃれな外壁にするためのポイントは、主に以下の4点です。
・外観のテーマを決める
・色数を抑える
・アクセントを加える
・ツートンカラーを活用する
外壁をおしゃれにするためには、まず外観のテーマを決めましょう。
「こうしたい」という外観の雰囲気やイメージを言語化しておくと、どんな色を使うべきか明確にしやすくなります。
例えば、スタイリッシュな外観にする場合は白や黒、ネイビーなどのモノトーンの色を使うと良いでしょう。
外壁にたくさんの色を使いすぎると、全体の雰囲気がまとまりにくくなります。
色数を抑えてシンプルなデザインを目指しましょう。
多くても3色以内に抑えると、全体のバランスが取れ、外観をおしゃれなデザインに仕上げやすいです。
色を決めるときは、基本となる「ベースカラー」、サポートする役割の「アソートカラー」に加え、「アクセントカラー」を取り入れると良いでしょう。
色のバランスだけでなく、華やかさも格段にアップします。
色だけでなく、レンガのように素材でのアクセントも効果的です。
3色ではなく、外壁を2色で塗り分けるツートンカラーも人気の高いデザインです。
ツートンカラーを採用するときは、上下の階層で分ける、バルコニーだけ別の色にする、などの塗り分け方や色の工夫が可能です。
縦方向に塗分けをするとスタイリッシュに、横方向に塗り分けると重厚な雰囲気に仕上がります。
おしゃれな外壁の色をご紹介!
*グレー
グレーの外壁は、最も汚れが目立ちません。
外壁に着く汚れは土埃や砂埃、コケなどが多く、グレーが基調の外壁ではこれらの色は目立ちにくいからです。
機能面だけでなく、グレーという色は落ち着いた雰囲気を醸し出してくれるので、シックでおしゃれな印象になるでしょう。
メンテナンスの手間を省きつつ、オシャレな外壁を実現できるのが、グレーの外壁です。
*ネイビー
近代的でおしゃれな雰囲気なだけでなく、黒よりも明るい印象に仕上がることから、近年外壁の色として人気を集めているのがネイビーです。
白色と組み合わせることで、周囲から目を引くデザインになります。
*ベージュ
外壁の色として定番なのが、ベージュです。
白にほんの少し黄色みがかかっていて、柔らかさや気品高さのある色です。
和風の住宅にも洋風の住宅にも合いやすく、落ち着いた雰囲気の家になります。
どんな色とも相性が良い点も人気の理由です。
ベージュのみで外壁塗装をしてしまうと地味な印象になってしまうことがあります。
ツートンカラーにしたり、アクセントで他の色を取り入れたりするとおしゃれなデザインになるでしょう。
*白や黒
白は、外壁に採用すると清潔感や高級感のある住宅に仕上がりやすい色です。
自然が多い地域や住宅街など、どんな場所でもなじみやすいという特徴があります。
しかし、汚れが目立ちやすい点には注意が必要です。
定期的にメンテナンスをすることで、生活感やおしゃれさを保つことができます。
黒い外壁は高級感が漂うので、シックな印象のデザインになります。
現代的なデザインの住宅と相性が良く、モダンな雰囲気の住宅を目指す方は黒い外壁を検討してみても良いでしょう。
外壁の色を選ぶ際の注意点とは?
外壁の色を選ぶ際に注意したいポイントは、主に以下の通りです。
・面積効果
・付帯部分との相性
・色見本を使ったシミュレーション
・ツヤ加減
・軒天の色
・近隣とのバランス
・景観ガイドライン
「面積効果」とは、同じ色でも面積の違いによって見え方が異なることをいいます。
面積が広くなるほど、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えるという効果です。
カタログや通販サイトなどで見た商品を、実際に品物を手に取ってみたときに、色合いが若干異なって見える経験をした方もいらっしゃるでしょう。
外壁はとても面積が大きいので、カタログなどの色見本と仕上がりの色味が若干異なることを覚えておきましょう。
なるべき大きな色見本を使うことで、完成後の色味の違いによる違和感が軽減されるでしょう。
サッシやドアなどの付帯部分や、屋根との相性も考慮しましょう。
特に屋根は面積が広く、外壁とともに家の印象を造り上げる重要な要素です。これらの質感やデザイン、色が外観と合うかどうか見極めましょう。
例えば、和風の屋根に洋風の外壁などのデザインでは、雰囲気がマッチせず美しくなりません。
外壁塗装の際には、ソフトやツールなどを用いて、カラーシミュレーションを行います。
しかし、パソコンの機種の違いやディスプレイの設定によって、表示される色合いの見え方は異なります。
そのため、現物になるべく近い環境で色味を確認する必要があります。
色見本を確認する際は、必ず屋外で、太陽の当たる環境で行いましょう。
色は当たる光によっても見え方が異なるので、実際の家に当たる太陽光の下でシミュレーションすることで、仕上がりに近い色味を確認できます。
天候が合えば、雨の日や曇りの日などの見え方も確認しておきましょう。
屋外で行うのと同時に、色見本を実際の外壁に当ててチェックしてみると良いでしょう。
屋根や玄関などとの相性を見たり、面積が大きくなった場合のイメージを確認したりしておくと、色選びでの失敗を防げます。
外壁の色は、ツヤの印象によっても見え方の印象が異なります。
どんな塗料を使用するかによってツヤが変わるので、塗料選びの段階で慎重に決める必要があります。
ツヤは光が当たらなければ具合の確認が難しいので、晴れているときにツヤの状態をチェックしましょう。
原則として、軒天には外壁よりも薄い色を使用しましょう。
軒天には日光が当たらず陰になるので、暗い色を選んでしまうとより暗く見えてしまいます。
白や薄い色で塗装すると、外壁と合わせたときに立体感が出ます。
候補となる色が決まったら、家の周辺を歩いて周辺住宅の色を確認してみましょう。
周辺との色のバランスを考えて、同調させたいか、自分の家を目立たせたいか検討する必要があります。
また、立地条件にも配慮しましょう。
大通り沿いなら汚れが目立ちにくい色が良いですし、自然が多い場所なら緑を基調とした色を選ぶと良いでしょう。
自治体によっては、建物の外観の色を制限する「景観ガイドライン」を制定している地域もあります。
例えば京都では、コンビニエンスストアにも茶色の外壁を使用するよう制限されています。
その地域で初めて外壁塗装をするときは、必ず自治体の景観ガイドラインを確認しましょう。
各市町村のホームページで確認できます。
おしゃれな外壁塗装のデザイン例をご紹介!
*シンプルな色使い
白い外壁は、シンプルかつ清潔感のあるデザインです。
他の色とも相性が良く、周囲の景観となじみやすい点も特徴です。
住宅街にも自然にもマッチするので、環境を選ばないデザインと言えるでしょう。
汚れが目立ちやすいので、景観を保ちためには定期的なメンテナンスが必要です。
ベージュの外壁は、上品さを醸し出してくれます。
汚れも目立ちにくく、外壁塗装でとても人気のある色です。
無難ともいえる色なので個性は出にくいですが、窓枠や付帯部分などでアクセントをつけるとおしゃれに仕上がります。
ブラウンの外壁は、シンプルかつ落ち着きのある雰囲気です。
無理に他の色を取り入れようとするとバランスを崩しやすいので、できるだけシンプルにまとめましょう。
ツヤや色あせが目立ちやすいので、ツヤを抑えた塗料や色あせしにくい薄めの色を選ぶと良いでしょう。
*ツートンカラー
ツートンカラーとは、主に2種類の色を使って個性を演出する塗装方法です。
単色はシンプルで無駄のない色使いですが、地味な印象になってしまうこともあります。
ツートンカラーであれば、よりおしゃれに仕上げることができます。
白や黒などのモノトーンカラーは、シックな印象を与えます。
縦方向に塗り分けることで、スタイリッシュさも演出してくれます。
縦方向だけでなく、外壁塗装では階層ごとに横方向の塗り分けも定番です。
適度に個性を演出できる塗装方法です。
1階部分に濃い目の色、2階部分に薄めの色を配色するとおしゃれな外壁になります。
外壁の色だけでなく、素材を変えるとメリハリが出ておしゃれに見えます。
より個性を演出したい場合は検討してみましょう。
*ワンポイント
外壁の中にワンポイントで別系統の色を取り入れると、オシャレな印象を与えてくれます。
例えば、ベージュの中に白のワンポイントを加えることで、一気に個性的な仕上がりになります。
白は他の色との相性が良いので、ワンポイントで採用する場合にぴったりな色です。
淡い色の中に濃い色を取り入れると、個性が強調された外壁になります。
例えば白やベージュが基調の外壁に青緑色のラインを入れると、家の存在感が引き立ってよりオシャレに仕上がります。
外壁塗装のデザインを決める際のポイントをご紹介!
*濃い色の原色使いは注意が必要
原色は、ワンポイントであればアクセントになって家のデザインを引き立たせてくれる色です。
しかし、面積量が多すぎる場合や、採用する場所を間違えた場合などでは、デザイン性が落ちてしまいます。
例えば、黄色と緑の原色を並べて採用すると、デザインの組み立ては非常に難しいです。
看板など目立たせたい場所にはお勧めできますが、住宅のデザインに使う際は注意が必要です。
*塗装の前に近隣の住宅を見て回る
色選びをする前に、近隣の住宅を10分ほど見て回りましょう。
地域の雰囲気と合わずに浮いてしまったり、目立ちすぎてしまったりすることを避けるためです。
反対に、「周囲より少し目立たせたい」と考えている場合も、近隣の住宅を参考にしたり判断材料にしたりできます。
そのため、あらかじめ近隣の住宅にはどんな色合いやデザインのものがあるのかチェックすることが大切なのです。
まとめ
今回は、外壁塗装をおしゃれにするためのポイントと注意点をご紹介しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
名張市、亀山市周辺で外壁塗装を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。
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