外壁塗装と屋根塗装は同時の方がいい?亀山市のプロが徹底解説
「外壁塗装と屋根塗装は同時に行ったほうがいいの?」
外壁の劣化を感じるようになり、塗装が必要だと感じて塗装業者に相談すると、「屋根塗装も同時に行ったほうがいい」とアドバイスを受けることがあります。
その際に、屋根塗装の必要性について、疑問に感じることが少なくないでしょう。
屋根は外壁よりもさらに紫外線や熱、雨などの影響を大きく受ける箇所であるため、外壁塗装と同時に塗装されるケースが多く見られます。
そのため、外壁の状態はもちろんですが、屋根についても普段から意識することが大切です。
そこでここでは、外壁塗装と屋根塗装について、三重県津市、鈴鹿市、松阪市、亀山市、名張市、伊賀市の外壁塗装の職人直営店が詳しくお伝えしていきましょう。
目次
外壁塗装と屋根塗装を同時に行う必要性
外壁と屋根、塗装が必要なのであれば、同時に施工することも可能です。
そもそも、屋根は自然の影響を受けやすい箇所でありながら、目につかないために、塗り替え意識のしにくい箇所であるとも言えるでしょう。
そのようなことから、外壁に何らかの劣化症状が生じている場合には、屋根にも大きな負担が発生している可能性があります。
・外壁よりも劣化しやすい屋根
繰り返しになりますが、屋根は紫外線や熱、雨といった自然の驚異をまともに受けてしまう部位であるため、むしろ外壁よりも劣化が生じやすい箇所であると言えます。
屋根の状態については普段から確認することはできないため、住宅の外観についてはどうしても外壁だけに意識がいくものであるのは当然でしょう。
屋根材には、スレート(コロニアル)屋根をはじめとして、セメント瓦、ガルバリウム屋根など、さまざまなものが使用されています。
それぞれに特徴があり、中には汚れが付着しやすいものや、耐久性がそれほど高くないものもありますから、定期的な塗装によるメンテナンスによって保護しなければなりません。
そう考えると、外壁塗装が必要な状態であれば、屋根の塗膜も劣化が生じていることをイメージできるのではないでしょうか。
・屋根に生じるリスクとは
- 屋根材のひび割れや反り、浮き、錆び
- 下地の損傷
- 雨漏り
多くの住宅で使われている屋根材には「スレート瓦」「金属屋根」などがありますが、それぞれに劣化症状が生じると、上記のような症状が生じることがあります。
これらにはさまざまな要因がありますが、屋根に塗装されている塗膜が劣化し、屋根に直接ダメージを受けていることも多いのです。
「スレート瓦」とは、セメントと石綿を一定の割合で混合して作られているもので、軽量で施工しやすいメリットがあり、現在の住宅には数多く活用されています。
「金属屋根」とは、ガルバリウム鋼板などによって作られている屋根のことで、軽量で耐震性に優れており、加工しやすいといったメリットがあります。
スレート瓦・金属屋根それぞれには塗装が施されており、その塗装によって雨水を弾き、住宅を浸水から守ってくれます。
スレート瓦の塗膜が劣化すると、屋根材自体に雨水を含んでしまうようになり、膨張や収縮を繰り返すことでひび割れや浮き、反りといった損傷が生じます。
また、金属屋根においても、塗膜が劣化することによって錆びを生じさせてしまい、ついには穴が開いて雨漏りを引き起こしてしまうのです。
・外壁・屋根は同時に塗装するべき?
上記にもお伝えした通り、屋根は外壁よりも紫外線などさまざまな影響を受ける箇所ではありますが、普段から意識していないために外壁を優先して塗装を検討されがちです。
そのため、外壁に劣化が生じだした段階で、すでに屋根塗装が必要な状況である可能性があります。
もちろん、劣化の進行は屋根と外壁では異なるのですが、それでも屋根に塗装が必要な状態で、外壁には必要ないという状態であるのは考えにくいです。
「もうそろそろ」という段階であることからしても、あと数年後に外壁塗装をしなければならないとしたら、手間やコストを考えても同時にしておくことをおすすめします。
また、現在の状態も踏まえて、屋根には屋根の、外壁には外壁に適した塗料を提案することもできますから、屋根・外壁塗装の実績豊富な塗装業者に相談するといいでしょう。
屋根・外壁にみられる劣化状況とは
多くの屋根や外壁には塗装が施されていますが、活用されている塗料にはそれぞれに耐久性があり、経年劣化によってさまざまな症状が生じます。
塗装は、防水性の低い屋根材や外壁を守り、紫外線や熱から住宅内の暮らしを守ることを目的としています。
しかし、経年で劣化が生じると、それらの機能を失ってしまい、屋根材や外壁そのものの損傷、さらにはシロアリの発生や耐震性の低下にまで発展してしまう可能性もあるのです。
そのようなことがないように、普段から屋根や外壁の状態をチェックし、劣化症状が生じたら早めに塗装業者に相談しておくことが重要です。
・屋根にみられる劣化状況
- 色褪せや汚れ、剥がれ
- カビや苔の発生
- 棟板金の浮きや反り
- 釘抜け
- 屋根材のひび割れや欠け
- 雨漏りの発生
屋根に発生する劣化症状で、注意すべき点をいくつか挙げてみました。
屋根材として多く活用されているスレート瓦は、それ自体に防水性がないために、定期的に塗装して保護しなければなりません。
新築から8年~10年程度が経過すると、少しずつ色褪せが見られるようになり、汚れが付きやすくなってきます。
そもそも、色褪せ自体が塗膜の劣化症状で、塗料の機能である低汚染性が低下しているために汚れが付きやすくなります。
カビや苔が発生するのも、同様の理由からです。
そのまま放置していると、塗膜が剥がれだして、屋根材がむき出しになってしまいます。
また、スレート屋根だけではなく、金属屋根の場合においても、屋根のてっぺんには棟板金というものがあり、劣化症状によって浮きや反りが見られることがあります。
これは、気候や気温の状況によって棟板金が膨張や収縮を繰り返してしまうからです。
浮きや反りがさらに進行すると、止めている釘までも抜けてしまうことがあり、ひび割れを生じさせたり、欠けたりすることもあります。
そのような状態では、屋根材だけではなく、下地までむき出しになっている可能性があり、早急に修繕やメンテナンスを行わないと雨漏りの発生するリスクが高くなってしまいます。
・外壁にみられる劣化状況
- 外壁表面の色褪せや汚れ
- 水の弾きが悪い、雨水が染み込んでいる
- チョーキング現象
- 塗膜の剥がれ、ひび割れ
- シーリング(コーキング)のひび割れや痩せ
- 雨漏りの発生
外壁表面の塗膜が劣化すると、色褪せが見られるようになります。
特に外壁の場合では、よく日光が当たる箇所と、日当たりの良くない箇所で差が生じることがありますので、比較してみると良いでしょう。
特に、色褪せが生じている箇所では、汚れが目立っていたり、水の弾きが悪く雨水が染み込んでいたりする場合もあります。
これは、塗料の機能である防水性や防汚性が損なわれていることが考えられます。
また、外壁の塗膜の劣化症状として、チョーキング現象が生じることも少なくありません。
チョーキング現象とは、塗膜が劣化して浮き上がっている症状のことで、手を触れた際に白い粉が付くのが特徴です。
これは、塗料の素材の一部が劣化して粉状になっているためで、すでに塗料の機能が損なわれていると言えるでしょう。
さらに劣化が進行すると、塗膜が剥がれてしまったり、ひび割れが生じたりしてしまいます。
そのような状況になると、外壁そのものがむき出しになってしまうことから、外壁内部が腐食してしまう可能性があります。
また、外壁のサイディングボードを繋いでいるシーリング材(コーキング材)に、ひび割れや痩せが見られることもあります。
シーリングに劣化が生じると、その箇所から雨水が浸水してしまう可能性が高くなります。
外壁内部に雨水が入ってしまうと、腐食させるだけではなく、シロアリの発生や雨漏り、ついには耐震性の低下にまで発展してしまうことになります。
屋根塗装と外壁塗装を同時に行うメリット・デメリット
外壁と屋根の塗装を同時に行うことは、さまざまなメリットがありますが、その反面でデメリットに感じる点もあります。
メリットと共に、どのようなデメリットがあるのか、ご紹介していきましょう。
・屋根塗装と外壁塗装を同時に行うメリット
- コストが安く済む
- 手間が少なくて済む
- 統一性のあるデザインに仕上げられる
屋根塗装と外壁塗装を同時に取り組んでおけば、コストが安く済むというメリットがあります。
というのも、どちらの塗装においても足場を設置しなければならず、足場の設置には費用が必要となります。
足場設置の費用相場として、単価が600円~1,000円/㎡程度になり、30坪程度の住宅であれば、設置に10万円前後の費用が必要になります。
仮に、屋根塗装と外壁塗装を別々に行うとしたら、その費用も別々に必要になることになります。
また、同時に行うことによって、多少値引きしてもらえる可能性もあります。
さらに、同時に行うことによって、それだけ手間をかける頻度を少なくさせるメリットもあります。
一般的に屋根塗装に必要な日数は一週間前後、外壁塗装は一週間から10日程度が必要になります。
それぞれに10年程度で塗り替えが必要になることから、別々に行うとしたら、数年に一度は家の周りに足場を組んで、作業が必要になるのです。
それならば、同時にした方が、手間が少なくて済むのではないでしょうか。
また、屋根と外壁を同時に行えば、統一性のあるデザインに仕上げることができますから、こだわりのある外観にしたいのであればおすすめです。
新築のような外観に仕上がりますから、とても気分も晴れやかになるのではないでしょうか。
・屋根塗装と外壁塗装を同時に行うデメリット
- 費用の負担が生じる
- 工期が長くなる
屋根と外壁の塗装を同時に行うと、どうしても費用負担が大きくなり、それだけ工期も長くなってしまうことになります。
30坪の住宅の場合、使用する塗料の種類にもよりますが、屋根塗装の費用相場として30万円~70万円程度、外壁塗装の費用相場は60万円~110万円程度となります。
一度の工事であれば、どうしても費用負担が大きくなってしまいます。
ただ、冒頭からもお伝えしている通り、費用負担については同時に行うことによって足場設置の費用負担を軽減させることができます。
また、足場設置は除去も含めて2日必要になりますから、同時にすると工期を短縮させることも可能になります。
そのため、メリットとデメリットを比較して、どちらがより大きいのか検討してみると良いでしょう。
屋根塗装と外壁塗装を同時に行うなら
屋根塗装と外壁塗装を同時に行うなら、地元で実績のある屋根・外壁塗装業者に相談しましょう。
残念ながら塗装業者の中には、悪質な業者も存在します。
相場よりも高い費用を請求することや、いい加減な塗装によって、十分に塗料の機能を発揮できないようなケースもあります。
塗装にはさまざまな知識と経験が必要になります。
リペイント匠であれば、地元に密着して営業活動を行っており、多くのお客さまから良い口コミや評判を頂戴しております。
下請けが塗装するのではなく、熟練の塗装専門の職人が塗装しますので、余計な費用負担をカットさせることが可能です。
さらに、足場を塗装専門の職人で保有しているために、他社と比較して大幅にコストを抑えることができます。
足場代は塗装工事の15%~20%程度を占めるもので、大きな負担になってしまいます。
安心して屋根と外壁の塗装に取り組むためにも、地元の三重県に密着して営業活動を行っている、リペイント匠にお任せください。
まとめ
屋根塗装と外壁塗装を同時に行う必要性やメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
屋根は外壁よりも紫外線や雨などの影響を受けやすい箇所であるため、それだけ劣化が早く生じる可能性があります。
しかし、普段から目につかないために意識されないことが少なくありません。
そのため、外壁に劣化が生じ、塗り替えを検討しているのであれば、塗装業者に相談し、補修や塗り替えを行うことによって屋根や外壁を守っていくことをおすすめします。
屋根塗装や外壁塗装については、地元で実績のある塗装業者に依頼しておけば安心です。
疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
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