【2022年】外壁塗装の色選びで良くある失敗、色選びのポイント
「外壁塗装をしたけど思っていた色と違う」
「完成した時はい感じだったのに色褪せで汚くなってきた」
「もっと落ち着いた色にしておけば良かった」
などなど、、、
せっかく高額な費用を支払いして外壁塗装をしたのにこのように感じるのは凄く勿体無い事です。
しかし、「実際に塗装業者の方がきちんとアドバイスしていない」
「塗装業者も色に関する知識がない」
というような業者に任せてしまうと、色選びはアドバイス無しでお客様自身で考えるしか、方法がなくなります。
そして色選びで失敗すると最低10年はその色で過ごすことになります。
外壁塗装で大事なことのひとつに「色選びで失敗しないこと」があげられます。
今回はそんな外壁塗装の色選びについて「良くある失敗例3つ」と「失敗しないためのポイント」などをご紹介していきたいと思います。
この記事を全部読み終えるのにかかる時間は約6分です。
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先ほども申したように外壁塗装をする最低10年はその色で我慢することになります。
では、外壁塗装の色選びでよくある失敗例を3つほどご紹介したいと思います。
・汚れや変色でムラが気になる
外壁塗装で使う塗料の色には、「色褪せがしやすい色」「色褪せがしにくい色」というものが存在します。
外壁塗装は高額な買い物ですので、私個人的には、好きな色よりも色褪せが少ない色を選ぶ事をおすすめしています。
色というのは基本的に全ての色が
「白に向かって色褪せをしていきます」
赤ですと年数が経つとピンクに青でしたら水色、そしてこの色褪せも均等に色褪せしてくれると、まだ良いのですが、外壁塗装をした時の塗料を塗布量によって色褪せが多い箇所だったり、あまり色褪せしていない箇所というのが出て、「ムラ」になってしまいます。
また汚れに関しては、住宅の立地状況、例えば道路沿いなどでしたら排気ガスの汚れが目立ちますし、田んぼの真ん中にある住宅でしたら、藻などが繁殖しやすいです。この様に住宅の立地条件にあった色、塗料を選んで外壁塗装をしなくては、ほとんどの場合失敗します。
・家全体の色のバランスが悪い気がする
次は外壁塗装後に足場を解体して全体を見た時に、どこが悪いか分からないけど、色のバランスが悪い気がするという方も見えると思います。
住宅を外壁塗装する場合にはある「一定の色選びのルール」というものがあります。
よほどセンスがある方でない限りはこのルールに沿って塗装の色選びをして頂く事をおすすめします。
・イメージしていた色と仕上がりが違う
次に
「外壁塗装後に自分で決めた色だけど、な〜んかイメージしていた色とちがうぁ〜」
と感じる方です。
このパターンは本当に多いと思います。
上に書いてある失敗例を含め、弊社にお問合せ頂くお客様の知り合いなどが失敗しているのを良く聞きます。
このイメージしていた色となんか違うというのは、「光源」と「面積効果」というものが原因だと思われます。
「光源」とは、そのままで光の元を指します。「面積効果」とは同じ色でも塗る面積によって見え方が変わるという目の錯覚の事を指します。
では、具体的にどの様なことに注意をしておくと外壁塗装での色選びで失敗しないか?
をご紹介していきたいと思います。
⑵外壁塗装の色選びで失敗しないポイント
では、外壁塗装で上に書いたような失敗しないためのポイントを書いていきたいと思います。
1汚れを意識して塗料を選ぶ
まずは、外壁塗装をする理由が「汚れ」ならば汚れに特化した塗料を選びましょう。
どの塗料のカタログを見ても「低汚性」というものは書いてあります。
「低汚性」というのは分かりやすくいうと汚れが付きにくいという意味ですが、私個人的にはどの塗料のカタログにも書いてありますし、カタログには書いてあるのは信用していません。
そんな中でも「雨で汚れを勝手に洗い流すセルフクリーニング」と呼ばれる塗料がございますので、そちらをおすすめします。
しかし、セルフクリーニングと書いてあってもあまり効果のない塗料もございますので、気になる方は一度、お電話でご質問してください。
また汚れというのも塗料のグレードによっても変わってきます。
基本的な考えとして、勿論、高級な塗料の方が汚れがつきにくいのですが、
「ウレタン→シリコン→フッ素→無機」
この様なグレードになりますが、良いグレードになるにつれて、塗膜が硬くしっかりとしたものになり高級になり、汚れが付きにくくなります。
2変色を意識して色を選ぶ
上でも書いた様に色というのは基本的に
「年数が経つと白になっていきます」赤ならピンク、青なら水色というようにです。
またそうやって色褪せた時に均等に色褪せしてくれたら、まだ見られるのですが、外壁に塗装した塗料の量によって色褪せ具合が変わってきます。
ですので、外壁塗装の色選びをする時は、自分の好きな色を優先するよりも、
「色褪せのしにくい色を選びましょう」
おすすめはグレーやベージュ、薄いブラウンなどです。
排気ガスなど汚れというのは基本的に中間色です。色褪せがしにくく、汚れが一番目立ちにくい中間色がおすすめになります。
白や汚れが目立ちやすい色を選ぶ時は、上に書いた汚れに特化した塗料を選ぶようにしましょう。
3屋根の色と外壁の色のバランスを考える
次に屋根塗装の色と外壁塗装の色のバランスを考えるという事です。
カラーバランスを考える上で基本的な考え方としては、
「屋根の色を濃い色」「外壁の色を薄めの色」
で塗装する事をおすすめします。
逆に外壁を濃い色で屋根を薄い色で塗装してしまったりするとバランスが悪く見えたり、同じ様な色合いで塗装するとなんか存在感がない色に見えてしまったりするものです。
4家全体の色を4,5色以内にまとめる
家全体の色を4色、5色以内にまとめる事もカラーバランスを考える上で大事な事です。
重要な事は
「この色の数は塗装する色だけではありません」
基礎の色、アルミサッシなど家に付いていて塗装しないものも含めて4,5色以内にして頂くとバランスの取れた家に仕上がります。
例えば屋根を
「黒」
外壁を
「ベージュ」
付帯部を
「サッシと同じ濃いブラウン」
などです。
そうすると4色、5色以内に綺麗にまとまります。
サッシが黒ならば「付帯部も屋根と同じ黒」にするとよりまとまります。
※付帯部とは………雨樋、雨戸、戸袋、シャッターBOX、水切り、庇の屋根など外壁以外の細かな塗装する部分の総称です。
5付帯部の色は窓などのアルミサッシと同じ色にする
ここも大事な色選びのポイントになります。付帯部の色を選ぶ時のルールとして、窓などアルミサッシの色は家全体で新築の時に統一されていると思いますので、
「サッシと同じ色を選んでください」
例外としては、「余程カラーセンスがある」か、最近の家のサッシは色々な色がありますので、「付帯部にサッシと同じ色を塗るとカラーバランスが崩れる」時です。2022年現在まででサッシと同じ色にして、カラーバランスが崩れた事は一度もないので、同じ色にする事を強くおすすめします。
6光源に注意する
次に光源に注意するという事です。
光源というのは、文字通り光の元です。
室内の蛍光灯で色を見るのと、太陽光の下で色を見るのでは、見え方が違ってくるので、必ず色を選ぶ時は太陽光の下で色選びをする様にしてください。
7面積効果を考える
面積効果を考えて色選びをしましょう。
面積効果とは
「塗装する面積の大きさによって色の見え方が変わる」
という様なことです。
小さなもので色を見ると良い色でも、住宅の外壁の様な広い面積で見てみると明るく見えてしまう。
これは目の錯覚なのですが、この「面積効果」と「光源」が外壁塗装後のイメージが違ったという原因です。
外壁の塗装をする際の色を選ぶ時は、出来るだけ大きな見本で見る様にしましょう。
8実際の施工事例を見せてもらう
次に実際の施工現場を見せてもらうという事です。
過去に施工した施工事例を見せてもらう事で、実際の色のイメージがしっかりと掴めるだけでなく、その住宅が外壁塗装してから数年経っていたら色褪せなども分かるかもしれないからです。
また塗料や艶感によっても同じ色でも見え方が変わります。
艶でも「艶あり、5部艶、3部艶、艶消し」など種類がありますので、考えていらっしゃる塗料、艶感と同じ仕様の家を見せて頂くとよりイメージが湧きやすくなると思います。
⑶シンプルイズベスト
私個人的な意見として、何千棟という住宅を塗装してきて思うのは、結局シンプルに仕上げる方がずっと飽きないし、カッコいいという事です。
シンプルにカッコよく仕上げる事をイメージして外壁塗装をして頂けると10年先も「塗装をしてよかった」と思えるのではないかと思います。
2021年3月に一冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。
インターネットを検索すれば正しい知識、逆に正しくない知識など様々な情報が色々なところで発信されています。大変便利ではあるのですが、
その一方で情報量が多すぎるため、情報を整理しきれず、大切な家の外壁塗装で迷われて、業者選びで失敗する方も見えます。
そんな方のために外壁塗装の全てを一冊にまとめました。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
外壁塗装を成功させるためには色選びというのは非常に大事なポイントの一つです。
上に書いた外壁塗装の色選びでよくある失敗ポイントや色選びをする上でのポイントなどを一つずつチェックして外壁塗装をしていただけると
「色選びの失敗」
は少なくなると思います。
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津市・松阪市・鈴鹿市・亀山市・名張市・いなべ市を中心に三重県全域が施工範囲です。
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