外壁塗装をお考えの方へ！塗り替えるメリットや時期、費用の目安をご紹介！

津市、松阪市、鈴鹿市、名張市、亀山市周辺にお住まいの方に朗報です。

新型コロナウイルスの影響でお住まいの環境での生活時間が増えおり、外壁についてのお悩みを多く受け付けるようになりました。

これ機に外壁塗装を完璧にして、コロナ明けの新たなお家ライフをぜひ楽しみましょう。

そこで今回の記事では前半に外壁塗装をするメリットや時期をお伝えします。

記事の後半では外壁塗装における費用の相場から内訳、左右する要素までお伝えします。

記事の終盤では塗料の種類や費用についても軽く触れているため、是非ご覧ください。
今回の記事がより多くの皆様の役に立てることを願っております。

□外壁を塗り替えるメリットとは？

メリットは大きく取り上げると主に断熱、遮熱、防火、防水、耐震の5つの効果があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

はじめに断熱効果です。

外壁がヒビ割れを起こすと屋内が外気にさらされます。

外壁を塗り替えることで夏は冷房効果の向上、冬は暖かさを逃がさずに過ごすことが可能です。

冷暖房費にランニングコストをかけすぎている場合は注意したいですね。

次に遮熱効果です。

遮熱効果は断熱効果と合わせて知っておくべき家の機能性に関する言葉です。

遮熱は断熱と違い、外壁の表層に加工を施すことを意味します。

断熱とは注目する部分が違うため、その点を知っておきましょう。

外壁の塗り替えだけで年中の室温の差を軽減することが可能になります。

3つ目に防水効果です。

こちらの効果が弱まると、外壁がさらに傷みやすくなります。

外壁を塗り替えることで、傷みや雨漏り、雨染みを防げます。

4つ目に防火効果です。

外壁の塗り替えによって、火や熱を遮断する効果があります。

外壁材そのものの性能によってその効果はまちまちなため、外壁の塗り替えによって火や熱を遮る効果がより期待できます。

5つ目に耐震効果です。

外壁の塗り替えにより耐震効果が増すメリットもあります。

基本的に内部の風化を防げるので検討に入れてみましょう。

□外壁の塗り替え時期の目安はこれ！

見分け方については「ツヤ」「変色」「粉」「コケ」「剥がれとヒビ」の5つに注目して判断しましょう。

はじめのツヤは落ちているか確認しましょう。

日光に当たってもツヤが感じられなくなります。

毎日見ている家ではなかなか気づきません。

次は変色しているかどうかです。

白系の外壁の場合、黄ばみに若干変化することがあります。
遠目に見ても劣化に気づかない場合が多いです。

劣化が進むと表面が粉っぽくなることもあります。外壁に触れると白い粉が手に付着することがあります。

この現象を「チョーキング」と呼びます。

また、日光の当たらない北側の外壁ではコケが生えてくるようになります。
この段階になって外壁の塗り替えを検討する人も多いです。

塗膜の剥がれについても気を付けましょう。
こちらは一目で分かるはずです。

上記の塗膜剥がれがさらに進行するとひび割れも見えてきます。雨や害虫の進入の原因に繋がります。

この現象は「クラック」とも呼ばれ、外壁内側にある建材が直接外気に触れてしまう危険な状態といってもいいでしょう。

□外壁塗装の費用を左右する要素ってなに？

ここでは費用を左右する6つの要素に注目しましょう。

＊塗料のグレードとは？

塗料のグレードはそれぞれ「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」「無機」の5つがあります。

はじめの「アクリル」から順番に耐久年数が短く、かつ費用相場も安いです。

グレードについては部分箇所に使い分けもできるため、いくつかのグレードでの見積もりを検討しましょう。

＊外壁や屋根の種類は？

外壁は「サイディング」や「ALC」、「モルタル」といった種類の外壁でなければ目地のメンテナンス費用の影響を受けます。

また屋根については「スレート屋根」の場合、連板金による釘打ち、タスペーサーの挿入が必要となるためその分、費用がかさましになります。
ただし、瓦屋根の場合瓦の交換だけなので、このような処置をとる必要はありません。

＊建物の回数、屋根の勾配について

建物の階数・屋根の勾配は足場費用に関係しています。
具体的には以下の2点のいずれかが当てはまる場合、費用は高くなります。

1つは階数が多いご住居です。
もう1つは屋根の勾配(傾斜)が急であるご住居です。

＊付帯物の個数も要素に入る！

窓が多く雨戸・戸袋やシャッターボックスが多いお家は、塗装面積は減ります。

しかしながら付帯塗装費用が高くなりやすいです。

付帯塗装の例を挙げると、雨樋や破風板、雨戸や戸袋、シャッターボックス、水切り、換気フードなどがあります。

＊色の使い分けは？

一般的に3から4色の種類で抑えるお客様がほとんどです。
ただ、外壁だけで3色や4色使用したい方は1色や2色のケースと比べ、塗料代や手間代がさらにかかるので費用が相場よりも高くなる傾向があります。
ツートン外壁の方は何色まで追加費用がかからないか事前に確認しておきましょう。

＊屋根や外壁の劣化状況

屋根・外壁の劣化状態が悪化していると、塗装の前に補修作業が必要になるためその分費用がかかります。
屋根外壁補修の費用例は以下の通りです。

スレート屋根差し替えで1枚当たり1～2万円。
棟板金交換で1メートルあたり1～3万円。
外壁モルタル補修は1平方メートルあたり3～7万円。
外壁張り替えで1枚当たり1～5万円。

相場がどれも万単位から始まるため、劣化が進み工事費用が高くなる前に対処しておきましょう。

□外壁塗装の費用相場

外装塗装の費用は、一般的な住宅の場合60万円〜200万円程度で完了します。
また、平均的な大きさの戸建て住宅（30坪）の場合であれば、「80万～120万円」が相場の目安です。

価格にひらきがある理由として、以下の点が挙げられます。

「外装塗装を行う面積」
「使用する塗料の種類」
「付帯物の塗装における追加費用」
「配色における種類の数」
「足場の設置台数」
「外壁の種類や状態」

言うまでもありませんが、坪数や築年数によって外壁塗装の平均相場は変わってきます。
外壁塗装は条件により戸建てごとに違うので、あくまで目安であることに注意しましょう。

□外壁塗装の費用の内訳が気になる方へ！

主に4つの内訳である「塗装代」「人件費」「足場代」「その他」に分けられます。
それぞれ詳細を見てみましょう。

「塗装代」

では養生やシーリングの打ち替えなどが含まれます。

また、塗料は種類によって費用が違い、一番安いものだとアクリル、高いものだと無機塗料があります。
基本的に、外構塗装に使われる材料の費用だと覚えておいてください。

「人件費」

では、 外壁塗装を行う職人、作業員に対しての費用です。

これは、外壁塗装に関わる人数と施工日数、一日当たりの施工時間によって算出されます。

人数については、職人のレベルが高ければ高い程平均相場より費用が高くなってしまうことを押さえておいてください。
基本的に、外壁塗装を行う人たちに払う「給与」のような考え方で覚えておいたらいいですね。

「足場代」

では、外壁塗装を行う際に必要な足場を組み立てる費用を指します。

さらにこの足場代の内訳をみると、「足場の材料を運ぶ運搬費」と「足場を組む施工費」を合わせたものになります。

「無料」というキーワードを広告や宣伝につける業者もいますが、全体の費用の約2割を占め、なおかつ国家資格が必要な組立作業を無料で行うことは不可能です。

職人が安全な環境で質の高い仕事を行うため、足場代に対する費用の値下げ交渉は控えましょう。

「その他」

では、 現場へ向かう移動費や、業者の車を置く駐車代、保険費、印紙代や事務手数料などがあります。
その他の費用だけでも、全体の3割近くを占めます。
内訳を確認する時はどのような費用が含まれているか注意しましょう。

□塗料の種類と費用を大公開！

主に4つの塗料に注目して整理しました。
塗装をできる範囲でご自分で試してみたい方は是非ご参考ください。

1つ目にアクリル塗料による外壁塗り替えです。

耐用年数は約5年～8年あり、坪単価費用は5,000円～8,000円といったところです。

外壁の塗り替えに使用する塗料の中で一番安価な塗料で有名です。

モルタル外壁や不燃材サイディング外壁に適しており、よく使用されます。
直射日光や紫外線に弱いデメリットもあります。

2つ目にウレタン塗料による外壁塗り替えです。

耐用年数は6年～10年、坪単価費用は6,000円～8,000円に上ります。

木製外壁、モルタル外壁、不燃材サイディング外壁、金属サイディング外壁と幅広く使用でき、直射日光や紫外線にも強く、耐水性も高ところが特徴です。
しかし、デメリットとして防汚性に劣る点があります。

3つ目にシリコン塗料による外壁塗り替えです。

耐用年数は8年～15年、坪単価費用は8,000円～14,000円が目安です。

こちらはモルタル外壁、不燃材サイディング外壁に適しています。さらに親水性があり防汚性も高いため、水や汚れに強いままきれいな状態を長く保てます。

4つ目にフッ素塗料による外壁塗り替えです。

耐用年数12年～20年坪単価費用は11,000円～18,000円が相場といったところです。外壁塗り替えに使用する塗料の中で一番高価な塗料になります。
最も耐久性に優れており、特に汚れに強いため、外壁塗装の予算に余裕がある方は是非ご検討ください。

□まとめ

今回は前半に外壁塗装をするメリットや時期をご紹介しました。
また、記事の後半では外壁塗装における費用の相場から内訳、左右する要素、塗料の種類や費用についてご紹介しました。

これらの情報は素人でも簡単に手に入れることができるためご安心ください。

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