FM三重ラジオ 「外壁塗装の中塗りと上塗りの色変えは…」

FM三重ラジオ 「外壁塗装の中塗りと上塗りの色変えは…」

FM三重 ラジオ リペイント匠

多田さん:毎週木曜日のこの時間はリペイント匠の久保信也社長をお迎えしまして、住宅の外壁塗装、防水工事について伺っていきます。

今日はスタジオに久保さんお越しいただきました!よろしくお願いします!

久保:はい!よろしくお願いします!

多田さん:さて、お客様の所に毎日のように行かれますと、お客様からこれはどうなの?これはこうした方がいいの?ああした方がいいの?って質問攻めになるとこってありますよね?

久保:そうですね、結構お客様に聞かれること色々あります。

多田さん:その中で多い質問とかこんな事聞かれたとか?

久保:最近ちょっと多いなぁと思うのが、どっかの勉強会とかいろいろ勉強されてる方に多いんですけど、中塗りと上塗りの色を変えて頂けませんか?とか、
おたくは変えて頂けるんですか?とか聞かれること多いです。

多田さん:そもそも、この外壁塗装の基本的なところっていうのをまず教えて頂いていいですか?

久保:はい、まず基本的にはですね、メーカーも中塗りと上塗りを合わしての耐久年数をカタログに載せてるんで、僕的には中塗りと上塗りの色を変えるのは全然ダメじゃないかなと思います。

多田さん:えーっとまずー、塗装というのは例えば、ベージュの壁の色だったらベージュしか塗ってないって最初思いがちなんですけれども、
実は何層かに分かれて塗られてるんですよね?

久保:そうですね。

多田さん:下塗りと中塗りと上塗り、大きく三層になっていて、普通は全部一緒?

久保:普通は同じ色なんですよ。

多田さん:ベージュならベージュで統一するのが基本線ではないかっていうことですよね。

久保:そうですね、基本なんですけど、セミナーとかされてる会社ですとお客様が手抜き工事を見分けるために、中塗りと上塗りの色を変えてもらった方がいいですよ
って言われてる方も結構みえると思うんですけど、絶対やめた方がいいと思います。

多田さん:はぁ、それはなぜでしょう?

久保:例えばですね、ベージュを塗ろうとしてるのに、下にグレー入ってたら、ほんとのベージュじゃなくなると思うんですよ。

多田さん:その下の色が濃ければ影響受けやすいですよねー?

久保:そうですね、影響も受けやすいですし、もちろん中塗り上塗りって塗り重ねるっていうことは、最初は上塗りから傷んでくわけじゃないですか?太陽光の紫外線とかで。

次中塗りが見えてくるわけなんですけど、そこで色が変わってったらもうぬらぬらになっちゃうっていうか、、特に北面とか日当たりがよさそうなところはむらむら見えたりしちゃうと思うんで、5・6年で。。

多田さん:極端な例をちょっと出してもいいですか?

久保:はい。

多田さん:例えば中塗りで、すごい綺麗なブルーを塗ったとしますね、例えばですけど。

で、一番上に真っ白な色を塗りますよね、そうするとその白が元気な時、きちんとコーティングされてる時は白い色ですけど、いろんな日焼けとか劣化によってどんどん下のブルーが見えてきちゃう
みたいな現象が起こるということですね?

久保:そうです、均一に綺麗に見えたらまだいいんですけど、まだらになるんで、日の当たり加減で・・・

多田さん:ねぇww

久保:てんとう虫みたいになると思いますw

多田さん:www大失敗というか、汚いなっていう感じになってしまいますよねーやっぱり。

久保:そうですねー。今日もたまたまFMに来る前にチラッと津の現場見に行ってたんですけど、その途中でも塗り替えの現場があって、面々で色が変わってたんですよ。

多田さん:へぇー。

久保:北面がベージュで反対側、横の反対面が白だったんですよ。あ、これたぶん中塗りで色変えとんのやろなと思うんですけど、その面々で色が違って上塗りはベージュ一色で塗り固めるっていう仕様やと思うんですけど、そんなの面々で色変わっちゃいますよね。

多田さん:へぇ、、あ、うちもちなみに自宅はパーツによって色は確かに変えてるんです。

久保:はい、もちろんそうですよね。

多田さん:ベージュとグレーか、ツートンにしてるんですけど、そういう事じゃなくて中塗りの段階で・・・

久保:中塗りだと思うんですけど、北面が白とか、もう一面が違う色とか・・・。

多田さん:へぇ~。

久保:たぶん業者としてはお客様に手抜きがすぐわかりやすいんで、いいですよって言いやすいんですけど、ほんとの狙いとしては、在庫処分ですよね。

多田さん:そんな裏側があるんですか?!

久保:そうですね、在庫で残ればもちろんゴミ代がかかるんで、その塗料処分するのに。それでまた塗料というのは普通の産業廃棄物じゃなくて、
特別産業廃棄物なのでちょっと値段もやっぱ高いんですよ。廃棄するのに。

多田さん:なるほどー。

久保:そうです。なのでそれを使っちゃおうという話だと思うんですけど。そしたらその塗料代も浮くじゃないですか?

多田さん:確かにねー。

久保:本来は中塗りで注文せなあかん塗料が、倉庫にある物が使えればその分値段が浮いてくるし。

多田さん:いやそれをね、お客さんが初めから理解してたらいいですよ?

そういう理由で使うのねー。わかったじゃぁデメリットとして劣化してきたときに色がむらになるよってことも全部説明してたらいいですけど。

久保:そうです。でもだいたいが手抜きがわかるように色変えますねって言われるだけなんで。

多田さん:えぇー!

久保:それがほんとにすごい類似色の同系色ならまだ百歩譲って・・・なんですけど、それでも色変わってダメなんですけど。

多田さん:あ、そうですか、同じベージュであったとしてもやっぱり微妙に違いますもんねー。

久保:そうです。ちょっと濃色中塗りで塗ってしまえば、もちろん最初とはちょっと違った雰囲気になりますよね。5年ぐらい経って上塗りが取れてしまったときには。

なので、あんまりお勧めはしてないんですけど、業者側としては在庫処分ができるし、言い訳としてはお客様に手抜き工事がわかりやすいですよねっていうことなんやと思うんですよ。

多田さん:いやぁそんなからくりというか、いやぁーここはちょっと知らない方多いと思いますので。

久保:そうですね、絶対わかんないと思います。それでお客様自体が手抜きが見分けれますよと言われたら、

あ、そういう事かぁってたぶんなると思うんで。

多田さん:納得しちゃいがちですけれども、裏側には業者側のこんな都合があったり・・・

久保:ゴミ代も浮くし、中塗りの塗料代も浮くんで、両方と利益が出てきますよね。

多田さん:はぁ~。

久保:なのでその分値段勝負とかもできるでしょうしー、もちろんその分利益で頂いてくっていうこともあるでしょうし、、

その辺ちょっとわからないですけど。

多田さん:えー。まぁもちろんすべての業者さんがそうとも限らないですし、違うとこもあるとは思いますけど、おおむね久保さん的にはそういう事もありうるということなのでリペイント匠としては、同じ色で中塗り上塗り・・・

久保:普通にどっかこの辺だったら県文化センターってあるんですけど、そこでセミナーしてる会社とかもあるんですけど、そこでも大々的に言ってるんで、色は変えましょうと。

多田さん:なるほどねー。

久保:でも色は変えたら絶対だめですね。

多田さん:業界的にはじゃー色変えましょうね皆さんなんていう話がわりとスタンダードになりそうになっちゃってるわけですねー。

久保:あとは、もうひとつは、普通は3回塗りなんですけど、うちは5回塗りします!とかいう会社もあるんですけど、塗り重ねたらなんでもいいっていうわけじゃないんで。

その塗り重ねると不具合が出やすいんで。塗料がひび割れてしまったりだとか、色合いが変わってしまったりだとか。

多田さん:わかりやすく言うと、我々は女性のネイルなんかは、2回、3回ぐらいまでは塗り重ねてもいいんですけど、5回以上とかいっちょうと、余計ぐちゃぐちゃになったり割れやすくなったりするんですよね、例えばそういうことかな。

久保:そうですそうです。全く一緒です。なのでちゃんとメーカー使用通りに塗るっていう事がいいんじゃないかなと思います。

多田さん:わかりましたー。さぁこのお話を聞いて、目から鱗な皆さん結構多かったんじゃないかなと思います。
詳しい様子、YouTubeチャンネルにアップされてるので、ぜひチェックしてください。

またチェックだけでなく、チャンネル登録もお願いします。

久保:ありがとうございます。お願いします。

多田さん:「リペイント匠チャンネル」ですねー。

久保:はいそうです。

多田さん:笑顔の久保さんのイラストとオレンジ色の〇が目印になっています。w

久保:はいw

多田さん:その他ご相談はこちらまでお願いします。0120-804-902。リペイント匠まで。
リペイント匠の久保さん!ありがとうございました!

久保:ありがとうございました!

毎週火曜日の午後18時12分からはゲツモクの中で「リペイント匠の匠Radio!」生放送中!

今日の放送内容や外壁塗装についてご相談したい方は、0120-804-902(8:00~20:00)まで『ホームページ見ました』とお気軽にご相談してください。聞いてくださった方で、分からない事や、もっと話を聞きたい、相談したいなどありましたら、ラインでお気軽にご相談してください。

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この記事を書いたのは

代表の久保です

株式会社リペイント匠 代表取締役 久保信也 1982年2月8日生まれ。【プロフィールはコチラ

◆2021年3月22日に、1冊目の書籍となる「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」を幻冬舎から出版。Amazonやお近くの書店でも購入可能。

15歳からこの建築業に携わり、2012年に一般の消費者向けのリペイント匠を設立しました。施工したお客様に必ず喜んで頂けるように、社員教育を徹底し、一軒、一軒を自分の家を塗り替えするように丁寧に一つの作品のように仕上げています。三重県にお住まいで外壁塗装やその他リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談してください。

三重県全域(津市・松阪市・伊勢市・志摩市・亀山市・鈴鹿市・四日市市・いなべ市・名張市・伊賀市)での住宅の外壁塗装,屋根塗装,は塗り替え職人直営の「リペイント匠」にお任せください。

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