夏の外壁塗装について!伊賀市の塗装業者が徹底解説!
「夏場の外壁塗装は大丈夫ですか?」とお客様に聞かれる事があります。
どの塗料にも気温5度以下、湿度85%以上の条件下では外壁塗装はしないでください。
と書いてありますが、夏場はどちらにも該当しないので、外壁塗装するのに全く問題ありません。
ただ「夏場は塗料の渇きが特に早い」ため、職人の腕の見せ所です。
外壁塗装をしていて、中途半端な場所で昼休憩などを取ったり、すると、塗料にも寄りますが、そこだけムラのように筋が出てしまうような現象が起きてしまいます。
外壁塗装で大事なのは「塗料」よりも「職人」です。夏場の外壁塗装を依頼する時は、より注意することをおすすめします。
ここでは、夏場の外壁塗装で心配になりそうなクーラーについてやDIYで出来る暑さ対策、その他、夏場の外壁塗装に関して出来るだけ詳しく書いていきたいと思いますので、長文になりますが、最後まで読んで頂ければお役に立てますので、読んで頂ければ幸いです。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
・外壁塗装に限らずですが、夏場はセールが多い気がします。
電化製品や車などは、凄くお得になる季節だと思うのですが、外壁塗装は違います。
外壁塗装の全てのセールがお得かというと必ずしもそうではないのです。
電話製品や車ですと、商品はメーカーと車種や品番などで、それが同じであれば、後は金額やアフターサービスになるので、比較的に分かりやすいのですが、
外壁塗装の場合は、例えば10%セール値引きしたら、その10%を、見積もりの記載以外で、塗料や職人の手間代金で帳尻を合わせることが簡単だからです。
例えば、付帯部の中の雨樋。雨樋の金具が錆びていても、そのまま塗装してしまうのか?
下地処理をして、サビがあった部分に錆止めを入れてから、塗装するとでは、人件費などが変わってきます。
他には、目地などは2回塗りで、表面だけ3回塗りなど
と言い出せばキリがないのですが、現場を分かっている人であれば、10%くらいの帳尻を合わせることは容易に出来てしまいます。
そんな「安かろう、悪かろう」では、セールの意味が全くないと思いますので、外壁塗装の場合は夏の値引きセールなどにとらわれず冷静に判断していただければと思います。
⑵外壁塗装中にクーラーは使えるのか?
「外壁塗装中にクーラーは問題なく使えるのか?」
この質問も夏場に非常に多い質問の一つです。結論からいいますと「問題なく使えます」室外機などをビニールで完全密封してしまうと使えなくなるのですが、今は「室外機専用の養生」という便利なものがあり、吸気、排気が問題なく出来ますので、安心してください。
・ただ使えない場合もございます。
バルコニーの防水工事中
2階建ての戸建てですと、2階にはバルコニーがあり、そのバルコニー沿いの部屋の室外機はバルコニーに置いてあります。
そしてクーラーなどをかけていると室外機から水が出てきますので、床の防水工事などをしている時間帯だけは、エアコンの使用をやめていただく必要があります。
クーラーを止めて頂ければ、室外機の下もずらしながら防水工事するので、問題ありません。
⑶重ね塗りに注意
ここは夏場の外壁塗装に限ったことではありません。
2021年の今年は本当にフッ素塗料での塗装が多いのですが、ここで気をつけておきたいポイントがあります。
よくネットやチラシで
「4回塗ります。」「5回塗ります。」
というフレーズを見ますが、何回も塗れば良いという単純な話ではありません。
塗料にはキチンと塗布量の規定があり、特にフッ素などは硬い塗料ですので、何回も塗り重ねる事で割れやすくなったりしてしまいます。
またクリヤー塗装とかですと、塗り重ねることにより、透明ではなくなるというリスクもございます。
下塗りをしっかりと塗り込むために下塗りを2回、中塗り、上塗りとかの4回塗りとかですと良いですが、上塗りを何回も塗り重ねるのは注意した方がいいです。
⑷夏場は希望の日付で塗装工事出来る場合が多い
外壁塗装工事というのは、基本的にお問い合わせしてすぐに工事着工してくれる業者さんは少ないと思います。
弊社ですと基本、注文をいただいてから3ヶ月ほど着工までに期間を頂いています。
逆にすぐに着工出来る業者は、それだけ暇な理由があると思いますので、注意が必要かもしれません。
しかし夏場の外壁塗装は、人気な季節に比べると業界全体の仕事量が減るので、スケジュールを調整してもらいやすいと思います。
例えば「お盆には親戚もくるしその前には仕上げたいので、お願いします」
という様な要望も1ヶ月前ほど前のお問い合わせからでも間に合うかもしれません。
⑸日照時間が長いので塗装時間が長く出来る
夏場は一年の中で一番日が長い時期です。
冬場であれば塗装できる時間は9時から15時、
この時間以前では霜が降りていて塗装が出来ません。この時間以降だと寒さが増し、次の日に見ると艶が飛んでしまいます。
ですので冬場の9時以前、15時以降は塗装ではない仕事の時間にあてるのですが、
夏場は8時~17時までしっかりと工事に取り掛かれるので、工事期間も冬と比べると早くなります。
・夕立が多いので、塗装工事が中断する事がある
夏場の仕事できる時間は長くなるのですが、夕立がきて仕事を中断しなければならない時があります。
⑹お盆と工事期間が被ると工事期間が長くなる
夏場にはお盆休みがあります。
弊社では、職人を交代で休ませるので、お客様にご説明してOKをもらえれば仕事はお盆でもするのですが、一般的には休みをしていると思いますので、お盆休みなどを挟みながら外壁塗装の工事をすると自然と工事期間は伸びてしまいます。
会社によっては、職人が良くても、営業をしている会社がお盆休みであれば、何かあった時に対処出来ないので、休みが多いのだと思います。
また私たちが仕入れをしている塗料屋さんもお盆休みはありますので、この期間は事前に段取りをしておかなくては塗料が入ってきません。
⑺窓を全開にできない
これは夏場の外壁塗装に限らず、どの季節でも窓を全開に開けることは難しいです。
ですが、夏場は他の季節よりも風通しをよくするために窓を何箇所か全開に開けているお家もあると思います。
勿論、窓を開けるための養生のやり方があるので、開閉はできるのですが、家の4面とも間を開けるというのは外壁塗装中ですと難しくなります。
⑻夏場は渇きが早いので、職人によっては出来が悪くなる
上の方でも話をした様に、夏場は塗料の渇きが凄く早いです。外壁塗装をしていて、途中を変な箇所で終わらせて休憩すると「ムラ」になりやすくなります。
⑼DIYで出来る塗装以外の夏場対策
室内のコーディネートで体感温度を下げる
お部屋のソファやテーブルなど様々な小物を含めて色々と夏仕様の色合いにしてみてはいかがでしょうか?
青、水色、白と夏に関するイメージ出来る色でコーディネートすると体感温度が変わると言われています。風鈴など夏らしい小物を追加してつけるのもいいかも知れません。
すだれなどの日除けをつける
窓からの熱で室内温度が上がることも多いですので、すだれや日除けを窓につけて日が差し込まないようにするのもDIYで出来る遮熱効果だと思います。
遮熱フィルムを貼る
次に遮熱フィルムを窓などに貼るというDIYです。手先が器用な方はおすすめです。遮熱フィルムはホームセンターやインターネットでも買えます。ぜひ一度、検索してみてご検討いただければと思います。
蛍光灯かたLEDへ交換
交換するメリットとしては2つあります。
①LEDの方が発熱しないので、暑さ対策になります。
②夏場は虫がうようよと寄ってくるのですが、LEDにする事で虫が寄りにくいのでおすすめです。
まとめ
今日は夏場の外壁塗装について書いてみました。
いかがだったでしょうか?外壁塗装というのは一年中できるものですし、どの季節にしても品質というのは上がったり、下がったりするものではありません。しかし、それぞれの季節にあった塗装の仕方というものはあります。
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