2021.3.26 中日新聞 三重とこわか国体 寄贈式(応援動画付)
ウイルス不活剤、感染予防対策活用を
リペイント匠寄贈
三重とこわか国体・とこわか国体の新型コロナウィルス感染症対策に役立ててもらおうと、津市久居相川町の塗装会社「リペイント匠」が、ウイルス不活剤を市の実行員会に寄贈した。百ミリ㍑千本と二十㍑入り4缶。二四日、久保信也社長(三九)が市役所に訪れ、贈呈した。同社によると、寄贈したウイルス不活剤は、石灰から作られたアルカリ性で、新型コロナウイルスを不活化する。肌への刺激や臭いがなく、久保社長は「アルコール性の消毒液と違い、荒れた手に液を擦り込む際の痛みがない赤ちゃんにも使える」と話す。加湿器に入れて空間の消毒も可能という。久保社長は「地元企業として大会の準備・運営の一助になればと思います」とあいさつ。前葉泰幸市長は「会場でしっかりと使わせて頂きます」と感謝した。市によると、九月からの両大会の期間中、ボランティアや市職員が連携して備品を消毒したり、自分の手指を消毒したりするのに使われるという。(坂田恵)