屋根塗装の塗料の相場などを松阪市の塗装業者が徹底解説!
屋根塗装をお考えで塗料選びに悩んでいる方いませんか?屋根塗装を考え出した時に塗料が多くてどれを塗装していいか悩んでいる方は結構いると思います。
屋根は外壁よりも紫外線や風雨の影響を受けやすい環境なので、同じ塗料でも外壁よりは耐久年数が落ちてしまいます。
ここでは、多くの屋根塗装を見てきた経験から、屋根塗装をする上での塗料の選び方やメリット・デメリット・相場、外壁塗装とは違う考え方について出来るだけ詳しく書いていこうと思います。
長文になると思いますが最後まで読んで頂ければ屋根塗装の塗料選びや相場についてイメージ出来るようになりますので、ぜひ最後まで読んで見てください。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
近隣からの見た目とかも兼ね備えた外壁も勿論大事ですが、屋根も同じくらい大事な部位です。
外壁がフッ素だと屋根もフッ素みたいな塗装を選ばれる方が多いと思うのですが、
先ほども申したように紫外線や風雨の影響は確実に屋根の方が受けています。実際に塗装工事を考えた時に外壁の傷み具合で判断している方が業者さんを含めほとんどでですので、屋根は外壁の塗料より1グレード上げた塗料選びをする事をおすすめします。
⑵屋根塗装をする際の塗料の種類
では、実際に塗料の種類をご紹介していきたいと思います。屋根の塗料も基本は外壁と同じ塗料の種類です。
外壁と違うのは、先ほども申したように「外壁よりも1グレード上げた塗料で屋根塗装をする」というのを基本はおすすめをしています。
・ガイナ/機能性塗料
機能性を売りにした機能性塗料になります。見た目も艶消しでカッコいいのです。
外壁にガイナを塗装しても汚れは他の塗料に比べても目立ちにくいのですが、ガイナで屋根塗装をする場合は、ぶっちゃけ抗菌剤をしっかり
入れても10年ほど経つと汚れは気になるかと思います。「機能性を重視したい」ともう方におすすめです。
特徴
(引用)
・遮熱性
外壁に塗布して遮熱する。ガイナを建物の外部に塗布すると、日射を効率良く反射し、夏季建物内が暑くなる原因となる熱の発生を抑えます。
さらに太陽光が当たると、塗膜表面が即座に高温度になり、入射した方向に遠赤外線を大量に放射します。遠赤外線放射により高温度側へ熱を積極的に戻すことにより、低温度側への熱の流れを更に減少させます。・断熱性
外壁に塗布して放熱を抑える。ガイナを建物の外部に塗布すると、外気温度とガイナの塗膜面の温度差が小さくなり、熱の移動を最小限に抑えられます。この働きにより、外部からの冷気の影響を遮ることが可能となり、室内で暖まった熱を外部に逃がしにくくします。
内装に塗布して暖房効果を高める。室内の空気温度がいくら高くなっても、壁・天井の温度が低ければ、熱はそこから逃げてしまいます。熱浸透率の低いガイナを塗布すると、塗膜表面温度と周辺温度の温度差が小さくなり、熱の移動を最小限に抑えます。
この効果により外部の温度に影響されることなく、寒い冬でも暖かく過ごせます。
・騒音効果
ガイナの塗膜は密度の高い特殊セラミックの中に、空気を含んだ球体の多層で構成されています。音はこの特殊セラミックで反射し、空気で減衰を繰り返す構造になっています。さらに、塗膜内で多層になった特殊セラミックの効果により塗膜内部に侵入してきた音も、その振動を軽減することで音を小さくします。
・ニオイ対策 消臭・空気質改善
一般的に空気中のホコリ、チリ、花粉等の汚濁物質が空気中を浮遊するのは、その物質がプラスの電気を帯びて空気中で反発しているからです。
ガイナの塗膜は表面を特殊セラミックで構成し、遠赤外線を効率的に放射します(遠赤外線放射率:94.6%) 遠赤外線の特徴として、水分子を激しく振動させる性質があります。
ガイナの塗膜から放射された遠赤外線が空気中の水分子に当たると、その分子を激しく振動させ細かくし、マイナスイオン化します。このマイナスイオン化した水分が浮遊している汚濁物質と結合してその浮遊を抑えるため、効果的に消臭・空気質改善効果を発揮します。
また、これらの汚濁物質は室内の壁や天井に帯電付着しますが、ガイナの塗膜のもつ「帯電性0.0」という性質から、汚濁物質が付着しにくくなります。
・結露対策 結露抑制
結露の原因となる熱の移動を少なくすることで、結露の発生を抑え、快適な住環境を実現。結露は、一般的に空気中の熱が窓や壁面などを熱が通過する際に起きる現象です。
ガイナの塗膜は周辺の温度変化に適応する特性を持っているため、ガイナを塗布した塗膜面が室温にあわせて同じ温度に近づきます。その結果、温度差が小さくなることで熱の移動が少なくなり、結露の発生を抑制する効果を発揮します。
引用元:GAINA
・無機塗料
屋根塗装の際、低汚性・耐久性に優れている無機塗料です。無機というのは「無機質」という意味でガラスなどと同じイメージです。
ただ純粋な無機というのは割れやすく塗料として製品にならないので、有機物との配合で塗料を柔らかくして「無機塗料」として製品になっています。「無機塗料」と一言でいっても、シリコン樹脂が配合されている無機塗料やフッ素樹脂が配合されている無機塗料など色々な種類があります。
特徴
・耐久性が高い 無機物を主成分にすることにより紫外線や風雨の影響を受けにくくしているので、屋根表面を長期間にわたって綺麗に保ちます。当然、フッ素よりも耐久性は上です。 ・低汚染性と防汚性に優れている またカビや苔は有機物が多ければ多いほど発生しやすいといわれていますので、比較的カビや苔が発生しにくい塗料と言えます。 また静電気も起きにくくホコリやごみなどを寄せ付けない塗料とも言われていますし、無機塗料は親水性も非常に高く、汚れのつきにくい |
★一般的な耐久年数:15年~20年ほど
・フッ素塗料
10年前くらいは屋根塗装をする時には「良い塗料だけど高すぎて中々手が出ない塗料」でしたが、今は比較的リーズナブルな価格で塗料を販売しているので、一般住宅でも人気なため、各塗料メーカーがドンドンと良いフッ素塗料や安さにこだわったフッ素塗料など数々のフッ素塗料があります。
特徴
・耐久性 フッ素塗料の特徴と言えば耐久性の高さです。シリコン塗料の上位互換の位置づけと言えます。紫外線で塗膜が劣化しにくいので、色あせや劣化の進行を抑える事の出来る塗料になります。 ・親水性 高い親水性により、塗膜の表面は雨で自然に汚れを落とす効果があります。 |
★一般的な耐久年数:15年ほど
・シリコン塗料
シリコン塗料も屋根塗装を行う際に全国的に人気な塗料で、ラジカル制御型や無機配合・安価なシリコン塗料など様々なシリコン塗料がございます。特に「ラジカル制御型シリコン」は、日本ペイントのアクリルを主成分とした「パーフェクトトップ」が火付け役になり、各塗料メーカーが「ラジカル制御型の塗料」を開発し、色々な種類があります。
厳密に言えば「アクリルシリコン塗料」なのですが、「アクリル」省略されてシリコン塗料と呼ばれています。耐久年数と価格のバランスが良く屋根塗装では多くの方に選ばれています。
特徴
・コスパがいい 基本的には、耐久性や親水性・低汚性など勿論、特徴としてはあるのですが、一番のシリコン塗料の特徴は価格と耐久性とのバランスが良いことではないかと思います。 |
★一般的な耐久年数:10年ほど
実験機のデータ(電源を入れて20分)
左が通常の塗料で屋根塗装した室内温度です。
右がガイナで屋根塗装をした室内温度です。
右の室内温度が48.5度。左のガイナで屋根塗装した室内温度が39.7度と約9度ほど室内温度が下がっております。これがガイナの遮熱性です。
左が通常の塗料で室内を塗装した室内温度です。中のランプをストーブに見立てて、室内の断熱性をチェックしています。
左がガイナで室内を塗装した室内温度です。中のランプをストーブに見立てて、室内の断熱性をチェックしています。
右の室内温度が52.1度。左のガイナで屋根塗装した室内温度が57.6度と約5.5度ほど室内温度が上がっています。そしてこの電源を切った後も、熱の逃げるスピードも各段に変わります。これにより、エアコンをつけている時間も最小限で済みます。これがガイナの断熱性です。
⑶屋根塗装をする各塗料の相場
では、屋根塗装で使用する塗料の相場を書いていきたいと思います。ここは、地域・各会社によって変わってきますのでハッキリと〇〇万円とは言えません。三重県に良くある30坪~35坪程度の大きさを想定します。あくまで参考程度に考えていてください。
・ガイナ(抗菌剤含む)25万~ ・無機⇒30万円~ ・フッ素⇒20万円~ ・シリコン⇒15万円~ |
⑷屋根塗装をする際の考え方
では、屋根塗装をする上で基本的な考え方を書いていきたいと思います。
・艶有を選んでください(艶無しはNG)
屋根塗装をする際の考え方のおすすめとしては、まずガイナなどの機能性塗料とか特殊な塗料以外は艶有の塗料を選んでください。外壁なら美観的に艶無しを選ばれることもあるとは思いますが、屋根で艶無しを選ぶ理由があまりなく艶無しにする事で屋根塗装の耐久性が落ち、汚れが付きやすくなるからです。
・屋根に適した塗料選び
屋根材にはコロニアルやモニエル瓦・セメント瓦など数多くの種類がありますが、各屋根材の特徴にあった塗料選びをしましょう。下地と合わない塗料を選んで屋根塗装した場合に塗膜が剥がれたり、劣化が早くなったりするためです。
・外壁よりも1グレード上の塗料選び
ここは、自由なのですが、屋根塗装をする際は、外壁よりも1グレード上のランクの塗料を選ぶことをおすすめします。理由としては、冒頭でも申し上げたように外壁よりも屋根の方が紫外線や風雨の影響を受けやすく劣化が早いためです。
・中には屋根塗装できない屋根材もあるので注意。
屋根材の中には屋根塗装できない製品もございます。その様な屋根の場合はお電話でお気軽にご相談してください。
・雨漏りに気を付けよう
屋根塗装を行う際にコロニアルの屋根でしたら、「縁切り」などの雨水の排水経路の確保や、雨漏り対策をしておきましょう。
⑸屋根塗装の塗料や相場・考え方のまとめ
今回は屋根塗装の塗料や相場、外壁塗装とは違う屋根塗装をする上での考え方についてできるだけ詳しく書いていきました。屋根塗装は、外壁を塗装する時とは、また違う考え方をした方が良いという事を少しでも分かっていただければ幸いです。
この他に、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-804-902(8:00~20:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
リペイント匠のYouTubeチャンネルでも、外壁塗装、屋根塗装、屋根工事、防水工事などお役に立つ情報からお客様の声など色々な動画をUPしていますので、ぜひチャンネル登録をして見てみてください😊