外壁塗り替えのサインについて鈴鹿市の塗装業者が徹底解説
外壁塗り替えに関する鈴鹿市の方からの質問です。ご質問ありがとうございます。「鈴鹿市以外でも外壁の塗り替えをお考えで塗り替え時期について気になっている方はいませんか?」
お家は定期的な外壁塗り替えを行う事で躯体がしっかりと維持され、外観も綺麗な状態を維持することが出来ます。ですので、外壁の塗り替え時期を知るという事はとても大切だと思います。
お家の外壁というのは塗り替え時期になると必ず「外壁の塗り替えのサイン」が出てきます。そのサインを見逃すと外壁が傷んでしまったり、シロアリに躯体を傷められたりと外壁の塗り替えよりも、工事金額がはるかに高くなってしまう可能性があります。
色々な「外壁の塗り替えのサイン」を自分でセルフチェックできるように詳しく書いていきたいと思いますので最後まで見て頂ければ幸いです。
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外壁塗り替えのセルフチェック
先ほど申した「外壁の塗り替えのサイン」ですが、内装の事などは皆さん、普段から見たり触ったりしていますので、事前に気が付くことが多いのですが、外壁というのは意外に気が付きにくいものです。
ですので、ここでは、塗り替えサインの10のポイントをお話しできればと思います。塗り替えのサインが出ているという事は外壁が傷んでいるという事ですから。
塗り替えサイン①汚れ
ここは、優先度も低く、どちらかというと美観性という点に偏りますが、外壁を塗り替える際の塗料は、汚れをつきにくくする「親水性」という機能が備わっています。この汚れが目立っているという事は、塗料の防水機能が失われている事がありますので、大事な外壁の塗り替えのポイントと思います。
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塗り替えサイン②カビや苔
ここも同じような事が言えますが、カビや苔が外壁に付着しているという事は塗料の機能が失われている可能性があります。カビや苔というのは日陰になりやすく、風通しの悪い場所で繁殖しやすいものです。このような状態の時は、外壁の塗り替えをする前に、カビや苔などの生物系の汚れをしっかりと洗い流すバイオ高圧洗浄をしてから塗り替えをする必要があります。
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外壁塗装をする際のバイオ洗浄
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塗り替えサイン③鉄部のサビ(折版屋根や手摺)
お家の鉄部などに表面を保護する塗料がしっかりと守っていないというサインになります。
鉄部の表面が塗料でしっかりと保護をされている状態であれば特に問題はないのですが、塗膜が割れていて、サビているという事は雨水が入り込んでサビているという事ですので、早めに処置することをおすすめします。放っておくとサビた鉄部がドンドン弱くなり、折版屋根ですと穴が開いてきたりして塗り替えではどうする事も出来ないようになってしまいます。
手摺などでも鉄を使っている場合は、先ほど申した折版屋根の様に穴が開いてきたり、雨水が溜まりやすい柱などの根元が腐り、折れてしまうという事もあります。実際にその様な現場を見ますと、手摺の場合は手で持つ手摺部分より、それを支える柱の根元が傷んでいる事がほとんどです。
この鉄部のサビは、サビている状態を見てサビ転換材なども使う事をおすすめします。
※サビ転換材というのは、赤さびから黒サビに転換して痛みを防ぐものです。
そして塗り替えをする際はしっかりとケレン作業をしてから塗り替えするようにしましょう。
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塗り替えサイン④艶が消えている
艶が消えているというのも大事な塗り替えのサインです。前回の外壁塗り替えの時と比べて完全に艶がなくなっている状態なら、チョーキングする前の状態ですので、優先度は低いですが、大事な外壁の塗り替えのポイントになります。
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塗り替えサイン⑤チョーキング
チョーキングとは外壁を触った時に白い粉状のものが手に付く現象をいいます。
上で申したような艶が飛び、、紫外線により塗料の成分が分離したものによりますので、これも大事な塗り替えのサインになります。
チョーキングが気になる方は、シリコンで多く使われているのですが、「ラジカル制御型」という塗料を使い外壁の塗り替えを行う事をおすすめします。
【塗料の種類】外壁塗装でおすすめの塗料や種類について
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塗り替えサイン⑥色あせ
色あせの原因が、塗料の顔料という色の成分が分離して変色している状況です。お家をパッとみて変色していればこの状況です。色あせもそれほど優先度が高いわけではありませんが、外壁の塗り替えを考える上で大事な塗り替えのサインになります。
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塗り替えサイン⑦塗膜の浮き・膨れ・剥がれ
外壁で塗膜が剥がれているということは、以前の外壁の塗り替えの工程や塗料選定に問題があったという事
が考えられます。良くあるのが、水分を含みやすい外壁材で、高圧洗浄後に十分な乾燥時間を取らず塗り替えをしてしまったり、下地処理が不十分で塗膜が浮いてきたり、剥がれたりするケースです。
外壁の塗り替えとは別に、塀や花壇などでも年間を通して「塗膜の浮き・膨れ・剥がれ」にたいするご相談を受ける事があります。
塀や花壇などは特に地面との密着面から水分を吸収して吸い上げ、水分の逃げ場がなく夏場の暑さで塀などの内部で蒸発し、塗膜が膨れて剥げるという事があります。コチラも塗り替えをする上で大事なサインになります。
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塗り替えサイン⑧ひび割れ
私達はひび割れの事を大きい場合は「構造クラック」と呼びます。そして小さなひび割れを「ヘアークラック」と呼びます。このひび割れが起きている状態の外壁は経年劣化で塗り替えなどのメンテナンスがされず、下地が傷んでしまってひび割れた状態になります。
修理方法としては、コンクリート造の「構造クラック」の場合は、Vカット処理と言いサンダーなど電動工具でクラック部分をカットして、プライマー(下塗り)をしてコーキングを打ち込みます。そのあとカチオンなどで表面を綺麗にして直します。
「ヘアークラック」の場合はコーキングで直してしまう事があるのですが、コーキングで直すと外壁の塗り替えが完成した際に艶がその部分だけ変わってしまう事が、ありますので、目立ちにくいボンドコークなどで直したりと直し方は、その時の状況・仕上がりを考えて直していきます。
そのまま放っておきますと雨漏りの原因や外壁材を傷めてしまったり、さらに進むと外壁の下地木部まで腐ってしまいますので、大事な外壁の塗り替えのサインになります。
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塗り替えサイン⑨コーキングの割れ、剥がれ
コーキングの剥がれ・割れなども大事な塗り替えポイントです。
お問合せの中でコーキングが気になっている方はほとんどが窯業系のサイディングを外壁として使用されている方がほとんどなのですが、サイディングというのは一枚、一枚の目地と呼ばれる部分にコーキングが打ち込んであります。地震や揺れに追従できるようにコーキングがしてあるわけなのですが、中には揺れに追従できないようなコーキングを3面接着をしてある現場をたまに見かけます。
本来はサイディングの目地の両面だけに接着させることで揺れに対応できるようになっているのですが、目地の両面だけでなく奥まで接着(3面接着)をしていると揺れに耐えられず剥がれてきてしまいます。
真ん中からコーキングが割れている状況は、経年劣化やコーキングの厚みが足りていない時に、真ん中から割れてきます。
そしてたまに目地の両面に1mm程の隙間が出来ている状態は、プライマー(下塗り)の塗りムラや塗り忘れなどが考えられます。
この様にコーキングも奥が深く、どの様な傷み具合か?を見る事で原因がわかってきます。そして原因が分かれば対処法も分かりますので、業者選びは慎重にしましょう。
また、打ち方にも
1.増し打ち
2.打ち替え
などがあるのですが、もっと詳しい事は下記の記事を参考にしてみてください。
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塗り替えサイン⑩サイディングの反り
こちらの相談を受ける際も、やはり一番多い外壁材が窯業系のサイディングになります。まず窯業系のサイディングとはセメントと繊維で作られた外壁材です。
こちらのサイディングの反りで一番多いパターンは、外壁の目地のコーキングが傷んでいて、そこから窯業系のサイディングの目地のコーティングされていない部分から雨水が侵入してその雨水が乾いたり、また水を吸い込んだりすることで、サイディングガ傷み、反ってくるパターンが多いのではないかと思います。
少しの反り程度なら、まだ外壁を塗り替える際に、調整できますので、早めにご相談して頂く大事な塗り替えのサインになります。
②まとめ
塗り替え時には必ず「外壁の塗り替えのサイン」が出ますので、そこを見逃さないようにするのがポイントかと
思います。そこを見逃すと、塗り替えよりももっと費用が掛かってしまう恐れがあります。ご質問ありがとうございました。また気になる点などございましたらお気軽にお問合せしてください。
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